ESPNが全米に中継した12日のトップランク興行の視聴件数が明らかになった。ニールセンメディアリサーチによるとWBOライト級14位の中谷正義（帝拳＝写真）がフェリックス・ベルデホ（プエルトリコ）を下したセミのWBOインターコンチネンタル同級王座決定戦は平均で160万3000件の視聴件数をマークした。

　試合は中谷が初回、4回にダウンを喫しながら挽回し、9回に2度ダウンを奪って逆転TKO勝ちを収めるというドラマティックな内容。名前のあるベルデホに勝利し、目にしたファンも多かったことで、中谷の今後のアメリカでの活躍にさらに期待が高まった。

　メインイベントは、前WBOフェザー級王者シャクール・スティーブンソン（米）がトカ・カーン・クラリー（米）に10回大差判定勝ちを収めた試合で、こちらの平均視聴件数は128万1000件。トリプルヘッダーの幕開け、S･ミドル級のエドガー・ベルランガ（米）が16連続初回KO勝利をマークした試合が平均228万9000件。写真＝帝拳ジム