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IBF・S・フェザー級王座は空位のまま

体重超過のディアスはラヒモフとドロー 
IBF・S・フェザー級王座は空位のまま

2021年2月14日 17時25分

 13日(日本時間14日)米カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・リゾート&カジノで行われたIBF・S・フェザー級タイトルマッチは、前日の計量でリミットを3.6ポンド超過し王座を剝奪された前王者ジョセフ・ディアスJr(米)と挑戦者1位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)がドロー。王座は空位のままとなった。

結果はドロー

 すでにベルトを失い、カリフォルニア州コミッションから罰金も科されたディアスのモチベーションが心配されたが、初回、2回に左をを決めて先制する。しかしサウスポー対決は3、4回ラヒモフが挽回し振出しに戻る。

 中盤も拮抗した展開となり、手数とアグレッシブさでラヒモフ、パンチの正確さでディアスという攻防となる。ここで奮起したのはディアス。左の的中率が増し9回から攻勢に転じる。最終回には左右でラヒモフを一瞬ひるませ終了。ややディアスに分のいい試合に見えたが公式スコアは115-113(ディアス)、114-114が2者のマジョリティードローとなった。

ラヒモフは惜しいチャンスを逃した

 ディアスは31勝15KO1敗1分。減量失敗は「会場にサウナの設備がなく、部屋の暖房が利きすぎてコンディションを崩した」と語っている。名将フレディ・ローチ・トレーナーがコーナーに陣取ったラヒモフは15勝12KO1分無敗。Photo : Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy

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