天笠尚vs梅津宏治 10.15東洋太平洋フェザー級戦

 OPBF東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚(山上)が10月15日、後楽園ホールの「ガッツファイティン...
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テイラー逮捕、ジャモエがキグに挑戦

■元世界統一ミドル級王者のジャーメイン・テイラー(米)が従弟の男性への発砲に関与した疑いで逮捕された...
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井上尚弥、新減量法でコンディション万全

 9月5日東京・代々木第二体育館の「ダイヤモンドグローブSP」で、同級13位サマートレック・ゴーキャ...
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鈴木稔弘が銀、村田昴は銅獲得 南京のユース五輪

 中国・南京市で開催中の第2回ユース・オリンピックのボクシング競技で、ライト・ウェルター級の鈴木稔弘...
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2014年8月27日水曜日

天笠尚vs梅津宏治 10.15東洋太平洋フェザー級戦

 OPBF東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚(山上)が10月15日、後楽園ホールの「ガッツファイティング」で同級12位の梅津宏治(ワタナベ)と3度目の防衛戦を行うことが決まった。

 日本タイトルを4度防衛し、OPBFタイトルも2度防衛中の安定チャンピオンがベテランの元日本王者を迎え撃つ。37歳の梅津は06年10月、渡邉一久を下して2度目の挑戦で日本タイトルを獲得。初防衛戦で粟生隆寛(帝拳)に王座を明け渡すと、その後は王座決定戦を含めて日本タイトル戦の舞台に4度立ちながら、松田直樹、細野悟(大橋)、岡田誠一(S・フェザー級=大橋)の壁に阻まれ、王座に復帰することはできなかった。

 近年はノーランカーに敗れるなど苦しみながら、今年2月、当時日本1位の東上剛(ドリーム)を下して再浮上。OPBFランクも復帰し、今回のチャンスをもぎ取った。8年越しの王座返り咲きに燃える梅津の通算戦績は21勝9KO14敗3分。天笠(27勝18KO4敗2分)の牙城を崩すことはできるだろうか。

 なおアンダーカードには、日本S・フェザー級13位のホープ三瓶数馬(協栄)が登場。フィリピン出身の日本ライト級14位さくら淳(横浜さくら)との無敗対決に挑む。ほかにも元日本S・バンタム級暫定王者の瀬藤幹人(協栄)、モデルボクサーの高野人母美(協栄)らが出場予定。


2014年8月27日水曜日

テイラー逮捕、ジャモエがキグに挑戦

■元世界統一ミドル級王者のジャーメイン・テイラー(米)が従弟の男性への発砲に関与した疑いで逮捕されたと米メディアが報じた。男性はアーカンソー州にあるテイラーの自宅で撃たれ重体とのこと。詳細は不明だが、10月8日に予定されているIBF世界ミドル級王者サム・ソリマン(豪州)への挑戦に影響が出るのは必至か。

■26日中国の上海で行われたWBA・L・フライ級暫定王座決定戦は、同級2位のランディ・ペタルコリン(フィリピン)が同級6位ワルテル・テージョ(パナマ)を7回TKOで下し、暫定王座に就いた。試合はスタートからペタルコリンがコントロール。7回に2度のダウンを奪って試合を終わらせた。長身サウスポーのペタルコリンは11月22日、中国マカオで行われるパッキャオvsアルジェリをメインとしたトップランク社イベントに出場する話が出ている。

■英国マンチェスターで9月13日行われるWBA世界S・バンタム級王者スコット・キグ(英)の防衛戦の相手がシュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)に。キグ側はパウルス・アンブンダ(ナミビア)と対戦するはずが、アンブンダの負傷でキャンセルに。急きょ代役に指名されたジャモエは4月、大阪でWBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)に挑戦して9回TKO負け。6月に母国で再起している。


2014年8月27日水曜日

井上尚弥、新減量法でコンディション万全

 9月5日東京・代々木第二体育館の「ダイヤモンドグローブSP」で、同級13位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)を迎えて初防衛戦に臨むWBC世界L・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が27日、横浜市内のジムで練習を公開した。

 井上は4月、国内史上最短記録となるプロ6戦目で世界タイトルを獲得。この試合で減量の影響から試合中に足がつりそうになるピンチを迎えたこともあり、メディアの関心はチャンピオンの減量に集まった。

 この日も暖房を入れた蒸し暑いジムでトレーニングウエアを着こみ、たっぷり汗をかいた井上。今回もやはり減量に苦しんでいるかと思いきや、前回と比べると「全然ラク」なのだそうだ。

 その理由はこれまで我流だった減量をプロの栄養士の指導で激変させたこと。大好きな焼き肉は「店に行く回数は減らなかったけど、注文する肉が変わった」そうで、自宅では「食卓から揚げ物が消えた」(父真吾トレーナー)。たとえ好物でも脂分の多いカルビやから揚げはご法度で、わかめの酢の物、ひじき、鳥のささみなどをよく食べるようになったという。

 サプリメントも新たに加わった強い味方だ。練習の前後や食事後にサプリメントを摂取し、筋肉の疲労回復に役立ているという。おかげで現在は食事を摂りながらトレーニングも順調。「前回の試合ではこの時期に足が動かなかったけど、今回は体がよく動く」と本人も好調ぶりを実感している。

 サマートレックのラフファイトに注意しながらも「今回はインパクトのある勝ち方にこだわっている。スカッと勝って八重樫さんにつなげたい」と意気込みは十分。この試合を最後にL・フライ級に別れを告げ、フライ級に殴り込みをかけるのが井上のプランだ。


2014年8月27日水曜日

鈴木稔弘が銀、村田昴は銅獲得 南京のユース五輪

 中国・南京市で開催中の第2回ユース・オリンピックのボクシング競技で、ライト・ウェルター級の鈴木稔弘(東京・駿台学園高校)が日本選手最高位の銀メダルを獲得した。

 鈴木は24日の準決勝でトゥメノフ(ロシア)と対戦したが、1回終了ゴング後に加撃されてダウン。試合は反則による失格勝ちとなったものの、ダメージを考慮されて決勝戦進出はならず、無念の銀メダルとなった。鈴木(17)は東京都出身。4月のAIBAユース世界選手権では銅メダル獲得。8月の全国高校総体でも優勝を飾っている。右のボクサーファイター。

 ボクシングは4月のユース世界選手権で各級の成績上位者6名ずつに出場資格が与えられ、日本からは3選手が資格を得て参加したが、フライ級の村田昴(和歌山・貴志川高校)、ライト級の保坂剛(福岡・東福岡高校)はいずれも24日の準決勝で判定負けし、ともに25日の「3位決定戦」に出場。このうち村田がアイヒンバイ(カザフスタン)に勝って銅メダルを獲得している。


2014年8月26日火曜日

ゴロフキンとルビオがTVでフェイスオフ

 10月18日ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで対戦するWBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と挑戦者のWBC暫定王者マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)が初めてフェイスオフした。スポーツ専門局ESPNのロサンゼルスのスタジオで実現したもので、同局のスペイン語チャンネル「ESPNデポルテス」で25日、全米に放送された。

 毎週月曜日午後、フリオ・セサール・チャベス(父)とキャスターがホスト役を務めるボクシング番組に2人がいっしょに出演。標的の人形相手にかなり具体的な戦法を披露するなどヒートアップした。30勝27KO無敗のゴロフキンに対し、ルビオも59勝中51のKO勝ちを誇る強打者だけに、目の離せない攻防が期待できそうだ。Photo/BoxingScene.com


2014年8月26日火曜日

村田諒太、ライト・ヘビー級並みのパワー証明

 9月5日東京・代々木第二体育館で行われる「ダイヤモンドグローブSP」でプロ5戦目に臨むWBCミドル級12位の村田諒太(三迫)が26日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

 メキシコ・ミドル級王者アドリアン・ルナと10回戦を行う村田は恒例のラスベガス合宿から13日に帰国。公開練習では、村田のパートナーとして来日したL・ヘビー級選手ライオネル・トンプソン(米)と3ラウンドのスパーパーリングを披露した。

 上体が非常に柔らかく、スピードのあるトンプソンに対し、村田はミスブローもあったが、2回には左フックでトンプソンのバランスを崩してキャンバスに横転させる場面も。「あれはパンチが腕にあたっただけ」と村田は涼しい顔だったが、トンプソンは「スリップだと思うけど、試合ならダウンを取られても仕方がないね」と苦笑いした。

 そのトンプソンの村田評がなかなか興味深い。2年前に現WBO世界L・ヘビー級王者セルゲイ“クラッシャー”コバレフ(ロシア)と対戦し、3回TKOで敗れた経験を持つトンプソンは「自分は強い選手と試合を重ねてきたけど、村田は彼らと比べても強い選手だと思う。スピードがあるし、あのパワーはL・ヘビー級でも十分する。コバレフのパワーと同じレベルにある」と断言。いまL・ヘビー級で最もパワフルなパンチャーと言われるコバレフのパワーに、2階級下の村田が匹敵すると力説した。

 当の村田は「いま世界はメイウェザーのようなボクシングが主流で、パワーのボクシングは少ない。けれど自分はコバレフやゴロフキンのような(パワー重視の)ボクシングのほうが面白いと思う。やっぱり倒したいし、たとえボクシングが変わっても、倒しにいくベースは変わらない」と語り、9月5日も当然KOを狙うと宣言した。


2014年8月26日火曜日

ペタルコリンvsテージョ L・フライ級暫定王座戦

 きょう26日中国・上海で挙行されるWBA・L・フライ級暫定王座決定戦の計量が25日行われ、出場するWBA2位位ランディ・ペタルコリン(フィリピン)、同6位ワルテル・テージョ(パナマ)とも無事パスした。比国のホープ、ペタルコリンは105.6ポンド(47.90キロ)、WBA本部国のテージョは105.3ポンド(47.76キロ)と、2人ともリミット108ポンドを大きく下回った。

 このタイトルは正規チャンピオンだった井岡一翔(井岡)がベルトを返上し、暫定王者アルベルト・ロセル(ペルー)が7月に正規王者に昇格。ペタルコリンがロセルに挑戦する話もあったが、WBAはまたしても暫定王者を設けることにした。Photo/BoxingScene.com


2014年8月26日火曜日

クリチコが負傷 9.6プレフ戦延期に

 ドイツの新聞ビルド紙によると、WBA・IBF・WBO世界ヘビー級統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が練習中に左上腕筋を負傷。9月6日ドイツ・ハンブルクのO2ワールドアリーナで予定していた挑戦者IBF1位クブラット・プレフ(ブルガリア)との防衛戦は延期されることになった。

 同紙は「試合はおそらく2ヵ月先になるだろう。新たなスケジュールは10月末が有力」と伝え、クリチコ本人もそれを肯定している。「試合が予定どおり開催されなくて、とても残念。私は素晴らしいキャンプを行い、万全の状態に仕上がっていたからなおさらだ。ファンに陳謝するのはもちろん、厳しいトレーニングをこなしていたプレフにも申し訳ない」とコメントしている。


2014年8月25日月曜日

ロマチェコ、ゾウ・シミン 11.22マカオ前座に登場

 11月22日中国マカオで行われるトップランク社のイベントに、WBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と五輪2大会金メダリストのゾウ・シミン(鄒市明=中国)の出場が決まったと、米メディアで報じられている。メインはマニー・パッキャオ(フィリピン)とクリス・アルジェリ(米)の一戦。

 オリンピックを連覇しアマチュア最強の称号を引っさげて昨年プロデビューしたロマチェンコは、2戦目の世界初挑戦に失敗したものの、6月の3戦目でゲーリー・ラッセルJr(米)との王座決定戦を制して世界タイトルを奪取。マカオに同級1位チョンラターン・ピリヤピンヨー(タイ)を迎えて初防衛戦を行う。チョンラターンは52勝33KO1敗の29歳。唯一の敗北は12年、WBA世界フェザー級スーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)に喫したもの。

 一方ここまで5勝1KO無敗のゾウも既に世界挑戦を視界にとらえており、クワンピチット・13リエン・エクスプレス(タイ)と12回戦を行う。試合はWBOフライ級の挑戦者決定戦となる可能性もあり、いずれにしても11月の試合は世界前哨戦となる模様。


2014年8月25日月曜日

パッキャオvsアルジェリ、記者会見ツアー開始

 11月22日中国マカオで挙行されるマニー・パッキャオ(フィリピン)vsクリス・アルジェリ(米)のプレスツアーが25日、試合会場のベネチアン・マカオでスタートした。

 現在WBO世界ウェルター級タイトルを保持するパッキャオは「アルジェリは無敗のグッド・ファイター。マカオで試合をするのはブランドン・リオス以来2度目だけど、アルジェリはリオスよりも速いし、リオスよりも背が高い。私にとってハードな試合になるだろう」と格では下のアルジェリを持ち上げてみせた。

 WBO世界S・ライト級王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)に番狂わせの勝利を飾り、パッキャオ戦を引き寄せたシンデレラ・ボーイ、アルジェリは「私はファンをハッピーにさせるためにベストを尽くす。とにかく勝つことに集中したい」とコメント。チャンスを与えてくれたチーム・パッキャオに感謝の意を示した。

 ツアーはこのあと上海、サンフランシスコ、ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨークと続く予定。Photo/TopRank


2014年8月25日月曜日

亀田興毅の移籍は宙に、JBCライセンスの更新認めず

 日本ボクシングコミッション(JBC)は25日、元世界チャンピオン亀田興毅のUNITEDジム移籍に伴うライセンスの更新申請について、これを認めないとの結論を下した。

 昨年12月の世界戦を巡るトラブルで、ライセンスの更新が認められず、国内で試合ができない亀田は7月4日、JBCにUNITEDジムへの移籍とライセンスの更新を申請。JBCは亀田本人とUNITEDジムの三好渥義会長にヒアリングを行った上で、25日に2度目の資格審査委員会を開いた。

 委員会では、UNITEDジムが亀田本人とスムーズな連携を取り、ジムオーナーとしてこれまで多くのトラブルを起こしてきた亀田をコントロールできるかが議論の焦点となった。記者会見したJBCによると、委員会では、三好会長が病気がちでジムに顔を出していないことなどから、亀田の活動を管理することに関して「非常に憂慮、懸念している」との結論に至ったという。

 JBCは申請却下の詳細な理由について説明を避けたが、そもそも2月に亀田ジムの会長とマネジャーのライセンス更新を認めなかった理由のひとつが、会長がいわば名義貸しのような状態で、クラブオーナーとしてまったくジムを管理していないということだった。今回も同様に、亀田が所属だけ変更し、亀田ジムで練習を積むなど実態のない移籍・所属になるのではいか、という点が懸念されたようだ。

 JBCから連絡を受けたUNITEDジムの加藤マネジャーは「明後日、担当の人に会う。(却下の理由は)ルールブックの11条3項(ライセンスを更新できない特別な事情)にあたる、としか電話で言われていない。細かい話を聞かないことには、詳しくは分からない。これ以上、何も答えようがない」とコメントした。JBCは今後、亀田から新たな申請があった場合には再び審議するとしているが、どのような策を打つにしても、亀田の国内復帰はしばらく見通しが立ちそうにない。


2014年8月25日月曜日

ロマゴンが八重樫東に宣戦布告「戦争を見せる」

 9月5日東京・国立代々木競技場第2体育館でゴングとなる「ダイヤモンドグローブSP」で、WBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)に挑戦する同級1位、39勝33KO無敗の怪物ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が25日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

 試合の2週間以上前に来日し、今回のタイトルマッチに向けて調整を続ける怪物ゴンサレス。早めの来日については「日本の気候に慣れるため」と涼しい顔だが、日本L・フライ級王者の木村悠(帝拳)をはじめ、フィリピン人パートナーと1日おきにスパーリングを行うなど、八重樫戦に向けて入念な準備を重ねている。

 なかなかいい試合に恵まれなかったとあり、今回はモチベーションも最高潮だ。中でも3階級制覇へのチャレンジはやる気の源と言えるだろう。母国ニカラグアで3階級制覇に成功したのはスーパースター、アレクシス・アルゲリョだけ。本人もそのことを強く意識しており「私にとって(3階級制覇がかかる今回の試合は)夢と言える試合であり、私のボクシング人生で最も重要な試合になる。もし3階級制覇を達成すれば、私にとっても母国にとっても重要なニュースとなるだろう」と記録達成に意欲を見せた。

 チャンピオン八重樫については「人間性も含めとてもリスペクトしている」と多くを語らなかったが、試合内容を問われると「タフで難しい試合になるとは思うが、十分にコンディションを整えて日本に来た。9月5日は試合というより、戦争をお見せすることになるだろう。手数が多く、スピーディーでパワフルなチョコラティートを披露する」と宣戦布告した。

 マスボクシング程度の軽めのスパーリングを披露したゴンサレスは、サンドバッグ打ちやシングルボール、縄跳びなどで大量の汗をかいてトレーニングを終了。練習を視察した大橋秀行会長は「スパーでは手の内を見せなかったが、だんだん動きがよくなって、オーラを感じた。弱点を見つけたと言いたいところだけどそれはない。ゴンサレスには絶好調できてもらって、世界一大きな山を八重樫に登ってほしい」と愛弟子の奮起に期待を寄せた。


2014年8月24日日曜日

中真光石、ダウン奪うもOPBFタイトル獲得ならず

 24日沖縄コンベンションセンターで行われたOPBF東洋太平洋S・フェザー級タイトルマッチは、王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)が挑戦者同級4位の中真光石(沖縄ワールドリング)を3-0判定で下し、3度目の防衛に成功した。スコアは3者とも118-109。

 国際式のキャリアは7戦ながらムエタイで豊富な実績を誇る強打者ジョムトーンに、地元の期待を背負った中真が挑んだ。その中真は2回、右ストレートをきれいに決めてダウンを奪う。しかし結果的にこれが唯一の見せ場となってしまった。

 3回以降はパワフルなジョムトーンが終始プレッシャーをかけて挑戦者に迫り、中真は防御を固めて反撃の機会を伺うという展開に。中真はチャンピオンの強打に耐えながら、時折右ストレートを返して2000人の地元ファンを沸かせたが、ポイントを獲得するまでの攻勢を見せることはできなかった。タイトル初挑戦が失敗に終わった中真の戦績は17勝8KO5敗となった。

 セミでは沖縄出身の翁長吾央(大橋)がサムラーンサック・シンマナサック(タイ)とS・フライ級8回戦。翁長は初回右フックでダウンを奪い楽勝ペースかと思われたが、2回に右を決められてダウンを喫するまさかの展開。しかし効いたダウンではなく、立った後は冷静に右フックをカウンターで叩き込み、2回KOで試合を終わらせた。


2014年8月24日日曜日

最強後楽園がリニューアル、ツニャカオvs大塚隆太

■日本プロボクシング協会(JPBA)の定例理事会が24日都内で開かれ、今年中止となった日本タイトル挑戦者決定トーナメント「最強後楽園」をリニューアルし、名称もあらためて来年度に再開することを決定した。試合はトーナメントではなく、ワンマッチになるという。また、ジム会長ら協会員を表彰する特別功労賞の制定、ピストン堀口生誕100周年祭実行委員会が設立を希望しているピストン堀口賞について、協会が前向きにかかわることも確認された。

■9月16日後楽園ホールで行われる「井岡一翔&宮崎亮 世界前哨戦」の前座に、元WBC世界フライ級王者で現WBC・S・フライ級4位のマルコム・ツニャカオ(真正)が登場。日本同級6位の大塚隆太(18鴻巣)と対戦する。ツニャカオは昨年4月、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)に敗れたあと2連勝。大塚は昨年11月、帝里木下(千里馬神戸)の持つ日本タイトル挑戦に失敗したあと5月の再起戦に勝利している。


2014年8月24日日曜日

デマルコ逆転勝ち、Mジョーンズ再起戦飾れず

■元WBC世界ライト級王者のアントニオ・デマルコ(メキシコ)が23日(日本時間24日)、メキシコ・テカテのリングに登場。ラナード・タイラー(米)に初回ダウンを喫する苦しい試合ながら3-0判定勝ちを収めた。スコアは98-92×3。デマルコは12年11月エイドリアン・ブローナー(米)にタイトルを奪われて以降3連勝。

■元世界ランカーのマイク・ジョーンズ(米)が23日(日本時間24日)、米アトランティックシティで2年2ヵ月ぶりとなる試合に臨み、ジェイミー・エレラ(米)に7回TKO負け。序盤にダウンを喫し、バッティングの出血も手伝って7回にストップとなった。村田諒太(三迫)のスパーリングパートナーとして来日経験もあるジョーンズは、12年6月ランドール・ベイリー(米)とのIBF世界ウェルター級王座決定戦に敗れて以来のカムバック・ファイト。特筆すべき実績のない12勝7KO2敗のエレラに敗れたのは、やはりブランクの影響か。

■メキシコのホープ、レイ・バルガスが23日(日本時間24日)、メキシコでWBCユースS・バンタム級タイトルマッチに臨み、同胞のダニエル・フェラレス(フィリピン)に2回KO勝ち。デビュー以来の戦績を20勝17KO無敗とした。


2014年8月23日土曜日

小・中学生の男女日本王者が決まる 第1回全日本UJ

 日本ボクシング連盟主催の第1回全日本UJ(アンダージュニア)ボクシング王座決定戦は23日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で開かれた。同連盟に登録している選手が参加して都道府県、ブロック、東西の代表選考試合を勝ち抜いた小学生男子6人(不戦勝3人)、同女子2人(不戦勝2人)、中学男子14人(不戦勝1人)、同女子6人(不戦勝2人)が対戦した。小学生は1ラウンド1分30秒、中学生は2分で3ラウンド戦った。不戦勝8人を除き、計14試合が行われ、西軍代表が9勝5敗で東軍代表に競り勝った。全日本アマUJ初代チャンピオンは次のみなさん。(○は不戦勝)

【小学生男子】
34kg級 渡辺 海(東京・立川市立第10小6年)
38kg級 田河 琉加(大阪・堺市立東深井小6年)
42kg級○藤原 仁太(大阪・忠岡町立東忠岡小6年)
46kg級○及川 迅哉(岩手・北上市立北上小6年)
50kg級 堤 麗斗(千葉・千葉市立院内小6年)
57kg級○弓削 諒真(熊本・八代市立太田郷小5年)

【小学生女子】
34kg級 篠原 光(埼玉・所沢市立山口小6年)
38kg級○成田 華(東京・昭島市立拝島第4小6年)
42kg級○足達 玲亜(山形・鶴岡市立長暘第3小6年)

【中学生男子】
40kg級 穴口 一輝(兵庫・芦屋学園中2年)
44kg級 田中 湧也(福岡・新宮町立新宮中3年)
48kg級 中垣 龍汰朗(宮崎・日章学園中3年)
52kg級 堤 駿斗(千葉・千葉市立椿森中3年)
56kg級 田中 空(神奈川・川崎市立渡田中1年)
60kg級 荒本 一成(奈良・香芝市立香芝中3年)
64kg級 成富 丈一郎(佐賀・鳥栖市立田代中3年)
68kg級○安藤 光矢(千葉・千葉市立有吉中2年)

【中学生女子】
40kg級○奈須 海咲(宮崎・日章学園中2年)
44kg級 小浦 菜々美(神奈川・横浜市立芹が谷中3年)
48kg級 岩崎 なつみ(大阪・大阪市立大正中2年)
52kg級 入江 聖奈(鳥取・米子市立後藤ヶ丘中2年)
56kg級○矢弓 彩菜(大阪・貝塚市立貝塚第1中3年)


2014年8月23日土曜日

八重樫東に秘策は? 新井田豊氏ロマゴンを語る

 WBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)が同級1位ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を迎え撃つ注目の一戦は9月5日、国立代々木競技場第2体育館でゴングとなる。通算戦績39勝33KO無敗、怪物と呼ばれるゴンサレスが初めて世界タイトルを奪った相手が元WBA世界ミニマム級王者の新井田豊さんだ。現在は横浜市内でフィットネスジム「BODY DESIGN 新井田式」を開く新井田さんにゴンサレスの強さを聞いた。

 新井田さんがゴンサレスと対戦したのは08年9月のこと。当時のゴンサレスは20勝18KO無敗の21歳。実際に対戦した最強のチャレンジャーは想像以上に強かったという。

「事前の研究で、パンチが強いだけでなく、ガードがすごくしっかりしていることを分かっていました。ガンガン攻めてきながら、振りがコンパクトでスキがない。実際に試合をしてみると…これは強いなと思いました。まずはパンチの質が違う。体重を乗せてナックルをしっかり当ててくるから一発一発が重い。しかも軸がまったくブレないから連打がずっと続く。普通は連打を出せばある程度はバランスが崩れてくるものです。波がバーッときても、必ず終わりがくる。でもロマゴンは止まらないんです。体重の乗ったガチッガチッというパンチが止まらないんです」

 左に動こうも、右に動こうも、逃げ道を次々と寸断して相手を捕獲し、次から次にコンビネーションを繰り出すのがロマゴンの必勝パターンだ。新井田戦ではアッパーも効果的だった。右を外しても、すかさず左アッパーが追撃され、さらに間髪入れず今度は右アッパーがボディにズシリ。空振りさせても必ずフォローが来るから休む暇がない。スタートから苦しんだ新井田さんは、2回に左の鼓膜が破れ、目もラウンドを追うごとに腫れてしまった。後のなくなった4回に勝負をかけたが、ドクターチェックの末TKO負けを宣告されたのである。

 こうして聞いていくと、八重樫に勝ち目がないように思えてきてしまうが、実際のところどうなのだろう。八重樫とスパーリング経験もある新井田さんは、八重樫の体力をひとつのキーワードに挙げた。

「八重樫は足も使えるし、もちろんパンチもあるし、何より筋持久力とか心拍とか、フィジカル面では負けてないんじゃないかと思います。ロマゴンはハードパンチャーなんですけど、やっぱり技術が高い。きれいに戦うとあっちに分があるような気がします。だからうまくかき回してフィジカルが生きるような戦い方をするというか。肩をぶつけてでも相手が前に出てくるのを止めるとか。それでもある程度は打たれると思うんですけど、そこで八重樫の体力、耐久力が生きるのかなと。あとは気持ち。ロマゴンは八重樫くらい精神力のある選手とやったことないと思うんですよね。そこがどうなるのか。すごく楽しみです」

 ゴンサレスは既に試合の18日も前に来日して調整に励んでおり、八重樫戦に並々ならぬ闘志を見せている。来週からは公開練習など公式行事がスタート。決戦へのカウントダウンが始まった。


2014年8月23日土曜日

トラウト連敗脱出、ホプキンスvsコバレフ11.8決定

■元WBA世界S・ウェルター級王者オースティン・トラウト(米)が現地時間22日、米カリフォルニア州テメキュラでWBA同級15位ダニエル・ドーソン(豪州)に3-0判定勝ち。スコアは97-90×3だった。トラウトは3回に2度ダウンを喫しながらの逆転勝ち。昨年サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)、エリスランディ・ララ(キューバ)に連敗したトラウトは、12年12月のミゲール・コット(プエルトリコ)戦以来の勝利となった。

■IBF・WBA世界L・ヘビー級王者バーナード・ホプキンス(米)とWBO世界同級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)の3団体統一戦は11月8日、米アトランティックシティのボードウォークホールで行われることが正式発表された。

■英国マンチェスターで9月13日に行われる予定だったWBA世界S・バンタム級タイトルマッチで、挑戦者の前WBO世界バンタム級王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)がトレーニング中に太ももを負傷。正規王者スコット・キグ(英)側は新たな挑戦者を探して防衛戦を行う方向。


2014年8月23日土曜日

久保隼5連勝、日本フィリピン対決1勝3敗 8.22神戸

 真正プロモーション主催の「REAL SPRITS vol38」は22日、神戸市中央区の神戸市中央体育館でフィリピン選手との8回戦4試合など6試合が行われた。メインは東洋太平洋S・バンタム級9位の久保隼(真正)が4回2分37秒TKO勝ち。久保はデビュー以来5戦とも外国人選手相手に5勝(4KO)とした。

◇S・バンタム級8回戦
久保隼(真正)[KO4回2分37秒]レンレン・パセグナヒン(比)
 サウスポーの久保は長いリーチを生かして、右ジャブを多用、パセグナヒンの接近を阻む作戦。じっくり相手の出方をうかがって、パセグナヒンの飛び込んでの右パンチをすべて空を切らせた。1、2ラウンドともそれほどパンチを出さず、相手をあしらう余裕も。4回、前に出て、左ストレートを一閃、パセグナヒンの顔面をもろにとらえ、ガクッとひざを折ったところを連打、ロープに倒れこんだパセグナヒンはうつろで、主審が試合を止めた。5戦目でメインイベンターを任された久保だが、落ち着いてセコンドの指示通り動き、完勝だった。

◇51.5キロ契約8回戦
レノエル・パエル(比)[3-0(78-73×3)]与那覇勇気(真正)
 1回、与那覇が右ボディーフックでいきなりダウンを奪う緊迫した滑り出し。しかし、パエルはダメージを振りほどいて反撃。ショートの連打で、与那覇のフィニッシュパンチを許さなかった。2回からはパエルのラッシュが続き、与那覇はガードするのが精いっぱい。終始、パエルが攻め込み、与那覇は一発を狙って反撃するものの不発に終わった。パエルのスタミナの勝利。与那覇は5戦3勝(3KO)2敗。

◇フェザー級8回戦
ジュンリエル・ラモナル(比)[2-1(77-76、78-76、76-77)]福岡孝太(明石)
 開始から激しい打ち合い。OPBF・S・バンタム級12位ラモナルの連打が有効で、ポイントを奪った。サウスポーの元OPBFランカー福岡は右ジャブを突いて、左ストレート、右フックのコンビネーションを狙うも、ラモナルのフットワークは軽快で、なかなかペースをつかみ切れない展開に。5回からようやく福岡の連打がヒットして追い詰める形に持ち込み、後半は福岡が主導権を握った試合だったが、パンチの強弱を欠いたのが痛く、ラモナルの右手が上がった。

◇ミニマム級8回戦
ロケ・ラウロ(比)[2-1(77-75、77-76、75-78)]山中竜也(真正)
 OPBFミニマム級3位のラウロは一発に力を込めて山中を追う。山中は下がりながら、ジャブを突いて対抗するも、ラウロに押され気味。ラウロは空振りが目立つものの、攻勢を続ける。山中はガードを固める余り、手数が少なく、ポイントを重ねることができなかった。ラウロの闘志が山中を上回った。


2014年8月22日金曜日

江藤伸悟が内藤律樹に挑戦、日本S・フェザー級

 22日後楽園ホールのザ・カンムリワシ・ファイトvol.49&MEGA FIGHT Vol.51は、8回戦に出場した江藤伸悟(白井・具志堅S)、渡部あきのり(野口)、江藤大喜(白井・具志堅S)がそれぞれタイ人選手に快勝した。メイン終了後に、日本S・フェザー級王者の内藤律樹(E&Jカシアス)がリングイン。10月13日後楽園ホールのダイヤモンドグローブ/DANGANで、内藤が江藤伸の挑戦を受けることが発表された。この日は全10試合すべてがKO決着だった。

◇S・フェザー級8回戦
江藤伸悟(白井・具志堅S)[KO1回2分6秒]アーノン・シットサイトーン(タイ)
 4月に世界ランカーだったライアン・セルモナ(フィリピン)を下し日本S・フェザー級6位につける江藤3兄弟の末弟、伸悟は自身初のメインイベンター。江藤はサウスポーのアーノンにプレッシャーをかけ、中盤の左ボディブローでアーノンがバッタリ。起き上がることはできなかった。

◇ウェルター級8回戦
渡部あきのり(野口)[KO2回2分38秒]チャッチャイ・シットサイトーン(タイ)
 元日本、OPBFウェルター級王者の渡部は昨年11月以来のリング。チャッチャイはいきなりパンチを振り回すスタイルで、2回には連打も見みせたが、力量は渡部に遠く及ばなかった。渡部は初回に左ボディブローでダウンを奪い、2回に右をボディに決めて10カウントを聞かせた。

◇S・フライ級8回戦
江藤大喜(白井・具志堅S)[TKO2回1分30秒]ブックルック・ゴーナロンサービス(タイ)
 日本S・フライ級4位の江藤は4月、前日本王者の戸部洋平(三迫)に9回TKOに敗れて以来の試合。再起戦だけに初回慎重だった江藤だが2回、独特のリズムを持つブックルックに右を効かせ、続けてワンツーを打ち込んでタイ人をキャンバスへ。ノーカウントで試合が終わった。


2014年8月22日金曜日

メイウェザーvsマイダナ2、主審はケニー・ベイレス

■9月13日(日本時間14日)米ラスベガスのMGMグランドで行われるフロイド・メイウェザー(米)とマルコス・マイダナ(アルゼンチン)のリマッチの主審がケニー・ベイレス(ネバダ州)に決定。ベイレスがメイウェザーの試合を裁くのは5度目。過去に96年のデビュー戦、07年のオスカー・デラホーヤ戦、10年のシェーン・モズリー戦、13年のサウル・アルバレス戦を担当している。マイダナの試合は今回が2度目。

■11月22日中国マカオので行われるマニー・パッキャオ(フィリピン)vsクリス・アルジェリ(米)のプレスツアーが25日、試合が開催されるベネチアン・マカオでスタートする。上海、サンフランシスコ、ラスベガス、ロサンゼルス、ニューヨークを訪れるツアーは、移動距離なんと2万7000マイル。

■かつてIBF世界S・ミドル級タイトルを10度防衛したルシアン・ブーテ(カナダ)が12月6日、カナダ・モントリオールのベル・センターに登場。1月に元世界王者ジャン・パスカル(カナダ)に敗れて以来の再起戦。対戦相手は未定。


2014年8月22日金曜日

あす大阪で全国UJ王座決定戦

あす大阪で全国アンダージュニア王座決定戦 アマチュアの第1回全日本UJ(アンダー・ジュニア)王座決定戦(一般社団法人日本ボクシング連盟主催)が23日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で開催される。

 UJ(小~中学生)の大会は従来冬場に行われてきたが、今回は各級1人の「真のチャンピオン」を決める初めての試みで、都道府県-ブロック-東(西)日本の代表選考試合を勝ち抜いてきた精鋭による14試合(うち女子4試合)が行われる。第1試合開始は午前11時で、入場無料。

 なおプロの協会加盟ジム所属選手限定の「U-15全国大会」は9月7日に後楽園ホールで7回目となる大会を予定している。


2014年8月22日金曜日

沖縄で中真光石がOPBF挑戦、パッキャオは来日せず

 24日午後沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われるOPBF東洋太平洋S・フェザー級タイトルマッチ12回戦で、チャンピオンのジョムトーン・チューワッタナ(タイ)に対し、地元の同級7位中真光石(沖縄ワールドリング)が挑む。22日にはチャンピオン一行も沖縄に入り、3度目となるタイトル防衛を目指す。

 ジョムトーンは一昨年中国で王座を獲得した強打のサウスポーで、プロでは7勝4KO負け知らず。一方の中真(33歳)はこれが初のタイトル挑戦。2003年にアマから転向以来17勝8KO4敗の戦績。抱負を聞かれ「(不利の)予想を引っ繰り返す」と意気込みを語っている。この日は他に翁長吾央(大橋)や、小谷将寿(琉球)らの沖縄出身ボクサーも出場する。

 なおこの試合は「沖縄県民フィリピン移民110年祭・台風災害復興チャリティー」として行われ、ゲストとしてフィリピンの国民的英雄・マニー・パッキャオを招待するとしていた。主催の中真茂沖縄ワールドリングジム会長がマニラでパッキャオと会い同意を取り付けていたものの、これはパッキャオ側の都合によりキャンセルされている。


2014年8月21日木曜日

岩佐亮佑「フィリピン武者修行の成果出す」

 9月6日(土)後楽園ホールの「ダイナミックグローブ」でノンタイトル戦に臨むOPBFバンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)が順調に調整を続けている。

 岩佐は6月に単身で海外修業を敢行した。フィリピン・セブ島の名門ALAジムで2週間の合宿。ジムでは元OPBF王者のロリ・ガスカらと一日置きにスパーリングを行った。海外に出ることすら初の体験だったが、異国の雰囲気にも戸惑いなくなじむことができたという。

「言葉は通じないし、ボクシングだけをしていました。英語でアドバイスを受けましたが、それらは日本で(小林昭司)会長から言われていたことと同じだと気付いた。あらためて原点を思いだした気分です」

 スッキリとした表情で語る岩佐。次戦はインドネシアのロミー・ワッサーと54.5キロ(S・バンタム級)契約の10回戦となる。3月に臨んだリチャード・プミクピック(フィリピン)との防衛戦は2-0判定勝利で、集中力を欠いた不本意な内容だったが、今度はファンの期待を裏切らない勝利を誓っていた。


2014年8月21日木曜日

木村悠が油田京士とV2戦、日本L・フライ級

 日本L・フライ級チャンピオンの木村悠(帝拳)の2度目の防衛戦が11月1日、後楽園ホールのダイナミックグローブで行われることが決まった。対戦相手は同級11位の油田京士(エディタウンゼント)。

 元アマチュア全日本王者の木村は、6月の初防衛戦で知念勇樹(琉球)に3-0判定勝ち。ポジショニングのうまさで強打の知念に最後まで的を絞らせなかった。ここまでの戦績は14勝2KO2敗1分で、IBF・L・フライ級6位など主要3団体で世界ランク入りしている。

 タイトル初挑戦の油田は9勝5KO6敗の24歳。3月に日本タイトル挑戦経験のある大内淳雅(姫路木下)に挑み、ダウン応酬の激闘を制して6回TKO勝ち。これで日本ランク入りを決め、わずか1試合をはさんで日本タイトル挑戦のチャンスをつかんだ。

 油田は後楽園ホール初登場。キャリアからいえば木村の優位は動かないだろうが、チャレンジャーの勢いにも期待したい。


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