井上尚弥「油断なく仕上げる」ダスマリナス戦に向けて決意
2021年3月26日 19時27分
2021年3月26日 13時55分
元WBC世界フライ級王者で現WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の比嘉大吾(Ambition=写真)が4月24日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで日本S・バンタム級6位の西田凌佑(六島)と初防衛戦を行うことが決まった。比嘉が26日、オンラインで記者会見を開いて発表した。
比嘉が沖縄で試合をするのは2018年2月、WBCフライ級王座の防衛戦でモイセス・フエンテス(メキシコ)に初回KO勝ちを収め、日本タイ記録となる15連続KO勝利をマークして以来のこと。凱旋試合となる比嘉は「地元でできるのが一番うれしい。見に来てくれる人も多いのでしっかり勝ちます」と決意を述べた。
世界2階級制覇を目指す比嘉は昨年大みそか、ストロング小林佑樹を5回KOで下してWBOアジアパシフィック王座を獲得。初防衛戦で迎える挑戦者の西田は近大出身でプロ3勝1KOの新鋭。昨年12月、元日本バンタム級王者で世界挑戦経験もある大森将平(ウォズ)を下して株を上げた。
あまり経験のない長身サウスポーとの対戦となる比嘉は「サウスポーが相手なのでしっかり対策をしてまたKOで勝って次に進めるようにしたい。いつもの中に入っていくボクシングをやっていけたらなと思う」とあくまで代名詞のノックアウトを狙っていく意気込みだ。
陣営は今回の試合を世界前哨戦と位置づけるものの、現在のバンタム級はWBAスーパーとIBF王座を保持する井上尚弥(大橋)が4団体制覇を目指しており、WBC王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)はノニト・ドネア(フィリピン)との対戦を義務づけられているなど、比嘉がすぐには割って入りにくい状態にある。
それでもWBA5位、WBO7位、WBC12位、IBF13位にランクされる比嘉は「いつでもいいように準備する」と臨戦態勢を強調。まずは西田との一戦で実力をアピールするつもりだ。
試合の模様は沖縄の琉球放送が生中継。TBSの「ガッツファイティング」が後日、録画放送をする。チケットは4月6日に発売となる。
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