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メイウェザー、クリチコ弟、ウォード

2021年の殿堂入りボクサー発表 
メイウェザー、クリチコ弟、ウォード

2020年12月16日 11時27分

 国際ボクシング名誉の殿堂博物館が15日、2021年に殿堂入りする新規メンバーを発表した。ボクシングシーン・ドットコムによると投票者はBWAA(アメリカ・ボクシング記者協会)のメンバーと殿堂博物館のボクシング歴史家合わせて約200人。

左からウォード、メイウェザー、ウラジミール・クリチコ

 注目のモダーン部門ではフロイド・メイウェザー、ウラジミール・クリチコ、アンドレ・ウォードの3人が選ばれた。元パウンド・フォー・パウンド・キングのメイウェザー、長年ヘビー級統一王者に君臨したクリチコ、S・ミドル級とL・ヘビー級で複数の王座を保持したウォード。ラストファイトから5年経過という殿堂入り規定は、2年前から3年に短縮されている。

 今回、候補にはプエルトリコ人として初の4階級制覇を達成したミゲール・コット、重量級の3階級制覇王者ジェームズ・トニーもノミネートされたが落選した。トニーの場合は薬物検査で問題を起こしたことが影響したといわれる。

 女子のモダーン部門ではモハメド・アリ氏の娘ライラ・アリと男子のトレーナーも務めたアン・ウルフェが選ばれた。

 関係者部門ではVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)を運営するドクター・マーガレット・グッドマン氏、物故者ではフレディ・ブラウン氏(カットマン兼トレーナー)、ジャッキー・マッコイ氏(マネジャー兼トレーナー)が選ばれた。

 オブザーバー部門ではジョージ・キャンベル(ボストン・ヘラルド紙記者兼作家)とジェイ・ラーキン氏(元ショータイム・スポーツ社長)が選出された。

 またオールドタイマー部門では元フェザー級チャンピオンのデービー・ムーア、女子の先駆者部門ではマリアン・トリミアー、ジャッキー・トナワンダが選ばれた。

 殿堂入りセレモニーは来年6月14日、米ニューヨーク州カナストータの殿堂博物館で予定される。今年2020年のセレモニーはコロナパンデミックの影響で中止されており、来年の授賞式は2年分を合わせたイベントが開催される。

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