トマス・ロハスがKOで再起
2013年4月14日 17時43分
2013年4月14日 13時34分
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ドネアに左を打ち込むリゴンドウ(左)Photo/TopRank |
米国ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで13日(日本時間14日)に行われたS・バンタム級頂上対決、4階級制覇のWBO王者ノニト・ドネア(フィリピン)とオリンピック連覇のWBA王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)の一戦は、リゴンドウが3-0(114-113、115-112、116-111)の判定でドネアを下し、WBOとWBA王座を統一した。
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リゴンドウ |
スタートはリゴンドウの踏み込みの鋭さ目を引いた。ドネアはリゴンドウの左ストレートに左フックを合わせようとするが、リゴンドウの瞬間的なスピードが上回っている印象。2回からは、ドネアがじりじりとプレッシャーをかけ、リゴンドウが左のカウンターで迎え撃つ展開となった。
中盤はこう着した。ドネアは攻めあぐね、なかなかテンポを上げられない。対するリゴンドウはカウンター狙いを貫き、ドネアのアタックを封印。攻撃に物足りなさを感じさせたものの、これはリゴンドウのペースだった。
ストレスをためるドネアは7回にプレッシャーを強めるが、リゴンドウのカウンターを警戒して攻めきれない。ドネアの強打が爆発したのはようやく10回。強引に前に出て、左フックでリゴンドウをなぎ倒した。しかし、ここで詰め切れなかったドネアに対し、リゴンドウは11回に左ストレートをヒット。12回にも強烈な左を叩き込み、目にダメージを受けたドネアが後退するピンチ。ラスト2ラウンドはリゴンドウが攻勢を印象付ける形で試合が終わった。
アクションの少ないリゴンドウは会場のブーイングを浴びたが、ドネアに得意なボクシングをさせずに勝利した。リゴンドウは5度目の防衛に成功。ドネアは4度目の防衛に失敗。リゴンドウ(32)は12戦8KO無敗。ドネア(30)は31勝(20KO)2敗。
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