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ライダーが2-1判定でジェイコブスに競り勝つ WBA・S・ミドル級挑戦者決定戦

2022年2月13日 10時37分

 ロンドンのアレキサンドラ・ホールで12日(日本時間13日)行われたWBA・S・ミドル級挑戦者決定戦は、地元のジョン・ライダー(英=WBA4位)が元世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米=WBC3位)に2-1判定勝ち。WBAスーパー王者は4団体統一王者のカネロ・アルバレス(メキシコ)、同レギュラー王者にはデビッド・モレル(キューバ)が君臨している。

 試合は英国リング初登場となったジェイコブスが左ジャブ、右ストレートを決め、序盤をリード。サウスポーのファイター、ライダーは前がかりに対処するがジェイコブスのディフェンスに阻まれるケースが多い。6回、ライダーは右強打をヒットしたが、ジェイコブスの右ストレート、ワンツーが命中する。

 しかし7回に盛り返したライダーは8回、右フックを口火に連打で攻めかかり、これを契機に形勢逆転。クリンチが多発する攻防となり、左構えで対峙するジェイコブスは苦戦を強いられる。

 10回、脚を駆使して逃げ切りを図るジェイコブスに終盤、ライダーは左を見舞うなど最後まで攻勢。拮抗したスコアが予想される中、読み上げられた採点は115-113×2、113-115の2-1でライダーが支持された。

 元WBA・S・ミドル級暫定王者のライダーは31勝17KO5敗。下り坂の兆候が明らかだったジェイコブスは37勝30KO4敗。

 同じリングのWBCインターナショナル・ミドル級王座決定戦は、WBO8位フェリックス・キャッシュ(英)がWBA3位マゴメド・マディエフ(ロシア)に3-0判定勝ち。キャッシュは2回と最終10回にダウンを喫し、10回にはホールディングで減点されたものの、95-92×2、94-93のスコアで勝利コールを受けた。

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