バンタム級白熱 WBO王者カシメロが8.14リゴンドウ戦
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2021年4月16日 10時55分
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兵庫県三田市の大成ジムは15日、オンライン会見し、大阪市のエディオンアリーナ大阪で6月6日、WBOアジアパシフィック王座のダブルタイトルマッチを開催すると発表した。
メインはL・フライ級王者、加納陸(23=大成)の初防衛戦で同級1位、栄拓海(27=折尾)を迎え撃ち、セミはミドル級王者の野中悠樹(43=渥美)が越川孝紀(30=一力)と2度目の防衛戦。野中は国内男子最年長の43歳6ヶ月でリングに立つ。
加納は昨年11月に平井亮輝(千里馬神戸)と王座決定戦を争い、タイトルを手にした。WBO・L・フライ級5位にランキングされ、再度世界に挑む決意を固めているだけに、今回の防衛戦は単に勝つだけでないと心に決めている。
「王座決定戦はダウンをとられ、自分としては納得できない勝ち方だった。栄選手はビデオでちらっと見た限りでは、まとまっている印象がした。しっかり体をつくって、世界ランク5位の力を見せる試合をしなければと思っている。圧倒的に勝利して世界戦線に乗り込みます」と抱負を語った。加納は12勝5KO3敗。栄は22勝16KO3敗1分。
キャリア22年目を迎えた野中。19年2月に細川チャーリー忍(金子)からタイトルを奪い、9月にヤン・ヒョンミン(韓国)との初防衛戦に勝利して以来、1年9ヶ月ぶりに戦いの舞台に上がる。
「アメリカのプロモーターと契約して、現地の試合を交渉してもらったが、新型コロナ感染拡大でまとまらなかった。ここは絶対に勝って熱望している世界へステップを切りたい」と意欲にあふれる。
越川は日本S・ウェルター級3位で1階級上げての挑戦。「アマチュア経験豊富な選手だそうだが、試合の流れの中でパンチをまとめ倒して勝ちたい」と野中は一回り以上年下のチャレンジャーを一蹴する構えだ。野中は34勝10KO10敗3分、越川は9勝6KO2敗。
また、アンダーカードS・フライ級で松岡新(26=大成)が見村徹弥(24=千里馬神戸)が対戦するなど7試合が組まれ、観客は定員半数の500人を予定している。試合はテレビ大阪が公式Youtubeチャンネルとテレビ大阪ニュースで全試合ライブ配信する。
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