大橋ジムは7日、7月8日に後楽園ホールで開催する「フェニックスバトル78」の対戦カードを発表した。メインでプロ3戦目の中垣龍汰朗（大橋＝写真左）が花田歩夢（神拳阪神＝同右）と日本ユースS･フライ級王座決定8回戦を行う。

　宮崎・日章学園高で全国大会5度優勝の中垣は東京農大を中退して昨年8月にB級プロデビュー。今年1月に2試合連続のKO勝ちをマークした。21歳の新鋭が3戦目で初のメインイベント、初のタイトルマッチに挑むことになった。

　対戦相手の花田は2018年にメキシコでプロデビュー。4試合をメキシコで戦ったのち、拠点を日本に移して2連勝。デビューから6戦全勝（4KO）の19歳で、こちらも将来を嘱望されている。中垣とは無敗ホープ対決となる。

　他のカードは、日本ウェルター級4位（ユース王者）の小畑武尊（ダッシュ東保）が近藤哲哉（横田）と同級8回戦、日本フェザー級10位の溜田剛士（大橋）がそれいけ太一（湘南山神）とS･フェザー級8回戦、日本ミニマム級7位の森且貴（大橋）が昨年度の全日本同級新人王、小島蓮（江見）と48キロ契約6回戦を行う。写真＝大橋ジム提供