都内のジムで5人陽性 新型コロナウイルス感染症
2020年11月7日 21時22分
2020年11月7日 20時06分
第596回ダイナミックグローブが7日、後楽園ホールで開催され、メインの70.0キロ契約8回戦は、WBOアジアパシフィックS・ウェルター王者で同級WBO9位、WBC14位の井上岳志(ワールドS)が日本ミドル級13位のワチュク・ナァツ(マーベラス)に3-0判定勝ち。スコアは78-75、78-74、79-73。
2019年1月にWBO王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦して敗れた井上が2018年全日本ミドル級新人王のナァツを迎えた。
体格で勝る井上がいきなり右をかぶせ、その後は距離を取りながらコンビネーションを打ち込んでいった。初めて8回戦を迎えたナァツも臆することなく、井上のガードの上からパンチを打ち込んでいった。
ナァツは4回にペースアップ。右ボディ、ワンツーで井上に攻め込み、井上もジャブ、左右のフック、右アッパーで応じる。井上が左ボディを決めると、ナァツが「打ってみろ」と挑発し、すかさず右を決めて試合はヒートアップ。井上はこの回、偶然のバッティングで左目上部をカットした。
井上は後半、体をぶつけていくスタイルでナァツを押さえにかかった。6回も井上がパンチとともにナァツを押し込むものの、ナァツも再び「もっと来い」とグローブを振って連打を打ち込んだ。井上が7回に右アッパーを決め、最終回はナァツも攻めて激しく打ちあって試合を終えた。
井上は17勝10KO1敗1分。次戦はWBO・AP王座の防衛戦、OPBF王座を狙っていく方針。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つナァツは健闘及ばず。初黒星で6勝3KO1敗2分。
井上の話「急きょメインになってメインらしい試合と意気込んでいましたが、判定勝ちという結果でいい試合ができたとは言えなかった。パンチをもらわないように意識してボクシングをしましたが、途中でバッティングを受けて目が見えなくなって冷静さを失った。まだあきらめていません。世界9位に位置しています。世界チャンピオンになれるようにがんばります」
なお、当初メインに予定されていた日本ミドル級タイトルマッチ、竹迫司登(ワールドS)vs.国本陸(六島)は王者の竹迫のけがで延期に。この日の興行の模様は11月10日(火)19時からCS放送、日テレジータスで放送される。
◇S・フェザー級8回戦
長谷川慎之介(ワールドS)[TKO5回1分23秒]イケメン淳(三谷大和)
日本S・フェザー級3位のサウスポー長谷川に対し、初回2分、淳の右ストレートがガードの間を打ち抜き、長谷川が背中からダウンした。ここをしのいだ長谷川は2回から反撃。3回に左を決めると淳がフラついてクリンチ連発となった。長谷川は4回も攻勢。5回に長谷川の左ストレートが決まったところで青コーナーからタオルが入った。12連勝の長谷川は13勝9KO2敗1分。イケメン淳は7勝2KO7敗2分。
◇S・フェザー級6回戦
関根駿(ワールドS)[引き分け1-1(58-56、57-57×2)]佐藤諄幸(厚木ワタナベ)
初回から距離を詰めた攻防。互いに上下にパンチを打ち込むが、関根が有効打でやや優勢だ。佐藤は2回、パンチで右目尻をカット。しかし脇を締めてボディを叩き続ける攻撃で3回にはボディを効かせてから顔面につなげ、試合のペースを引き寄せにかかった。
後半は関根が足を使っていい時間帯を作れば、佐藤が右を決め、距離を詰めてボディを突き上げる時間帯もあり一進一退の展開。最終回は互いに譲らず激しく打ち合い、会場の拍手を浴びて終了のゴングとなった。関根は4勝3KO1分。佐藤は5勝3KO2敗2分。
◇66.0キロ6回戦
高橋拓真(ワールドS)[TKO1回2分47秒]清田広大(スパイダー根本)
南京都高で高校4冠、アマ101戦の戦績を誇る日本ウェルター級14位の高橋が2009年11月以来、11年ぶりに復帰の37歳、サウスポーの清田と対戦した。高橋はスタートから右ストレート、左フックを当てていき、左強打を狙う清田に対し、最後は右ショートを決めてキャンバス送りに。清田は立ち上がろうとしたがかなわずストップ。高橋はデビューから6連続KO勝ち。清田は9勝9KO7敗2分。これでライセンスを失効する。
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