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御大ロマゴン、新王者ロドリゲス、井岡一翔…異変続くS・フライ級の今後を占う

2022年2月17日 12時09分

 スーパーフライ級のWBA&WBC王座の行方が予想と異なるものとなってきた。3月5日に予定されていたフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)対ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)第3戦は、エストラーダのコロナ感染(?)によりキャンセル。急きょフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)が階級を上げてロマゴンにアタックすることに決まったのだ。=ボクシング・ビート3月号より=

 エストラーダが体調不良を理由にゴンサレスとの第3戦をキャンセルするかもしれないというニュースが伝わったのは1月20日過ぎのことだった。真っ先に新型コロナウイルス感染が疑われたのは仕方あるまい。

 同時に、昨年3月の第3戦が年間最高試合に選ばれても不思議ではない超激闘だったことから、もしかしたらエストラーダはダメージが抜け切っておらず、そのため試合に応じられないのではないかとも一部でささやかれた。

 結局、コロナウイルス感染症だったことに落ち着いた。しかし、昨年中にニカラグアから米国カリフォルニア州コアチェラへ入ってジムワークを開始していたゴンサレスに対し(その後一時帰国して米国に再入国)、エストラーダも年始から始動したが、試合地入りや直前のプロモーションを考慮すると実質1ヵ月半という調整期間は少ない。そのあたりにもキャンセルの要因が隠されているような気がする。

 またエストラーダと同門だった前WBC・S・フェザー級王者ミゲル・ベルチェルトが昨年オスカル・バルデスにKO負けで王座を失った時、ベルチェルトはコロナ感染の後遺症などコンディションが完ぺきでなかったと言われた。エストラーダの参謀役アルフレド・カバジェロ・トレーナーはベルチェルトのケースを念頭に置いて今回、愛弟子エストラーダに待ったをかけたのではないだろうか。

 ともあれ、エストラーダの離脱にともないエディ・ハーン・プロモーター(マッチルーム・ボクシング)はWBCフライ級王者マルティネスをゴンサレスの相手に抜てきした。

 ニカラグアのメディア「ラ・プレンサ」によるとマルティネスに決まる前、ロマゴンにはWBO王者井岡一翔そしてIBF王者ジェルウィン・アンカハス挑戦がオファーされたという。井岡vsアンカハスの2冠統一戦が既定路線だけに信ぴょう性に欠けるが、「チョコラティート(ロマゴン)のネームバリューはスーパーフライ級で抜きん出ている。エストラーダにはチョコラティートだけが頼りだが、チョコラティートはビッグマッチのオプションがより多くある」と自国の英雄を持ち上げる。米国メディアはWBAレギュラー王者ジョシュア・フランコにも声がかかったと伝えている。

 エストラーダ第2戦のロマゴンは全盛期に比肩する凄みを感じさせた。潜在能力を改めて誇示したと言える。勝利に値したとみるファンや識者が多い。エストラーダも相当な頑張りを発揮したが、6点差でメキシカンの勝ちと採点したジャッジがWBAからサスペンドされたことがロマゴンの不運を物語っている。リベンジの炎が燃えていた最中での相手の棄権は、マルティネス戦のモチベーションに影響しないだろうか。…

 すでにエストラーダをフランチャイズ王者なる“名誉職”に上げていたWBCが新たに認定した正規王座(ジェシー・ロドリゲスが決定戦に勝利)の動向も無視できない。井岡も気になるスーパーフライ級シーンは今後どう動くのか。記事全文は発売中のボクシング・ビート3月号に掲載しています。

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