8.7ツダ興行 ホープ下町俊貴&前田稔輝が競演 川満俊輝はWBA9位と対戦
2022年6月24日 19時57分
2022年6月24日 10時15分
WBCフライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ=写真)が25日(日本時間26日)に米サンアントニオのテックポート・アリーナで予定されていた暫定王者マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)との防衛戦を欠場。試合の延期を主催のマッチルームボクシングが発表した。
欠場の理由は病気とだけ記されている。WBCのマウリシオ・スライマン会長は「マルティネスの欠場はとても残念だ。正確な詳細はまだ明らかになっていない。WBCはこのひどい状況に対処する」と現地メディアに語っている。
マルティネスとアローヨは19年11月に対戦し、アローヨが偶然のバッティングで負傷して無効試合となった。その後マルティネスは20年に組まれた別選手との防衛戦を急性胃炎のためキャンセル。21年2月、アローヨとの試合が再び組まれたものの、拳のけがを理由に直前になって欠場。このときにアローヨが代打選手に勝利して暫定王者となった。
問題続きのマルティネスは今年3月、4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=帝拳)とのS・フライ級戦の相手に抜擢されながら、体重超過という失態を犯している。試合は行われてマルティネスは敗れた。
これだけトラブルが続けば周囲も甘い顔はしていられないだろう。状況次第ではWBCが“常習犯”に対して厳しい態度をとる可能性もありそうだ。
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