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八重樫の相手ソーサ、2階級制覇に意欲

2013年11月27日 17時01分

 12月6日両国国技館でWBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)に挑む指名挑戦者エドガル・ソーサ(メキシコ)が27日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。

 WBC世界L・フライ級タイトルを10度防衛した実力者ソリス。34歳となった今は「ボクシング人生の第2章に入った」とのことで、09年以来となる世界王者復帰に意欲満々だ。

エドガル・ソーサ(ボクシングニュース)
会見ではとても饒舌だったソーサ

 今回の試合に向けては、まずマネジャーの住むハイチで走り込みのキャンプを行い、メキシコに戻ってさらに下半身を強化した上で、メキシコシティで4週間のタフな練習を積んだ。来日してからもすぐに8ラウンドのスパーリングをこなし、30日まで毎日スパーリングをして調整するというから意気込みのほどは並大抵ではない。

 これまで日本選手は順に國重隆、大久保雅史、堀川謙一、池原繁尊、李明浩と5人対戦して全勝。ただし今回の相手はチャンピオン八重樫であり、敵地日本での試合ということもあって条件はかなり違う。

 八重樫については「パワフルで偉大なチャンピオン。クレバーでどのように動くかを知っている。一戦一戦にすべてをかけて戦っている選手だと思う」とリスペクトしたが、自身に関して問われると「私は足を使う準備も打ち合う準備もしてきた。多彩なパンチを持っているし、ラウンドごとに試合を組み立てるクレバーさを持っている」と強調。プライドの高さをうかがわせた。

 L・フライ級王座陥落後、11年にフライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)への挑戦に失敗しているだけに、今回にかける思いは強いのだろう。「フィジカルもメンタルもいまが一番充実している。経験が私に自信を与えている」と語る歴戦の強者はなかなか手ごわそうだ。

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