March
28
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

14°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > ミドル級正規王者ララ健在 オサリバンを8回TKOでWBA王座初防衛

ミドル級正規王者ララ健在 オサリバンを8回TKOでWBA王座初防衛

2022年5月29日 16時13分

 デービスvs.ロメロのセミで行われたWBAミドル級レギュラー王座タイトルマッチは、王者エリスランディ・ララ(キューバ)が挑戦者10位ゲーリー・オサリバン(アイルランド)に8回23秒TKO勝ち。S・ウェルター級王者からミドル級に転向し獲得したベルトのV1に成功した。

実力の違いを示したララ(右)

 ララが39歳、オサリバンが37歳という顔合わせ。これまでハイメ・ムンギア、デビッド・レミューと対戦したオサリバンは今回が世界タイトル初挑戦。序盤から積極的にボディーを叩いてサウスポーの巧者ララに迫る。

 この一戦が同胞の名将イスマエル・サラス・トレーナーと組んで5戦目となるララは左ボディー、アッパーを返して対抗。意識的にロープを背にする場面も目立つ。

 4回、接近戦でパンチを決めたオサリバンだが、ララの左フックでグラつき、追撃の左ストレートで派手にキャンバスに横転。5回、右フック、左強打でチャージするララのアタックに耐えたオサリバンはその後。右アッパーを返すなど抵抗。しかし7回終了直前、またもララの左ストレートを浴びてロープへ後退する。

 8回開始前、ドクターチェックを受けたアイルランド人は続行を許される。だが左ストレートを食らってロープへ飛ばされると主審が割って入った。

8回にオサリバンを仕留めたララ

 武器の左の切れ味が健在だったララは29勝17KO3敗3分。丸1年ぶりのリングを飾り、ビッグマッチに意欲を見せる。オサリバンは31勝21KO5敗。

セミセミのS・ウェルター級10回戦は、WBA9位ヘスス・ラモス(米)がルーク・サンタマリア(米)に98-92に97-93が2者の3-0判定勝ち。Photos from Amanda Westcott/SHOWTIME

Related article
関連記事