前OPBF･S･フェザー級王者の木村吉光（志成＝写真）が5月7日、フランスのトゥールーズでIBF同級4位ジャビャ・ザヤニ（フランス）の持つIBFインターコンチネンタル王座に挑戦することになった。

　木村は昨年12月、日本王者の坂晃典（仲里）を倒してOPBF王座を獲得。当初は同王座の防衛戦を行う予定だったが、今回のチャンスを得てOPBFは返上した。木村（25＝13勝8KO2敗1分）は初の海外遠征。

　31歳のザヤニは33勝8KO3敗1分のサウスポー。のちにライト級世界王者になるリチャード・コミー（ガーナ）に14年に敗れている。現在は11連勝中。IBF4位のほかWBCでも7位にランクされており、木村にとってはビッグチャンス到来だ。

なお、空位のOPBFタイトルは渡邉卓也（DANGAN AOKI）と力石政法（緑）が5月15、墨田区総合体育館で王座決定戦を行うことが発表されている。