ダニエル・ポンセ・デレオン

アブネル・マレス

　ゴールデンボーイ・プロモーション（ＧＢＰ）のリチャード・シェーファー重役は26日、ＷＢＣ世界フェザー級王者ダニエル・ポンセ・デレオン（メキシコ）とＷＢＣ世界Ｓ・バンタム級王座を返上したアブネル・マレス（メキシコ＝米）が対戦に合意したと発表した。試合は４月20日、ロサンゼルス近郊カーソンのホームデポ・センター（昨年ドネア×西岡戦が行われた会場）で予定される。

　ポンセ・デレオン（44勝32ＫＯ４敗、32歳）は昨年９月、同胞のジョニー・ゴンサレスに８回負傷判定勝ちで戴冠。今週土曜日３月２日、ジェイソン・ベレス（プエルトリコ）と初防衛戦を予定していたが、ベレスがヒザを痛めたため、キャンセル。新たな相手を探していた。

　マレス（25勝13ＫＯ１分無敗、27歳）はノニト・ドネア（比）との統一戦を望んでいたが、ＧＢＰが提示したオファーをドネアを擁するトップランクが拒否。ＷＢＣ王座を返上し、フェザー級で３階級制覇を目指していた。

　両者ともフランク・エスピノサ（以前イスラエル・バスケスやマルティン・カスティーリョをマネージ）にマネージされ、ＧＢＰ傘下。同時に元メキシコのオリンピック代表選手で、ロサンゼルス居住という共通点がある。