OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチの計量が19日、都内で行われ、OPBF王者の豊嶋亮太（帝拳）がリミットの66.6キロ、WBOアジア王者の別府優樹（久留米櫛間&別府優樹）が63.3キロで合格した。試合はあす20日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインで行われる。

　豊嶋（25＝13勝8KO2敗1分）は今年1月、長濱陸（引退）から王座を奪って初防衛戦でいきなり2冠戦というチャンスをつかんだ。デビューから14連続KO勝ちで注目を集めた別府（30＝21勝20KO1敗1分）は19年12月、元日本王者の矢田良太（グリーンツダ）との王座決定戦を制して戴冠。こちらも初防衛戦となる。

　帝拳ジム主催の「ダイナミックグローブ」は今回で節目となる第600回を迎えることもあり、勢いのある豊嶋と強打の別府には見ごたえのあるファイトが期待される。試合の模様はCS放送の日テレジータスで20日17時から生中継される。写真＝帝拳ジム提供