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日本フェザー級2位の渡部大介が完敗、元国体王者シーサー皆川は初KO勝ち 札幌の試合から

2022年9月4日 22時48分

 沖縄を拠点とする平仲信明・平仲BSジム会長が北海道で初興行――4日午後札幌市のシャトレーゼ ガトーキングダム サッポロを会場にした「MUGEN挑(いどむ)vol.17 in Sapporo」があり、メインのフェザー級8回戦(57.3キロ契約)では、北海道出身で日本同級2位の渡部大介(ワタナベ)が日本初登場のリドワン・オイコラ(ナイジェリア)に3-0の判定負けを喫し、郷里で白星とはならず。スコアは79-73、78-74、78-75だった。

 オイコラは典型的なボクサー型。渡部はクレバーなアフリカ選手に終始アウトボクシングされ、最終回に反撃を試みたものの、オイコラの脚は最後まで止まらず、逆転はならなかった。

 オイコラは平仲会長と親しいタレントのピーター・オロゴンさんの紹介で来日しこれが第一戦。母国ではなかなかチャンスに恵まれず、日本を活躍の場としたいとやってきたもの。平仲信明・平仲ボクシングスクールジム会長は、オイコラを同ジム所属の選手にするため正式に移籍の手続きを取るということだ。

初KO勝利を飾った皆川

 セミのS・ウェルター級8回戦では、元アマチュアの国体チャンピオン、シーサー皆川(平仲ボクシングスクール)が横田知之(中野サイトウ)に2回1分8秒KO勝ち。サウスポーの皆川は、左ボディーから右フックを返すコンビネーションを決めて自身初のテン・カウント勝利をマークした。

 沖縄を拠点にプロ活動を続ける皆川は、前の2戦はスタミナに不安を残す判定勝ちだったが、3戦目の今回は初のS・ウェルター級で試合に臨み、会心の勝利に「倒すつもりはなく、脱力して戦ったのがよかった。やっと適正な階級を見つけました」と喜んでいた。Photos by yazan

試合後は愛息の福ノ助ちゃんをリングに上げた
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