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軽量級スター候補ジェシー・ロドリゲス WBC・S・フライ級王座返上でフライ級進出宣言

2022年10月27日 9時12分

 WBC・S・フライ級王者ジェシー“バム”ロドリゲス(米=帝拳、写真)が公約通り階級をフライ級へ下げて2階級制覇を目指す方針を明かした。プエルトリコのサンフアンで開催されているWBO年次総会に出席しているロドリゲスがメディアに語った。WBCはロドリゲスから王座返上をホームページ上で明かした。

 ロドリゲス(17勝11KO無敗=22)は2月、元王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)の代役で同じく元王者カルロス・クアドラス(メキシコ=帝拳)との王座決定戦を制して戴冠。初防衛戦でシーサケットをストップし、9月にはイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に判定勝ちでV2を果たした。

 軽量級のスター候補は「112ポンド(フライ級)の体重は問題なくつくれる。115ポンド(S・フライ級)にも簡単に落とせる。3ポンドの差に大きな違いはない」とアピール。

 WBOフライ級王者の中谷潤人(M.T)が11月1日、さいたまスーパーアリーナでフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)とS・フライ級進出第1戦を予定。“バム”は中谷の王座返上をにらんでその後釜を狙い、他団体(WBO)の総会に出席したと見られる。

 首尾よく決定戦でベルト獲得となれば、ロドリゲスはIBF王者サニー・エドワーズ(英)、WBC王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)と統一戦を行いたいと次なる目標を掲げる。Photo by SUMIO YAMADA

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