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八重樫が3-0判定でV2、実力者ソーサを翻弄

2013年12月6日 22時27分

 6日両国国技館のメインイベント、WBC世界フライ級タイトルマッチは、王者の八重樫東(大橋)が指名挑戦者エドガル・ソーサ(メキシコ)を3-0判定で下し2度目の防衛に成功した。スコアは116-112と117-111が2人。

八重樫V2(ボクシングニュース)
八重樫(右)とソーサが左を相打ち

 この日の八重樫はアウトボクシングが冴えた。しっかり足を動かして距離を取りながら、前に出てくるソーサをカウンターで迎撃。八重樫は4回を終わっての採点で2ポイント差が1人、フルマークが1人と大きくリードした。

 こうなると世界L・フライ級タイトルを10度防衛した実力者ソーサも黙ってはいない。5回から一段とプレッシャーを強め、コンビネーションで八重樫に迫った。八重樫はアドバンテージであるスピードで対抗。ソーサの右がヒットするシーンもあったが、八重樫の回転の速い連打がやや上回っているという印象。8回を終わっての採点は77-75、79-73、80-72でいずれも八重樫を支持した。

 後半に入っても八重樫が足を使い、ソーサが追いかけるというのが基本的な展開。時に打ち合う場面もあり、何度か試合がヒートアップしそうになったが、この日の八重樫は打撃戦を自重。最後まで自慢の足を動かし続けて勝利を手にした。

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