井岡一翔に敗れた前世界王者のフランコ引退表明 精神的な問題が理由
2023年6月25日 21時25分
2023年6月25日 14時29分
24日(日本時間25日)米国ミネソタ州ミネアポリスのザ・アーモリーでPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)とショータイムが開催したイベントのメインでゴングが鳴ったWBCミドル級暫定王座タイトルマッチは、暫定王者カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)が挑戦者ジュリアン・ウィリアムス(米)に9回2分45秒TKO勝ち。昨年獲得したベルトを守った。WBCミドル級王者はジャモール・チャーロ(米)が占める。
サウスポーのパンチャー、アダメスに対し元IBF&WBAスーパー統一S・ウェルター級王者ウィリアムスがアウトボクシングで対抗。2回、アダメスは強引に攻め立ててウィリアムスに守勢を強いる。3回、挑戦者が奮起。右ボディー、左フックを返し挽回を図る。
だが4回、アダメスは重厚な連打で仕掛け、再び挑戦者を追い込む。左目尻が腫れ出したウィリアムスはここで踏ん張り、ジャブから右をコツコツ当てて引く素振りを見せない。それでもパワーに自信を持つアダメスは腹を攻めて挑戦者の戦力を減退させリードを保つ。
8回、押されながらも左カウンター、右を返してウィリアムスが反撃。後半に望みをつなぐ。しかし9回、右でチャンスをつかんだドミニカ人が一気にラッシュ。ロープにウィリアムスを詰めるとマーク・ネルソン主審が割って入った。ストップに不満のウィリアムスに彼のチーフセコンドが猛抗議する場面があった。
初防衛のアダメスは23勝18KO1敗。標的のチャーロがS・ミドル級4団体統一王者カネロ・アルバレス(メキシコ)と9月に対戦する話が持ち上がっており、ひとまず次戦の相手は未定。ミドル級転向2戦目だったウィリアムスは28勝16KO4敗1分1無効試合。
セミの157ポンド契約の10回戦は、WBC・S・ウェルター級6位エリックソン・ルービン(米)が元ランカーのルイス・アリアス(米)に5回2分11秒KO勝ち。昨年のセバスチャン・フンドラ(米)戦から再起したルービンは25勝18KO2敗。メインの勝者への挑戦を希望した。
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