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2022年12月1日 木曜日

東京五輪逃したホープ晝田瑞希 プロ4戦目で世界王者に 元空手&キック王者の谷山佳菜子に大差勝ち

 WBO女子S・フライ級王座決定10回戦が1日、後楽園ホール「DANGAN Victoria vol.9」のメインで行われ、前日本フライ級王者の晝田瑞希(三迫)が前日本バンタム級王者の谷山佳菜子(ワタナベ)に3-0判定勝ち。プロ4戦目で世界タイトルを獲得した。スコアは99-90、100-89×2。

晝田は7回にダウンを奪った

 前王者の小澤瑶生の引退、タイトル返上により王座決定戦。元空手世界王者、キックボクシング王者の35歳、谷山と元アマチュア全日本選手権王者の25歳、晝田が世界のベルトをかけて拳を交えた。

 互いに距離を取った戦い。リードで様子を探りながら、出入りのスピードに自信を持つサウスポー晝田が2回にペースアップを図る。鋭いジャブを決めると、3回にも左ストレートをボディに打ち込んでリズムをつかんでいく。何とか状況を打破したい谷山だが、晝田のフットワークが速く、鋭いカウンターもあるため、なかなか自分から仕掛けることができない。

 晝田はスピードで距離を支配しながらジャブ、右フックを効果的に使い、左は上下に打ち分けてポイントをピックアップ。だんだんペースを上げ、6回には左ストレートをクリーンヒットして会場から拍手をもらった。7回には左ストレートから右フックのコンビネーションを炸裂させ、谷山からダウンを奪った。

 あとのなくなった谷山は前掛かりになって逆転を狙うが、8回は晝田の右フックがカウンターとなってヒット。9、10回、谷山は右をねらっていったが、相手をとらえたのは晝田の左ストレートと右フック。大逆転は起きなかった。

 会心のボクシングだった晝田これで4戦全勝をマーク。東京オリンピック出場をのちに金メダリストとなった入江聖奈(日体大)に断たれてプロに転じた。最初の目標をクリアし、勝利者インタビューでは涙ぐんだ。敗れた谷山は5勝1KO2敗1分。

晝田の話「(相手は)倒しにくると言っていたので、めっちゃ出てくるかと思ったけど、あまり出てこなかった。ブワッとこられたほうが自分も少しテンパったかもしれない。距離を取りながら組み立てられて、セコンドの声もよく聞こえた。映像を見て谷山さんは同じ方向にしか回らないので、外を取るようにしたら少しやりにくそうにしていた。

スーパースターになりたい? アメリカとかは女子も盛り上がっているので、私ももっと強くなっていつか海外の舞台で戦ってみたい。

観戦にきていた入江聖奈に追いついた? 今日、世界チャンピオンになった自分は認めてあげたいけど、オリンピックとプロのチャンピオンは別物だと思う。比べたりはしない」

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