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OPBFバンタム級王座奪回の栗原慶太が10月MVP 敢闘賞は2冠獲得の平岡アンディ

2021年11月11日 16時06分

東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は11日、10月の月間三賞を発表した。最優秀選手賞にはOPBFバンタム級王者に返り咲いた栗原慶太(一力)が選ばれた。敢闘賞は日本&WBOアジアパシフィックS・ライト級王座を獲得した平岡アンディ(大橋)に決まった。

栗原慶太

栗原は無敗王者の中嶋一輝(大橋)に挑戦し、3回に強烈な右でダウンを奪ってTKO勝ち。ノックアウトのインパクトがMVPに結びついた。栗原はこの勝利で今年1月に井上拓真(大橋)に敗れて失った王座を9ヶ月後に取り戻した。

平岡はWBOアジアパシフィックS・ライト級王座決定戦で日本ユース王者だったハードパンチャー佐々木尽(八王子中屋)と注目対決。平岡は前に出る佐々木をうまくさばいて有効打を重ね、7回に2度のダウンを奪って11回に3度目のダウンを追加してTKO勝ちした。

新鋭賞には中井龍(角海老宝石)が選ばれた。中井は14日のS・フェザー級8回戦で元高校王者で5戦無敗の保坂剛(三迫)と対戦し、アウトボクシングを機能させて判定勝ちを収めた。

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