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エディ賞に中出トレーナー、高山の3団体制覇に貢献

2013年12月21日 21時53分

中出トレーナーがエディ賞を受賞(ボクシングニュース)
中出博啓トレーナー

 ボクシング界に貢献したトレーナーらに贈られる第24回エディ・タウンゼント賞の選考委員会が21日都内で開かれ、IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)とコンビを組む中出博啓氏が選ばれた。往年の名伯楽エディ・タウンゼントの名を冠したこの賞は、日本のトレーナーに贈られる唯一の賞。

 中出トレーナーは古くから高山を全面的に指導し、05年にWBC世界ミニマム級王座を獲得。高山はその後、WBA同級暫定王座を獲得するが、09年にJBCに引退届けを提出して拠点を海外に移した。ここでも中出トレーナーは高山をサポートし続け、今年3月にIBF同級王座を獲得。今月3日大阪で行われた初防衛戦でもビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)を大差の判定で下した。

 中出氏の受賞について高山は「14歳のときから見てもらっているトレーナーで、僕としてもとても光栄に思う」とコメント。表彰式は1月30日後楽園ホールで行われる興行で催される予定。

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