八重樫東 3階級制覇へ、クラス下げてもパワー維持

 前WBC世界フライ級王者で現WBC・L・フライ級3位の八重樫東(大橋)が20日、30日に東京体育館...
>>続きを読む

ダウン応酬 レベコがヨドモンコンをTKO

 アルゼンチンのメンドサ地方サンマルティンで19日(日本時間20日)行われたWBA世界フライ級&ld...
>>続きを読む

スティーブンソン強打爆発 スホットスキーを5回KO

 カナダ・ケベックシティのペプシ・コロシアムで19日(日本時間20日)挙行されたWBC世界L・ヘビー...
>>続きを読む

ラウンドアップ 映画「百円の恋」ほかメディア情報

■引きこもりでニートだった32歳の女性がボクシングに目覚め、自分と闘うさまを描いた映画「百円の恋」が...
>>続きを読む

superboxeo_banner_650x90

superboxeo_banner_650x90

ohishi

ohishi

2014年12月20日土曜日

八重樫東 3階級制覇へ、クラス下げてもパワー維持

 前WBC世界フライ級王者で現WBC・L・フライ級3位の八重樫東(大橋)が20日、30日に東京体育館で行われるWBC世界L・フライ級王座決定戦に向け、同じリングでOPBF・S・フライ級王座決定戦に臨む松本亮(大橋)と横浜市内のジムで練習を公開した。

 怪物ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との激闘から2ヵ月あまり。短いスパンでペドロ・ゲバラ(メキシコ=同級1位)との王座決定戦に挑む八重樫は、いつも通りのリラックスした表情で記者の質問に答えた。1階級下げての挑戦については「フライ級とは1.8キロ違うので、そこは一つの壁になると思うが、いままでの経験を生かして最後までしっかり調整したい」と意気込みを語った。

 クラスを下げることは不安材料と見られがちだが、八重樫のフィジカルトレーニングを担当する土居トレーナーは「筋肉量を落とさずに、脂肪だけ落としているので、パワーはまったく落ちていない。デメリットがあるとすれば、今まで以上に落とさなくてはいけないという精神的なストレスだけ。L・フライ級は適正ウエートだと思う」と逆3階級制覇に太鼓判を押した。

 さらに土居トレーナーはロマゴン戦を踏まえて、体幹の回転力を上げるトレーニングを八重樫に課した。より体幹を意識することにより、ロマゴンのような質の高いパンチを打てるようにすることがその狙い。従来の出入りのボクシングをレベルアップするために下半身の強化もやり直した。フィジカル面の強化は万全と言えそうだ。

 インフルエンザ対策などで家族のもとを離れ、12月頭からジム近くに借りたマンションに住み込みんで練習に励む八重樫。「いつもそうだけど、テーマは全力を出し切ること。それで力及ばすなら仕方がない。でも力を出し切れば勝てると思っています」と八重樫らしい言葉で締めくくった。

 12勝10KO無敗の松本はOPBF・S・フライ級王座決定戦でルサリー・サモール(タイ)と対戦する。自身初のタイトルマッチとなるが、大橋秀行会長によると、この試合に勝てば、来年の世界挑戦を実現する意向で、いわば世界戦に向けたテストマッチという位置づけだ。

 大きな期待のかかる松本は「きっちりKOで勝って、世界にいけるぞというところをアピールしたい」と堂々のKO宣言。同僚の井上尚弥と同じ20歳のホープが、世界へのチケットをかけてタイトルマッチに挑む。


2014年12月20日土曜日

ダウン応酬 レベコがヨドモンコンをTKO

 アルゼンチンのメンドサ地方サンマルティンで19日(日本時間20日)行われたWBA世界フライ級“レギュラー”王座タイトルマッチは王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)が指名挑戦者で暫定王者のヨドモンコン・ウォーセンティップ(タイ)に5回1分40秒TKO勝ち。暫定王者時代から合わせ8度目の防衛を果たした。

 試合はスリリング。2回、ヨドモンコンの右カウンターを食らったレベコがダウン。3回、身長、リーチで勝るタイ人がワイルドな左右を決めれば、4回にはレベコがボディーブローでダメージを与える。5回、レベコの右ボディーでヨドモンコンはヒザをつく。続行に応じた挑戦者だが、レベコの追撃連打でロープに詰まり、主審がストップをコールした。

 レベコ(31)は35勝19KO1敗。このクラスのWBA王者にはフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が統一チャンピオンとして君臨する。昨年から江藤光喜(白井・具志堅S=現OPBF王者)、粉川拓也(宮田)と日本勢を退けてアルゼンチンに乗り込んだヨドモンコン(23)は善戦及ばず34勝20KO3敗。


2014年12月20日土曜日

スティーブンソン強打爆発 スホットスキーを5回KO

 カナダ・ケベックシティのペプシ・コロシアムで19日(日本時間20日)挙行されたWBC世界L・ヘビー級タイトルマッチは、王者アドニス“スーパーマン”スティーブンソン(ハイチ=カナダ)が挑戦者5位ディミトリ・スホットスキー(ロシア)に5回2分42秒KO勝ち。4度目の防衛に成功した。

 サウスポーのスティーブンソンにアップライトに構えるスホットスキー。2回、左ショートで倒した王者が距離を取りながら優勢。5回、左カウンターで見事なノックダウンを奪ったスティーブンソンがまた倒し、最後は左ストレートを叩き込み、ロシア人をマットで失神させた。スティーブンソンは来年3月同じカナダで予定される3冠王者セルゲイ・コバレフvsジャン・パスカル戦の勝者との統一戦がクローズアップされる。

 同じリングのIBFウェルター級1位決定戦は、ランク2位ジョ・ジョ・ダン(本名イオヌット・ダン・イオン、ルーマニア=カナダ)が5位ケビン・ビジェール(カナダ)に2-1判定勝ち。またIBF・S・ミドル級2位決定戦は、7位アンドレ・ディーレル(米)が12位デレク・エドワーズ(米)に大差の3-0判定勝ち。一方、KOセンセーション、アルツール・ベテルビエフ(ロシア=WBA・L・ヘビー級11位)は初回にダウンを喫したが、2回一気に3度倒してジェフ・ペイジ(米)にKO勝利をあげた。


2014年12月20日土曜日

ラウンドアップ 映画「百円の恋」ほかメディア情報

■引きこもりでニートだった32歳の女性がボクシングに目覚め、自分と闘うさまを描いた映画「百円の恋」がきょう20日(土)から全国公開。主役のダメ女を安藤サクラが熱演。引退間際のボクサー役に新井浩文。監督は「イン・ザ・ヒーロー」の武正晴。http://100yen-koi.jp/

■WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)が、日本テレビできょう20日(土)18時30分~21時54分放送の「中居正広の6番勝負2014年今年の顔と対決SP」に出演。中居正広と一流アスリートがスポーツ対決。

■現在発売中の週間プレイボーイが16ページにわたりボクシングを特集。語り継がれる“あの一戦”の舞台裏を本人に直撃!「ボクシング伝説の瞬間」と題し、具志堅用高、辰吉丈一郎、鬼塚勝也、竹原慎二、畑山隆則、内藤大助、西岡利晃にインタビューを敢行。


2014年12月20日土曜日

久保隼、世界ランカーを破り6戦全勝

 真正ジム主催の「リアルスピリッツVOL40」は19日、神戸市立体育館で開かれ、メインのS・バンタム級8回戦で、OPBF東洋太平洋S・バンタム級7位の久保隼(真正)がWBCバンタム級11位ルイス・メイ(メキシコ)を3-0判定で下した。久保は6戦全勝(4KO)でうれしい世界ランカー撃破。セミの58キロ8回戦は、横川聡也(堺東ミツキ)がOPBFフェザー級14位、日本同級13位の西岡斗輝矢(明石)に2回KO勝ちした。

 サウスポーの久保は身長、リーチとも優位で、右ジャブを多用して、メイの接近を阻む作戦。初回に足が引っかかったような不運なダウンを喫した。しかし、あわてることなく冷静にジャブを突いて距離を保った。2回には、久保の攻撃をかわそうとしたメイが足をもつれさせるようにしてダウン。慌ただしいスタートとなった。

 ここから試合はイーブンの形で進み、飛び込むメイに、ジャブとフットワークで久保がかわす展開。メイは頭が低く、5回にヘディングで減点。6回、むきになって出てくるメイに、狙いすました久保の左ストレートがカウンターで決まりダウンとなった。

 メイは7回にもヘディングで減点をとられて反撃ならず。久保は6回に奪ったダウンが利いて77-72、76-72×2で世界ランカーを破った。久保は「試合内容は悪く、反省ばかりですが、来年は小國以戴さんとやりたい」と日本S・バンタム級王者へ挑戦状を叩きつけた。

◇58キロ8回戦
横川聡也(堺東ミツキ)[KO2回2分12秒]西岡斗輝矢(明石)
 横川の積極的な攻撃が功を奏した。頭から突っ込む悪い癖がある横川だが、この日は重心を右足に置いて、しっかりと西岡の動きを見ながら、ジャブ、右ストレートを出した。西岡はスロースターター。横川の出方をうかがいながら、バックステップでリズムをつかもうとした。しかし、2回開始直後、西岡が接近したところに横川の右がヒットして、西岡がキャンバスに沈んだ。立ち上がった西岡に横川が襲いかかると2度目のダウン。なんとか立った西岡だが、コーナーで横川の乱打を浴びてKOが宣告された。


2014年12月20日土曜日

高山勝成、4団体目のベルト獲得に自信

 大みそかにボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で行われるIBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦に出場する前IBF王者の高山勝成(仲里)が19日、同市大正区の仲里ジムで練習を公開した。


 1ヶ月前から練習を開始して減量に取り組み、58キロあった体重を9キロ絞り、現在ではリミットに近い48キロ。この間、近大ボクシング部員らと80ラウンドのスパーリングを消化。20日のジムでの最終スパーリングを残すばかりで、この日は、シャドー、サンドバッグ打ちなど軽いメニューをこなした。

 これまでWBC、WBA、IBFと3団体のベルトを獲得し、悲願の4団体制覇に迫った高山。日本王者でIBF6位、WBO2位のサウスポー大平剛(花形)と対戦に向けて「いよいよ大みそか決戦、僕も大平選手も勝って新しい年を迎えたいし、すごくわくわくしている」と自身14度目となる世界戦に気持ちを高ぶらせた。

 サウスポー中心のスパーリングで大平対策は十分行い、試合に向けて不安はない。「大平選手はパンチにスピードがあるが、相手のペースに乗らないで、自分のペースで戦う」と落ち着いて話し、見えない角度から打ち込んでくる大平の「花形スペシャル」なる左対策は「必殺パンチ? 初めて聞きました。スペシャル返しを放ちますよ」と余裕たっぷりに語った。


2014年12月19日金曜日

WBC総会閉幕、大橋秀行会長が歴代ベスト王者で表彰

 米ラスベガスのミラージュ・ホテルで開かれていた第52回WBC年次総会が18日(日本時間19日)閉幕した。今回の総会では、ファン投票などで決められた全17階級の歴代ベスト世界王者の表彰式が行われ、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長がミニマム級のベスト王者の1人として表彰を受けた。

 選出されたのは各階級2人で、大橋会長は同じ階級のリカルド・ロペスや、ヘビー級のマイク・タイソン(米)、イベンダー・ホリフィールド(米)、ウェルター級のシュガー・レイ・レナード(米)、ライト級のロベルト・デュラン(パナマ)らと歴代のレジェンドたちと登壇。チャンピオンベルトを受け取り、集まった1500人以上の関係者から祝福された。

 総会には現役のWBCバンタム級王者、山中慎介とS・フェザー級王者の三浦隆司らも出席。表彰が行われたこともあり、例年以上に新旧のチャンピオンが多く参加した。総会では通常のランキング委員会などを開いたほか、プロボクシングを開催するアマチュアのAIBA(国際ボクシング連盟)の動きについても話し合われた。来年の総会は中国の昆明で開かれる予定。Photo/SUMIO YAMADA


2014年12月19日金曜日

井上尚弥、打倒ナルバエスはボディ攻撃がカギ

 30日にゴングとなる「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」(東京体育館)でWBO世界S・フライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦する前WBC世界L・フライ級王者の井上尚弥(大橋)が19日、同じく30日に出陣の弟拓真と一緒に横浜市内のジムで練習を公開した。

 2階級アップしての世界挑戦に不安の声もある井上だが「この時期でもしっかり追い込めているし、減量着を着ないでも汗が出ている」と階級アップのデメリットではなく、メリットを実感。確かに顔色が悪く、口数が少なかった前回L・フライ級防衛戦前の公開練習とは対照的に、この日は笑顔も見せながら報道陣の質問にはきはきと答えた。

 これまでに160ラウンド近いスパーリングでサウスポー対策を重ねた。フィジカルトレーニングでS・フライ級の身体づくりを進め、パンチの威力も増した。減量も順調というから死角はなさそうだが、相手は井上が“スーパーチャンピオン”と表現する軽量級屈指の王者ナルバエスなのだから楽観はできない。井上も「スピードと若さと勢いを生かし、ヒットアンドアウェイをしていきたい」としながら「難しい試合になるのは間違いない」と表情を引き締めた。

 ディフェンシブで老かいなナルバエスを崩すのは、井上といえども至難の業だろう。父である真吾トレーナーは「ガードが高いので、ガードさせて下、ガードさせて下、というパターンで崩していきたい」。井上自身も「上(顔面)はほどんどもらわないので下しかない」とボディ攻撃がひとつのキーになるとの見方を示した。

 年末は2日間にわたり3会場でビッグイベントが開かれるが、井上の頭の中はナルバエス攻略でいっぱいだ。「今回はつまらない試合になっても構わないと思っている。勝ちに徹したボクシングをしたい」と必勝を誓った。

 プロ4戦目のリングで、オマールの弟ネストールと対戦する世界ランカーの拓真は「自分の距離、ステップワークを意識して練習してきた。試合が楽しみ」とナルバエスとの兄弟対決に自信を見せた。大橋秀行会長によると、できれば来年の次戦で日本か東洋太平洋タイトルに挑戦予する予定で、拓真は「しっかり勝ってタイトル戦につなげたい」と力強く語った。


2014年12月19日金曜日

チャベス・シニアがチャリティー・スパー

 メキシコの伝説のスーパースター、フリオ・セサール・チャベス父(52)が18日(日本時間19日)同国ソノラ州エルモシヨのリングに登場。といってもヘッドギアを着用したエキジビションで、2人のパートナーを相手に4ラウンズのスパーリングを披露。約9年ぶりの英雄の勇姿に集まった3000人のファンが拍手を送った。

 同地の多目的センター(今月6日、フライ級統一王者エストラーダが無冠戦に出場)で行われたスパーリングは恵まれない子供たちへのチャリティーイベント。観衆は各々オモチャを持参して入場することになっていた。久しぶりに体を動かしたチャベスはトレードマークの左フックのレバー打ちを連発。「入場してくれたファンに感謝したい。ブランクが長くて疲れたけど、子供たちのためにやりがいがあった」とコメント。

 一方、同日午前にはチャベスの業績を記念する博物館の起工式が行われた。州政府が1900万ペソ(約1億6000万円)を投じる本格的なものだ。


2014年12月19日金曜日

スティーブンソンvsスホットスキー計量パス

 明日19日(日本時間20日)カナダ・ケベックシティのペプシ・コロシアムで開催されるWBC世界L・ヘビー級タイトルマッチの計量が18日行われ、王者アドニス・スティーブンソン(ハイチ=カナダ)が174.5ポンド(79.15キロ)、挑戦者WBC7位ディミトリ・スホットスキー(ロシア)は173.5ポンド(78.70キロ)でそれぞれリミット175ポンドをクリアした。

 スティーブンソン(37=24勝20KO1敗)は前回のアンドレイ・フォンファラ(ポーランド)との防衛戦でダウンを喫しており、挑戦者の強打は要注意。この試合に勝てば、来年3月に予定される3冠統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)vsジャン・パスカル(ハイチ=カナダ)戦の勝者との4冠統一戦がクローズアップされる。

 対するスホットスキー(33=22勝16KO2敗)は2度目の世界挑戦。5年前、当時のWBO王者ユルゲン・ブラーマー(ドイツ)をストップ寸前に追い込む場面をつくったが、0-3判定負け。2敗目をコーネリアス・ホワイト(米)に喫した後、4連勝してスティーブンソンに挑む。賭け率は30-1と大きく王者に傾いている。

 同じリングではイヌオット“ジョ・ジョ”ダン(ルーマニア=カナダ)がケビン・ビーゼル(カナダ)とIBFウェルター級1位の座を争う。両者とも146.75ポンド(66.56キロ)を計測。またアンドレ・ディーレル(米)とデリク・エドワーズ(米)がIBF・S・ミドル級2位決定戦。ウェイトはディーレルが167.75ポンド(76.09キロ)、エドワーズが167ポンド(75.75キロ)。同じく元王者タボリス・クラウド(米)を2回KOしたアーサー・ベテルビエフ(ロシア=6勝6KO無敗)がジェフ・ペイジJr(米)と10回戦。Photo/BoxingScene.com


2014年12月19日金曜日

フランプトンvsアバロス 2.28ベルファスト

 IBF世界S・バンタム級王者カール・フランプトン(英)と指名挑戦者クリス・アバロス(米)のタイトル戦が決定。試合は来年2月28日、王者の地元英国北アイルランド・ベルファストのオデッセイ・アリーナで挙行される。

 決定にともない、プレゼンテーションが18日同地で行われた。元チャンピオンでマネジャーのバリー・マクギガン氏が帯同したフランプトンは「アバロスは女々しい。だから口先だけの男。ヤンキーの典型だ」と挑発。アバロスも負けじと「5ラウンド以内にノックアウトする! アンタはそれを覚悟している」反撃し、会見はヒートアップした。

 フランプトン(19勝13KO無敗)は9月、キコ・マルチネス(スペイン)から奪ったベルトの初防衛戦。アバロス(25勝19KO2敗)は5月、マカオで石本康隆(帝拳)を8回TKOで破り、IBF王座への指名挑戦権を獲得していた。Photo/BoxingScene.com


2014年12月18日木曜日

湯場忠志、6回TKO負けでOPBF王座獲得失敗

 OPBF東洋太平洋S・ウェルター級王座決定戦が18日、東京・後楽園ホールの「DANGAN118」で行われ、同級4位の湯場忠志(都城レオS)は同級1位デニス・ローレンテ(フィリピン)に6回TKO負けを喫した。タイムは2分38秒。

 沼田康司が引退して空位になった王座を、日本5階級制覇の湯場と、WBC同級14位のローレンテが争った。試合は長身の湯場がアウトボクシングを心がけ、ローレンテが鋭いジャブを突きながら距離を詰めていく展開となった。同じ37歳のサウスポーながら動きの鋭さはローレンテが上。湯場は動きが重く、省エネを心がけているようにも見えた。ローレンテは4回、足を使っていた湯場をロープに詰め、コンビネーションから左を振り下ろして湯場をキャンバスに突き落とした。

 ここはしのいだ湯場だったが、5回には相手のパンチで右目上部をカット。6回に攻め立てられるとアッパーを食らったのか力なく後退。最後は右フックをもらってダウンすると、主審が即試合を止めた。試合後「最後に東洋ができたことはうれしい。やりきった感はある」と語った湯場は46勝33KO10敗2分。ローレンテは49勝30KO5敗5分。


2014年12月18日木曜日

藤本京太郎がノンタイトル戦に判定勝ち

 日本ヘビー級王者の藤本京太郎(角海老宝石)が18日、東京・後楽園ホール「DANGAN118」のセミでノンタイトル8回戦を行い、ダビド・ラデフ(フランス)に3-0判定勝ちした。スコアは79-74×2、80-73。

 藤本は9月に石田と対戦して判定負けしたダビデの力量を初回に把握。スピードをはじめ総合力で上回るとわかると、2回からアグレッシブにダビデを追い詰めていった。試合は藤本のワンサイドで進んだが、あと一息というところでダビドはひょいひょいと避けるのがうまく、藤本は詰め切ることができなかった。藤本は11勝6KO1敗。ダビドは5勝2KO9敗2分。

 藤本はきょう18日23時からフジテレビのバラエティ番組「アウトデラックス」に登場する。

◇S・バンタム級8回戦
臼井欽士郎(横浜光)[2-1(77-76、78-74、76-77)]芹江匡晋(伴流)
 3年3ヶ月ぶりに復帰した元日本バンタム級1位の臼井と、元日本S・バンタム級王者で現8位の芹江との一戦は、体をぶつけていく芹江に対して臼井もヒートアップ。前半はクリンチとホールドの多い乱戦となった。臼井は思うようなボクシングはできなかったが、クリーンヒットの数で上回って勝利。34歳の臼井は22勝11KO4敗。赤穂亮(横浜光)戦に続く連敗の芹江は25勝10KO6敗。

◇フライ級8回戦
松尾雄太(国際)[3-0(77-74、78-74、78-73)]堀陽太(横浜光)
 フィジカルの強い松尾がゴングと同時にグイグイとプレスをかけ、日本フライ級10位のサウスポー堀を受けに回らせた。松尾は3回に左フックを決めて堀からダウンを奪う。本来のテンポの速いボクシングを見失った堀は、松尾の疲れに乗じて終盤追い上げたが及ばなかった。ランカー撃破の松尾は7勝4KO1敗1分。堀は12勝7KO3敗2分。

◇フライ級8回戦
長嶺克則(マナベ)[3-0(77-75、79-73×2)]大保龍斗(横浜さくら)
 眼疾で昨年7月以来の試合となる2012年全日本新人王の長嶺が復帰戦で13年全日本新人王の大保を迎えた。長嶺は序盤から適切なポジショニングでボディブロー、左フックなどを大保に見舞った。しかしタフな大保は打撃戦で一歩も引かず、勝負は判定に。有効打をコンスタントに決めた長嶺が新人王対決を制し無敗記録を伸ばした。長嶺は10勝6KO無敗。大保は6勝2KO2敗1分。


2014年12月18日木曜日

アリと戦った元王者アーニー・テレル死す

 1960年代に活躍した元WBAヘビー級王者アーニー・テレル(米)が16日、シカゴで亡くなった。75歳だった。死因などに関しては伝えられていない。

 1957年にプロデビューしたテレル氏は62年4月、強打のクリーブランド・ウィリアムズにTKO負けしたが、この試合で名を売り、翌年リベンジを果たす。65年3月、当時の王者モハメド・アリがソニー・リストンとの再戦を強行したため剥奪されたWBA世界ヘビー級王座をエディ・マーチェンと争い、15回判定勝ちで獲得。ジョージ・シュバロ、ダグ・ジョーンズを破り2度の防衛に成功した。67年2月、ヒューストン・アストロドームでアリに判定で敗れて王座を失った。アリはすでに改名していたが、テレルは終始「カシアス・クレイ」と呼び続けたエピソードがある。

 73年に現役を引退。生涯戦績は36勝21KO9敗。198センチの身長を生かしたアウトボクサー型で左ジャブが秀逸だった。引退後は音楽ビジネスに進出する噂もあった。87年にシカゴで地区選挙に出馬したこともあった。ミシシッピ州出身。


2014年12月18日木曜日

たけしが天笠尚にリゴンドウ対策を伝授

 タレントのビートたけしが18日、東京・世田谷区の山上ジムを訪れ、大みそかのボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)でWBA・WBO世界S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に挑戦する天笠尚(山上)を激励した。

 たけしは天笠の試合を放送するTBS「KYOKUGEN 2014」の総合MCを務める関係で、この日は天笠の練習を見学して、インタビューを敢行。ボクシング好きとして知られるたけしだけに、天笠とのトークもかなり踏み込んだ内容となった。

 昨年4月のリゴンドウvsノニト・ドネアを見てリゴンドウの技術の高さに感心したというたけしは「ここ最近のスポーツ界では、一番の話題なんじゃないかな」と今回のマッチメークを高く評価。その上で天笠のセコンドになりきって、リゴンドウ攻略法を語り始めた。

 たけしが挙げたポイントは、天笠(29歳、178cm)がリゴンドウ(34歳、164cm)との体格差と年齢差を生かすということ、そして天笠のパンチ力を生かすことだ。たけしは「クリンチでは押しつぶしてもいいし、第1ラウンドに効いたふりをしてカウンターを狙っても面白い」など持論を展開。「技術は相手のほうが上だから、打ち合いに持って行きたいね」という言葉に、天笠は大きくうなずいた。

 たけしの映画「キッズリターン」が大好きだという天笠はたけしの激励に大感激。最後はリゴンドウに勝ったらスポーツカーをプレゼントしてもらうという約束までかわし、「今日はすごいモチベーションが上がった。大みそかは勝って車を買ってもらいます」と興奮した表情で語った。


2014年12月18日木曜日

リゴンドウが来日前に公開トレーニング

 大みそかにボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で天笠尚(山上)の挑戦を受けるWBA&WBO世界S・バンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が17日(日本時間18日)居住する米フロリダ州マイアミでファンに練習を公開。日本上陸前に好調な仕上がりぶりを披露した。

 マイアミのダウンタウン、リトル・ハバナにあるベルサイユというショッピングセンターに設けられたリングで、リゴンドウは縄跳び、シャドーボクシング、トレーナーとのミット打ち、ボディー打ちなどのメニューを披露。200人ほど集まったファンを楽しませた。

 準備完了を印象づけた統一王者は「挑戦者は私よりかなり上背があるが、問題ない。私はあらゆるタイプの選手に即時対応できる」と自信を覗かせている。Photo/BoxingScene.com


2014年12月18日木曜日

宮崎、松本、粟生がWBOランク入り、赤穂はB級1位

 WBOの最新ランキングが18日までに明らかになった。新たに元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(井岡)がフライ級15位に、既にWBA・S・フライ級でランキング入りしている松本亮(大橋)がバンタム級14位に、他の3団体でひと桁ランク入りしている元世界2階級制覇チャンピオンの粟生隆寛(帝拳)がライト級3位に入った。亀田和毅が王者のバンタム級では、4位につけていた赤穂亮(横浜光)が1位にランクされた。

 高山勝成(仲里)と大平剛(花形)による王座決定戦が決まっているミニマム級は、フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)の返上で王座が空位に。大みそかにWBA・WBO世界S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に挑む天笠尚(山上)はフェザー級からS・バンタム級の6位に名前が入った。

 S・ライト級は王者クリス・アルジェリ(米)がウェルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)に敗れて王座が空位に。ミドル級はアンディ・リー(アイルランド)がマット・コロボフ(ロシア)との王座決定戦を制して新王者となった。月間MVPにはライト級タイトルの2度目の防衛に成功したテレンス・クロフォード(米)が選ばれた。


2014年12月17日水曜日

斉藤幸伸丸が2回TKO負け、ランカー小竹も敗れる

 17日東京・後楽園ホールで「三迫一門会」が行われ、メインの68キロ8回戦は日本ウェルター級3位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)が比国ウェルター級2位のアーネル・ティナンパイに2回15秒TKO負けを喫した。

 ともにがっちり体型の2人はガードを固めて、思い切りパンチを振るうスタイルも似ていた。斉藤の動きは悪くないように見えたが、初回終盤、ティナンパイのワンツーが斉藤のガードの間を打ち抜いて、斉藤は尻からダウンした。ダメージがあったのか、2回開始早々、ティナンパイの同じようなワンツーで斉藤が撃沈。レフェリーが即ストップした。

 5度目のタイトル挑戦が遠のいた斉藤は20勝11KO7敗1分。昨年8月にも福本祥馬(八王子中屋)を6回TKOで下し、日本で連勝のティナンパイは21勝7KO16敗1分。

◇140ポンド8回戦
松山和樹(山上)[77-74×2、78-73]小竹雅元(三迫)
 長身の松山は距離をキープし、日本S・ライト級5位のサウスポー小竹の打ち終わりに左フックを合わせた。小竹は3回に左を決めてラッシュし、松山をダウン寸前に追い込む。しかしここを切り抜けた松山は立て直し、再びカウンター主体のボクシングを機能させた。小竹は5回にヘッドバッティングで減点1。松山は終盤、小竹の左ストレートと右フックを被弾する場面もあったが、コンスタントにカウンターを決めてジャッジの支持を得た。ランカー撃破の松山は10勝5KO5敗。小竹は9勝5KO9敗2分。

◇141ポンド8回戦
上野雄大(渋谷三迫)[引き分け1-1(77-76、76-77、77-77)]中山聰歯(フラッシュ赤羽)
 パンチのある上野とサウスポー中山の一戦は序盤から互いの頭がぶつかり合う展開。中山が6、7回に左ストレート、ボディ攻撃で攻勢をアピールしたが、最終回は上野が盛り返してドロー判定。上野は7勝6KO7敗3分。中山は7勝3KO8敗1分。

◇51.5キロ8回戦
藤北誠也(三迫)[3-0(79-74、80-72×2)]大嶽正史(石橋)
 若い藤北が足を使い、出入りのボクシングで主導権を握った。前に出たいベテランの大嶽は足がついていかない印象。最後まで藤北をとらえることはできなかった。藤北は8勝1KO1敗。3連敗の大嶽は14勝7KO13敗2分。

◇112ポンド8回戦
渡邉秀行(ワールド日立)[TKO7回45秒]鬼ヶ島竜(三迫)


2014年12月17日水曜日

内山高志、回復した右拳で豪快ノックアウトの期待

 大みそか開催「THE BEST OF BEST」(大田区総合体育館)のメインイベントで9度目の防衛戦に臨むWBA世界S・フェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が17日、東京・五反田のワタナベジムで練習を公開した。

 待ちに待った1年ぶりの試合を迎える内山は「練習で右ストレートを去年よりも強く打てるようになった。その成果を出したい。いつもKOは意識しないと話しているが、あたれば倒れると思う」と明るい表情でコメントした。

 自信の裏付けは右拳の復活にある。内山はアマ時代から強打者の宿命ともいえる拳の痛みに悩まされ手術を経験した。それでもプロに入ってからは、右強打で対戦相手をなぎ倒してきたが、2010年9月ロイ・ムクリス(インドネシア)とのV2戦後に右拳を悪化させ、11年1月の三浦隆司(帝拳)戦では使用不可能となって左手だけで勝利した。その後、再びメスを入れて昨年大みそかの金子大樹(横浜光)戦まで5度の防衛を重ねたが、昨年の段階で「50%くらい」でしか右は打ち抜けなかったという。

 その右がブランクも奏功したのか「80から90%くらい」まで回復した。ロードワーク中につまずいて転んだとき、手を地面につかずに前に1回転して難を逃れたエピソードを明かしたほど右拳に気を遣ってきた。今回は「右を効かせて攻撃につなげるイメージが出来上がっている」というから頼もしい。

 挑戦者のイスラエル・ペレス(アルゼンチン)は打たれ強さと強固なディフェンスを武器とし、シドニー五輪出場の経験もあって技巧もしっかりしているとの評判だが、チャンピオンが万全であれば問題ないだろう。

 年末は国内で世界戦が8試合組まれるなどビッグマッチが目白押し。「相当すごい試合をしないと見向きもされない」と認識する内山は、豪快な右ストレートを武器に「相当すごい試合」をする意気込みだ。


2014年12月17日水曜日

天笠尚、リゴンドウ撃破の可能性は1%から3%へ

 大みそかに大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)第1競技場でWBA&WBO世界S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に挑む天笠尚(山上)が17日、都内の協栄ジムで公開練習に臨んだ。

 軽量級トップ選手のリゴンドウとの試合が決まったときは「99パーセント勝てない」と語った天笠。本番まで2週間となり「まだそれほど実感がない」というものの、減量が順調とあってか動きも舌も好調だった。「いまは97パーセント勝てない。勝算は3パーセントぐらいはあるんじゃないかと思う」。

 リゴンドウ対策については「どうやってパンチを当てるか。それのみです」と具体的には語らず。相手との技量の差を素直に認め、少ない可能性を持ち味の強打さく裂にかける。「まともに組み合おうとは思っていません。戦い方は極端なものとなると思います。見合うことはしない」と意気込みを表した。

 現在、体重はS・バンタム級リミット3キロ超。フェザー級時代はこの段階ではまともに動くことができなかったが、調整法を変えた今回は調子がよく、前日も9ラウンドのスパーリングを敢行した。この日の公開練習では元全日本新人王の三瓶数馬(協栄)と手合わせ。スパー、ミット打ちとも軽めのもので手の内を隠したが、コンビを組む内田洋二トレーナーは「100パーセント勝てると僕は思っている」と見栄をきっていた。


2014年12月17日水曜日

HBOvsショータイム 13日の視聴件数

 先週土曜日13日、同じラスベガスで挙行されたトップランクとGBP主催のイベントのテレビ視聴件数がニールセン・メディア・リサーチから発表された。それによるとトップランクの試合を放映したHBOはメインのティモシー・ブラッドリーvsディエゴ・チャベス戦が全米平均で96万6000件、ピーク時には110万件に達した。

 同日HBOはブラッドリーvsチャベス戦を含め3試合放送したが、3試合平均は84万1000件だった。これは今年のワースト2の数字。

 一方GBPの4試合を放映したショータイムはメインのアミール・カーンvsデボン・アレキサンダー戦が平均で76万2000件、ピーク時には88万7000件をマーク。またもHBOに軍配が上がったが、ショータイムは前回両局がかち合った2年前より25%も伸びたと豪語している。Photo/SHOWTIME


2014年12月16日火曜日

大平剛「ずる賢くいきたい」 打倒高山に意欲

 12月31日ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で、空位のIBF・WBO世界ミニマム級王座を、前IBFチャンピオンの高山勝成(仲里)と争う日本王者の大平剛(花形)が16日、横浜市内のジムで練習を公開した。

 大平は06年に就職してボクシングを離れ、脱サラして2年半後の09年にこの世界に戻ったという経緯の持ち主。それだけに「凡人の僕には一生に一度あるかないかのチャンス」への思い入れはだれよりも強く、この試合に向けて万全の準備を進めてきた。スパーリングは過去最高となる120ラウンド(試合までに140ラウンド)。さらに両足首に500グラムの重りを巻いて練習するなど、出入りの速い高山対策として、スタミナアップと足腰の強化に取り組んだ。

 試合展開を問われた大平は「12ラウンドを通してパンチをもらわないのが理想。距離の取り合いになると思うので、自分の距離を保ってペースをつかみたい」と技巧派らしくフルラウンドのプランを描いてみせた。

 世界初挑戦に向けて、心強い味方となったのが小野心(ワタナベ)の存在だ。小野は5月、高山に挑戦して敗れながらも善戦した。小野は大平と同じサウスポーというだけでなく、花形ジム出身で大平とも旧知の仲。試合が決まった直後から連絡を取り合い、つい最近も「最後まで気を抜かない。左ストレートはよくあたる」などとアドバイスを受けたという。

 これまでにWBA、WBC、IBFと3本のベルトを獲得してきた高山と、世界初挑戦の大平では、高山有利の予想が常識的だ。不利と言われる挑戦者だが、動じることも、気負うこともなく「自分は変則とも言われるけど、独特の間合いがある。そこを生かしてずる賢くいきたい」とアップセットを宣言。決定戦がIBFに続きWBOとの2冠になったことについては「WBOがかかったのは正直、なんでかな、というのはある」と少し戸惑いを見せた。


2014年12月15日月曜日

元日本王者の近藤明広が不覚、山田智也が競り勝つ

 元日本ライト級王者の近藤明広(一力)が15日、東京・後楽園ホールの「ファイティングビーvol.10」に登場。ライト級8回戦で山田智也(協栄)に1-2判定で敗れた。スコアは77-76、76-75で山田、77-76で近藤だった。

 6月に3年ぶりに復帰した2010年全日本新人王の山田は、元日本王者を相手に好戦的なボクシングを展開。2回からは距離を詰めて接近戦も仕掛けていった。11月に続く連戦の近藤は、やや受けに回っている印象だが、4回に右を決めて山田がキャンバスへ。山田はダウンでないとアピールしたが、判定はダウンだった。

 これをきっかけに近藤が勢いづくかと思われたが、山田は距離をつぶしてボディ攻撃やアッパーで近藤に迫り、近藤も打ち返して勝利への欲を見せるものの、拮抗した展開が続く。スコアは割れて、より攻撃的だった山田がわずかに上回った。近藤は20勝9KO5敗1分。山田は12勝3KO5敗。

◇フェザー級8回戦
関豪介(角海老宝石)[負傷判定5回1分0秒2-0(48-48、49-47、49-46)]長井祐太(勝又)
 ベテランの長井がボディ打ちを軸に積極的に仕掛け、日本フェザー級4位のサウスポー関は距離を取ろうと試みた。2回にバッティングで両者ともに出血。関は3回から手数を増やし、4回には回転の速い連打を決めてみせたが、5回に関の傷が広がりストップに。関は16勝3KO1敗2分。長井は28勝19KO11敗4分。

◇53.5キロ8回戦
上林巨人(竹原&畑山)[3-0(77-74、78-73、79-72)]オスカル・ブランケット(メキシコ)
 元アマ全日本王者で日本バンタム級12位の上林が、フライ級世界王者の八重樫東に挑戦経験のあるブランケットを迎えた。思い切りパンチを振り回してくるブランケットに対し、上林は2回から力強い右を打ち込んでいった。ブランケットもワンツー、ボディブローのコンビネーションで対抗し、相打ちのシーンがしばしばあったが、体格に勝る上林が優勢。やや乱戦の様相を呈してきた7回、上林が上から押しつぶすような形ながらダウンを奪った。上林は7勝4KO1分。タフだったブランケットは32勝23KO9敗1分。

◇バンタム級8回戦
中川とん虎(角海老宝石)[2-0(76-76、78-75×2)]若松竜太(勝又)
 ガードを固めて前に出る中川に対し、若松は左右に動きながらジャブとワンツーで好スタートを切った。中川は3回からプレスを強めてボディ攻撃。若松は5回に右ストレートを決めてチャンスを作り、試合は最後まで拮抗した。小差の試合は中川の前に出る姿勢が評価された。中川は12勝4KO6敗2分。若松は10勝7KO11敗。

◇S・バンタム級8回戦
丸亀光(竹原&畑山)[TKO2回2分44秒]岡畑良治(セレス)
 元アマ全日本王者の丸亀がプロ3戦目。昨年11月以来の試合となった丸亀はサウスポーの岡畑に力強い右を繰り出していくが、初回に右フックをカウンターで食らってダウン。2回もサイドに動く岡畑のペースで進んだが、丸亀は岡畑をロープに追い込むと、左フックを決めて岡畑をキャンバスへ。主審はカウント9まで数えて、立ち上がれない岡畑にストップを宣告した。丸亀は3勝2KO。岡畑は9勝1KO11敗5分。

◇フライ級8回戦
新井雄大(渡嘉敷)[3-0(78-74、79-75、79-73)]桜井康弘(レパード玉熊)
 サウスポー対決は新井が優勢。トリッキーな動きと素早い出入りで桜井を寄せ付けない。桜井が中盤プレスを強めると新井の勢いが弱まり試合が停滞する。新井は7回に右フックを決めて猛攻を見せるが、ノックアウトはできなかった。新井は6勝3KO1敗3分。桜井は7勝18敗。


2014年12月15日月曜日

ボクシング・ビート1月号好評発売中!

 ボクシング・ビート1月号が15日に発売となりました。巻頭特集は年末恒例のビッグイベントを「主役は誰だ!?」と題して特集。表紙には年末イベントに出場する日本ジム所属選手11人をズラリと揃えました。2階級アップして2階級制覇を狙う井上尚弥をはじめ、9度目の防衛戦に挑む内山高志、リゴンドウに挑戦する天笠尚らを取材し、年末決戦を余すところなくプレビューしています。

 年末の試合で誌面が埋まりがちではありますが、ビートならでは特集記事も断じておろそかにはしておりません。ボクシング・ビート・アワードでは、海外のヒーローたちを独自の視点から表彰。2014年の世界のボクシング・シーンも振り返ることができる企画となっております。

 横浜光ジムの2トップ、赤穂亮と金子大樹の特別対談や、かつて4度の世界戦を繰り広げた西岡利晃さんとウィラポンさんのトーク対決も読みごたえ十分。締め切り近くに舞い込んできた、具志堅用高氏、故大場正夫氏の殿堂入りニュースも世界の受賞者を含めて詳しく報じています。

 ほかにも三浦隆司、ローマン・ゴンサレス、マニー・パッキャオ、ウラジミール・クリチコの防衛戦レポート、先月亡くなった俳優・高倉健さんの「健さん、ボクシングを愛してくれてありがとう」、海外読み物「どうなった!? スーパースターの2代目たち」など興味津々の記事が盛りだくさん。最後になりましたが、毎年ご好評いただいているワールド・ボクシング・カレンダーを今年もつけました。ぜひ今月もボクシング・ビートをお楽しみください!


2014年12月15日月曜日

カシメロ、ベチェカ、ベルデホが勝利 13日試合結果

■メキシコのモンテレーで行われたIBFフライ級1位決定戦は3位で前IBF世界L・フライ級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が4位アルマンド・サントス(メキシコ)を初回終了直前、左フックで倒した後、2回早々、左アッパーで沈め、24秒TKO勝ち。王者アムナット・ルエンロエン(タイ)への指名挑戦権を得た。

■元WBA世界フェザー級“スーパー”王者シンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)が同国のイーストロンドンでアルトゥロ・サントス・レイジェス(メキシコ)に大差の3-0判定勝ち。WBAインターナショナル・フェザー級王者に就いた。サントス・レイジェスは2年前、長谷川穂積と対戦した選手。

■米フィラデルフィアに登場した世界王者候補フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ=WBAライト級9位)がメインの8回戦でカリム・エル・クアスガリ(スペイン)に3回1分27秒TKO勝ち。ロンドン五輪代表からプロ入りしたベルデホ(21)は16勝12KO無敗。世界挑戦はS・フェザー級もオプションにある。

■第52回WBC年次総会が14日、ラスベガスのミラージュ・ホテルのレセプションで開幕。20日まで開催される。


Page 1 of 22712345