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元女子世界王者の真道ゴー 男性ボクサーとして復帰目指しファンの前で公開スパー

2022年8月7日 22時52分

 性別適合手術と戸籍変更を経て男性ボクサーとしてリング復帰を目指す元WBC女子フライ級王者、真道ゴー(35=グリーンツダ)が7日、大阪府枚方市のKTM河本工業総合体育館で開かれたグリーンツダジムの興行で公開スパーリングを行った。

真道は力強い動きを見せた

 当初、この興行で真道のプロテストが予定されていた。しかし、JBCのルール規定の改正が間に合わず、先送りとなったため、「ジェンダー規定作成のための事前評価スパーリング」としてプロテスト同様に3分2ラウンドを実施した。

「現在の真道ゴーの状態、レベルを観察していただき、これからトランスジェンダーとしての道が広がる大きな第一歩」(本石昌也・グリーンツダジム会長)としてJBCと協議して実現した。

 グリーンツダジムの森本元樹(29)とスパーリングした真道は左ジャブから右ストレートを打ち込み、接近戦ではボディフックを放つなど、女子時代の16勝11KO4敗のキャリアを存分に発揮した。

 リングに上がって戦うのは6年ぶりで、「楽しんでやろうと思っていましたが、力みすぎて足ががくがく、体がふわふわした」そうだ。「プロテストにこぎつけられるよう、さらにレベルアップするようがんばります」と笑顔だった。

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