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伝説の一戦 ハグラーvs.レナードを現役審判が採点したら?

2021年4月19日 9時47分

 さる3月13日に訃報が伝えられたマーベラス・マービン・ハグラー。80年代の世界ミドル級に君臨したチャンピオンの追悼大特集をお届けする。論議を呼んだシュガー・レイ・レナード戦(87年4月6日)をあらためてプロの審判が採点したら、どんな結果になるのか?=ボクシング・ビート5月号より=

 試合は史上屈指の名王者2人が持てる力と技のすべてをぶつけ合い、ハイレベルの攻防が続いた。12回を通じてダウンシーンはなく、またどちらかが相手を圧倒する場面もない、最後まで接戦の末に勝負は判定に持ち込まれた。

 公式スコアは2-1の判定でレナードの手が上がり、敗者ハグラーは7年間君臨したミドル級王座から追われた。

 この試合の判定は今日までずっと論議の的になり続けてきた。おそらく今後も結論の出ないまま語り草になっていくに違いない。

 ここでは新たな趣向として日本ボクシングコミッション所属の3人の審判に依頼して、あらためてこの試合の映像を再生してジャッジしてもらった。中村勝彦、松原暢宏、室矢雅弘の3審判に快くジャッジを務めてもらった。

 ではリプレイ開始! 立ち上がりは挑戦者レナード優勢で進む。
■1R 「レナードは手数で上。時折ガードの合間を縫ってクリーンヒットあり。ハグラーは追いかけるも手数がない」(中村)
 「レナードがうまくアウトボクシングしている。ハグラーはレナードのスピードに戸惑っている」(室矢)「レナードがヒット&アウェイで主導権を握る」(松原)

■2R 「互いにクリーンヒットが少ないながらも、2分半ぐらいまでは若干ハグラーが優勢の印象。インサイドからのパンチ。レナードのホールディング。残り30秒でのレナードのクリーンヒットがそれまでを上回った印象」(中村)

 1回2回とも日本の3審判は34年前のオフィシャルと同じく「10-9」でレナードにつけている。……

 JBC審判3氏それぞれの採点結果はいかに――。記事全文は発売中のボクシング・ビート5月号保存版「ハグラー追悼大特集」でお読みいただけます。

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