24日、グリーンツダジム（本石昌也会長）が8月7日（日）に大阪・枚方市立総合体育館で開催する「CRASH BOXING26 in 枚方」の全容を発表した。

　メインには日本S･バンタム級8位の下町俊貴が出場し、元日本ユース同級王者の水野拓哉（松田）と8回戦を行う。またセミも8回戦で、こちらは日本フェザー級6位の前田稔輝が元WBOアジアパシフィックS・バンタム級王者のジュンリエル・ラモナル（比）と対戦。

　下町（14勝10KO1敗2分）と前田（9勝4KO無敗）はともに今後の躍進が期待されるホープ。ツダジムの将来を担う両サウスポーが出場する。

　前座カードも興味深い。L･フライ級8回戦で川満俊輝（三迫）と対戦するシットヒサク・シムシー（タイ）はWBA世界ミニマム級9位で、12戦全KO勝ちのサウスポー。シットヒサクはツダジムがマネジメント契約を結んでいるL･フライ級世界ランカーのタノンサック・シムシー（8月に前世界王者矢吹正道と対戦）の実弟。

　本石会長によると、シットヒサクとツダジムはこの試合後にも契約する予定。同じくウェルター級8回戦で石脇麻生（石田）と戦うタイS･ライト級王者のアッチャリヤ・ブンモも同様という。

　当日は枚方市出身で現在は高知で暮らす元日本ウェルター級王者・矢田良太の引退記念興行として行われる。同市の小中高生は無料観戦できるとのことだ（学生証明書持参のこと）。