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挑戦者体重超 ウォード×ロドリゲスは無冠戦に

2013年11月16日 17時04分

 明日16日(日本時間17日)米カリフォルニア州オンタリオのシチズンズ・ビジネス・バンク・アリーナで予定されたWBA世界S・ミドル級タイトルマッチは挑戦者エドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国=米)が体重オーバー。試合は挙行されるものの、王者アンドレ・ウォード(米)との一戦はノンタイトル戦となった。

ロドリゲス(右)の体重超過でまさかの無冠戦に

 15日行われた計量でウォードは167.8ポンド(76.11キロ)でパスしたが、ロドリゲスはリミット168ポンドを2ポンド超える170ポンド(77.11キロ)を計測。「ツバも小便も出ない」と猶予時間(2時間)後の再トライを拒否した。当初はウォードのベルトがかけられるはずだったが、テレビ(HBO)、プロモーター間が協議し、ノンタイトル12回戦に落ち着いた。

 14ヵ月ぶりのリングで張り切っていたウォードは相手の失態に「これは重要な意味がある」と言い残して計量会場を後にした。王者のバージル・ヒル・トレーナーも「試合を軽視している。絶対やってはいけないこと」と立腹。ロドリゲスのプロモーター、ルウ・ディベラ氏も「弁解できない。プロフェッショナルではない」と当惑気味だ。

 ロドリゲスは報酬の20%にあたる20万ドル(約2000万円)がカットされ、明日朝の再計量が義務づけられる(上限は180ポンド)。

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