告知 5.10ホールで山中、井上、八重樫サイン会

■5月10日(日)午前11時30分から開催の「カンムリワシファイトvol.51/DANGAN128」...
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内山高志、田口良一、池原シーサー久美子 あす出陣

 あす6日、東京・大田区総合体育館でゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの計量が5日、都内で行われ...
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パッキャオ、負傷の右肩は手術が必要

 2日(日本時間3日)米ラスベガスで行われたフロイド・メイウェザー(米)との世紀の対決に判定負けした...
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大竹秀典が再起戦、加納陸の国内デビュー戦決定

■昨年11月、英国リバプールでWBA世界S・バンタム級王者スコット・クイッグ(英)に敗れた前日本同級...
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2015年5月5日火曜日

告知 5.10ホールで山中、井上、八重樫サイン会

■5月10日(日)午前11時30分から開催の「カンムリワシファイトvol.51/DANGAN128」(東京・後楽園ホール)でWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)、前WBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)、WBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)が“ボクシングの日”世界王者サイン会を開催(サイン会の時間詳細は当日掲示予定)。サインは各王者とも先着30人で、興行入場券が必要。なおサイン希望には当日の募金協力をお願いするとのこと。募金は元日本・東洋太平洋ライト級王者、坂本博之氏主催「こころの青空基金」に寄付される。問い合わせは日本プロボクシング協会「ボクシングの日」実行委員会まで。電話03-3812-7447

■ボクシングアパレルのrsc productsが5月21日から25日までの5日間、東京・渋谷で期間限定ポップアップショップを開催。23日は日本ライト級11位の土屋修平(角海老宝石)が、24日は日本S・バンタム級4位の石本康隆(帝拳)が1日店長を務める。会場は渋谷区渋谷2-5-9パレ青山401。渋谷駅から徒歩10分。https://www.facebook.com/pages/rscproducts/138254089609305

■元OPBF・S・フライ級王者で現WBOバンタム級1位の赤穂亮(横浜光)が東京ネットラジオ「rsc products プレゼンツ だいごのNO BOXING NO LIFE」に出演。きょう5日からオンエア。http://www.tokyonetradio.com/ch/daigo_a-yan.html


2015年5月5日火曜日

内山高志、田口良一、池原シーサー久美子 あす出陣

 あす6日、東京・大田区総合体育館でゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの計量が5日、都内で行われた。10度目の防衛戦に臨むWBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が58.7キロ、挑戦者7位ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)が58.5キロ、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)が48.9キロ、挑戦者14位クワンタイ・シスモーゼン(タイ)が48.8キロをマーク。WBO女子世界ミニフライ級戦は、王者の池原シーサー久美子(フュチュール)が47.6キロ、挑戦者の江畑佳代子(ワタナベ)が47.5キロだった。

 自分で豆を挽いて目覚めのコーヒーを飲み、計量会場にやってきたという内山は「相手は多少減量がきつそうに見えたが、明日になればひと回りもふた回りも大きくなるはず。油断はない」と引き締まった表情。解説席に対抗王者の三浦隆司(帝拳)が来ると聞いて「のちのちは統一戦、4団体制覇をしたい。比べられると思うので、内山のほうがまだまだ強いと言われる試合をしたい」と抱負を語った。

 日本でボクシング3戦全勝、キックボクシングを含めて海外で負けなしとアウェイに自信を持つジョムトーンは「内山が強い選手だということはわかっている。チャンスをもらえてうれしい」と殊勝にコメントした。

 これが初防衛戦となる田口は「クワンタイはタフでパンチのある選手。そこは警戒したいが、チャンスは必ず何回かあると思うので、そこで仕留めたい」とKOを意識した発言。クワンタイは「向こうが前に出てくるなら、こっちも前に出ていくのみだ」と応じた。

 減量が苦しかったのか、計量後に「あ~よかった!」と喜びを爆発させた池原は「女子ボクシングも面白いというところを見せられるチャンス。KOも考えている」と2度目の防衛に意欲。4度目の世界挑戦となる江畑は「女子ボクシングをやってみたい、と思えるような試合を池原さんとなら見せられると思う」と好勝負を予告した。

 試合の模様は6日20時59分からテレビ東京系列で放送される。解説はWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)と同S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)。会場はほぼ満員になる見込みだという。


2015年5月5日火曜日

パッキャオ、負傷の右肩は手術が必要

 2日(日本時間3日)米ラスベガスで行われたフロイド・メイウェザー(米)との世紀の対決に判定負けしたマニー・パッキャオが、今週末にも負傷した右肩を手術する可能性があることがわかった。米サイトESPNドットコムが報じた。

 それによると、パッキャオは右肩の回旋筋腱板(けんばん)を断裂しているとのこと。治療には手術が必要で、手術をすると復帰するまでには9ヶ月から12ヶ月かかるという。パッキャオを診察した医師はこの分野の名医で、NBAロサンゼルス・レイカーズのスター選手であるコービー・ブライアント、NFLニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック、トム・ブラディらに同じ手術を施した経験を持つ。

 パッキャオのアドバイザー、マイケル・コルツ氏は「日程はまだ決まっていないが、手術はロサンゼルスで行われることになるだろう」と話している。パッキャオは試合の3週間ほど前、トレーニング中に右肩を痛めていた。


2015年5月4日月曜日

大竹秀典が再起戦、加納陸の国内デビュー戦決定

■昨年11月、英国リバプールでWBA世界S・バンタム級王者スコット・クイッグ(英)に敗れた前日本同級王者の大竹秀典(金子)が5月29日、東京・後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシングvol.114」で再起。ビサヌテープ・ギャットチャイヨン(タイ)とフェザー級8回戦。

■海外で既に7戦をこなし、昨年12月にはWBAアジアミニマム級タイトルを獲得した17歳、加納陸(大成)の国内デビュー戦が決定。6月7日、兵庫・三田市総合文化センター郷の音ホールで、インドネシア・ミニマム級1位のメリアヌス・ミリンと対戦する。なおこの日の「三田から世界へ5」は、2月に早逝した加納の同級生、服部海斗さんの追悼興行として開催される。

■モデルボクサーの高野人母美(協栄)が6月10日、東京・後楽園ホールの「第372回ガッツファイティング」でOPBF女子S・バンタム級王座決定戦に出場。高野はプロ9戦目で初のタイトルマッチ。対戦相手は同級2位カーリンス・リバス(比)。また、同じ興行で昨年大みそかのギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)戦以来のリングに立つ前OPBFフェザー級王者、天笠尚(山上)の対戦相手がパトムシット・パトムポトン(タイ)に決まった。当日のメインは和氣慎吾(古口)とマイク・タワッチャイ(タイ)によるIBF・S・バンタム級挑戦者決定戦。


2015年5月4日月曜日

内山高志がメイvsパックに刺激、田口良一視界良好?

 6日に東京・大田区総合体育館でゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの予備検診が4日、都内の後楽園ホール展示場で行われ、WBA世界S・フェザー級王者の内山高志(ワタナベ)、同L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)らが出席した。

 10度目の防衛を目指す内山は、肌つやがよくコンディションがよさをうかがわせた。記者とのやり取りでは前日にラスベガスで行われたメガファイト、メイウェザーvsパッキャオに言及。「だいぶ雲の上という感じがするけど、ああいうのを見るとやりたいと思いますね」と素直に感想を語った。「2人とも自分とはタイプが違うので、特に参考になったということはない」としたが、メイウェザーのディフェンス能力の高さにはやはり感心した模様。「自分も打たせずに打つのが理想。それが実現できるようにがんばりたい」と無敗の挑戦者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)撃破に意欲を見せた。

 ジョムトーンは「内山はもっと大きいと思っていたが、意外とそうでもなく、リーチ差もそんなにない」とコメント。課題の減量はあと1ポンドということで、こちらも臨戦態勢が整ってきたようだ。検診結果は以下の通り。

    内山   ジョムトーン
身長  172.0cm 173.0cm
首周り 38.5cm  37.0cm
胸囲  102.0cm 91.0cm
リーチ 182.0cm 181.0cm

 初防衛戦に臨む田口はいつも通り和やかなムードで記者の質問に応じた。昨年末の検診で、視力は右0.7、左0.5だったが、今回の検診で左右ともに1.2と大幅にアップ。これについて田口が「勘で答えたら当たった」と明かすと、報道陣から笑いが起きた。

 渡辺均会長の「できれば6ラウンド以内に倒してほしい」という注文には、「自分のボクシングをすれば結果はついてくると思う。逃げるつもりはない。バンバン打ち合うつもり」と激闘ファイトの予告で答えた。これを受けて挑戦者のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)は「6ラウンド以内にタグチをKOする」と言い切り、これには味方のタイ陣営も「おーっ」と驚いていた。

    田口   クワンタイ
身長  167.5cm 160.0cm
首周り 36.5cm  36.5cm
胸囲  84.0cm  84.5cm
リーチ 172.0cm 165.5cm

 WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチは、王者の池原シーサー久美子(フュチュール)がJBC関西事務局で、挑戦者の江畑佳代子(ワタナベ)が東京で検診。江畑は「ボクシングを始めて丸20年の節目を迎えた。このチャンスをものにしたい」と4度目の世界挑戦に闘志を燃やした。

    池原   江畑
身長  156.2cm 161.0cm
首周り 35.0cm  35.0cm
リーチ 161.0cm 155.5cm


2015年5月4日月曜日

村田諒太、メイウェザーvsパッキャオに厳しい意見

 2日(日本時間3日)米ラスベガスで行われたフロイド・メイウェザー(米)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の一戦について、WBCミドル級7位の村田諒太(帝拳)は「勝者なき戦い。お客さんがこれで満足したのか。ボクシングはこれでいいのかと思った」とメイウェザーが勝利した一戦に厳しい意見を述べた。プレスビューが開かれた東京・辰巳のWOWOW放送センターで報道陣の取材に応じた。

 村田の採点は115-113でメイウェザーの勝利。「思っていたよりパッキャオがよかった。動きもよかったしスピードもあった。パッキャオはやることをやったと思うけど、メイウェザーがうまかったということ。入ってくる瞬間に合わせるパンチがよかったし、スピードがあった」としながらも「お客さんの反応がすべてだと思う」と続けた。

 お客さんの反応というのは、メイウェザーに対するファンの反応だ。あまりにディフェンシブな戦いに、会場ではブーイングも起きた。「この試合で118-110というのは、ボクシングのポイントに疑問を感じる。これでいいのかという思いはある」と村田。メイウェザーの勝利は支持し、その実力は認めながらも、ファンの感想と採点の間に溝があるとの見方を示した。

 さらに「いくら勝ってもお客さんの満足度が違う。自分も(勝利しながらも判定に終わった)5、6戦目でそれをすごく感じた。メイウェザーはあそこまでのレベルだから許されるのかもしれないけど、自分は許されないと思う。これからもそこを意識して練習していきたい」と最後は我が身を振り返り、気持ちを引き締めた。


2015年5月3日日曜日

田淵圭祐がダウン応酬制す、大阪・オンテックス杯

 オンテックス杯第56回風間ボクシングは3日、大阪市阿倍野区民センターで行われ、メインのバンタム級8回戦は、昨年度の全日本新人王西軍代表の田淵圭祐(22=八尾)が初のダウンを喫しながら7回に集中打を浴びせて東泰誠(23=真正)にTKO勝ち。戦績を9勝7KO3敗2分とした。セミのバンタム級8回戦はグリーンツダから移籍した石橋俊(27=仲里)が打ち合いを制した。

◇バンタム級8回戦
田淵圭祐(八尾)[TKO7回58秒]東泰誠(真正)
 ハードパンチャーの田淵は2回終了直前に右ストレートをヒットしてあっさりダウンを奪った。一方的な試合になると思われたが、サウスポーの東は右ジャブを効果的に使い、田淵の接近を阻む。3回に田淵が不用意に出たところに右フックをカウンターで決めてダウンを奪い返した。しかし、パンチの破壊力は田淵が上回り、4回に東が左目上をカット、また鼻血も出るなど、流血の試合に。5、6回と田淵のパンチがヒット、7回はフットワークが衰えた東が真っ直ぐ下がってロープを背負ったところに、田淵が右ストレートから連打を浴びせた。防戦一途の東の動きを見て主審が試合を止めた。田淵はパンチを過信する余り、攻めが単調になるきらいがあり、細かい動きからの連打を放つのが今後の課題だ。

◇バンタム級8回戦
石橋俊(仲里)[3-0(77-76、77-75、78-75)]磯野紘輔(真正)


2015年5月3日日曜日

タイ勢が公開練習、内山高志&田口良一に挑戦

 5月6日の東京・大田区総合体育館でWBA世界S・フェザー級王者の内山高志(ワタナベ)、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)に挑む、ジョムトーン・チューワッタナとクワンタイ・シスモーゼンのタイ2選手が3日、東京・五反田のワタナベジムで練習を公開した。

 内山に挑戦するジョムトーンは「最近の内山の試合を見たところ、それほど恐れを感じない。金子(大樹=横浜光)と内山を比べると、映像を見る限り大きな差はない」と、2013年の年末に敗れながらも内山からダウンを奪い、ジョムトーンが今年1月に対戦して勝利している金子を引き合いに出し「内山恐るに足らず」を強調した。

 プロ戦績が9戦(9勝4KO無敗)と少ないジョムトーンは、ムエタイの実力者で、ムエタイ中心の格闘技キャリアを送る。今回も3月7日に中国で開かれたトーナメント戦で優勝し、それからボクシングに専念して6日の試合に挑む。普段は重い体重でムエタイに出場しているため、まずは減量が最初の関門になる。「減量が大変だ。12キロ落とす」と本人も正直に打ち明けたが、今回は初の世界挑戦ということで、この日で残り1キロとのこと。「3月の試合のあとはずっとボクシングの練習をしてきた。自信は80%ということにしておきましょう」とほおのこけた顔で語った。

 田口に挑戦するクワンタイは元WBA世界ミニマム級王者。王座陥落後の2013年9月にWBA世界L・フライ級王者だった井岡一翔(井岡)に挑戦して7回KO負け。世界挑戦はそれ以来で、日本での試合もこれが2度目となる。

 練習前に記者会見したクワンタイは「井岡戦は初来日で緊張していた部分があったが、今回は2度目なのでそういうことはない。気分的に勝てる感じがしている」と根拠は示さないで自らの勝利を宣言した。

 田口については「スピードはタグチがあると思う。でもパンチ力は自分が上。右ストレートには警戒したいが、ファイタータイプで前に出てきてくれる選手なのでやりやすい」と分析。「田口が前回の世界挑戦したときのような試合(昨年末のアルベルト・ロセル戦)をしてくれたら打ち合いになって面白い。私のほうがパンチ力があるから、80%の確率でKO勝ちできると思う」とKOを予告した。


2015年5月3日日曜日

メイウェザー9月で引退か、パッキャオは右肩負傷

 フロイド・メイウェザー(米)の判定勝ちに終わった米ラスベガスの世界ウェルター級タイトルマッチ。メイウェザーは試合後、9月の試合を自身のラストファイトにすると明言。敗れたマニー・パッキャオ(フィリピン)は右肩を負傷していた事実を明かした。

 無敗記録を48に伸ばしたメイウェザーは「彼が前に出てくるのはわかっていたし、彼が取ったラウンドもいくつかあった。ただし私は常に距離を取り続けた。たとえコーナーに追い詰められたときでもあまりパンチをもらわなかった」と試合についてコメントした。

 現地の報道によると、メイウェザーが435発のパンチを打って、的中したパンチは148発(的中率34%)。パッキャオは429発のうち的中は81発(同19%)。パッキャオはキャリアで最低の的中率に終わっただけでなく、パンチの数でもメイウェザーを下回り、メイウェザーがディフェンス・マスターぶりを大いに発揮したことが数字で示された。

 また、メイウェザーは「もう40歳も近いし、このスポーツを長くやってきて、18年間もチャンピオンをやっている。次は9月に試合をする。それが最後の試合だ」と語り、伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノと並ぶ49戦全勝という記録を手土産に引退する意向を示した。9月の試合開催を含めて額面通りに受け取れるかは微妙だが、メイウェザーはショータイムと6試合の高額契約を結んでおり、次戦がその6試合目となっているのは確かだ。

 一方のパッキャオは「私は勝ったと思っている。彼は何もしていない。私は多くのパンチを打ちながら何度も彼をつかまえた。ダメージもない。スコアにはびっくりしている」と話した。また、試合の3週間前に右肩を負傷し、試合の延期を考えた事実も明かした。肩の状態は1週間ほど前から快方に向かったというが、試合の3ラウンドあたりから再び痛み始めたという。今後については「ゆっくり休む」とだけ話した。Photo/SHOWTIME


2015年5月3日日曜日

世紀の対決 メイウェザーがパッキャオに3-0判定勝ち

 世界中のボクシングファンが待ち望んだスーパースター対決に決着がついた─。2日(日本時間3日)米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで挙行されたWBA・WBC・WBO世界ウェルター級タイトルマッチは、WBC・WBAスーパー王者のフロイド・メイウェザー(米=38歳)がWBO王者マニー・パッキャオ(フィリピン=36歳)に3-0判定勝ち。スコアは118-110、116-112×2。

 ファイトマネーは2人合わせて350億円とも言われ、経済ニュースとしても大きな話題を呼んだメガファイトはオープニングから豪華絢爛。リングアナウンサーはジミー・レノンJr、マイケル・バッファの両巨頭が交互に務め、俳優でミュージシャンのジェイミー・フォックスがアメリカ国歌を歌った。パッキャオ、メイウェザーの順で入場すると、バッファがパッキャオを、レノンJrがメイウェザーをコールして世紀の一戦の幕が開けた。

 メイウェザーが右を打ち込んで試合がスタート。パッキャオはジリジリと距離を詰めようとするが、カウンターで待ち構えるメイウェザーを警戒し、無理には攻めなかった。様子見の初回を終え、パッキャオは2回から前に出ようと試みた。メイウェザーは引きつけて右を放ち、フットワークとクリンチも使って、パッキャオに得意のワンツーを思うように打ち込ませない。両者が盛んにフェイントを使って駆け引きの応酬を繰り広げた。

メイウェザーがパッキャオに勝利(ボクシングニュース)

 3回に手数を伸ばしたパッキャオは4回、メイウェザーのジャブの引き際に左ストレートをヒット。メイウェザーが後退すると、ロープ際でパッキャオがパンチをまとめて、会場がヒートアップ。メイウェザーはガードを固めてしのいだが「ひょっとすると」のムードが漂った。

 しかしパッキャオはここで勝負をかけられなかった。逆に5回はメイウェザーが攻めの姿勢を見せ、ポイントをピックアップ。パッキャオは6回に再び連打を披露するが、メイウェザーはクリーンヒットを許さない。メイウェザーは7回、初めて強いワンツーを打ち込むなど攻めの姿勢を強め、ジャブを有効に使ってペースを引き寄せる。

 終盤に入るにつれ、メイウェザーのリズムがよくなっていった。前半に比べてパッキャオの攻撃をかわす姿には余裕が感じられ、数は少ないもののジャブや右をヒットさせていった。パッキャオの攻撃は徐々に単調に。結局、終盤に見せ場はなく、メイウェザーが逃げ切った。

「パッキャオはタフな相手だったが、攻撃は読めた。もう1試合ある。次は9月だ」と語ったメイウェザーは48勝26KO無敗。パッキャオは「彼はそんなに何もしていない。私は勝ったと思う」と判定に不満顔。戦績は57勝38KO5敗3分となった。Photos/SHOWTIME


2015年5月3日日曜日

サンタクルス判定勝ち、ロマチェンコV2

 ラスベガスのMGMグランドで行われるメイウェザーvsパッキャオのアンダーカード、フェザー級10回戦は、WBC世界S・バンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)がホセ・カエタノ(メキシコ)に3-0判定勝ち。スコアは100-90×3だった。

 S・バンタム級王座を4度防衛中のサンタクルスはガードを高く上げたいつものスタイルで初回からグイグイとプレシャーをかけていった。小柄なカエタノは早くもロープを背負い、それでも思い切ったパンチを打ち返すが、サンタクルスは右ストレート、ボディ攻撃でカエタノを追い込んでいくかに見えた。

 しかしカエタノはロープ際で徹底抗戦。巧みなボディワークで決定打を許さず、意欲的にカウンターを放ち続けた。サンタクルスはポイントで大きくリードしながらも、最後まで倒すことはできなかった。サンタクルスは30勝17KO無敗1分。カエタノは17勝8KO4敗。

 WBO世界フェザー級タイトルマッチは、王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が挑戦者1位ガマリエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を圧倒。9回55秒KO勝ちで2度目の防衛に成功した。

 五輪2大会金メダリスト、ロマチェンコが初回からレベルの違いを見せつけた。サウスポースタイルから軽快にポジションを変え、多彩なアングルから次々とパンチを当てていく。ロドリゲスはなす術がなく、まるでスパーリングを見ているようだ。

 淡々と進む試合が動いたのは7回。ロマチェンコがボディブローを効かせ、右をフォローするとロドリゲスがダウン。ようやくクライマックスが見えてきた。8回にローブローで減点1を科せられたロマチェンコは9回、右フックをヒットさせて左、右とつなぐと挑戦者が再びキャンバスにヒザをつく。ダメージというよりは、戦意喪失といった雰囲気でロドリゲスは10カウントを聞いた。ロマチェンコは4勝2KO1敗。ロドリゲスは25勝17KO3敗3分。Photo/SHOWTIME


2015年5月2日土曜日

岩渕真也、ランカー吉田龍生にTKO勝ち

「DANGAN127」が2日、東京・後楽園ホールで行われ、メインのS・ライト級8回戦は元日本同級王者で現2位の岩渕真也(草加有沢)が同8位の吉田龍生(本田フィットネス)に6回2分41秒TKO勝ちした。

 右ストレートを狙う吉田に対し、岩渕は2回から徐々にプレスを強め、ショートの左、右フックを少しずつヒットさせていった。吉田は頭をよく振って最初はパンチをかわしたが、徐々に被弾が増えていき、5回には足元があやしくなった。6回、岩渕は左ストレートで吉田を追い込むと、最後は左アッパー、右フックを決めて吉田をキャンバスへ。主審が即ストップした。青コーナーからはタオルも投入されていた。岩渕は25勝21KO5敗。吉田は26勝13KO7敗。

◇S・フライ級8回戦
木村隼人(ワタナベ)[負傷判定6回1分6秒3-0(59-56、60-55、60-56)]ジョマール・ファハルド(フィリピン)
 木村は当初、粉川拓也(宮田)と対戦予定だったが、粉川の日本フライ級王座決定戦出場が決まり、最終的に相手はOPBF・L・フライ級9位のファハルドに変更。体格で明らかに上回る木村は単発ながら右ストレーを決めてリードするが、ファハルドも思い切りパンチを振ってくるので気が抜けない展開。ファハルドは4回にバッティングで左目上部をカット。木村は5回に攻勢を強めたが、6回にファハルドの出血が激しくストップ。木村は23勝15KO7敗3分。ファハルドは14勝7KO7敗2分。

◇S・フェザー級8回戦
高畑里望(ドリーム)[TKO5回2分29秒]さくら淳(横浜さくら)
 日本S・フェザー級11位のさくらはリミットを3ポンド3/4(約1.7キロ)オーバーしての一戦。その影響か動きは悪く、長身の36歳、高畑が右ストレートやボディ攻撃で試合を支配する。明らかにコンディションの悪そうなさくらは5回に勝負に出たもののすぐに失速。このあと高畑の猛攻を浴びたさくらは手を出せず、ロープを背負ってストップとなった。昨年10月、尾川堅一(帝拳)に敗れて以来のリングでランカー撃破の高畑は11勝3KO5敗1分。初黒星を喫したさくらは12勝9KO1敗。


2015年5月2日土曜日

粟生隆寛は2回TKO負け、3階級制覇ならず

 WBO世界ライト級王座決定戦が1日(日本時間2日)、米ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで行われ、同級1位の粟生隆寛(帝拳)は同級4位ライムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回TKO負け。3階級制覇はならなかった。前日にベルトランが体重超過で失格となっていたため、王座は空位のまま。

 コンビを組む田中繊大トレーナーは1日に日本で村田諒太の試合があったため、粟生のセコンドには中野裕司トレーナー、真正ジムの山下正人会長、カットマンのミゲール・ディアスが陣取った。

 両者がリングで対峙すると、目についたのは体格差。粟生はいつも通りの立ち上がりながら、パワーのあるベルトランが徐々にプレッシャーを強める。ラウンド後半になると粟生はロープを背負い、右カウンターをヒットさせるが、ベルトランのパワーが侮れない印象だ。

 そして2回、粟生が左を打ち込もうとした瞬間、ベルトランの右フックが粟生のアゴを直撃。粟生がバッタリとキャンバスに崩れ落ちた。カウント8で起き上がったが、ダメージは甚大。ここぞと攻め込むベルトランに再びロープ際に押し込まれ、左フックが決まったところでレフェリーのトニー・ウィークスが試合を止めた。タイムは1分29秒。ベルトランは30勝18KO7敗1分。粟生は27勝12KO3敗1分。

 WOWOWで試合を見守った帝拳ジムの浜田剛史代表は「相手のパンチを外しっぱなしだと押し込まれる。だから止めなくちゃいけない。その意識が過剰になってしまったと思う」と敗因を分析。前日にV4を達成した同門の世界王者、三浦隆司は「相手の体がひと回り、ふた回りでかかった。1ラウンドは粟生の右フックも入っていたんですけど…」とショックの様子だった。Photo/SUMIO YAMADA


2015年5月2日土曜日

メイウェザーvsパッキャオ計量パス、あすゴング!

 あす2日(日本時間3日)ゴングとなるフロイド・メイウェザー(米)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の前日計量が1日、試合会場となる米ラスベガスMGMグランド・ガーデンで行われ、メイウェザーが146ポンド(66.22キロ)、パッキャオが145ポンド(65.77キロ)をマーク。いよいよ明日のゴングを待つだけとなった。試合はWBC・WBA・WBO世界ウェルター級タイトルマッチとして行われる。

 計量は一般のファンにも有料で公開され、10ドルのチケットはソールドアウト。会場には1万1500人が集まった。最初にパッキャオが、続いてメイウェザーがはかりに乗り、計量に無事合格。両者顔を突き合わせるフェイスオフで決戦のムードを盛り上げた。

 ショータイムのインタビューにメイウェザーは「戦いの準備はできている。信じられない数の人々が集まった。私はベストを尽くす」とコメント。HBOからマイクを向けられたパッキャオは「この戦いに値する素晴らしいファンが集まった。メイウェザーが私より大きい? それは問題ない。私はより大きな相手と戦ってきた」と話した。

 アンダーカードのフェザー級ノンタイトル戦に出場するレオ・サンタクルス(米)は124.5ポンド(56.47キロ)、ホセ・カジェタノ(メキシコ)は125ポンド(56.69キロ)。WBO世界フェザー級タイトルマッチは、王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が125.5ポンド(56.92キロ)、挑戦者ガマリエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が126ポンド(57.15キロ)だった。

“世紀の一戦”メイウェザーvsパッキャオはあす3日、午前10時からWOWOWプライムで生中継される。Photo/NAOKI FUKUDA/WOWOW


2015年5月2日土曜日

マルティネスと統一戦視野 三浦隆司&村田諒太会見

 昨夜の大田区総合体育館でそろって豪快KO勝ちを収めた三浦隆司、村田諒太の帝拳コンビが2日、都内のWOWOW辰巳放送センターで会見した。
 
 
 ビリー・ディブ(オーストラリア)を3回に左フックで沈めてWBC世界S・フェザー級王座4度目の防衛に成功した三浦は傷ひとつない顔。フットワーカーのディブを捕まえるにはもう少し時間がかかると想像していたそうで「ここだと思って出した」一撃で試合を終わらせたのだから強打のほどが知れる。KOパンチの感触は「ボンバー」とのことだった。
 
 今後については、強くて知名度のある選手との対戦を希望している。浜田剛史帝拳ジム代表によれば、WBO王座に2度目の返り咲きを果たしたローマン・マルティネス(プエルトリコ)との統一戦も視野に入れるという。
 
 ダグラス・ダミアン・アタイデ(ブラジル)とのミドル級世界ランカー対決に5回TKO勝ちした村田は、一夜明けてあらためて「KO勝ちできたことはうれしく思います」と語った。3戦ぶりのKO勝利には収穫も大きく「今後も距離を取ってしっかりとパンチを打ち込まないといけない」とレベルアップを誓っていた。
 
 村田の次戦は今夏に米国でというのが既定路線。「また世界ランカーの強い相手になるかと思います」と浜田代表は示唆した。

2015年5月1日金曜日

村田諒太3試合ぶりのKO勝利、世界ランカー対決制す

「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」が1日、東京・大田区総合体育館で行われ、メインの162ポンド契約10回戦は、WBCミドル級7位の村田諒太(帝拳)がWBO15位ダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)を5回38秒TKOで下し、デビューからの連勝を7(5KO)に伸ばした。村田は3試合ぶりのKO勝利。

 そう遠くない将来に世界挑戦を目論む村田が、南米から世界ランカーを迎えた。村田はガードを高く上げて前へ。アタイデはこちらもガードが高いが、村田に比べてアップライトの構え。パワーはなく、その分手数で勝負するタイプだ。村田は初回にワンツーを決めて会場を沸かせた。

 しかし2回からはイーブンの展開。アタイデが手数で攻勢をアピールし、村田はブロックで防いでいるものの、距離を詰めようとするあまり、手数が伸びず受けに回るシーンもあった。4回、アタイデが連打を村田に見舞って、会場がどよめく。村田は右をヒットさせるが、ブラジル人は下がらずに手を出して抵抗した。

 試合が5回に入った早々だった。「接近戦からワンツーの距離を変えた」という村田の強烈なワンツーがアゴに決まり、アタイデが前のめりにダウン。何とか立ち上がったアタイデに対し、村田がワンツーを連打して襲い掛かると、アタイデが再びキャンバスへ。主審が試合を止めた。

「最後の右はここ最近で一番だった」と語った村田は7勝5KO。帝拳ジムの本田明彦会長は「次は100%海外。このクラスで挑戦者になるためには海外で認められないといけない」と話した。アタイデは13勝6KO2敗1分。


2015年5月1日金曜日

三浦隆司がボンバー炸裂でV4、ディブ撃沈

 東京・大田区総合体育館で行われたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチは、王者の三浦隆司(帝拳)が、挑戦者6位で元IBF世界フェザー級王者のビリー・ディブ(オーストラリア)に3回1分29秒TKO勝ち。4度目の防衛に成功した。

 足を使うディブを三浦が追いかける展開。リングを広く使う挑戦者に対し、三浦は動きが硬く、狙いすぎでパンチがあまり出ない。ディブはハードパンチャーの三浦との打ち合いを避けるという意図がはっきり見て取れた。距離が詰まるとクリンチの繰り返しで、挑戦者ペースの立ち上がりとなった。

 三浦はじわじわと前に出て、ボディ攻撃で挑戦者を崩そうと試みた。いつ三浦がディブをとらえるかが試合のテーマとなったが、クライマックスは意外に早くやってきた。3回、三浦がディブをコーナーに追い込んで左ストレートを一閃。完全に効いてしまったディブにさらに左を追撃すると、元王者の豪州人は力なくキャンバスへ落下。立ち上がったディブだが、フラフラで主審が試合をストップした。

 代名詞のボンバーレフトで期待通り豪快なKO勝利を披露した三浦は「ビッグネームと対戦して、世界に名前をアピールしたい」とリング上からコメント。戦績を29勝22KO2敗2分とした。2階級制覇失敗のディブは39勝23KO3敗1無効試合。


2015年5月1日金曜日

八重樫東が再起に成功、2回TKO勝ち

 元世界2階級制覇王者の八重樫東(大橋)が1日、大田区総合体育館「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」のリングに登場。S・フライ級8回戦でソンセーンレック・ポスワンジム(タイ)に2回2分5秒TKO勝ち。再起戦に勝利した。

 力いっぱいパンチを振ってくるポスワンに対し、八重樫はフットワークを意識した立ち上がり。静かに見えた1回終了間際、きれいに右カウンターを決めてポスワンからダウンを奪った。2回も無理には攻めなかったが、ラウンド後半、再び右カウンターを叩き込むとポスワンがキャンバスにグシャリ。主審がノーカウントで試合を止めた。

 昨年9月、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)にWBC世界フライ級タイトルを奪われ、年末のWBC世界L・フライ級王座決定戦でペドロ・ゲバラ(メキシコ)に敗退。世界戦2連続KO負けから、新たなスタートを切った八重樫は「今日はたまたま当たっただけ。本当にS・フライでやるならもっとちゃんと体を作らなくてはいけない」と快勝にも浮かれた様子はなかった。

 今後はフライ級か、S・フライ級か、チャンスのある方で世界挑戦を目指す予定で「複数階級ではなく、もう一度チャンピオンになりたい」と世界王座返り咲きに意欲を見せた。八重樫は21勝11KO5敗。ソンセーンレックは18勝5KO12敗。

◇バンタム級6回戦
高橋竜平(横浜光)[3-0(59-55、60-55、60-54)]坂田北斗(石神井S)
 昨年の全日本バンタム級新人王、現同級15位の高橋が持ち前の運動量を発揮。出入りのスピードとトリッキーな動きで右をよくヒットし、着実にポイントを重ねて勝利。


2015年5月1日金曜日

ベルトラン体重超過、粟生隆寛は勝てば王者に

 WBO世界ライト級王座決定戦の前日計量が30日(日本時間1日)、米ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで行われ、3階級制覇を目指す同級1位の粟生隆寛(帝拳)は134.8ポンド(61.1キロ)でパス。一方の同級4位ライムンド・ベルトラン(メキシコ)は体重超過で失格となった。試合は予定通り行われ、粟生は勝てば新王者。ドローかベルトラン勝利なら王座は空位のまま。

 現地からの情報によると、ベルトランは1回目の計量で1ポンド(約450グラム)オーバー。2度目の計量でも200グラム・オーバーしてギブアップしたという。

 計量前には記者会見が開かれ、粟生は「あすはベルトを獲って日本に帰ります」と力強くコメント。決戦に向けて気持ちを高めていたが、ベルトランの体重超過で冷や水を浴びせられた形だ。なお、試合の模様はWOWOWメンバーズオンデマンドで2日午前11時から先行ライブ配信される。下写真/NAOKI FUKUDA/WOWOW


2015年5月1日金曜日

ロビンソン2度破った元王者フルマー死す

 元世界ミドル級チャンピオンのジーン・フルマー氏が27日、米ユタ州ウェストジョーダンの自宅近くのケアセンターで亡くなっていたことが分かった。83歳。不世出の名王者シュガー・レイ・ロビンソンに勝ったことで知られた、1950年代の米国黄金期を代表するボクサーの1人だった。

 アマで約80戦した後1951年から63年にかけプロのリングで戦い続けた。デビュー戦から29連勝して注目を集め、1957年1月ロビンソンの世界ミドル級王座に初挑戦し、15回判定勝ちしてチャンピオンとなる。これは4ヵ月後の再戦で5回KO負けを喫し奪還されたが、ロビンソンとは通算4度対戦して2勝1敗1分と勝ち越している。

 59年カーメン・バシリオに判定勝ちして2度目の世界タイトル獲得。62年ディック・タイガー(ナイジェリア)に判定負けして王座を追われる。無類のタフネスと好戦的スタイルが売り物のファイターで、「サイクロン」のニックネームもあった。通算戦績は64戦55勝24KO6敗3分。


2015年4月30日木曜日

藤本京太郎が石田に2-1判定勝ち、日本ヘビー級戦

 日本ヘビー級タイトルマッチが30日、東京・後楽園ホール「KAMIKAZE5」のメインイベントで行われ、王者の藤本京太郎(角海老宝石)が同級1位の石田順裕(グリーンツダ)に2-1判定勝ち。3度目の防衛に成功した。スコアは96-94、96-95で藤本、96-95で石田だった。

 昨年4月、無冠戦で拳を交えた両者が舞台をタイトル戦に移してのリマッチ。元WBA・S・ウェルター級暫定王者でミドル級から1年前にヘビーに転級したした93.3キロの石田を、ナチュラルのヘビーウエート、101.4キロの藤本が迎えた。

 試合は前回と同じように接戦となった。初回に仕掛けたのは石田。距離を取りながらジャブ、右ストレートを王者に打ち込み、藤本を守勢に回らせる。2回は互いに様子見。クリンチの多い藤本は、4回あたりから圧力を強めていった。石田はブロッキングやバックステップで対処しているものの、パワーのあるチャンピオンのペースが徐々に上がっていく。5回を終わって48-47×2、48-48と石田がわずかにリードした。

 藤本は6回からピッチを上げ、初めてきれいに右ストレートをヒット。ボディ攻撃も積極的で初めて明確にポイントを奪う。7回もボディ攻撃とショートの連打で藤本が優勢。このままチャンピオンが押し切るかにも思えたが、石田は8回に踏ん張り、試合の行方はわからない。9、10回と両者前に出たが、決定打は出ないままだった。

「日本チャンピオンになってからいい試合ができていなくて申し訳ない。これからは外国人相手に倒せるようになりたい」と語った藤本は12勝6KO1敗。39歳の石田は27勝11KO11敗2分。進退について明言を避けたが「自分の中では決まっている」とも。


2015年4月30日木曜日

徳永幸大が8回TKO勝ち、日本ライト級新王者に

 30日東京・後楽園ホールの日本ライト級王座決定戦は、同級1位の徳永幸大(ウォズ)が同級2位の杉崎由夜(角海老宝石)を8回2分24秒TKOで下し、新チャンピオンに輝いた。タイトルは前王者の加藤善孝(角海老宝石)が返上し、空位となっていた。

 長身の徳永がジャブと右ストレートでプレッシャーをかけ、杉崎がガードを固めながらカウンター、飛びこんでの左フックなどで応戦する滑り出し。2回に徳永の右、杉崎の左がヒット。互いに打たれ強くないだけに、緊張感のある立ち上がりとなった。意外に当たっていたのが杉崎のジャブ。5回終了時の採点は48-47×2で杉崎、48-47で徳永と割れた。

 前半をリードした杉崎だが、6回に入るとガクンとペースが落ちる。徳永がこれを見逃すはずはなく、右ストレートを打ち下ろして杉崎を追い込んでいく。7回も徳永が攻勢。攻め立てられて鼻血も流れる杉崎はかなり苦しそうだ。8回に入ると杉崎の失速はより明らかに。徳永が杉崎をコーナーに追い込んで連打を見舞うと、主審がダウンを宣告。続く場面でさらにラッシュするとフラフラの杉崎を主審が救った。

 同門の日本バンタム級王者、大森将平に続き後楽園ホールでタイトル奪取の徳永は15勝10KO2敗。リング上から同級5位の鈴木悠平(真正)に対戦を呼びかけた。プロ31戦目でタイトル初挑戦に失敗した杉崎は20勝6KO10敗1分。


2015年4月30日木曜日

小國以載がドロー防衛、日本S・バンタム級戦

 30日東京・後楽園ホールのトリプル日本タイトル戦は、日本S・バンタム級タイトルマッチからスタート。こちらは王者の小國以載(角海老宝石)が挑戦者1位の古橋岳也(川崎新田)と1-0判定で引き分け、初防衛に成功した。スコアは96-94で小國。残る2者が95-95だった。

 上背とリーチのある元OPBF王者の小國は予想通りジャブ、右ストレートを使って古橋を前でさばこうというボクシング。タイトル初挑戦の古橋は頭をよく振って、インサイドへの侵入を試みる。実際に距離を詰める場面を作るが、小國は左ボディブローで古橋のやりたいようにはさせない。古橋は5回に右ストレート、左フックを決めて小國をロープに追い込み、会場を盛り上げる。5回を終わっての採点は49-46×3で小國リードだった。

 このリードで余裕が出るかに思われた小國だが、5回に続き6、7回も古橋のプレスを受けてロープを背負い、守りに入る場面が目立つようになる。古橋のボディブローで小國は失速気味。しかし小國は8回、古橋の疲れにも乗じてこのラウンドを獲得した。9、10回は互いに譲らなかったが、古橋がやや押している印象だった。いつものシャープさがなく苦戦した小國は15勝4KO1敗。昨年、大竹秀典(金子)への挑戦が決まりながら、大竹の負傷と世界挑戦で1年近く待たされた古橋は17勝7KO6敗。8回を失ったのが痛かった。

◇58.0キロ8回戦
緒方勇希(角海老宝石)[3-0(78-74×2、79-74)]山田健太郎(全日本パブリック)
 昨年9月の対戦は緒方が2-1判定勝ち。元ランカーの山田は初回に左フックを決め、2、3回もジャブもうまく使って日本フェザー級6位の緒方をわずかに上回った。技巧派の緒方は4回に持ち前のカウンターを決めて追い上げを開始するが、山田も無理には攻めず、試合は拮抗した。両者は7、8回に手数を増やし、有効打で緒方が上回った印象。返り討ち成功の緒方は21勝3KO1敗1分。山田は8勝6KO6敗1分。

◇フライ級8回戦
阪下優友(角海老宝石)[TKO6回54秒]桜井康弘(レパード玉熊)
 日本フライ11位の阪下はサウスポーの桜井に対してうまく間合いがつかめずにいたが、3回にボディ攻撃から右ストレートを決め、桜井をコーナーにくぎ付けにしてラッシュ。主審がダウンを宣告した。その後も阪下は単発ながら強打を打ち込み、6回にラッシュしたところでタオル投入。阪下は昨年10月、日本王者の村中優(フラッシュ赤羽)に敗れて以来の再起戦に勝利。戦績は13勝8KO5敗2分。桜井は7勝19敗。


2015年4月30日木曜日

三浦隆司、ディブ合格 村田諒太&八重樫東も

 明日に迫ったWBC世界S・フェザー級タイトルマッチ(東京・大田区総合体育館)の計量が30日都内のホテルグランドパレスで行われた。チャンピオン三浦隆司(帝拳)と挑戦者ビリー・ディブ(オーストラリア)はともに上限58.9キロで一発合格。前日検診も向島祐JBCコミッションドクターからお墨付きをもらい、あとは決戦に備えるだけだ。
 
 
 計量を終えた三浦はすっぽんスープとさくらんぼを採り、栄養を補給。「これから食事をして回復すると、試合が楽しみになってくるでしょう」といよいよ臨戦態勢だ。夜は肉200グラム(和牛)を食べるつもりという。
 
 フェイスオフで三浦をにらみつけたディブは「いい試合をして明日はハッピーになりたい」とコメント。母国では25年ぶりとなる生中継が決まっており、テレビクルーもオーストラリアから来日した。ますますやる気になっている。
 
 
 またミドル級超のノンタイトル10回戦に出場するWBC同級7位村田諒太(帝拳)は73.3キロ、WBO同級15位ダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)は73.0キロで計量をクリア。世界ランカー対決を明日に控えたこの日も村田は笑顔を振りまいて心臓の強いところを見せていた。「僕が勝って粟生(隆寛)先輩の試合につなげたい」と意気込みを語った。
 
 
 再起戦のリングに立つ前WBCフライ級王者の八重樫東(大橋)は相手のソンセーンレックともども52.1キロでパス。S・フライ級での再出発にあたり、まずは第一関門を突破した。

2015年4月30日木曜日

メイウェザーvsパッキャオ 最終記者会見

 5月2日(日本時間3日)ラスベガスのMGMグランドで激突するフロイド・メイウェザー(米)とマニー・パッキャオ(フィリピン)が29日、MGMグランドのKAシアターで記者会見を行った。


パッキャオ「この土曜日、みなさんを目撃者として招待したい。フロイドと私はみなさんを楽しませるために努力してきた。私たちはベストを尽くし、私たちの名前をボクシングの歴史に刻むことになる。そして試合が終わったら、フロイドと神への信仰を分かち合いたい」

メイウェザー「戦うときがきた。みんなは興奮を見るために、偉大なイベントを見るためにここに来た。これはボクシング史上最大のファイトだ。今は気分がいいし、自分を力強く感じている。みんな土曜日に会おう」


 両者が直接顔を合わせるのは3月11日の記者会見以来のこと。会見では2人のほかに、パッキャオのトレーナー、フレディ・ローチ、トップランク社のボブ・アラムCEO、メイウェザー・プロモーションズのレオナード・エレルブCEOらが出席。WBOのフランシスコ・バルカルセル会長、WBCのマウリシオ・スライマン会長も登壇した。

 試合の模様は3日午前10時からWOWOWプライムで生中継される。現地解説は元世界王者の西岡利晃さん。レギュラー解説陣のジョー小泉さん、浜田剛史さんは東京から解説する。Photos/NAOKI FUKUDA/WOWOW


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