■アメリカの老舗専門誌『リングマガジン』最新号（23年1月号＝電子版）で福田直樹カメラマンの写真特集が組まれている。「OPENING SHOTS」にて、昨年同氏が日本国内で撮影し厳選した17枚が掲載されている。

　写真は井上尚弥らの世界戦のほかノンタイトル戦まで。また無人の後楽園ホールを切り取った静謐な一枚も印象的だ。後楽園ホールについては「狭いながら数々の名勝負を生んできたすばらしい会場」とキャプションで紹介されている。

　かつてラスベガスで数多くの名勝負を撮影した福田カメラマンは帰国後、写真で日本のリングシーンを世界に発信することをライフワークの1つとしている。リング誌1月号ではほかにも寺地拳四朗や井岡一翔戦の記事を含め約35枚もの写真が使用された。今回の特集を受け「個人的にも、とても手応えがあります」と福田カメラマンは語っている。

■現役時代は森岡ジムに所属し、長谷川穂積や名城信男ののちの世界王者と対戦した元日本ランカーの竹田津孝さん（46歳）が舞台『母の桜が散った夜』に出演。作・演出の森岡利行氏は、メキシコ五輪銅メダリストの故森岡栄治氏のおいで映画『子猫の涙』の監督。

　『母の桜が散った夜』は家族の愛と絆をテーマに、人と人のつながりを温かく丁寧に描く。1月18日（水）から22日（日）まで、「劇」小劇場（東京都世田谷区北沢2-6-6）にて。公演スケジュールやチケットに関する問い合わせは、ストレイドッグプロモーションまで。http://www.straydog.info/