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前IBFフェザー級王者ウォーリントン まさかのTKOで初黒星 ララ殊勲の番狂わせ

2021年2月14日 10時18分

 前IBFフェザー級王者のジョシュ・ウォーリントン(英=写真)が13日(日本時間14日)、ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーで12回戦を行い、IBF同級8位マウリシオ・ララ(メキシコ)に9回54秒TKO負け。プロ初黒星を喫した。

 22歳のララがスタートから積極的にウォーリントンに迫った。最初は受けに回ったウォーリントンも連打を繰り出し、アグレッシブに攻めて対抗する。4回、ララが左フックを効かせて後退したウォーリントンを追撃、再び左フックを決めてウォーリントンをキャンバスに突き落とした。ウォーリントンは何とかゴングまでしのいだが、フラフラになりながらコーナーに戻る苦しい状態だ。

 前IBF王者はここから踏ん張ってよく手数を出し、ララに右ストレート、左フックを打ち込んでいくが、ララはパンチをもらって顔面を腫らしてもひるむことはなかった。よくしなるパンチをウォーリントンの顔面とボディに次々と打ち込み、着実にダメージを与えていった。

 迎えた9回、ララが右ストレート、左フックを決めるとウォーリントンがグラリ。追撃するララの左フックが直撃するとウォーリントンが大の字に倒れ、主審がノーカウントで試合をストップした。

 30歳のウォーリントンはWBAレギュラー王者シュ・ツァン(中)、WBC王者ゲーリー・ラッセルJr(米)、WBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)との対戦を目指してIBF王座を返上したばかり。ビッグマッチの前哨戦とも言える試合でまさかのプロ初黒星となった。戦績は30勝7KO1敗。イギリス初進出で殊勲のララは22勝15KO2敗1無効試合。

 セミのIBFインターコンチネンタルS・フェザー級戦は、王者ゼルファ・バレット(英=IBF同級6位)が元IBF・S・バンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)に判定勝ちした。スコアは118-111×2、116-113。

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