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マルティネス×コット締結近し 6.7MSG有力

2013年12月25日 15時47分

マルティネスとコットが激突か(ボクシングニュース)
マルティネス

 中量級を代表するスター同士、WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)と3階級制覇王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が対決する可能性が高くなった。マルティネスのルウ・ディベラ、コットのボブ・アラム両プロモーターが前後して明かしたもので来年6月7日、会場はニューヨークのMSGが候補となっている。

コット

 当初コットはゴールデンボーイ・プロモーションが1000万ドル(約10億円)のオファーを受け、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との対戦を要請されていた。しかし3月8日に予定されるカネロ戦をコットは拒否。「私はマルティネスとやりたい。タイトル獲得がメインテーマだから。試合は6月7日、プエルトリコデーとあわせてMSGで成立すると信じている」とコットはコメント。

 この対決で挑戦者コットはミドル級アンダーの契約体重を要求するとも思われた。しかしプエルトリカンは「マルティネスはスモール・ミドルウェイト。157、158ポンドあたりがベストだから、私は体負けすることはないだろう」とノーマルの160ポンド契約を強調する。

 なおWBCは負傷によるマルティネスの長期ブランクを考慮し、1位マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)×2位ドメニコ・スパダ(イタリア)による暫定王者決定戦を通達。来年3月をメドにメキシコで開催される運びとなっている。

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