田中亮明にMVP アマの年間優秀選手表彰式

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ボクシング・ビート3月号、きょう15日発売!

 ボクシング・ビート3月号が今日15日、全国の書店にて発売となりました。表紙は2015年の年間最優秀...
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ロマチェンコがビッグマッチ希望、内山挑戦もある!?

 オリンピック2連覇、396勝1敗などアマチュアで伝説をつくったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=W...
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マルケス5月に復帰戦か、コット戦の可能性は?

 リングから遠ざかっているメキシコのビッグネーム、元世界4階級王者のフアン・マヌエル・マルケス(写真...
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田中亮明にMVP アマの年間優秀選手表彰式
ボクシング・ビート3月号、きょう15日発売!
ロマチェンコがビッグマッチ希望、内山挑戦もある!?
マルケス5月に復帰戦か、コット戦の可能性は?

2016年2月15日月曜日

田中亮明にMVP アマの年間優秀選手表彰式

 アマチュアの日本ボクシング連盟(山根明会長)は14日、大阪市内のホテルで平成27年度の臨時総会を開催した。総会閉会後に昨年度の年間優秀選手表彰式を催し、MVP(最優秀選手)に選ばれた田中亮明(駒沢大)ら各受賞選手に賞状と金一封、記念品が贈られた。昨年引退を表明したタレントの“しずちゃん”こと山﨑静代さんには「特別賞」が贈られ、この日は仕事で出席できない本人の代理として、母の由美子さんが受賞した。

 12月のリオ五輪テスト・イベントでの金メダル獲得もあって初のMVPに選ばれた田中は、受賞に感謝の思いを述べ、「3月のアジア予選に勝ってリオ五輪の出場資格を得られるように頑張りたい」「(五輪出場枠の)3位以内ではなく、優勝を狙っていきたい」と改めてリオ五輪に向けて意欲を語った。

 年間表彰式は従来プロと合同で催してきたが、今回初めてアマ・プロそれぞれの独自開催となった。田中、山﨑以外の受賞者は、優秀選手=森坂嵐(東京農大)、和田まどか(芦屋大)、技能賞=鈴木康弘(自衛隊体育学校)、敢闘賞=成松大介(同)、殊勲賞=柏崎刀翔(同)、努力賞=梅村錬(江南義塾盛岡高)、新鋭賞=荒本一成(王寺工高)今永虎雅(同)、中垣龍汰朗(日照学園高)。


2016年2月14日日曜日

ボクシング・ビート3月号、きょう15日発売!

 ボクシング・ビート3月号が今日15日、全国の書店にて発売となりました。表紙は2015年の年間最優秀選手に輝いた内山高志。WBAから贈られたばかりのスーパーチャンピオン・ベルトとともに登場です。

 その内山はじめ、今月号では年末の世界戦ラッシュを勝ち残ったチャンピオンたち(井岡一翔、井上尚弥、八重樫東、田中恒成、田口良一)に話を聞いております。

 巻頭特集は山中慎介&木村悠のダブル世界戦展望。リボリオ・ソリスを迎える山中のV10は予想通りなるか、どうか注目です。

 試合の数が少ない今月は、そのぶん企画がてんこ盛り。「ボディーブロー」特集は、いま日本のボクサーがこのパンチをいかに活用しているのかはもちろん、海外の名手なども紹介しております。アンケート企画「海外から見た日本ボクシング界」は、10人近い男子現役チャンピオンを抱える日本のリングについて、主に米大陸のメディア、関係者にたずねてみました。日本にいるとかえって気づかないような意見もあり、興味深い読み物となっております。ほかにも「最近の中国ボクシング事情」など。

 今月もビートはじっくりお読みいただける内容となっております。ぜひお楽しみください! =ボクシング・ビート編集部一同=

ボクシング・ビート3月号の主な内容
■試合リポート…ニューヨークのヘビー級Wタイトル戦/3団体統一世界L・ヘビー級タイトル戦/日本S・ライト級タイトル戦
■インタビュー…内山高志/井岡一翔/井上尚弥/八重樫東/田中恒成/田口良一/飯田覚士の直撃トーク「松本亮」
■海外読物…エロール・スペンスJr
■特集…「日本人ボクサーの新たな必殺ブロー  ボディー打ちにあらためて注目する」/「アンケート企画  海外から見た日本ボクシング界」/「カーニバルの見所を一挙紹介」/「最新の中国ボクシング事情」
■アマチュア…15年MVP田中亮明インタビュー/リオ五輪アジア&オセアニア予選代表選考会リポート


2016年2月14日日曜日

ロマチェンコがビッグマッチ希望、内山挑戦もある!?

 オリンピック2連覇、396勝1敗などアマチュアで伝説をつくったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=WBO世界フェザー級王者、写真)がプロでもいよいよ勝負に出る構えを見せている。母国からのニュースでロマチェンコ(5勝3KO1敗)は4月16日のリング登場を示唆。この日は同じくトップランク社と契約する王者候補フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)の試合が組まれているが、同時興行に参戦するかは決まっていない。

 ロマチェンコは昨年、トップランクを通じて、もう一人の五輪2連覇ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)との対決をオーダーした。しかしボブ・アラム・プロモーター(トップランク社CEO)によると、S・バンタム級王者だったリゴンドウはフェザー級リミットの体重設定を拒否。同時に多額のファイトマネーを要求したため交渉は決裂した。

 それでもキューバ人がロマチェンコのターゲットには変わらない。「今年2016年、私はトップ選手とのビッグファイトを希望している。リゴンドウと対戦できるのなら、いつどこでも構わない。これまで私はこの試合に関して“30万回”もディスカッションしてきた。でもプロモーター同士の問題があるので合意に達していない。彼と戦いたい私の願望も薄れてきている」とウクライナ人は語る。

 トップランクからロック・ネーション・スポーツに移籍したリゴンドウ(16勝10KO無敗)は3月12日、英国リバプールでジャザ・ディケンス(英)との一戦に臨む。一方でアラム氏はロマチェンコが130ポンド(S・フェザー級)転向を決意した場合、標的はWBAスーパー王者の内山高志(ワタナベ)というから驚きだ。


2016年2月14日日曜日

マルケス5月に復帰戦か、コット戦の可能性は?

 リングから遠ざかっているメキシコのビッグネーム、元世界4階級王者のフアン・マヌエル・マルケス(写真)が、自身の復帰戦と前WBC世界ミドル級ミゲール・コット(プエルトリコ)と対戦する可能性について海外メディアに語っている。

 2013年10月、ティモシー・ブラッドリー(米)にWBO世界ウェルター級王座を奪われたマルケスのラストファイトは14年5月のマイク・アルバラー(米)戦。その後、何度か復帰戦の話が出ては消えていた。

 最近トレーニングを再開したというマルケスは「5月に復帰戦をやりたいと思っているが、2年のブランクがあるので、身体の状態をしっかり見極めないといけない。私は100%のコンディションを作る必要がある」とまずは復帰について慎重にコメント。コットとの試合については、コットの次戦は6月に予定されていることから「5月の試合が終われば考える。やるとすれば9月か10月だ」との見通しを示した。

 スポーツ専門局ESPNなどによると、コットはマルケスとの試合に前向きで、147ポンド(ウェルター級)ないし150ポンドの契約体重を想定しているとのこと。ただし、マルケスを擁するザンファー・プロモーション&トップランクと、コットをプロモートするロック・ネイション・スポーツの関係が良好とは言えないだけに、どう転ぶかは分からない。

 いずれにしてもまずはマルケスが完全に復帰の意思を固めなければ始まらない。「身体の状態は悪くない。もし5月に試合をするのであれば、3月中には発表できると思う」と話している。


2016年2月14日日曜日

リナレスが右手骨折、WBC最新ランキング

リナレスが母国ベネズエラでV2戦(ボクシングニュース)■WBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(帝拳)が米ラスベガスでのトレーニング中に右手を骨折。13日に手術を行いしばらくは治療に専念する。決定間近と伝えられていた指名挑戦者デヤン・ズラティカニン(モンテネグロ)とのV3戦は中止に。

■WBCが2月度ランキングを発表。月間MVPにヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)を選出した。ワイルダーは1月16日、アルツール・スピルカ(ポーランド)を9回KOで下し、3度目の防衛をはたした。次点はロバート・ゲレロ(米)とのウェルター級王座決定戦を制したダニー・ガルシア(米)。日本勢はIBF世界S・バンタム級の挑戦権を得ている和氣慎吾(古口)の名前が同級13位に入った。ヘビー級15位だった藤本京太郎(角海老宝石)は16位に。

■帝拳ジムの世界チャンピオン山中慎介と木村悠が防衛戦を行う3月4日の「ワールドプレミアムボクシング23」(島津アリーナ京都)のチケットが追加発売中。アリーナ席2万円、指定席B5000円に残りあり。詳しくはホームページ参照。http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1603228&rlsCd=001


2016年2月13日土曜日

マルティネス防衛戦決定、バルガスvsサリド浮上

 WBO世界S・フェザー級王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ=写真)の防衛戦がWBO1位ミゲール“スコルピオン”ベルチェット(メキシコ)を相手に行われる運びとなった。期日は3月23日。会場はベルチェットのホーム、メキシコ・メリダのポリフォルム・サムナ・アリーナに決まった。挑戦者を擁する地元のマックス・ボクシングとサンフェル・プロモーションズが12日(日本時間13日)メディアに通達した。

 いわくつきの対戦が発表された。マルティネス陣営は前王者オルランド・サリド(メキシコ)との第3戦の交渉に入っていたが、WBOはランキング1位ベルチェットとの指名試合をリクエスト。1月中旬行われた入札でサンフェル・プロモーションズが日本円で約3000万円を提示して興行権を獲得。王者マルティネスの相手は「サリドかベルチェットか?」という状況の最中、両メキシカンをプロモートするサンフェルがプエルトリコ側を押し切ったかたちとなった。

 ベルチェット(24)はこれまで28勝25KO1敗。以前フライ級を中心に軽量級で世界王者たちを輩出したメリダに現れた中量級のホープ。14年3月、伏兵ルイス・フローレス(コロンビア)に初回TKO負けで黒星を喫したが、以後7連続ストップ勝ちと復調。ランキングを上げた。

 一方、ひとまずマルティネスとのラバーマッチがなくなったサリドには、多くのメディアから15年の最高試合に選出された三浦隆司(帝拳)との激闘でベルトを奪ったWBC世界S・フェザー級王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)との同胞対決がクローズアップされる。ただ米国のプロモーターはバルガスがGBP、サリドがトップランクと異なるのがネックに。だがエキサイティングな戦いを売り物にする2人だけに両陣営とも乗り気な様子。「バルガスには(ユリオルキス)ガンボア、ミウラとの再戦がオプションにあるけど、サリドを選ぶ可能性もある」(GBPのエリック・ゴメス社長)というから楽しみだ。


2016年2月13日土曜日

タイで世界挑戦の大平剛、花形勢“3度目の正直”へ

 3月3日にタイのナコンラチャシマでWBC世界ミニマム級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に挑む同級7位の大平剛(花形)が13日、横浜市内のジムで記者会見を開いた。

 大平にとって2014年大みそかの高山勝成(仲里)戦以来のとなる世界タイトルマッチは、初めてづくしの戦いとなった。そもそも「海外は中学生のときにグアムに行ったくらい」というから、外国で試合をするのが初めて。会場はスラナリー陸軍施設内の特設リングで、屋外で試合をするのも初めてだ。

 タイで世界タイトルマッチを戦った日本人選手の通算戦績は19敗1分で、正規王座戦では、だれ一人としてタイ人に勝利したことがない。この中には、1973年にWBA世界フライ級王者チャチャイ・チオノイに敗れた花形進会長、2010年にWBA世界S・バンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジムの軍門に下った木村章司トレーナーが含まれる。花形会長は「オレ、木村、大平で今回が3回目。圧倒的不利と言われると思うが、勝負に絶対はない」と“3度目の正直”に意欲満々だ。

 王者ワンヘンは40勝15KO無敗のチャンピオンで、固いガードと安定したジャブ、尻上がりに調子を上げいくスタミナに定評がある。挑戦者に有利な材料はなかなか見当たらないが、技巧派のサウスポーは「スピードと足は上回っていると思うので、かき回していきたい。前回のような悔しい思いはしたくない」とアップセットを予告。暑さ対策を兼ねて24日には現地入りする予定だ。


2016年2月13日土曜日

ロマゴンの相手はアローヨ、4.23ゴロフキンとダブル

ロマゴンがビロリアに9回TKO勝ち(ボクシングニュース) WBC世界フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア=写真)の挑戦者がマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)に決定─。ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vsドミニク・ウェイド(米)のミドル級タイトルマッチとゴンサレスの試合は、4月23日ロサンゼルス近郊イングルウッドのザ・フォーラムで挙行される。12日(日本時間13日)主催のゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズのトム・ルーファー・マネージング・ディレクターが発表した。

 ゴンサレスとゴロフキンの“共演”は今回が3度目。初回は昨年5月、同じフォーラムでゴンサレスはエドガル・ソーサ(メキシコ)を、ゴロフキンはウィリー・モンロー(米)を一蹴。10月にはニューヨークのMSGで、ブライアン・ビロリア(米)、デビッド・レミュー(カナダ)をそれぞれストップした。「ローマンはとてもファンに支持されるスタイルの持ち主。世界的な著名メディアからパウンド・フォー・パウンド・ナンバーワンに認定されている」とメディアに発信。また相手のアローヨに関して「ゆるぎない自信とスキルをこの試合でも発揮してくれるでしょう」と同氏はコメントする。

 アローヨ(16勝14KO2敗=30歳)はアマチュア時代、アテネ、北京オリンピックのプエルトリコ代表選手で、09年世界選手権フライ級優勝と輝かしい実績を誇る。10年2月プロデビューし、4戦目で元MTジム所属の岡田隆志に0-3判定負けで初黒星。しかし以後WBCラティーノ・フライ級王者に就くなど連勝。挑戦者決定戦に勝って14年9月、IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑戦。ダウンを奪うなど優位に進めたが、アムナットのラフファイトに引き込まれ1-2判定負け。IBF世界S・フライ級王者マックジョー・アローヨ(プエルトリコ)は双生児の弟。

「もう一度、世界タイトルに挑戦できるチャンスが訪れ、ベリー・ハッピー。プエルトリコへタイトルを持ち帰るためにトレーニングに没頭する。マックジョーと同時世界チャンピオンに世界王者になる夢を叶えたい」とアローヨは発言。プエルトリコに本部を置くWBOではフライ級9位を占めている。


2016年2月13日土曜日

中嶋孝文が中国で世界ランカーに勝利

 OPBFフェザー級12位の中嶋孝文(畑山&竹原=写真)が12日、中国・四川のリングでWBC世界フェザー級15位のシャン・ウェイ・チェン(中)に10回判定勝ち。WBCアジア同級王座を獲得するとともに、世界ランキング入りに近づいた。スコアは3-0(98-92×2、96-94)。

 中嶋は2012年と14年に大竹秀典(金子)と日本タイトルを争ったが、いずれも判定負け。昨年ジムを移籍して再スタートを切っていた。初の海外遠征で地域王座を獲得し、戦績を25勝10KO7敗1分とした。同王座5度目の防衛に失敗したチェンは9勝1KO6敗1分。

 メイン格のWBA・S・バンタム級インターナショナル王座戦は、中国期待のWBA同級9位チャオ・シャオ・ジュンが同11位レイモンド・カミー(ガーナ)に3-0判定勝ちで、同王座の初防衛に成功した。スコアは118-109×3。試合はWBAのヒルベルト・メンドサJr会長が現地入りして観戦。試合の模様は全国中継され、2億人が視聴したとこのこと。


2016年2月12日金曜日

プンルアンがWBOバンタム級初防衛

■WBO世界バンタム級王者プンルアン・ソーシンユー(タイ=写真)が12日、タイのナコーンラーチャシーマで防衛戦を行い、同級5位ジェトロ・パブスタン(比)に7回終了負傷判定勝ち。初回に偶然のバッティングでパブスタンが左目上部をカット。この傷が原因で負傷判定となった。スコアは70-63×3。昨年8月、王座決定戦で赤穂亮(横浜光)を下して戴冠したプンルアンは初防衛成功。昨年12月の挑戦者決定戦で大森将平(ウォズ)を下したマーロン・タパレス(比)がプンルアンへの指名挑戦権を得ている。

■前WBO世界S・フライ級王者オマール・ナルバエス(亜)が2月19日、母国プエルトマドリンでヘスス・バルガス(ベネズエラ)と対戦。ナルバエスは2014年暮れに井上尚弥(大橋)にタイトルを奪われ、昨年10月にカムバックし、今回が再起2戦目。現在はWBO同級2位につけており、40歳にしてなお井上へのリベンジを目指している。

■4月9日にラスベガスでマニー・パッキャオ(比)と対戦するWBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)が同王座を返上。引退を公言しているパッキャオとの試合を優先し、WBOからオーダーされていたサダム・アリ(米)と指名戦を先送りにしたため。3月5日ワシントンD.C.で開催されるアリvsジェシー・バルガス(米)が王座決定戦に繰り上がる模様。


2016年2月12日金曜日

井上尚弥が統一戦に意欲、WBC王者クアドラスに関心

 東京ドームホテルで12日、2015年度年間表彰式が行われた。各賞に輝いたチャンピオンらがメディアの取材に応じ、WBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)は統一戦に意欲を見せた。

 昨年はけがの影響で年末の1試合のみに終わった井上だが、ワルリト・パレナス(フィリピン)を2回TKOで下した試合がKO賞に輝き「1試合しかしていないのに、KO賞をもらってうれしく思う」と喜びを語った。

 2016年の目標を問われた井上は「春の防衛戦(同級1位ダビ・カルモナとの指名試合を調整中)をクリアしたら統一戦をやりたい。だれかと聞かれたら、クアドラスが面白いと思う」とWBC王者カルロス・クアドラス(メキシコ)を指名。無敵のWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とのドリームマッチは「現時点で(ゴンサレスが)フライ級なので、S・フライ級に上がってきたらぜひやりたい」と述べた。

 技能賞のWBC世界バンタム級王者、山中慎介(帝拳)は「日本人チャンピオンがたくさんインパクトのある試合をしている中で、技能賞を受賞できたのはうれしい。昨年9月のモレノ戦は僅差の試合で納得していない。3月4日の試合(V10戦)で成長した姿を見せたい」とコメント。殊勲賞のWBA世界L・フライ級チャンピオンの井岡一翔(井岡)は「昨年は3階級制覇を達成して夢を叶えた1年だった。今年は統一戦も視野に入れて、防衛を重ねていきたい」と誓った。

 ラスベガスで行われたフランシスコ・バルガス(メキシコ)戦で年間最高試合賞と敢闘賞を獲得した三浦隆司(帝拳)は「バルガスにリベンジしたい」とキッパリ。受賞者の中で最も若い20歳、WBO世界ミニマム級王者の田中恒成(畑中)は「今年中に2階級制覇したい」とさらなるステップアップを誓った。女子初の3階級制覇を達成したWBO女子世界バンタム級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)は「女子では4階級制覇が最高なので、5階級制覇を目指したい」と鉄人らしい目標を掲げた。

◆最優秀選手賞 内山高志
◆技能賞 山中慎介
◆殊勲賞 井岡一翔
◆敢闘賞 三浦隆司、八重樫東
◆努力賞 河野公平、田口良一、田中恒成、木村悠
◆KO賞 内山高志、井上尚弥
◆新鋭賞=井上拓真、尾川堅一
◆年間最高試合賞
●世界タイトルマッチ
・WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ(11月21日)
三浦隆司vsフランシスコ・バルガス=GBP

●日本タイトルマッチ
・日本L・フライ級タイトルマッチ(12月27日)
 堀川謙一vs拳四朗=森岡プロモーション
◆女子年間最優秀選手賞 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
◆年間最高試合賞
・WBA・WBC女子世界アトム級王座統一戦(10月22日)
 小関vs宮尾綾香(大橋)=大橋プロモーション
◇特別賞
 石田順裕(元WBA世界S・ウェルター級暫定王者)
 故・久末聖治(JBC北海道地区事務局長)
 故・桑田和昌(JBC審判員)
 故・遠山甲(JBC審判員)
 故・織田秀樹(元中日本ボクシング協会長)


2016年2月12日金曜日

内山高志「年内にウォータース&フォルトゥナ戦を」

 2015年度年間表彰式が12日、東京ドームホテルで行われ、最優秀選手賞とKO賞に輝いたWBA世界S・フェザー級“スーパー”チャンピオンの内山高志(ワタナベ)ら表彰選手が出席。次期対戦相手が注目される内山が、自ら考える2016年のプランを明かした。

 昨年2度の防衛を成功させ、防衛テープを11まで伸ばした内山。初めてのMVP受賞に「6年チャンピオンをやって、ようやくという感じ。今年はビッグマッチをやりつつ、具志堅さんの記録(13度防衛)も超えたい」と具志堅超えに言い置くを見せた。

 気になる次のV12戦は、前WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との交渉が進んでいたが、ここにきてWBAが正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との指名戦をオーダー、現在はフォルトナ戦が有力となっている。交渉の行方がどうなるかはわからないが、内山は「今年中に2つともやるつもりでいる」と語り、どちらか一人ではなく、両選手との対戦に意欲を見せた。

 名前の挙がっている2選手はともにアメリカを主戦場とし、ウォータースが26勝21KO1分、フォルトゥナが29勝21KO1分で、それぞれ無敗をキープしている。両選手について内山は「フォルトゥナは技術があってうまい選手。やりづらさがあると思う。ウォータースはかみ合うと思うが、野性味があって強さがある」と分析し、すでに対戦のイメージも大まかにできている様子だ。

 4月か5月に米国リング登場が期待される内山は「2人とも向こうで断トツに人気があるかといえばそうじゃないと思うけど、圧倒的に勝てば評価は上がると思う」と語り、きたるべき大一番に気持ちを高めていた。


2016年2月11日木曜日

岩渕真也が7回TKO負け、OPBF王座獲得ならず

 OPBF・S・ライト級王座決定戦が11日、後楽園ホールで行われ、同級3位の岩渕真也(草加有沢)は同級4位アル・リベラ(比)に7回1分25秒TKO負け。東洋タイトル3度目の挑戦に失敗した。

 サウスポー対決は、鋭く強い右ジャブ、左クロスを放つリベラが初回から押しぎみ。岩渕は4回に左クロスからの連打で倒され、再開後に左フックでもう一度ダウン。このラウンド後に公開された途中スコアは40-34×2、39-35で早くもリベラが大きくリードしていた。

 岩渕はそれでも勝負を捨てなかったが、6回は左アッパーや左クロスなど、22歳と若いリベラのしなやかなパンチを浴びる。迎えた7回、右ジャブからの左ストレートで岩渕がのけぞると、福地主審が試合をストップした。

 元日本同級王者の岩渕はこれでキム・ミヌク(韓国)戦、小原佳太(三迫)戦に続く3度目のOPBF挑戦失敗。戦績を26勝22KO6敗とした。新王者に輝いたリベラは15勝13KO2敗。

◇フライ級8回戦
松尾雄太(国際)[2-1(77-75、77-76、76-77)]藤北誠也(三迫)
 藤北は出入りを使ってまずまずの序盤。日本フライ級2位の松尾は左フックやワンツーをつなげていくが、藤北の動きは落ちず、明白にペースを握れない。これといった山場はないまま、8回終了のゴング。2-1の判定で松尾が辛くも勝利した。

◇S・ライト級6回戦
吉野修一郎(三迫)[判定3-0(60-54×2、59-55)]チャイヨン・シットサイトーン(タイ)
◇S・ライト級6回戦
永田大士(三迫)[判定2-0(58-57、58-56、58-58)]遠藤健太郎(大橋)
◇66キロ契約6回戦
垂水稔朗(協栄)[TKO4回1分49秒]林和希jr(八王子中屋)


2016年2月11日木曜日

竹中良がOPBFフェザー級V1戦、拳四朗とWタイトル

 OPBFフェザー級チャンピオン竹中良(三迫=写真)の初防衛戦が4月14日に後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で行われることが11日、後楽園ホールの「DANGAN」興行で発表された。竹中は大阪のアポロジム所属の正野晃の挑戦を受ける。

 竹中(13勝7KO3敗1分)は昨年8月の決定戦でビンビン・ルフィーノ(フィリピン)を5回KOに下してタイトル奪取に成功。正野戦は約8ヵ月ぶりのリングとなる。一方の正野(9勝5KO7敗2分)は昨年5月に横川聡也(堺東ミツキ)に勝ってOPBFランク入りし、これがキャリア初のタイトルマッチだ。

 後楽園ホールのリングでマイクを握った竹中は「このベルトは必ず守り、自分の力をこれからをも証明してみせます」と正野撃退に自信をアピールした。なお、当日は昨年12月に日本L・フライ級タイトルを獲得した拳四朗(BMB)が世界挑戦経験もある指名挑戦者の角谷淳志(金沢)を迎えての初防衛戦も行われ、ダブルタイトルマッチとなる。


2016年2月11日木曜日

ゴロフキンvsウェイド決定 4.23ロサンゼルス

 4月23日にリング登場を予定するWBA&IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真右)の挑戦者がIBF3位ドミニク・ウェイド(米=写真左)に決まった。10日(日本時間11日)IBFの代表者が両陣営でサインが交わされたことを通達した。試合はIBFの指名試合として挙行されるもよう。ゴロフキンはWBA王座(現在はスーパーチャンピオン)の16度目の防衛戦になる。

 ゴロフキン(34勝31KO無敗)は当初IBF1位トレアノ・ジョンソン(バハマ=米)を迎えるはずだったが、ジョンソンが手術を要する肩の負傷により離脱。一方でアンディ・リー(アイルランド)を攻略してWBO王者に就いたビリー・ジョー・サンダース(英)との3冠統一戦が浮上。しかしサンダースが関心を示さずこれはあっさり消滅した。来るべきWBC王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との対決に向けての前哨戦と位置づけられる今回の一戦で、無名のウェイドを選択した。

「ファンや友人がいるロサンゼルスでまたファイトできるのはうれしい。ドミニク・ウェイドはとてもハングリーでスキルに優れた無敗のミドルウエート。私にとり、またひとつのビッグテストになる」とGGGはコメント。絶対有利を予想されながらも慢心した様子は感じられない。

 対するウェイド(18勝12KO無敗)は首都ワシントンDC出身の25歳。昨年6月、41歳の元IBF王者サム・ソリマン(豪州)に2-1判定勝ちしたのが出世試合。「GGGとタイトルをかけて戦えることにとても感謝している。ここまで到達するのにハードワークを重ねた。私は挑戦に値する人間だと思うし準備はできている」と抱負を口にした。果たして無敵ゴロフキンにどれだけ通用するのか。ちなみにウェイドはアル・ヘイモン代理人の選手。試合を放映するHBOから排除されているヘイモン氏配下のボクサーが同局に出場するのは異例のことである。


2016年2月11日木曜日

ウォード、地元でキューバのバレラと対戦

 元世界S・ミドル級統一王者でL・ヘビー級で2階級制覇を狙うアンドレ・ウォード(米)の相手がIBF1位サリバン・バレラ(キューバ)に決まった。この12回戦は予定どおり3月26日、ウォードの地元カリフォルニア州オークランドのオラクル・アリーナで行われる。主催のウォードをプロモートするロック・ネーション・スポーツが10日メディアに通達した。

 ウォードの相手は以前からバレラで内定と伝えられたが、なかなか発表されず別の対戦相手が選ばれるとのニュースも流れた。9日にはヤチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ=WBC7位)の名前も挙がった。しかし12月にカロ・ムラト(ドイツ)をKOで下しIBF1位の座に就いたバレラが抜擢された。「チームとともに困難な選択をしてしまった。でも最初にウォードをクラッシュして次にコバレフを破壊する。そう決心した」とバレラは豪語する。アマ戦績は285勝27敗で、アテネ五輪金メダリストであるウォードの114勝1敗を上回るアマチュアキャリアを誇る。

 バレラ(17勝12KO無敗)はゲンナジー・ゴロフキンのトレーナーで、先日BWAA(全米ボクシング記者協会)から2015年の最優秀トレーナーに選出されたアベル・サンチェスにコーチされる。ゴロフキンvsウォード戦も話題に上っただけに、サンチェス氏は「ウォードはゴロフキンをスルーしてバレラを選択した」と牽制球を投じている。

 対するウォード(28勝15KO無敗)は「新しいクラスでタフな相手を迎えることになった。でも私はこれまでと同じでアプローチ臨む。すでに戦いに向けグレートなコンディションに仕上がっている。サリバンがいろいろ喋っていることを私は尊重する。彼は喋っていること全部を実行する機会が与えられるのだから」と落ち着いた対応。勝者が統一3冠王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)の挑戦者に名乗りを上げる一戦。ウォードのバージル・ハンターとバレラのサンチェスという参謀対決も注目される。


2016年2月10日水曜日

ロマゴンの対戦相手選びが佳境、4.23ロサンゼルス

 パウンド・フォー・パウンド最強WBC世界フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア=写真右)の挑戦者選びが佳境に入っている。最新ニュースではWBC・L・フライ級4位フアン“チュリートス”エルナンデス(メキシコ=写真左)が有力候補に浮上した。9日(日本時間10日)ニカラグアとメキシコのメディアが報じた。ゴンサレスは母国マナグアでジムワークを開始。4月23日ロサンゼルスのフォーラムでミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と3度目の“共演”が計画される。

 ゴンサレス(44勝38KO無敗)の相手は元L・フライ級統一王者のジョバニ・セグラ(メキシコ)が有力といわれたが、最近の報道では離脱したともいわれる。代わってマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ=WBOフライ級5位)が浮上。そしてエルナンデスが名乗りを上げた。

 エルナンデス(30勝21KO2敗)は先週土曜日6日、メキシコシティの格闘技の殿堂アレナ・コリセオのカードで、元WBAミニマム級暫定王者ヘスス・シルベストレ(メキシコ)に2回2分34秒TKOで快勝。11年8月、後楽園ホールでWBA世界ミニマム級王者時代の井岡一翔に挑戦して判定負けして以来12連勝と好調だ。メキシコリングで興行を牛耳るプロモシオネス・デル・プエブロにサポートされていることもゴンサレス戦実現の追い風となっているようだ。


2016年2月10日水曜日

スタンプがレブロン返り討ち、WBAフライ級暫定戦

 タイ・バンコクのトンブリ大学で9日挙行されたWBAフライ級暫定王座タイトルマッチは、王者でWBA1位のスタンプ・キャット二ワット(タイ)が挑戦者4位グレゴリオ・レブロン(ドミニカ共和国)に12回2-0判定勝ち。昨年7月レブロンとの決定戦で獲得したベルトの初防衛を果たした。

 試合は先週金曜日5日予定されたが、直前になってスポンサーの都合で中止になるハプニング。4日後に延期された。4日の計量で両者リミットの112ポンドでパスしたが、WBAは8日再計量を実施し、増量幅を5ポンド以内に指定した。

 初回ヘッドバッドが発生し、レブロンが左マブタをカット。その後レブロンがコンビネーションを放てば、スタンプはビッグパンチをねらう攻防で進行。序盤レブロンが攻勢をかけ、5回あたりからスタンプがペースを奪回する展開。最終12回、ドミニカ人がビッグパンチを振りかざし終了。スコアカードはジャッジ1人が114-114、他の2者は115-114、115-113でスタンプを支持した。

 スタンプは15勝6KO無敗。レブロンは13勝11KO4敗。WBAはこのクラスにスーパーチャンピオンのフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、レギュラーチャンピオンに井岡一翔(井岡)が君臨する。


2016年2月9日火曜日

ラウンドアップ ディブが仕切り直しの復帰戦

■昨年9月、愛妻のサラさんをガンで亡くした元IBF世界フェザー級王者ビリー・ディブ(豪州=写真)が今月26日シドニーで復帰戦に臨む。相手はスッカセム・キャットヨンユット(タイ)。ディブは当初、今年1月にロンドンで復帰予定だったが、左手の負傷により欠場。26日の試合は、昨年5月に日本で当時のWBC世界S・フェザー級王者三浦隆司(帝拳)に挑戦してKO負けして以来のリング。

■9日タイのバンコクでWBAフライ級暫定王座戦が行われる。8日の計量で王者スタンプ・キャットニワット(タイ)、挑戦者4位グレゴリオ・レブロン(ドミニカ共和国)ともリミットの112ポンド(50.80キロ)を計測。WBAはこの試合、当日の増量幅を5ポンドに設定。9日朝の再計量でスタンプは116.7ポンド(52.93キロ)、レブロンは116.6ポンド(52.89キロ)をマーク。支障なく開始ゴングが鳴る。両者は昨年7月、暫定王座決定戦で対戦し、激戦の末スタンプが2-1判定勝ちした。

■WBAは8日、クルーザー級王者のデニス・レベデフ(ロシア)に対し、ランキング2位ユニエル・ドルティコス(キューバ)との防衛戦を締結するよう勧告した。暫定王者のベイブ・シュメノフ(カザフスタン)が1位を占めるが、前回の試合で負傷。回復に時間を要することからドルティコスが指名された。交渉期間は30日で締結しない場合は入札となる。ドルティコス(20勝19KO無敗)は即決型のパンチャーで、同じく強打者のレベデフ(28勝21KO2敗)とは実現すればKO必至か。


2016年2月9日火曜日

山中慎介に挑戦のソリス、パナマで“神の左”対策

 3月4日、京都の島津アリーナ京都でWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)に挑む同級3位リボリオ・ソリス(ベネズエラ=23勝10KO3敗1分、写真)がパナマのクルンドゥにあるペドロ“エル・ロッケロ”アルカサール・ジムで決戦に備えている。

 1月はじめ母国ベネズエラで始動したソリスは同月下旬パナマへ移動。ソリスは元々パナマをトレーニング基地にしており、通常の動きと言える。ベネズエラでもスパーリングを行ったが、相手は右利きを左構えにスイッチして対処したとのこと。その点パナマでは「バラエティーにとんだサウスポーがいる」(ソリス)と調整に余念がない。メインパートナーにはエルナン・コルテス(パナマ、ボックスレクによると8勝2KO8敗1KO3分)を起用。他の2選手を加え、エドゥアルド・メナ・トレーナーの指導で“神の左”対策を練っている。

「これはチャンピオンに返り咲くゴールデンチャンス。相手は手ごわいけど、緑のベルトを獲得するために全力を傾ける」とソリスはコメント。河野公平(ワタナベ)、亀田大毅と日本で対戦し、いずれも勝利した元WBA世界S・フライ級王者は2階級制覇に燃えている。


2016年2月9日火曜日

ヘビー級暫定王者オルティス、トンプソンと対戦

オルティスがトンプソンと対戦 3月5日、米ワシントンDC(連邦区)で出場を予定していたWBAヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ=写真)がベテランのトニー“ザ・タイガー”トンプソン(米)と対戦することになった。8日(日本時間9日)主催のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)がメディアに通達した。試合はワシントンDCのアリーナ、DCアーモリーで挙行され、HBOが全米に放送する。

 数日前オルティス(24勝21KO無敗)はアレクサンデル・ディミトレンコ(ロシア)と対戦すると報じられたが、ディミトレンコが条件に難色を示したため、GBPは代わりの相手を探していた。オルティスは12月ニューヨーク州で、難敵のブライアント・ジェニングス(米)を7回TKOで下し初防衛。暫定王者ながらサイズに恵まれたパンチャーで、ウラジミール・クリチコの落城で混沌としてきたヘビー級戦線のダークホース的存在だ。

 トンプソン(40勝27KO6敗)は2012年、クリチコに挑戦して6回TKO負け。その後は4勝3敗で、以前ホープと騒がれたデビッド・プライス(英)に連続TKO勝ちし、オルティスと同じキューバ人で五輪金メダリストのオドラニエル・ソリスにも2勝と健在ぶりを示す44歳だ。最新試合は昨年10月で、マリク・スコット(米)に判定負け。現在ノーランカーであることから、WBAがタイトル戦として承認するかどうかを検討している。

 一方でオルティスはWBAの新ヒルベルト・メンドサJr会長が提案した「WBAヘビー級統一トーナメント」にノミネートされており、第1戦でアレクサンドル・ウスティノフ(ロシア)と対戦する予定。だがこの一戦のスケジュールはまだ具体化していない。


2016年2月8日月曜日

ラウンドアップ ワイルダーがシャックと2ショット

■WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダーがプロバスケットボールNBAの元スター選手シャキール・オニールと“ビッグ”なツーショット。7日(日本時間8日)にサンフランシスコ近郊で行われたアメリカンフットボールのスーパーボウルのパーティーでのひとコマで、身長2メートル16センチの“シャック”の横に立つと、2メートルのワイルダーがこんなに小さく! ワイルダーの次期防衛戦は未定ながら、指名挑戦者の元WBA王者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)と交渉中。Photo/BoxingScene.com

■IBF世界S・フライ級王者マックジョー・アローヨ(プエルトリコ=17勝8KO無敗)が2月20日、母国で防衛戦を行う。挑戦者はジャルウィン・アンカジャス(比=24勝16KO1敗1分)。アローヨは昨年7月、王座決定戦でアーサー・ビラヌエバ(比)を下して王座を戴冠。今回が初防衛戦となる。アンカジャスは世界初挑戦。

■昨年11月、仙台で現WBC世界L・フライ級王者の木村悠(帝拳)にタイトルを奪われたペドロ・ゲバラ(メキシコ=26勝17KO2敗1分)が2月20日、メキシコのシナロアで復帰戦。相手はジェサー・オリバ(比=23勝11KO4敗2分)。直近の試合は昨年12月で、元IBF世界S・フライ級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)に判定負け。

■2014年に江藤光喜(白井・具志堅S)と大熱戦を演じたOPBFフライ級王者アーデン・ディアレ(比=30勝15KO9敗3分)が2月20日、フィリピンで新鋭ジョナサン・フランシスコ(比=8勝2KO4敗1分)と初防衛戦。フランシスコは昨年11月、後楽園ホールで元WBC世界フライ級王者の五十嵐俊幸(帝拳)と対戦して、5回負傷判定ながらドローと善戦した。


2016年2月8日月曜日

辰吉寿以輝がB級かけ3.27プロ第4戦、中澤奨も出場

 大阪帝拳ジム(吉井寛会長)は8日、ホープ・辰吉寿以輝(19)らジム主力選手が出場する第72回ドラマチックボクシングを3月27日、大阪府門真市の東和薬品RACTABホール(なみはやドーム)サブアリーナで行うと発表した。

 メインの56.5キロ8回戦は8戦8勝(4KO)の日本S・バンタム級8位、OPBF同級9位の中澤奨(23)が、韓国からチャンスをつかみにきた元韓国フェザー級王者、テイル渥美(22=渥美)と対戦する。テイルは韓国のプロモーター、柳明佑・元WBC世界L・フライ級王者(52)が「世界に向かわせる」と修行に送り出した選手で、右オーソドックスのファイター。世界を目指す中澤にとってはしっかりKOで勝たねばならない相手だ。

 デビューから3戦3勝(2KO)の辰吉は、3勝(1KO)3敗の三瓶一樹(24=ワタナベ)と56.5キロ4回戦。ともにB級入りをかけての戦いになる。13勝(6KO)1敗の池水達也(23)はランキング復帰を目指し、OPBFランカーと8回戦を行う。このほか新人王予選4試合などが組まれている。

 中澤は「テイル選手のスパーリングを見たことがあるが、うまい印象。今度はすごい試合だったと言われるような内容で勝ちたい」と話した。辰吉は2度目の筆記試験で合格して2月1日に自動車免許の交付を受けたが、車を買うのは「まだまだ先」だそうだ。三瓶は178センチと辰吉を10センチも上回る長身。「身長が高い人は打たれ弱いですよ。あごが長いですし」と「寿以輝の常識」でKO宣言した。


2016年2月7日日曜日

西日本協会会長、井岡弘樹氏が再選

 西日本ボクシング協会は7日、和歌山県白浜町のホテル古賀の井で開いた総会で任期満了に伴う会長選挙を行い、井岡弘樹ジム会長の井岡弘樹氏(写真)が再選をはたした。任期は4月1日から3年。

 会長選には前回同様、元世界2階級制覇チャンピオンの井岡氏と、エディタウンゼントジム会長で元OPBFバンタム級王者の村田英次郎氏が立候補。協会に加盟する関西、中四国地方のジム会長による投票の結果、井岡氏が42票が獲得し、19票の村田氏に差をつけて当選した(無効票2)。

 2期目を託された井岡会長は「この3年間の協会の発展を評価してもらい感謝している。今後もボクシングの発展、ボクサーのセカンドライフに力を入れていきます」と抱負を語った。


2016年2月7日日曜日

大平剛が3.3タイで世界挑戦、1年3ヶ月ぶり2度目

大平が山本とV2戦、9.24日本ミニマム級戦(ボクシングニュース) WBC世界ミニマム級9位にランクされる元日本同級チャンピオンの大平剛(花形=写真)が3月3日、タイのナコーンラーチャシーマーでWBC同級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に挑戦することが決まった。花形ジムは来週にも記者会見を開いて正式発表する。

 サウスポーの技巧派、大平に2度目のチャンスが巡ってきた。大平は2014年大みそか、IBF王者だった高山勝成(仲里)とWBO王座も加えて2冠をかけて争い、序盤うまく戦ったものの7回TKO負け。翌年3月に日本王座3度目の防衛を成功させたあと、世界挑戦を目指してタイトルを返上した。ワンヒンに挑戦するという話には以前にもあったが、このタイミングでの実現となった。

 14年11月に世界王座についたワンヘンはこれが4度目の防衛戦。ここまで40勝15KOと無敗をキープしている、日本人はタイでの世界戦に相性が悪く、江藤光喜(白井・具志堅S)が13年にWBAフライ級暫定王座を獲得したが、正規王座に限ってみると19敗1分。初の海外ファイトとなる大平にとってもハードな戦いとなりそうだ。


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