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六島ジムが新日本王者の国本陸&トレーナーに100万円 報奨金の使い道は金歯?

2022年4月26日 22時18分

 六島ジムは26日、日本ミドル級タイトルを獲得した所属の国本陸(24)、武市晃輔チーフトレーナー(40)に報奨金100万円を贈った。

報奨金を手にする国本(右)と武市トレーナー

 国本は17日、大阪市の住吉区民センターで行われた日本ミドル級王座決定10回戦で同級2位の酒井幹生(28=角海老宝石)にジャブを主体に攻め続け、ジャッジ三者とも6ポイント差をつけての判定で下し、2度目の挑戦でベルトを手にした。

 ファイタースタイルの国本は、昨年5月、竹迫司登(ワールドS)が保持した同級タイトルに挑戦するも1回TKO負け。今回は武市トレーナーの指示通り、左ジャブに徹して前に出てアマエリートの酒井を受け身に回らせた。「思った以上にジャブが当たるなと思いながら試合を進めた。殴りたい意識を抑えて、セコンドの指示通りに動いた。チャンピオンになりたいと練習を続けてきたので、すごくうれしいです」と国本はファイトマネーとは別に帯封のボーナスをゲットして笑顔。

後は日本のランカーに勝って、OPBFやWBOアジアのタイトルを狙っていくそうで、ボーナスの使い道は「ずっと前から左の奥歯が欠け、食べるのに不自由だった。歯医者さんに聞いたところ、金歯を入れるのがいいそうなので、金歯にしてもらいます」と話した。

 国本は興國高から大阪商大に進んだが、2年で中退。スパーリング練習に呼ばれていた六島ジムに入門して18年8月にデビュー、7戦目でタイトルをつかんだ。28日には中学生時代に通ってボクシングを教えてもらった大阪市生野区の拳青会の練習に顔を出し、指導者の元朝鮮高級学校ボクシング部監督、梁学哲さんやメンバーにタイトル獲得を報告することにしている。

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