体重超過のディアスはラヒモフとドロー
IBF・S・フェザー級王座は空位のまま
2021年2月14日 17時25分
2021年2月14日 17時15分
米カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・リゾート&カジノで13日(日本時間14日)開催された世界タイトルマッチの一つ、WBO・S・ウェルター級戦は、挑戦者1位ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)王者パトリック・テシェイラ(ブラジル)に3-0判定勝ち。WBA正規王座に続き2度目の同級タイトルを獲得した。
身長180センチ、リーチ190センチのサウスポー、テシェイラにスタートからカスターニョが分厚いプレスをかけて攻防を支配。右ボディー打ちが何度も決まる。テシェイラもパンチを返すが、アルゼンチン人の手数と気迫に押される。
ようやく8回、ボディーが当たり出した王者は9回、初めて攻勢をかける。しかしカスターニョは10回、右で一瞬効かせペースを奪回。ノンストップ連打で追い込む挑戦者は最終回、ブラジル人を防戦一方に攻め立て勝利にダメを押した。
スコアカードは120-108,119-109,117-111でカスターニョの勝ち。アマチュア時代に現ウェルター級統一王者エロール・スペンス(米)に勝ったこともあるカスターニョは17勝12KO1分。ドローは現WBA正規王者エリスランディ・ララ(キューバ)との一戦。テシェイラは31勝22KO2敗1分。Photo : Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy
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