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日本女子ミニマム級王者のロリト麻理菜 11.12初防衛戦 世界へのステップに

2023年10月18日 19時11分

 エスペランサジムの橋本隆志会長は18日、兵庫県伊丹市のジムで記者会見、主催興行「STAY GOLD2」を11月12日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で開催すると発表した。メインは所属の日本女子ミニマム級王者、ロリト麻理菜(29)の初防衛戦で、同級1位の瀬川紗代(26=ワタナベ)と対戦する。

防衛戦を発表したロリトと橋本会長

 ロリトの3歳年上のフィリピン人の夫レイ・ロリトはマイナー団体IBOの元L・フライ級王者。WBA王座に挑戦経験もある。現在はエスペランサジムのトレーナーをしており、夫唱婦随で今年4月、鈴木なな子(三迫)が返上したミニマム級タイトルを一村更紗(ミツキ)との王座決定戦でつかんだ。初防衛に備えて走り込みを中心に下半身のフィジカル強化に努めているという。

 対戦相手の瀬川はプロ1勝2敗と戦績はいま一つだが、青森北高から日体大ボクシング部出身のアマ経験豊富なボクサー。昨年12月、プロ3戦目で鈴木と王座決定戦を戦うも2-1判定で敗れている。「今度はベルトをいただきます」と強気の構えだ。

 ロリトは7月にレイの故郷、フィリピン・ミンダナオ島ダバオの生家を初めて訪問した。自宅から関西空港に向かう快速電車の車両を乗り間違えて、和歌山に行ってしまい、翌日の航空便に変更するなど珍道中。

 ダバオの家では苦手のハエなどの虫がいっぱいで、食べ物に手をつけることがなかなかできなかったそうだ。しかし、親戚一同30人の歓待を受けて、「ケーキはお祝いなのでなんとか食べました。みなさんとても親切でした」とレイの両親らに感謝した。

 初防衛を果たした後は、「来年はOPBFのベルトを狙い、世界戦のチャンスをつかみたい」と抱負を語った。

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