April
20
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

22°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 元世界王者の山中竜也 復帰2戦目でWBC15位に判定勝ち 芦屋大出身ホープ3人勝利

元世界王者の山中竜也 復帰2戦目でWBC15位に判定勝ち 芦屋大出身ホープ3人勝利

2022年8月14日 23時57分

 真正ジム主催の「第81回リアルスピリッツ」が14日、神戸市立体育館で行われた。メインの50キロ契約10回戦は、元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(27=真正)がWBCフライ級15位、ジョナサン・タコニン(35=フィリピン)と対戦。山中がスピードを生かしてフルマークの判定で復帰2戦目を飾った。

 アンダーカードのS・フライ級8回戦は、日本バンタム級10位の田井宜広(24=RST)がジュン・ブラゾ(29=フィリピン)をボディブローで3回KO勝ち、バンタム級8回戦は、A級初戦の穴口一輝(22=真正)がラネリオ・クイーゾ(23=フィリピン)に3-0判定勝ちを収めた。

 またS・フライ級6回戦でデビュー戦の小田切駿平(23=RST)がジョナタン・アルマタン(22=フィリピン)に6回TKO勝ちした。田井、穴口、小田切はともに芦屋大学ボクシング部に所属、関西学生リーグで活躍した関西のホープだ。

山中(右)はさすがと思わせる落ち着きだった

◇50キロ8回戦
山中竜也(真正)[3-0(80-72×3)]ジョナサン・タコニン(フィリピン)
 山中の相手、タコニンは19年にWBC世界L・フライ級王者、寺地拳四朗(BMB)に挑戦したことがあるサウスポー。体ごとぶつけるような左パンチを放つが、山中はジャブで距離をとって、フットワークも軽快。パンチを受けることなくラウンドを進めた。ここ一発の破壊力があるパンチは決められなかったが、集中力を切らさず、終始山中ペースで試合を進めた。この試合、プロモーターの真正ジムは10回戦で申請していたが、JBC関西事務局と行き違いがあり、8回戦で行われた。

◇S・フライ級8回戦
田井宜広(RST)[KO3回1分45秒]ジュン・ブラゾ(フィリピン)

◇バンタム級8回戦
穴口一輝(真正)[3-0(78-73、79-72、80-71)]ラネリオ・クイーゾ(フィリピン)

◇S・フライ級6回戦
小田切駿平(RST)[TKO6回1分40秒]ジョナタン・アルマタン(フィリピン)

◇女子52.5キロ6回戦
前田宝樹(姫路木下)[3-0(59-55、60-54×2)]近藤佐知子(駿河)

Related article
関連記事