フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級

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ジェイコブスはモーラと再戦、五輪出場ヌジカム勝利

■WBA世界ミドル級“レギュラー”王者ダニエル・ジェイコブス(米)が9月9日...
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広島インターハイで熱戦、決勝は8月3日

 広島市中区スポーツセンターで始まった全国高校総体(インターハイ)は、競技2日目の30日には、A・B...
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スティーブンソン4回KOでV7、WBC・L・ヘビー級

 WBC世界L・ヘビー級タイトルマッチが29日(日本時間20日)カナダ・ケベック市のビデオトロン・セ...
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フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級
ジェイコブスはモーラと再戦、五輪出場ヌジカム勝利
広島インターハイで熱戦、決勝は8月3日
スティーブンソン4回KOでV7、WBC・L・ヘビー級

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2016年7月31日日曜日

フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級

 WBA世界フェザー級タイトルマッチが30日(日本時間31日)米ニューヨークのバークレイズ・センターで行われ、前IBF・WBA世界S・バンタム級統一王者の挑戦者カール・フランプトン(英)が“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に2-0判定勝ち。新チャンピオンに輝いた。スコアは116-112、117-111、114-114。

 フランプトンは様子見の初回をへて、2回に入ると前へ。接近戦で左フックを決めると、サンタクルスの腰が砕けた。フランプトンは出るところは出て、下がるところは下がりメリハリの利いたボクシング。長身のサンタクルスは思うように攻め込むことができず、4回に圧力を強めて反撃に出たものの、5回は足を使いながらカウンターを狙うフランプトンがコントロールした。

 中盤はサンタクルスが手数を増やし、6回には近距離で打ち合うが、フランプトンも引かずに打ち合い、接戦は続いた。終盤はパンチの交換が増え、サンタクルスの右がヒットし始め、フランプトンも左を打ち込んで譲らないという展開。最終回打ち合った両雄は、終了のゴングと同時にそろって両手を突き上げた。

 フランプトンはIBFから和氣慎吾(古口)との指名戦を指令されながらタイトルを返上。より大きな試合を求めてサンタクルス戦に打って出た勝負は吉と出た。不利の予想を覆し、戦績は23勝14KO無敗。2月スコット・クイッグ(英)とのS・バンタム級統一戦に続く金星獲得となった。これまでに世界3階級制覇を達成したサンタクルスはキャリア初黒星。戦績は32勝18KO1敗1分。

 同じリングには、プロモーターとのトラブルでリングから遠ざかっていた元世界2階級制覇王者マイキー・ガルシア(メキシコ)が登場。S・ライト級10回戦で、元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)に5回2分2秒TKO勝ちを収めた。

 ガルシアは2014年1月のWBO世界S・フェザー級タイトルマッチ、フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)戦以来のリング。スタートはよく動いて的を絞らせないロハスのディフェンス技術に手を焼くかに見えたが、3回に右を打ち下ろしてロハスにダメージを与えると、左をフォローしたところでロハスがダウン。このラウンド、さらにもう一度ダウンを加えた。

 完全に優位に立ったガルシアは5回に右ストレートを決めて3度目のダウンを奪う。最後は右アッパーから左をフォローしてロハスをキャンバスに沈め、ロハスは立ち上がったもののストップとなった。

 健在ぶりをアピールしたガルシアは35勝19KO無敗。3階級制覇に向けて臨戦態勢に入る。ロハスは24勝14KO3敗。


2016年7月31日日曜日

ジェイコブスはモーラと再戦、五輪出場ヌジカム勝利

■WBA世界ミドル級“レギュラー”王者ダニエル・ジェイコブス(米)が9月9日、ペンシルバニア州リーディングで、元WBC世界S・ウェルター級王者セルジオ・モーラ(米)と4度目の防衛戦を行う。両者は2015年8月、ジェイコブスの2度目の防衛戦で拳を交え、互いに初回にダウンを奪う熱戦を展開。2回にダウンしたモーラが右足首を痛め、ジェイコブスの2回TKO勝ちとなった。

■カメルーン代表でリオデジャネイロ五輪出場を決めているハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン=仏)が五輪開幕が1週間後に迫った現地時間30日、フランスのル・カネのリングに登場。トマシュ・ガルグラ(ポーランド)に7回TKO勝ちを収めた。リオ五輪のボクシング競技は8月6日にスタートする。

■英国リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで現地時間30日、WBCフェザー級1位ジョシュ・ウォーリントン(英)がパトリック・ヘイランド(アイルランド)に9回45秒TKO勝ち。4月地元で天笠尚(山上)に勝利しているウォーリントンは世界挑戦に前進。IBF同級王者リー・セルビーとの同国対決を目論む。戦績は24勝5KO無敗。体重超過でリングに上がったハイランドは31勝15KO3敗。

■同じリーズのリングではロンドン五輪バンタム級金メダリストでWBCライト級10位ルーク・キャンベル(英)が元IBF世界S・フェザー級王者アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)に3-0判定勝ち。スコアは116-111、117-110、115-112。2回のダウンを挽回して勝利のキャンベルはWBCシルバー・ライト級王座を獲得。戦績は14勝11KO1敗。


2016年7月31日日曜日

広島インターハイで熱戦、決勝は8月3日

 広島市中区スポーツセンターで始まった全国高校総体(インターハイ)は、競技2日目の30日には、A・B両リングで予選計93試合が行われた。この日は緒戦シードの注目選手たちが続々登場。昨年度の優勝者たち――フライ級中垣龍汰朗(宮崎・日章学園=昨年はL・フライ)、バンタム級今永虎雅(奈良・王寺工)、井上彪(宮崎・日章学園=昨年はフライ)、ライト級齋藤麗王(宮崎・日章学園)、L・ウェルター級荒本一成(奈良・王寺工)らが勝利を上げ、連覇を目指して順調に勝ち進んでいる。

 特に激戦区のフライ級では、昨年中垣と決勝で惜敗した松本圭佑(神奈川・横浜みなと総合)や、今年のアジア・ユース金メダル獲得の堤駿斗(千葉・習志野)らも加わり、8月3日の決勝に向けてし烈な戦いを繰り広げている。写真:日本ボクシング連盟提供


2016年7月30日土曜日

スティーブンソン4回KOでV7、WBC・L・ヘビー級

スティーブンソン6度目の防衛戦決定(ボクシングニュース) WBC世界L・ヘビー級タイトルマッチが29日(日本時間20日)カナダ・ケベック市のビデオトロン・センターで行われ、王者アドニス・スティーブンソン(ハイチ=カナダ、写真)が挑戦者8位トーマス・ウィリアムズ(米)に4回2分54秒KO勝ちを収めた。

“シュートアウト”(撃ち合い)のキャッチフレーズが掲げられた一戦。サウスポー王者スティーブンソンは初回に左を決めて早くもウィリアムズをキャンバス送りにする。しかし、ここをサバイブした挑戦者は2回から気を吐き、左右のフックで王者に襲い掛かって会場を沸せた。それでもスティーブンソンはウィリアムズに徐々にダメージを与え、迎えた4回、左のカウンターを挑戦者のアゴに叩き込むと、ウィリアムズはヒザから前のめりにキャンバスに崩れ落ちる。立ち上がろうとした挑戦者に10カウントを聞かせた。

 昨年9月のトミー・カーペンシー(米)戦以来10ヵ月ぶりのリングだったスティーブンソンは38歳にして健在ぶりをアピール。戦績は28勝23KO1敗。世界初挑戦失敗の28歳、ウィリアムズは20勝14KO2敗。

 セミのL・ヘビー級10回戦は、WBC同級1位のエレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)がOPBF同級4位ロバート・ベリッジ(ニュージーランド)に3-0判定勝ち。スコアは99-90、98-92×2。アルバレスは21勝10KOで無敗をキープ。


2016年7月30日土曜日

あす細川貴之V1戦、丸田陽七太はWBCユース戦

 あす31日は大阪・住吉区民センターで2部興行が開催される。16時30分開始の「610 BOM-BA-YE8」のメインは、OPBF・S・ウェルター級タイトルマッチ。王者の細川貴之(六島)が挑戦者2位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)を迎えて初防衛戦。前日計量を細野、斉藤ともにリミットの69.8キロでクリアした。

 IBF世界同級3位にランクされる細川は11月、王座決定戦でデニス・ローレンテ(フィリピン)を下して獲得した王座の初防衛戦。斉藤は昨年12月、日本王者の野中悠樹(井岡弘樹)への挑戦に続くタイトル戦で、日本とOPBF合わせて6度目のタイトルアタックとなる。

 セミにはWBCユースミドル級王者の太尊康輝(六島)が出場し韓国選手と対戦するほか、日本フライ級14位の坂本真宏(六島)vs諸一宇(尼崎)、世界挑戦経験のあるOPBFバンタム級13位の向井寛史(六島)と元ランカー川端遼太郎(真正)の一戦も組まれている。

 12時開始の「Art of Boxing vol.2」には、昨年11月にデビューしたばかりの新鋭、日本S・バンタム級11位の丸田陽七太(森岡)が登場。プロ3戦目でウィルバート・ベロンド(比)とWBCユース・バンタム級王座決定10回戦を行う。前日計量で丸田は53.2キロ、ベロンドは53.3キロであすの試合に進んだ。

 デビュー戦でいきなり世界ランカーに勝利してプロ2勝1KOの19歳、丸田が1本目のベルト獲得に臨む。対戦相手のベロンドは10勝4KO無敗の20歳。好勝負が期待される。アンダーカードでは、日本S・バンタム級10位の韓国人ボクサー、テイル渥美(渥美)がデニス・トゥビエロン(比)と58.5キロ契約8回戦。


2016年7月30日土曜日

サンタクルスvsフランプトンあすNYでゴング

 現地時間の明日30日ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで挙行されるイベントの計量が29日行われ、メインのWBA世界フェザー級タイトルマッチは“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)が125ポンド1/2(56.93キロ)、挑戦者で前S・バンタム級統一王者カール・フランプトン(英)は125ポンド1/4(56.81キロ)をマーク。リミット126ポンドを合格した。

 この試合のオフィシャルはレフェリーがハービー・ドック(米)、ジャッジはグイド・カバレリ(イタリア)、フランク・ロンバルディ、トム・シュレック(ともに米)の3氏。オッズメーカーの賭け率は3-1でサンタクルス有利。それでもニューヨーク在住者を含め多くのアイルランド人がフランプトンをサポートしており、ロサンゼルスが地元のサンタクルスにはアウェーの雰囲気さえある。

 セミファイナルでは14年1月のフアン・カルロス・ブルゴス戦以来のリングとなる元WBOフェザー級&S・フェザー級王者マイキー・ガルシア(米)が元WBCフェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)とS・ライト級10回戦。ガルシアは139ポンド(63.05キロ)、ロハスは138ポンド(62.60キロ)を計測した。

 同じくIBF・S・ウェルター級2位決定戦は、8位セルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ)、13位トニー・ハリソン(米)とも153ポンド1/2(69.93キロ)でリミット154ポンドをクリアした。Photos/SHOWTIME


2016年7月29日金曜日

東日本新人王予選、29日の結果

 東日本新人王予選が29日、後楽園ホールで行われた。この試合を最後に同会場は改修工事に入る。次回の興行は9月10日の「ダイナミックグローブ」。日本S・フェザー級王者の尾川堅一(帝拳)が指名挑戦者の松下拳斗(千里馬神戸)を迎えて2度目の防衛戦を行う。新人王予選の結果は以下の通り(試合はすべて4回戦)。

フライ級 田中公士(三迫)(中止)金子健(REBOOT)=棄権
※田中が次戦進出
S・フライ級 福永亮次(宮田)[TKO1回1分17秒]沼澤拓也(ファイティング原田)
S・フライ級 小野力也(E&Jカシアス)[2-0(39-37×2、38-38)]吉野ムサシ(八王子中屋)
フェザー級 若松大輝(ワタナベ)[2-0(39-37、39-38、38-38)]清田亨(大橋)
フェザー級 新座宏(フラッシュ赤羽)[中止]安藤和隆(レパード玉熊)=棄権
※新座が次戦進出

フェザー級 乾諒介(花形)[2-0(39-37、39-38、38-38)]中川公弘(ヨネクラ)
S・フェザー級 利川聖隆(横浜光)[TKO4回1分7秒]髙嶋裕樹(宮田)
S・フェザー級 及川唯(川崎新田)[TKO1回2分20秒]大浦直毅(伴流)
S・フェザー級 粟田祐之(KG大和)[2-0(39-38、39-37、38-38)]齋藤建夫(マナベ)
S・フェザー級 廣濱慎太郎(伴流)[3-0(39-37×2、40-36)]髙木秀明(フラッシュ赤羽)
S・ライト級 亀山磊輝(協栄)[3-0]坂口幹治(ピストン堀口)


2016年7月29日金曜日

清水聡がB級テスト合格、デビュー戦は韓国王者と

 ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)が29日、後楽園ホールでプロテストを受験、特例によりテスト後すぐに合格が発表された。清水は9月4日、神奈川県座間市の座間スカイアリーナで行われるプロデビュー戦で、韓国フェザー級王者イ・インギュと58.0キロ契約6回戦に臨む。当日のメインイベントでは、WBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)がペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)と3度目の防衛戦を行う。

 清水は前日本フェザー級王者で3度の世界挑戦経験を持つ細野悟(大橋)と3ラウンドのスパーリングを披露。最終3ラウンド目は強打者の細野と激しく打ち合って、実力の片りんを見せた。合格の報を受けた清水は「無事受かってよかった。緊張しました」とほっとした表情を見せた。

 7月5日のプロ転向会見から、デビュー戦に向けて練習に取り組んでいる清水。長丁場となるプロの試合に向けて徹底した走り込みによるスタミナ強化に加え「休むところ、出るところの切り替えが大事なのかなと思う」とペース配分も意識。今後は「プロは頭を下げてきたり巧みな選手も多いので、スパーリングで経験を積んでいきたい」とスパー中心に仕上げていく考えを示した。

 目標を問われた清水は、銅メダルを紛失したエピソードをネタに「もちろん世界チャンピオンのベルト、そしてそれをなくさないこと」とジョークを交えて回答。ロンドン五輪でともにメダルを獲得した村田諒太(帝拳)は既に世界挑戦の一歩手前まで来ているが「村田より先に世界チャンピオンになりたい」と宣言し、報道陣を笑わせた。

 テストを見守った大橋秀行会長は「今日の3ラウンドは清水の判定勝ちかもしれないが、もっと長いラウンドになったとき、プロは強さを発揮する。そこがポイントになる」と五輪メダリストに成長を促した。


2016年7月29日金曜日

内山高志、村中優らがWBOランキング登場

 WBOが27日付けで7月度ランキングを発表した。フライ級で日本王者の粉川拓也(宮田)が9位、OPBF王者の比嘉大吾(白井・具志堅S)が12位に入った。粉川はこれで4団体すべてでランク入り。新鋭の比嘉もWBAを除く3団体で15位以内に入った。

 他の日本勢は、かつてフライ級でランクされていた村中優(フラッシュ赤羽)がS・フライ級14位にランク。S・フェザー級は前WBAスーパー王者で5月に王座を失った内山高志(ワタナベ)の名前が10位に入った。

 月間MVPはビクトル・ポストル(ウクライナ)との統一戦に勝利してWBCベルトを吸収したS・ライト級王者テレンス・クロフォード(米)。次点はマティアス・ルエダ(亜)との王座決定戦を制してフェザー級新王者になったオスカル・バルデス(米)が選ばれた。バンタム級はマーロン・タパレス(フィリピン)がプンルアン・ソーシンユー(タイ)を下して新チャンピオンに輝いた。


2016年7月29日金曜日

サンタクルスvsフランプトン、マイキー最終会見

 現地時間30日ニューヨークのバークレイズ・センターで挙行されるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のカードの記者会見が28日マンハッタンのザ・ドリーム・ホテルで行われ、メインのWBA世界フェザー級タイトルマッチに出場する“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)、挑戦者で前S・バンタム級統一王者カール・フランプトン(英)が抱負を語った。以下は両者のコメント。

サンタクルス「この試合はとても興味深いものになるでしょう。我々2人は無敗同士で試合は戦争となる。どちらも初黒星は望んでいません。だからイージーな展開にはならない。(予想は)50-50。より勝利を欲している者が勝つでしょう。家族全員がここにいてうれしい。私のチームと今回のチャンスをつくってくれた全員にお礼を述べたい」

フランプトン「ジムでハードに動き、126ポンド(フェザー級)で体に強さを感じる。これは私のニューウエートで、皆さんはリングで結果を見届けるでしょう。126ポンドで私は違ったアニマルに変身する。前回のアメリカの試合では70から80パーセントの出来だったけど、今より強さを感じ、ベストパフォーマンスを披露します」

 セミでは2年半ぶりのリングとなる元WBOフェザー級&S・フェザー級王者マイキー・ガルシア(米)が日本で粟生隆寛(帝拳)と対戦経験のある元WBCフェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)とS・ライト級10回戦。「カムバックにエキサイトしている。これはキャリアの新しいステージの始まり。もっとも思い出深い試合になるでしょう」(マイキー)。「マイキー・ガルシアのことはよく承知している。でも私は彼に勝つための全スキルを持っている」(ロハス)と抱負を語っている。

 もうひとつの注目試合では、セルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ)とトニー・ハリソン(米)がIBF・S・ウェルター級2位の座を争う。Photos/SHOWTIME


2016年7月29日金曜日

山中慎介のV11戦、モレノとの再戦にリング誌ベルト

  WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)のV11戦に米専門誌「リングマガジン」のベルトがかけられることになった。試合は9月16日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で指名挑戦者のアンセルモ・モレノ(パナマ)を迎えてゴングとなる。

 100年の歴史を持つリング誌は、独自の基準と判断でランキングを作製し“チャンピオン”を認定。全階級でチャンピオンを認定しているわけではなく、同誌が実力を認めた真の王者だけにベルトを与えている。現在はヘビー級統一王者のタイソン・ヒューリー(英)、パウンド・フォー・パウンド・キング、フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)らが同ベルトを保持している。

 山中はこれまで10度の防衛を成功させ、現在のランキングは1位。2位にランクされ、9月に山中と接戦を演じたモレノとの試合は、ベルトを与えるにふわさしいと同誌が判断したというわけだ。  都内のジムで28日の練習を終えた山中は「モチベーションにはなりますよ。自分の中では(これまでの防衛回数が評価されたというよりも)この試合の勝者に贈られるものと思っています」とコメント。モレノとの完全決着、そして2本目のベルト獲得に意欲を見せた。


2016年7月28日木曜日

目標は金メダル! 森坂嵐&成松大介の五輪壮行会

  開幕が近づいた2016リオデジャネイロ・オリンピック、ボクシング競技に出場する日本チームの壮行会(一般社団法人日本ボクシング連盟主催)が28日夕、広島市内のホテルで催された。

 今回出場資格を獲得したのは、バンタム級の森坂嵐(東京農業大学2年)と、ライト級の成松大介(自衛隊体育学校)の2選手。高見公明監督らサポートするスタッフも招かれた。関係者らは「頑張るのは選手、我々がメダルを獲れなどとは一切言えません」(山根明・日連会長)と気遣いをみせたが、2選手は出席者の激励に応えて「楽しく、自分らしく戦って、メダルを目ざして頑張っていきたい」(森坂)「一番高い目標である金メダル獲得に向かって、精一杯頑張りたい」と、それぞれ意欲的なコメントを口にしていた。

 この日の壮行会には明日から広島市内で競技が開始される全国高校総体(インターハイ)出場校の指導者ら関係者も多数出席。2人は「いろんな方から頑張れと激励され、パワーをもらいました」と、大舞台に向け気持ちを高めていた。


2016年7月28日木曜日

伊藤雅雪が11回TKO勝ちでV2、OPBF・S・フェザー級

 OPBF・S・フェザー級タイトルマッチが28日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」メインイベントで行われ、WBO同級10位でチャンピオンの伊藤雅雪(伴流)が挑戦者15位アーニー・サンチェス(フィリピン)に11回1分32秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。

 伊藤は初回から積極的に攻めた。鋭いジャブを立て続けに放ち、右ストレートにもつなげた。伊藤のスピードに翻弄されるサンチェスはガードを高く上げて早くも防戦一方という雰囲気。しかしサンチェスもやられてばかりではいられないと、3回に前に出た。伊藤は4回に右を叩き込むが、相打ちに出たサンチェスの右もヒットし、伊藤が戦前口にしていた「スリリング」なシーンも見られるようになる。それでも伊藤の優勢は変わらず、4回終了時の採点は40-36×2、40-37でチャンピオンがリードした。

 試合は中盤に入っても、伊藤がジャブ、左ボディブローでじわじわと攻め、コンビネーションを繰り出してサンチェスにダメージを与えていった。サンチェスも相打ち覚悟で振り回す右が、伊藤の顔面を浅いながらもとらえる場面が何度かあり、勝利への意欲に衰えはない。8回終了時は80-72、80-73、79-73で伊藤がリードを広げた。

 伊藤は9回、左ボディブローを決めてサンチェスの身体が曲がると猛ラッシュを敢行。しかし、世界トップクラスとの試合経験が抱負なサンチェスはタフだ。伊藤のいいパンチを何発も食らいながら、一発逆転を狙うパンチの威力は衰えない。それでも11回、伊藤が再び左ボディーを効かせてラッシュすると、主審が試合を止めた。「ファンの人に認められて世界にいきたい」とリング上で語った伊藤は19勝9KO1敗1分。サンチェスは15勝6KO8敗1分。

◇バンタム級8回戦
戸部洋平(三迫)[TKO4回2分13秒]小浜雅哉(UNITED)
 4月に南アでWBAインターコンチネンタル王座を獲得し、WBA・S・フライ級13位にランクされる戸部は初回に小浜の右をもらってヒヤリ。その後も戸部は時折右を食らいながら、ジャブ、右ストレートをコンスタントにヒットし続け、4回に右を打ち下ろして小浜をフラフラにしたところでストップとなった。戸部は11勝7KO2敗1分。小浜は6勝3KO5敗1分。

◇52.0キロ8回戦
長嶺克則(マナベ)[TKO2回42秒]与那覇勇気(真正)
 日本フライ級5位の長嶺は初回、OPBF・S・フライ級10位の与那覇の動きをよく見ながらひきつけて左フック。与那覇に尻もちをつかせた。ラウンド終盤にも右を効かせた長嶺は2回、上下に打ち分けて与那覇を追い込み、右を立て続けに決めたところで主審がストップ。長嶺は12勝8KO1敗。与那覇は7勝5KO3敗。

◇ミニマム級6回戦
小浦翼(E&Jカシアス)[KO2回41秒]ビンボ・ナショナレス(比)
 2015年全日本新人王で日本ミニマム級7位の小浦はスタートから出入りのボクシングを機能させ、初回終了間際に右ストレートでナショナレスにヒザをつかせる。2回早々、きれいにワンツーを決めて比人に10カウントを聞かせた。小浦は8勝5KO無敗。3月の前川龍斗(白井・具志堅S)戦に続く連敗のナショナレスは13勝3KO12敗1分。

◇54.5キロ8回戦
勅使河原弘晶(輪島功一S)[3-0(77-75、78-74×2)]宇津見義広(ヨネクラ)
 勅使河原は初回、右ストレート、左フックをいくつもヒットさせ好スタートを切ったが、宇津見が2回から頭を下げて変則的に前に出て反撃。バッティングが再三発生し、勅使河原はストレスをためた。宇津見は5回に右を決めて勅使河原のバランスを崩したが、終盤は勅使河原が優勢に進め、最終回には猛攻を見せた。勅使河原は12勝6KO1敗2分。宇津見は12勝7KO8敗3分。

◇バンタム級8回戦
澤田京介(JB SPORTS)[TKO2回2分51秒]相川学己(三迫)
 元日本ランカーの澤田は2回に右を効かせて相川をグラつかせると、左フックを追撃してダウン。相川はクリンチで粘ろうとしたが、澤田が再び左フックで相川を沈めた。澤田は5勝3KO2敗1分。相川は7勝1KO4敗1分。


2016年7月28日木曜日

ワタナベ小口トレーナーが店オープン、内山も来店

■ワタナベジムの小口忠寛トレーナーが7月20日に、東急池上線荏原中延駅前にお好み&鉄板&山賊焼き店「忠さん劇場 くいしん坊」をオープンした。店にはワタナベジムの誇る新旧世界王者、内山高志、田口良一、河野公平ほか多くのボクサーが訪れるとのこと。今後はトレーナー業と二足のわらじとなる。店の住所は東京都品川区中延2-8-14、荏原中延駅から徒歩1分。

■デビューから13連続KO勝利中の日本ウェルター級7位、別府優樹(久留米櫛間)が日本同級王者の有川稔男(川島)に挑戦状。26日付けで日本ボクシングコミッションに提出した。

■倉敷守安ジム主催「第32回桃太郎ファイトボクシング」が10月2日、岡山県総社市のサントピア岡山総社で開催。メインのフライ級8回戦で、2015年全日本L・フライ級新人王で日本同級級13位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が内野々大叶(ウエスタン延岡)と対戦する。


2016年7月28日木曜日

山中慎介&長谷川穂積、ダブル世界戦チケット完売

 エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)で開催される山中慎介(帝拳)と長谷川穂積(真正)のダブル世界タイトルマッチのチケットがすべての券種で27日までに完売した。当日券も発売されない。

 WBC世界バンタム級王者の山中は指名挑戦者アンセルモ・モレノ(パナマ)を迎えて11度目の防衛戦。元WBA同級スーパー王者のモレノとは昨年対戦し、小差判定勝ちで山中が9度目の防衛に成功しており“完全決着”がテーマの一戦。

 元世界2階級制覇チャンピオンの長谷川はWBC世界S・バンタム級王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑む。2014年4月以来、2年5ヵ月ぶりのリングに立つ長谷川は「ラストチャンジ」を公言している。

 チケット完売の報を受けた山中は「今回は長谷川さんと一緒に出るわけですし」と謙遜しつつ「(完売は)うれしいですけど、自分のほうもチケットが足りてません」とうれしい悲鳴を上げていた。なお、試合の模様は日本テレビ系列で全国中継される。


2016年7月28日木曜日

スティーブンソンvsウィリアムズ、WBC・LH級戦

 WBC世界L・ヘビー級王者アドニス“スーパーマン”スティーブンソン(ハイチ=カナダ)vs挑戦者8位トーマス“トップドック”ウィリアムズ(米)の記者会見が27日(日本時間28日)カナダ・ケベックシティで行われた。試合は現地時間29日、同地のビデオトロン・センターで予定される。

 これがV7戦となるスティーブンソンは約11ヵ月ぶりのリング。「トーマス、ようこそケベックシティへ。君のエドウィン・ロドリゲス戦を見た。ビューティフルでナイスなKO劇だった。だけどあの試合を見たことで私のモチベーションはアップしている。ウィリアムズはアメリカでは名前が知られているけど、私はエマヌエル・スチュワードの指導を受けたクロンクジムのメンタリティーでKOを狙う。みんな、見逃すな!」と闘志を掻き立てた。

 対するウィリアムズは2年前、元王者ガブリエル・カンピーリョにTKO負けして挫折したが、その後3連勝。「ここにどういう状態で私がやって来たかアンタは知らない。ツイート、トーク、勝敗予想は金曜の夜まったく意味がなくなる。唯一の事実はニューチャンピオンが誕生することだ」と返した。

 プロモーターはスティーブンソンを擁するイボン・ミッシェル氏。イベントに“シュートアウト”(撃ち合い、決戦)のキャッチフレーズをつけた。セミ格では同プロモーターの持ち駒WBC・L・ヘビー級1位エレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)が同級OPBF4位ロバート・ベリッジ(ニュージーランド)と10回戦を行う。ベリッジは元王者チャド・ドウソンの負傷による代役出場。Photo/BoxingScene.com


2016年7月27日水曜日

船井龍一が再起成功、東日本新人王予選

「DANGAN164」が27日、後楽園ホールで開催され、日本S・フライ級3位の船井龍一(ワタナベ)が53.0キロ契約5回戦でチャーンプアック・ソーカニッソーン(タイ)に3回TKO勝ち。石田匠(井岡)に敗れた4月の日本S・フライ級タイトルマッチ以来の試合に勝利した。船井は2回に左ボディブローでダウンを奪い、3回に2度のダウンを加えての勝利。戦績は25勝17KO7敗。

 東日本新人王予選は4試合が行われ、無敗の中谷潤人(M.T=フライ級)、同じく木村吉光(白井・具志堅S=フェザー級)らが勝ち上がった。主な試合の結果は以下の通り。

◇53.0キロ5回戦
船井龍一(ワタナベ)[TKO3回1分48秒]チャーンプアック・ソーカニッソーン(タイ)
◇58.0キロ5回戦
本吉豊(reason)[TKO2回36秒]本田正二郎(TEAM10COUNT)

<東日本新人王予選4回戦>
S・ライト級 小林孝彦(TEAM10COUNT)[TKO1回1分48秒]渡辺大地(金子)
フライ級 中谷潤人(M.T)[TKO2回15秒]村松崇(協栄山神)
フェザー級 木村吉光(白井・具志堅S)[TKO1回2分45秒]白石将晃(帝拳)
S・ライト級 槐勇人(石橋)[TKO2回50秒]坂本将哉(元気)


2016年7月27日水曜日

元日本王者の芹江匡晋が引退、プンルアン王座陥落

■元日本S・バンタム級チャンピオンの芹江匡晋(33=伴流、写真右)が26日付けで日本ボクシングコミッションに引退届を提出した。2003年にプロデビューした芹江はキャリア序盤に4連敗を喫するなど低迷したが、そこを抜け出すとフィジカルの強さとやや変則的な動きで白星を重ね、09年12月に木村章司を下して日本王座を獲得、6度の防衛を成功させた。12年にOPBF同級王者の小國以載(現角海老宝石)に挑戦して敗れ、その後はタイトル戦に恵まれなかった。5月に相馬圭吾(三迫)に敗れた試合がラストファイトとなった。戦績は27勝10KO9敗。

■タイのアユタヤで27日行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチは、挑戦者1位のマーロン・タパレス(フィリピン=写真左)が王者プンルアン・ソーシンユー(タイ)を11回37秒KOで下し、新チャンピオンとなった。タパレスは昨年12月に京都で大森将平(ウォズ)に勝利して指名挑戦権を獲得。世界初挑戦でうれしい戴冠となった。戦績は29勝12KO2敗。昨年8月、赤穂亮(横浜光)との王座決定戦に勝って2度目の王座についたプンルアンだが、またしても長期政権は築けなかった。戦績は52勝35KO4敗。

■WBAはヘビー級正規王者ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)の王座をはく奪したと発表した。同級4位フレス・オケンド(プエルトリコ)との対戦指令に応じなかったため。チャガエフは3月の防衛戦でルーカス・ブラウン(豪)に敗れて引退を表明。しかし、ブラウンが薬物検査で陽性反応が出たことから、チャガエフに王座が差し戻されていた。


2016年7月27日水曜日

伊藤雅雪OPBF防衛戦「スリリングな試合見せる」

  あす28日後楽園ホールでゴングとなる「DANGAN164」の計量が27日、日本ボクシングコミッションで行われ、OPBF・S・フェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)が58.9キロ、挑戦者アーニー・サンチェス(比)は計量場入りしたときに700グラム・オーバーだったが、約1時間でリミットの58.9キロまで落として事なきを得た。

 今回の試合は当初、4月に予定されていたが、伊藤(18勝8KO1敗1分)が右手首のじん帯を痛めたために延期となっていた。復調ぶりが心配される伊藤は「100%ではないけど、もうフルで打てる。右を使えない間に左を強化できた。パワーがついたし、器用になった」とけがの功名を強調した。

 WBO世界ランキングで10位につけ、世界挑戦に少しずつ近づいている伊藤。サンチェス戦に向けては「内容も問われていると思う。スリリングな試合を心がけて、早いラウンドでも倒せるようなら倒しにいく試合をしたい」とアピール。普段の慎重な戦いぶりに加え、リスクを冒すファイトスタイルも披露する考えだ。

 対戦相手のサンチェスは15勝6KO7敗1分と凡庸な戦績だが、2014年に現WBC世界S・バンタム級1位レイ・バルガス(メキシコ)、昨年12月には先日WBO世界フェザー級王座を戴冠したオルカル・バルデス(同)と拳を交えるなど世界トップ級と拳を交えた経験を持つ。伊藤がサンチェスをどう料理するか興味深い一戦となりそうだ。

 セミではWBA・S・フライ級13位の戸部洋平(三迫)が小浜雅哉(UNITED)とバンタム級8回戦を行う。戸部は4月に南アフリカでWBAインターコンチネンタル王座を獲得して以来のリング。日本フライ級5位の長嶺克則(マナベ)とOPBF・S・フライ級10位の与那覇勇気(真正)と対戦するなど、アンダーカードも充実している。メインイベントの模様はフジテレビで30日(土)深夜27時40分から放送予定。


2016年7月27日水曜日

サンタクルスvsフランプトン、NYでフェイスオフ

 今週土曜日30日(日本時間31日)ニューヨークのバークレイズ・センターで挙行されるWBA世界フェザー級タイトルマッチのプレゼンが現地時間26日、同地のシンボルの一つマンハッタンのエンパイアステート・ビルディングで行われた。試合は“スーパー”チャンピオンのレオ・サンタクルス(メキシコ=米)がIBF&WBA世界S・バンタム級統一王座を返上して2階級制覇をめざすカール・フランプトン(英)を迎え撃つ。

 多くのメディアが集まったプレゼンには在ニューヨーク・メキシコ領事館の総領事も出席しスピーチ。「レオ・サンタクルスはメキシコ系アメリカ人の生きた模範生だ」と賛辞の言葉を送った。サンタクルスとフランプトンは同ビルの屋上から摩天楼をバックに恒例のフェイスオフに応じ対決の決意を新たにした。

 ニューヨーク・デビューとなるサンタクルスは父でトレーナーのホセがガンの兆候があり、治療を受けていることを告白。「彼(ホセ)がここに来てくれて、試合でコーナーについてくれることに感謝したい。同時に私をサポートするすべての人々に感謝します。土曜日は素晴らしいショーをお見せします」と涙を浮かべて語った。

 対するフランプトンは同じフェザーのレジェンド、元WBO王者ナジーム・ハメド氏のバックアップを受けていることを明かした。ハメド氏が試合に帯同するかは定かではないが、ニューヨークは同氏が97年、地元のケビン・ケリー(米)を相手にダウン応酬の激戦の末、ノックアウト勝ちした思い出の土地。「あの試合は私の名前を高めたメモリアルな試合。カールは2階級目のベルトを狙い、サンタクルスを破ってくれるだろう」と英国からエールを送る。Photo/DiBella Entertainment


2016年7月27日水曜日

新王者バルデス、強壮ドリンクがスポンサーに名乗り

 WBOフェザー級新王者オスカル・バルデスが英国からオファー。といっても試合の話ではない。先週土曜日23日ラスベガスでマティアス・ルエダ(亜)を2回で沈め、ベルトを獲得したバルデス(メキシコ)に対し、イギリスの滋養強壮ドリンク「ワイルドキャット・エネルギー」がスポンサー契約を申し出た。同飲料は10月からアメリカ市場で販売される予定だという。

 販売プロジェクトの責任者カシーム・ラヤニ氏はバルデスをドリンクのイメージキャラクターとしてCMに登場させる計画。「オスカル・バルデスは若く、業績をあげ、ボクシングのスーパースターへの道を開いた。私が求めていたイメージにピッタリ」(ラヤニ氏)。ルエダ戦前から関心を引いていたもようだが、印象的な勝利でスポンサー契約は確実となったようだ。


2016年7月27日水曜日

和氣に勝利のグスマン、ファイトマネー盗まれる

 20日に大阪で和氣慎吾(古口)とのIBF世界S・バンタム級王座決定戦に11回TKO勝ちし、新王者に輝いたジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)にとんだ災難─。海外メディアは、月曜日に凱旋帰国したグスマンが和氣戦で手にしたファイトマネー、7万ドル(約735万円)を空港で盗まれたと報じている。

 ボクシングシーンなどによると、グスマンは米国マイアミ経由で母国サントドミンゴに帰国した。グスマン本人の話では、米国をたつ際に、所持している現金について申告した際は何のトラブルもなく、ドミニカ共和国への便に搭乗。サントドミンゴの空港に到着し、家族や友人、多くのファンに祝福されたが、喜びもつかの間、大事なファイトマネーが盗まれたことに気が付いたという。

 グスマンはこの試合で9万ドル(約945万円)のファイトマネーを得て、そのうち2万ドルがトレーナーへの支払いなどに当てられたとのこと。被害に気が付き、すぐに空港の警察に被害届を出したというグスマンだが、この話が本当なら、はたして立ち直れるか心配だ。


2016年7月26日火曜日

佐藤矩彰が5年ぶり復帰の伊藤に判定勝ち

  戸髙秀樹ジム主催「ザ・グレイテストボクシング」が26日、後楽園ホールで行われ、メインイベントのS・ライト級8回戦は、日本S・ライト級6位の佐藤矩彰(新日本木村)が元日本ランカーの伊藤和也(宮田)に3-0判定勝ちした。

◇S・ライト級8回戦
佐藤矩彰(新日本木村)[3-0(77-76、80-72、78-74)]伊藤和也(宮田)
 4月に細川バレンタイン(宮田)に勝利し、日本S・ライト級6位にランクされたサウスポーの佐藤は出入りをしながらコンビネーションを繰り出すボクシング。2011年7月の日本同級王座決定戦以来、5年ぶりに復帰した伊藤は佐藤の右フック、左ボディを食らいながら、持ち前のしつこさで佐藤に圧力をかけていった。伊藤がゾンビのごとく前に出て手を出し、佐藤がこれをしのぐという構図のまま試合は進行。佐藤は最後まで乱戦に巻き込まれず、終盤は有効打を増やしてフィニッシュした。佐藤は4勝1敗1分。伊藤は11勝6KO5敗。

◇S・フライ級8回戦
濱田修士(REBOOT)[引き分け1-1(78-75、76-77、76-76)]ガンバレ将太(戸髙秀樹)
 将太は日本フライ級12位の濱田を食ってやろうと気迫十分。ジャブとワンツーで濱田に迫り、連敗中の濱田もジャブを軸にコンビネーションで攻め、互いに譲らぬ展開。中盤は将太のボディ攻めで濱田にダメージを与えたが、濱田も7回に右を決め、将太の右目上部を切り裂く。最終回は打ち合って終了。有効打で上回った印象の濱田は13勝2KO8敗5分。手数で勝りながらあと一歩及ばなかった将太は12勝2KO6敗1分。

◇54.0キロ8回戦
大塚隆太(鴻巣茂野)[TKO6回1分54秒]チャイヤラット・シーサケットパッタナー(タイ)
 日本S・フライ級11位の大塚は昨年大みそかに日本王者の石田匠(井岡)に挑戦して4回TKO負けして以来のリング。初回、いきなりチャイヤラットの攻勢にあい、右を食らってダウン。2回からジャブを軸に立て直し、時折パンチをもらう不安定な戦いながらも徐々にリードを広げ、5回に右でチャイヤラットを2度キャンバスへ。6回に試合を終わらせた。再起成功の大塚は16勝6KO9敗2分にした。


2016年7月26日火曜日

林翔太と上野則之で日本フェザー級王座決定戦

■日本ボクシングコミッションは日本フェザー級1位の林翔太(畑中=写真左)と同級7位の上野則之(RK蒲田=写真右)による王座決定戦を承認した。決定戦はIBF世界同級挑戦者決定戦に出場する細野悟(大橋)の王座返上によるもの。7位の上野の出場は、3月28日に細野が福原力也(ワタナベ)と防衛戦を行う時点で、勝者が上野と対戦することが大橋、ワタナベ両ジムで確認されていたため。27勝17KO5敗1分の林はタイトル初挑戦。18勝5KO13敗5分の上野はOPF1度、日本タイトル3度の挑戦経験があり、2012年9月にOPBF王者の大沢宏晋(ロマンサ雅)に挑戦して以来のタイトル戦となる。また、決定戦の勝者は3ヶ月以内に3位の元WBA世界S・バンタム級チャンピオン下田昭文(帝拳)と対戦を義務付けられた。

■10月3日の後楽園ホールでビクトル・ロペス(メキシコ)と対戦予定だった松本亮(大橋)がけがにより同興行への出場を見送った。大橋ジムによると、試合は12月に延期となる。松本は5月にロペスに敗れてプロ初黒星を喫していた。10月3日のメインイベントは、IBFフェザー級4位の細野悟(大橋)と3位ジョナサン・バロス(亜)いよるIBF同級挑戦者決定戦で、これは変更なし。


2016年7月26日火曜日

石田匠が日本王座返上、荒川仁人が塚田祐介とV1戦

■日本S・フライ級チャンピオンの石田匠(井岡)が22日付けで5度防衛していた同王座を返上。スタイリッシュなボクシングでデビューから22勝11KO無敗の石田はWBA同級2位、WBC6位、IBF5位、WBO6位につけており、今後は世界挑戦に照準を絞る。現在、日本ランキング1位は中川健太(レイスポーツ)で2位は翁長吾央(大橋)。翁長は8月2日、沖縄でOPBF同級王座への挑戦が決まっている。3位は船井龍一(ワタナベ)。

■日本ライト級王者の荒川仁人(ワタナベ)が9月24日、後楽園ホールの「DANGAN166」で同級7位の塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)と初防衛戦を行う。これまで日本、OPBF王座を獲得してきた34歳のベテラン荒川(27勝16KO6敗1分)は4月、京都で徳永幸大(ウォズ)を下して2度目の日本王座を獲得。8勝3KO5敗の27歳、塚田はタイトル初挑戦。


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