明日14日（日本時間15日）米テキサス州サンアントニオのアラモドームで開催される複数世界タイトルマッチの計量が13日、同地のマーケット・スクエアで行われ、4試合に出場する8選手は問題なくクリアした。計量の結果は次のとおり。

◇WBA世界ウェルター級タイトルマッチ
王者エイドリアン・ブローナー（米）144.4ポンド（65.41キロ）×挑戦者マルコス・マイダナ（アルゼンチン）146.2ポンド（66.31キロ）
　メインの計量では「アンタは脱水症状だ！」と大声を上げて罵ったブローナーに、マイダナは右拳を相手の胸に当てるなどステージに緊張がはしった。

◇WBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチ
暫定王者キース・サーマン（米）145.8ポンド（66.13キロ）×挑戦者ヘスス・ソト・カラス（メキシコ）146.2ポンド（66.31キロ）
　スター候補サーマン（21勝19KO無敗1無効試合）が前回アンドレ・ベルトをストップしたソト・カラスを迎え撃つ。

◇WBC世界S･バンタム級タイトルマッチ
王者レオ・サンタクルス（メキシコ＝米）121.4ポンド（55.07キロ）×挑戦者セサール・セダ（プエルトリコ）121.6ポンド（55.16キロ）
　2階級制覇サンタクルス（25）のV1戦。セダ（27）は11年、Ｓ・フライ級でオマール・ナルバエスに挑み判定負け。2度目の世界戦。

◇WBA世界L･ヘビー級タイトルマッチ
王者ベイブ・シュメノフ（カザフスタン）175ポンド（79.38キロ）×挑戦者タマシュ・コバチ（スロバキア）174.4ポンド（79.11キロ）
“忘れられた王者”シュメノフ（30）の1年半ぶりの防衛戦。コバチ（36）は23勝14KO無敗。

　このほかに元ミドル級統一王者ジャーメイン・テイラー（米）、カネロ兄リカルド・アルバレス（メキシコ）らが出場予定。プロモーターはGBP。Photos/BoxingScene.com