前ライト級統一王者カンボソス トップランクとサイン 復帰戦はアメリカの可能性も
2023年5月20日 8時26分
2023年5月19日 22時19分
東日本協会主催のオール4回戦興行が19日、後楽園ホールで開催され、東日本新人王予選6試合とヘビー級1試合が行われた。最終試合のヘビー級戦では、佐々木ホイップ(JB SPORTS)がミスターケイ(渡嘉敷)とのデビュー戦対決に2回2分13秒TKO勝ちした。
現在、日本ランキングに王者の但馬ブランドンミツロ(KWORLD3)しかいないヘビー級の活性化は、協会が掲げる大きな目標の一つ。協会が“ボクシングの日”と定める5月19日、計量で100.8キロを計測した佐々木と、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ98.5キロのケイがデビュー戦で拳を交えた。
初回はケイが頭を振りながら前に出て、左右のフックでサウスポーの佐々木に迫った。佐々木はパンチで右目上をカット。しかしラウンド終盤、それまでおとなしかった佐々木が前に出てジャブ、左ストレートでケイを追い込み、連打から右フックを決めてダウンを奪った。
2回、佐々木が主導権を握ってケイを攻めるが、ラウンド後半は両者ともにスタミナが切れてフラフラの状態に。それでも最後は佐々木のパンチでケイがダウン。主審がすぐにストップした。
高校時代に柔道をしていたという27歳の佐々木は8年前ほど前にボクシングを始め、4年前にプロテストに合格したもののブランクを作り、1年前からJB SORTSジムで本格的にプロを目指した。4、5カ月で7、8キロ増量して試合に臨んだという佐々木は「チャンピオンを目指すと言えるほどのレベルではないので、まずは練習の成果を試合でちゃんと出せるようにしたい」と控えめだった。
また、東日本新人王戦のフライ級には、元日本ストロー級、東洋太平洋フライ級王者の徳島尚さんを父に持つ徳島佐助がデビュー。試合は引き分けに終わり、優勢点を獲得した山田龍斗(大橋)が次戦進出を決めた。
■東日本新人王予選(すべて4回戦)
◇ミニマム級
鈴木優志(一力)[KO1回50秒]井上翔雄(ワタナベ)
◇ミニマム級
山田啓斗(ワールド日立)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]阿部大翼(DANGAN AOKI)
※優勢点により山田が次戦進出
◇フェザー級
橋場大樹(宮田)[3-0(38-37×2、39-36)]保谷勇次(三迫)
◇フライ級
山田龍斗(大橋)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]徳島佐助(ワタナベ)
※優勢点により山田が次戦進出
◇S・フェザー級
下村佳輝(三迫)[TKO2回3分9秒]米本将規(鹿島灘)
◇ライト級
舛井海斗(協栄)[3-0(38-37、39-36×2)]橋本大佑(宮田)
観衆=458人
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