14日米サンアントニオで行われたもう一つの世界タイトル戦、WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチは、王者ベイブ・シュメノフ（カザフスタン＝米）が挑戦者タマス・コバチ（スロバキア）に3回2分55秒TKO勝ちで5度目の防衛に成功した。

　これが１年半ぶりの試合となったシュメノフだが、初回終了間際、見事な左でコバチをマットへ這わす。2回にもダウンを追加した王者が3回、右で3度目のダウンを奪うとラファエル・ラモス主審がストップをかけた。

　WBA“スーパー”王座を守ったシュメノフはこれで14勝9KO1敗。、リングサイドで観戦したIBF王者バーナード・ホプキンス（米）へ統一戦を呼びかけていた。Photo/SHOWTIME