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ネバダ州がボクサーのマリファナ禁止規定を撤廃 他州にも影響か

2021年7月8日 11時50分

 米国のネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)は7日(日本時間8日)ボクサー及びMMA(総合格闘技)の選手を対象にマリファナ(大麻)服用に関する罰金や処分を撤廃する決定を下した。向こう6ヵ月、テスト期間としてマリファナの検査は引き続き行われる。薬物検査は続行して実施される。

 これまでマリファナ使用が発覚した場合、同州では9ヵ月のサスペンドとファイトマネーからパーセンテージで罰金が科されていた。米国ではすでにフロリダ州コミッションがマリファナ使用禁止の処分を撤廃しているが、カリフォルニア州、ニューヨーク州ではボクサー、MMA選手に処分が科されている。ビッグマッチが開催されるラスベガスを擁するネバダ州の改正は他州に影響を及ぼすかもしれない。

 NSACがマリファナ検査で処分を下したケースとして2012年9月、WBCミドル級タイトルマッチでセルヒオ・マルティネスに敗れたフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が9ヵ月の出場停止と90万ドル(約9900万円)の罰金を通達されたことがあった。

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