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20歳の木谷陸がメキシコで3連勝 元OPBF女子王者の緒方汐音は惜敗

2021年12月18日 10時38分

 メキシコのプロモーター兼トレーナー、古川久俊氏が主催するボクシングルネサンスが16日、メキシコのウイスキルカンで開催され、アマ1試合、プロ6試合が行われた。

 緑ジムで練習している16歳の佐藤陽太がメキシコでアマデビュー戦。相手も16歳でアマ2戦2勝のオズワルド・カストロ。サウスポーの佐藤に対し、オズワルドもメキシコでは珍しいサウスポーで、開始ゴングと同時に激しい打ち合いとなった。

 スピードで上回る佐藤が右のジャブを突きながら相手の突進に合わせて右フックをカウンターする展開で試合は進み、3ラウンドを通してクリーンヒットの数で上回った佐藤がそのデビュー戦を判定勝ちで飾った。佐藤は半年間のメキシコ武者修行の中で5~6試合のアマ試合を予定している。

 プロ第5試合のフェザー級4回戦で、日本で国体準優勝の実績を持つ木谷陸(20)が2勝3敗の長身選手ホルヘ・ガルシア(21)が対戦した。若い両選手が1ラウンドから激しいペース争いを繰り広げ、スピードで上回る木谷の左のコンビネーションブローがガルシアの顔面、ボディに的確にヒットするがタフなガルシアを倒すまでには至らない。

 最終4ラウンドにはスタミナが切れた木谷のスキを見逃さずガルシアがボディ打ちで逆襲する展開となり、結果的に2-0の判定勝ちで木谷の手が上がった。和製チャベスを目指してメキシカンスタイルを習得中の木谷は3戦3勝(1KO)となった。

 プロ第6試合、女子ストロー級8回戦、今年4月に天海ツナミの持つ世界タイトルに挑戦して判定負けした元OPBF女子L・フライ級王者の緒方汐音(寝屋川石田)が、佐々木マネジャーと共に本場メキシコのリングに登場した。対するメキシカンは、6勝2敗2引き分けのプロ戦績を持つ短身の右のファイターロサ・オルベラで緒方と同じ33歳。メキシコでは著名なルーベン・リラの指導を受けている。

 両者が試合前に並ぶと、その身長差、リーチ差が歴然とし、緒方はロサよりも頭一つ分背が高い。その体格差とスピード差を生かして1ラウンドから緒方が足を使って距離を取るボクシングを展開するが、ロサも目が良いので緒方のクリーンヒットは少ない。1、2ラウンドとやや緒方ペースで試合は進んだが、セコンドの激を受けたロサが中盤から距離を詰めて盛り返し、緒方の顔面とボディにパンチを集める。ロサの攻勢が少しでも強まると会場はメヒコ!メヒコ!の大合唱となり、ペースはロサに傾いていく。

 しかし、緒方は、試合終盤の7、8ラウンドに勝利への執念を見せて全力で猛ダッシュ!8ラウンドの試合全般を通じて激しいペース争いを繰り広げた両者の白熱の戦いは判定に持ち込まれ、2-0でメキシカンの手が上がった。

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