カーンvsアレキサンダー内定、興行対決も注目

 元王者同士が仕切り直しをへて対決する運びとなった。元世界S・ライト級&ウェルター級王者デボ...
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池原と池山WBO女子月間賞、マイキーはS・ライト級へ

 WBOの最新10月度ランキングが明らかになり、女子月間最優秀選手にはミニフライ級新王者の池原シーサ...
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山中慎介に死角なし、あす代々木第二体育館でV7戦

 あす22日東京・代々木第二体育館でゴングとなるWBC世界バンタム級タイトルマッチの計量が21日、都...
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OPBF王者の沼田康司が引退

 日本ボクシングコミッションは20日、迫力満点のファイトで後楽園ホールを沸かせたOPBF東洋太平洋S...
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2014年10月21日火曜日

カーンvsアレキサンダー内定、興行対決も注目

 元王者同士が仕切り直しをへて対決する運びとなった。元世界S・ライト級&ウェルター級王者デボン・アレキサンダー(27=米、26勝14KO2敗)と元S・ライト級王者でウェルター級でキャリアを進めるアミール・カーン(27=英、29勝19KO3敗)が12月13日ラスベガスのマンダレイベイ・ホテルかMGMグランドで顔を合わせる。まだ正式にサインを交わしていないが、プロモーターのGBP、オスカー・デラホーヤ氏は20日「2人は確実に対戦する」と米国メディアに語っている。

 アレキサンダーとカーンは1年前、試合が締結していたが、メイウェザー戦がクローズアップされたカーンがリスクを避けるために降りた経緯がある。その背景から内定の報にヤル気満々なのはアレキサンダー。「カーンはグッドでソリッドなボクサーだけど、何も特筆すべきものがない。彼はパンチを食らうと一気に逃げてしまう。それが今までの敗戦の理由。私はスピードあるグッドなカウンターパンチャーで通っている。私は彼を捕まえて自分のペースに引き込んでみせる」と意気込みを明かしている。試合はショータイムが全米に放映。

 同日はGBPのライバル、トップランクが同じラスベガスでティモシー・ブラッドリー(米)vsディエゴ・チャベス(アルゼンチン)をメインにする興行を開催する。会場はコスモポリタン・ホテル。こちらはHBOが放送。12年9月のカネロ戦(MGM)、セルヒオ・マルティネスvsフリオ・セサール・チャベスJr(トーマス&マック・センター)に続き、両プロモーションとテレビががっぷり四つで対決する。


2014年10月21日火曜日

池原と池山WBO女子月間賞、マイキーはS・ライト級へ

 WBOの最新10月度ランキングが明らかになり、女子月間最優秀選手にはミニフライ級新王者の池原シーサー久美子、アトム級の初防衛に成功した池山直がそろって選ばれた。フュチュール所属の2人は9月20日のダブル世界戦に出場して勝利した。男子は防衛テープを11に伸ばしたS・フライ級王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)。

 大きな変動はS・フェザー級。王者だったマイキー・ガルシア(米)に代わり、9月にターサク・ゴーキャットジム(タイ)を下して暫定王者となったオルランド・サリド(メキシコ)が正規王者に昇格した。1月から試合をしていないガルシアは2階級アップしてS・ライト級の8位にランクされた。

 日本勢に大きな変化はなく、OPBF東洋太平洋S・バンタム級王者の和氣慎吾(古口協栄)が13位に復帰。再び4団体すべてのランカーとなった。


2014年10月21日火曜日

山中慎介に死角なし、あす代々木第二体育館でV7戦

 あす22日東京・代々木第二体育館でゴングとなるWBC世界バンタム級タイトルマッチの計量が21日、都内のホテルグランドパレスで行われ、王者の山中慎介(帝拳)が53.5キロ、指名挑戦者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)が53.1キロでパスした。

 前日に150グラムの国産ヒレステーキ肉を食べたという山中は余裕の一発合格。計量後にスッポンエキス入りの特製スープを飲むと「もう元気になってちょっと走りたいくらい。脂ぎったものはよくないと言われているが、いろいろ考えて結局は自分の好きなものを食べるのが一番いいという結論にたどり着いた。今晩はうなぎを食べようと思っている」と自信満々に言い切った。

 5連続KO防衛中とパフォーマンスが充実している上に、最後まで食べながら調整を終えたのだから景気のいいコメントも当然だろう。「調子がいいので(神の左は)見ていてくださいという感じです」と語るチャンピオンに、死角はなさそうだ。

“世界前哨戦”と銘打たれたセミの137ポンド契約10回戦に出場する現WBCライト級4位の粟生隆寛(帝拳)は62.1キロ、元S・フェザー級世界王者フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)は61.5キロを計測。世界3階級制覇を目指す粟生は気合いの入った表情だった。S・フェザー級の日本ランカー対決に臨む15位の尾川堅一(帝拳)と12位の高畑里望(ドリーム)はともに58.9キロだった。


2014年10月21日火曜日

OPBF王者の沼田康司が引退

 日本ボクシングコミッションは20日、迫力満点のファイトで後楽園ホールを沸かせたOPBF東洋太平洋S・ウェルター級王者の沼田康司(30=真闘)が19日付けで引退届けを提出したと発表した。同王座は返上となる。

 沼田は高校在学中の2002年にプロデビュー。右の強打者としてならし、08年4月に湯場忠志を4回KOに下して日本ウェルター級王座を獲得した。2度目の防衛戦で中川大資に敗れ王座陥落。その後は10年9月の加藤壮次郎との日本王座決定戦、13年6月のOPBF・S・ウェルター級王者チャーリー太田への挑戦にいずれも敗れるなど苦しんだ。

 今年8月のOPBF・S・ウェルター級王座決定戦で、3月に引き分けた下川原雄大に勝利してタイトルを獲得。これがラストファイトとなった。これまでにも引退を口にしてきた沼田だが、今回は本当の幕引きとなりそうだ。生涯レコードは22勝17KO7敗2分。


2014年10月20日月曜日

ゴロフキンが来年4試合を予定、初戦はモナコ濃厚

 米カーソンのリングでマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)を倒し、12度目の防衛に成功したWBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の次回リング登場は来年2月になりそうだ。ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションのマネージング・ディレクター、トム・ルーファー氏は「2015年は4試合を予定している」と発言。第1戦が2月、モンテカルロ(モナコ)にセットされると語っている。

 今回WBA王座12度目の防衛を果たしたゴロフキン(31勝28KO無敗)は試合前、体重オーバーでルビオが失ったWBCミドル級暫定王座もゲット。WBC正規チャンピオン、ミゲール・コット(プエルトリコ)とのビッグマッチがクローズアップされる。しかし陣営のアベル・サンチェス・トレーナーは「コット側が今、対戦に応じるとは思えない。むしろ、チャベス・ジュニアの方がファンに感激されるだろう」と会見でコメント。ともあれ、2月予定の試合は別の相手が選ばれると推測される。


2014年10月20日月曜日

パッキャオ、母国でプロバスケの試合に出場

 11月23日中国マカオでWBO世界S・ライト級王者クリス・アルジェリ(米)との試合が決まっている世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が19日、母国フィリピンでプロバスケットボールPBAに選手としてデビューした。

 パッキャオはヘッドコーチ兼選手として登録しているキア・ソレントというチームで試合に出場した。チームで最も高齢の35歳、チームで最も背の低い169センチの体で約7分間プレーを披露。観客からは絶大な声援を浴びたが、ターンオーバー(ミス)2つ、ファウル(反則)1つで、得点を挙げることはできなかったという。

 キアはパッキャオのビジネスフレンドが所有するチームで、今年のドラフトでパッキャオを指名。もっともバスケット選手としての能力を評価されたはずもなく、集客力などを買われた模様。チームが勝ってご機嫌のパッキャオは「アルジェリ戦が終わったら、また出場するかもしれない」と話しているそうだ。Photo/BoxingScene.com


2014年10月20日月曜日

ドネア引退を否定、S・バンタム級転向を示唆

 ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の強打に屈した前WBA世界フェザー級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)が試合翌日の19日(日本時間20日)、ソーシャルメディアを通じてカムバックを誓った。「少し時間をかけて自分自身を再建したい。私はより強くなってカムバックしたい。おそらく軽い階級でリングに立つことになるでしょう」

 今回メインセコンドを務めた実父のノニト“ドンドン”ドネア氏によると、S・バンタム級にUターンすることが有力。同階級で西岡利晃、ホルへ・アルセをストップし、2012年の全米MVPに輝いたことを父は理由に挙げる。

 ドネア自身もそれを肯定。ウォータースとの体格差があったことを認めた上で、「昨夜、神が私を救ってくれた。もしレフェリーに止められなかったら、その後重大なダメージを被っていただろう。ウォータースに勝っていたら、サリドのS・フェザー級王座を狙うプランもあった」と打ち明けている。


2014年10月20日月曜日

スリヤン陣営がサウスポー対策に自信、山中を挑発も

 あさって22日ゴングとなる「ワールドプレミアムボクシング20 The Real」(東京・代々木第二体育館)の記者会見が20日、九段下のホテルグランドパレスで開かれ、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)と指名挑戦者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)、またライト級10回戦で対戦する粟生隆寛(帝拳)とフアン・カルロス・サルガド(メキシコ)の元世界王者2人が出席した。

 この日はスリヤン陣営のスチャート・マネジャーが山中を挑発した。まずはグローブチェックで、山中には黒、スリヤンには青のウイニング製グローブが手渡されたが、スチャート氏は山中と同じ黒のグローブを要求。会見後に「公平で平等な試合がしたかっただけ」と言ってのけたが、王者陣営に因縁をつけているような印象を与えた。

 さらにスチャート氏は、西岡利晃を相手に4度防衛を成し遂げたウィラポン・ナコンルアンプロモーション、元世界王者シリモンコン・シンワンチャーらを自らが育てた実績を踏まえ「うちのジムは昔からサウスポーに強い選手をたくさん育ててきた。スリヤンは2人に比べても最新の技術を持っている。山中に対しても自信を持って戦える」とコメント。発言でも山中を揺さぶろうと努めた。

 一方「グローブ? まあよくあることですけど、(もめているのは)早く終わってほしかったなあと」と軽く流した山中。この日も「(6連続KO防衛の)記録は意識していないけど、KOはかなり意識している。山中がバンタムでナンバーワンだという試合をする」とコメントは力強かった。

 元IBF世界S・フェザー級チャンピオンのサルガドを迎える元世界2階級制覇王者の粟生は「サルガドは背が高くて、自分の距離をキープしながら微妙な角度で振ってくる」と相手を分析した上で「相手が強いとテンションが上がる。ライト級でやる以上通らなければならない道で、内容も問われると思う」と元世界王者との“世界前哨戦”に臨む意気込みを語った。

 一方のサルガドも「粟生には経験があるが、私も同じように経験がある。ライト級の世界タイトルにつながる試合をしたい」とこちらもやる気満々といった様子だった。試合前日のあす21日は計量が行われる。


2014年10月20日月曜日

ファッションショーに藤岡、ドイツで女王対決内定

 勝手の違うリングに歴戦の女王も緊張しまくり……WBA女子世界S・フライ級チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山)が19日東京・南青山のライブ会場で催されたファッションショー「ロゼ・ガール・フェスティバル」に登場した。

藤岡がドイツで女王対決内定(ボクシングニュース)

 モデルを務めたわけでもなく、ファッションショーの合間のトークショーにアスリート・ゲストとして招かれたもの。いつもとは雰囲気の違う会場だったが、2本のチャンピオンベルトを肩に下げてレッド・カーペットを歩いたのは気持ちよかったという。

 同席した竹原慎二会長によると、藤岡には現在ドイツから試合のオファーがきており、契約が済めば11月初旬にも敵地に乗り込み、WBA女子世界フライ級王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)と対戦することになるという。相手はドイツの人気王者で、藤岡は「負ける可能性もありますが、きっと3本目のベルトを獲ってきます」と、チャンピオン対決に向けて必勝宣言していた。=写真は竹原会長とトークショーに出席した藤岡チャンピオン。その右は竹原会長の姪でこの日のモデルの1人として出演した竹原歩美さん=


2014年10月20日月曜日

大森将平が快勝、拳四朗プロ2戦目TKO勝ち

 ウォズボクシングジム主催の第1回ライブボクシングは19日、京都市上京区のKBSホールで開かれ、メーンは世界バンタム級11位で、12年に全日本バンタム級新人王を獲得した大森将平(ウォズ)が13年の全日本S・バンタム級新人王の見高文太(大阪帝拳)を乱打、3回TKO勝ちで、13戦13勝(8KO)と無敗記録を伸ばした。セミファイナルはプロ2戦目の拳四朗(BMB)が2回でタイ国選手をリングに沈めた。

◇54.6kg8回戦
大森将平(ウォズ)[TKO3回47秒]見高文太(大阪帝拳)
 ともにサウスポーの対戦となったが、大森は開始から見高の出方をじっくりうかがい、ジャブを軽く突いて、懐に入らせない戦法。見高はジャブに合わせて左を合わせるも踏み込みが浅く、とらえきれない。大森は3回に入ると一気に攻め込んだ。隼のように速い左ストレートを見高の顔面にヒットすると、そこから連打。ロープを背負おう見高に1ダース以上のパンチを浴びせ、見高が棒立ちになると、主審が割って入り、試合を止めた。前試合で、世界ランカーを倒した大森は、パンチのスピード、切れが抜群で、スケールアップぶりを存分にアピールした。

◇50.0kg8回戦
拳四朗(BMB)[TKO2回1分1秒]ファウワナイ・ウォースラポー(タイ)
 サウスポーのファウワナイは12戦7勝(2KO)4敗1分の戦績を持つが、昨年の国体L・フライ級優勝で、豊富なアマキャリアを誇る拳四朗には「プロの壁」にはならなかった。拳四朗は1回、左ジャブで距離を測りつつ、右を狙う落ち着いたスタート。ファウワナイは右を合わせようとするも、拳四郎朗の軽やかな動きについていけない。1回終了直前に、拳四朗は右ボディブローでダウンを奪った。2回は、拳四朗の一方的なペース。ワンツーから、左右フックのコンビネーションを繰り出し、後退するファウワナイのアゴに伸びのある右ストレートをヒット。ファウワナイがリングに横倒しとなり、主審がカウント途中で試合をストップした。


2014年10月20日月曜日

池原シーサー久美子が地元で祝賀パレード

 WBO世界女子ミニフライ級王者、池原シーサー久美子(フュチュール)の世界王座獲得祝賀パレードが19日、池原の地元、大阪市大正区で華やかに行われた。

 池原の父正也さん、母さゆりさんは沖縄出身で、大阪沖縄県人会副会長の仲村隆男さんらが中心となって企画された。11時すぎ叔父の元日本J・フェザー級7位の池原正秀さんが運営するアマボクシングのABCジムがある三泉商店街で、池原、正也さんと平山靖・フュチュールジム会長がオープンカーに乗り込みパレード開始。大正通りなどを走ったあと、平尾商店街などを2時間にわたって歩いた。パレードには、県人会の会員や、池原が普段指導しているフュチュールジムのキッズボクシングのメンバーも京都から参加するなどにぎやかに。沿道では、大正区が生んだ世界王者に大勢に人々から拍手が送られた。

 池原は「女子ボクシングでこれだけ多くの方々に集まっていただけるとは思ってもみなかった。これからも練習を積んで、防衛を重ねていきます」と喜びを語った。


2014年10月19日日曜日

ロマゴン、初防衛戦は元OPBF王者フエンテスと

 11月22日横浜国際プールで行われる「TOUH! WOWOW2014」で初防衛戦に臨むWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の相手が元OPBF王者で同級8位ロッキー・フエンテス(フィリピン)に決まった。同じ興行ではWBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)がエドガル・プエルタ(メキシコ)と3度目の防衛戦を行う。

 40勝34KO無敗の怪物ゴンサレスは9月、前王者の八重樫東(大橋)を9回TKOで下して3階級制覇を達成。対するフエンテスは1月にアムナット・ルエンロエン(タイ)と空位のIBF王座を争って判定負け。OPBFタイトル5戦5勝と相性のいい日本で、ゴンサレスの牙城を崩すことができるか。

 また、前座でバンタム級10回戦を行う元OPBF・S・フライ級王者で、現在はバンタム級で世界4団体にランクされる赤穂亮(横浜光)の相手が、WBOラテンバンタム級王者アントニオ・ガルシア(メキシコ)に決まった。


2014年10月19日日曜日

山中慎介、体格でスリヤンを大きく上回る

 22日東京・代々木第二体育館の「ワールドプレミアムボクシング20 The Real」の予備検診が19日、九段下のホテルグランドパレスで行われ、7度目の防衛を目指すWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)と指名挑戦者スリヤン・ソールンビサイ(タイ)が顔を合わせた。

 リラックスムードの山中はスリヤンと笑顔で握手。「ビデオで何度も見ているので予想通り。少し顔が大きいかな?という程度」と挑戦者の印象を語り、身長で10センチ、リーチで13センチ上回っている点について「数字は気にしないが、相手は向かってこないといけないので、チャンスあると思う。もちろん気合は入っている」と自信の表情で語った。

 一方のスリヤンは「自分はだいたい、自分よりも背が高く、リーチの長い相手と試合をしてきたので、慣れているし、気にしていない」と元世界王者だけに、メディアの質問にも余裕の対応。笑顔で両拳を握り「早く試合がしたい」と締めくくって会場をあとにした。あすは記者会見が開かれる。主な検診結果は以下の通り。

    山中   スリヤン
身長  171.0cm 161.0cm
リーチ 175.0cm 162.0cm
首周り 36.0cm  39.5cm
胸囲  89.0cm  86.0cm


2014年10月19日日曜日

ゴロフキン強し 12連続KO防衛

 18日(日本時間19日)、米カーソンのメインで行われた世界ミドル級戦はWBA“スーパー”王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が期待どおりの強さを発揮し、前WBC暫定王者マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)をわずか2回でフィニッシュした。ゴロフキンはオールKO防衛記録を12に伸ばした。
 
 
 GGGの前では56勝中50KOのルビオもやはり歯が立たなかった。立ち上がりから左ジャブで試合を組み立てたゴロフキンは初回終了間際に右ストレートをねじ込んでたちまち優位に立つと、仕上げも早かった。2回、まず左フックから右アッパーにつなげてルビオを煽る。守勢のルビオに左フックをヒットして倒した。ルビオは立ち上がろうとしたものの10カウントを数えられた。タイムは1分19秒。
 
 初登場の米国西海岸で文句なしのパフォーマンスを披露し、「ムーチョ・グラシアス」と会場の声援に笑顔でこたえていた。Photo/SUMIO YAMADA

2014年10月19日日曜日

ドネア、ウォータースに6回KO負け

 18日(日本時間19日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブセンターで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチは、正規王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が同級スーパー王者のノニト・ドネア(比)から2度ダウンを奪い6回2分59秒KO勝ち。タイトルを統一した。

 試合は2人のチャンピオンが互いに序盤から凶暴なパンチを応酬。2回終了間際にまずドネアが左フックでぐらつかせると、3回はウォータースがショートの右アッパーを打ち込んでダウンを奪う。

 ウォータースは左ジャブのヒット率が高く、ドネアのビッグパンチをうまく誘った。ドネアは右目の腫れが目立ちはじめ、そして迎えた6回終盤、再び強打の応酬となった次の瞬間――ウォータースの右フックを側頭部付近に食らったドネアが前のめりに倒れた。立ち上がろうとしたものの10カウントを数えられ、この回1秒を残して試合終了。ドネアファンには辛い結末となった。Photo/SUMIO YAMADA


2014年10月19日日曜日

IBFランキング、新チャンピオン続々誕生で変動

 IBFの最新ランキングが明らかになった。9月から10月にかけては5階級で王座が交代し、ランキングも慌ただしく変動。一方、日本勢には大きな変化がなく、L・フライ級の角谷淳志(金沢)が14位に再ランクされた。

 L・フライ級はラモン・ガルシア・イラレス(メキシコ)との王座決定戦を制したハビエル・メンドサ(メキシコ)が新王者に。S・バンタム級のカール・フランプトン(英)は日本で長谷川穂積(真正)を撃退したキコ・マルチネス(スペイン)を下した。ライト級新王者のミッキー・ベイ(米)はメイウェザーvsマイダナ2の前座でミゲール・バスケス(メキシコ)のV7を阻んだ。

 ウェルター級のコーネリアス・バンドリッジ(米)はカルロス・モリナ(メキシコ)に勝って王座を奪還。元統一ミドル級王者ジャーメイン・テイラー(米)はサム・ソリマン(豪州)を退け7年ぶりに王座に就いた。階級アップが濃厚と言われるミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)は王者のまま。


2014年10月18日土曜日

メディア情報 NHK「ドキュメント72時間」ほか

■NHK総合で10月24日(金)放送される「ドキュメント72時間」のタイトルは『何を打つのか 雑居ビルのボクシングジム』。雑居ビルのボクシングジムは世界チャンピオンの内山高志、河野公平を擁する東京・五反田のワタナベボクシングジム。仕事のストレス発散に通う会社員、元プロボクサーの父にあこがれてグローブを握る中学生……ワタナベジムの72時間に密着。放送は同日22時55分から23時20分まで。

■台風の影響で放送が中止になったNHKラジオ第1の『トップアスリートを支える“キーマン”~名勝負の裏側を巡る~』が10月31日(金)20時5分から放送される。世界2階級を制覇した八重樫東を支え続ける大橋ジムの松本好二トレーナーが第2部(21時5分から)に登場。

■あす10月19日(日)19時58分から放送のフジテレビのバラエティー番組「万物まとめンタリー」は、その道に詳しいマニアが厳選したとっておきの“まとめ情報”を公開。ボクシングマニアがまとめた“ド派手なノックアウト試合”も放送される。


2014年10月18日土曜日

米カーソンのW世界戦、ミドル級はルビオが体重超過

 明日18日(日本時間19日)米カリフォルニア州カーソンで挙行されるWBA世界ミドル級とWBA世界フェザー級タイトルマッチの計量が17日、会場のスタブハブ・センターで行われた。マイケル・バッファー・リングアナウンサーの進行のもと、最初に行われたフェザー級戦は、スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)、レギュラー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)とも125.6ポンド(56.97キロ)を計測。リミットの126ポンドをクリアした。

 ミドル級は挑戦者でWBC暫定王者のマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)が全裸でハカリに乗ったが、リミット1.8ポンド(820グラム)オーバーの161.8ポンド(73.39キロ)。WBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)は159ポンド(72.12キロ)で無事にクリア。ルビオに2時間の猶予時間が与えられた。

 しかしルビオは体力の減退を理由に再計量に応じず、ゴロフキン陣営と協議。ルビオには10万ドル(約1080万円)の罰金と1ポンドにつき5万ドル(約540万円)のペナルティーが科される。試合の模様はあす19日11時からWOWOWプライムで生中継される。Photos/SUMIO YAMADA


2014年10月18日土曜日

フライ級の田中亮明が4連覇達成

 長崎国体のボクシング競技は17日最終日を迎え、雲仙市吾妻体育館で少年・成年8階級ずつの決勝が行われた。成年フライ級の田中亮明(岐阜)は堤聖也(熊本)との打撃戦を制し、国体4連覇を達成。少年の部では、ウェルター級の原田直樹(広島)が唯一連覇を成し遂げた。また団体では、成年ウェルター級で佐藤龍士が2連覇の活躍をした地元長崎が46点を上げ、優勝を果たしている。2位は熊本・岡山・広島の3県(44点)だった。決勝の結果は以下の通り─。

◇少年の部
P級 松本流星(東京)判定 重岡優大(熊本)
LF級 峯佑輔(大阪)判定 市川春希(新潟)
F級 西田凌佑(奈良)判定 重里侃太郎(大阪)
B級 森坂嵐(奈良)判定 畠山稜也(岩手)
L級 黒田虎之介(広島)判定 波田大和(埼玉)
LW級 細野恭兵(北海道)判定 村上真統(福島)
W級 原田直樹(広島)判定 長谷川俊(福井)
M級 梅村錬(岩手)判定 田島共教(熊本)

◇成年の部
LF級 京口絋人(大阪)不戦 谷口将隆(兵庫)
F級 田中亮明(岐阜)判定 堤聖也(熊本)
B級 山内祐季(兵庫)判定 小林将也(新潟)
L級 木本盛宝(大分)KO1R 佐川 遼(青森)
LW級 斉藤一貴(東京)判定 高橋拓磨(京都)
W級 佐藤龍士(長崎)判定 山田大樹(岡山)
M級 高橋諒(山形)判定 皆川直樹(新潟)
LH級 但馬ミツロ(愛知)TKO1R 中村幸太朗(長崎)


2014年10月17日金曜日

ゴロフキンvsルビオ、ドネアvsウォータース最終会見

 18日(日本時間19日)米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで挙行される注目のミドル級とフェザー級のタイトルマッチに出場する4選手が16日、最後の記者会見に臨んだ。あすは計量が行われる。

ゲンナジー・ゴロフキン(WBA世界ミドル級“スーパー”王者)
「今回が最初のロサンゼルスでの試合。有名な会場でリングに立て光栄です。ルビオは現状ではベストな相手です。ベリーグッド・ファイターでチャンピオン。タフなメキシカンで百戦錬磨な選手。彼は私にとり、最大のテストになります。ビッグベアでチームといいトレーニングができ、準備万端です」

マルコ・アントニオ・ルビオ(WBCミドル級暫定王者)
「今回対戦する選手はミドル級のパウンド・フォー・パウンド最強選手。彼の試合を見ましたが、欠点がひとつも見つかりませんでした。でもこちらには経験があります。彼を解剖して、リングでは弱点を発見できるでしょう。ロバート(ガルシア・トレーナー)と私は8週間、細部にわたる素晴らしいキャンプを実行しました。その効果が勝利に導いてくれるでしょう」

ノニト・ドネア(WBA世界フェザー級“スーパー”王者)
「彼はとてもパワフルなパンチャーで、それが試合の関心を煽っていますが、私も同じものを持っています。より高いポジションに座るには、今回のような相手に勝ってこそ。それがモチベーションを高めます。私の両こぶしがリングですべてを語るでしょう」

ニコラス・ウォータース(WBA世界フェザー級“レギュラー”王者)
「状態は100%、今でもリングに上がれます。ボクシングはインテリジェンスが求められるスポーツ。よりクレバーな選手がリングで勝利をつかむ。私のアドバンテージは、私がこのスポーツのために生まれてきた男ということ。私がノニトに勝っても、『フライ級からフェザー級に上がった選手に勝った』という評価は聞きたくない。皆さんは爆発的なファイトを目撃するでしょう」Photos/TopRank


2014年10月17日金曜日

12.31RGオーディション、12.6レディースシート

■内山高志、河野公平、田口良一が出場する12月31日のトリプル世界タイトルマッチ「THE BEST OF BEST」(大田区総合体育館)で、渡辺プロモーションが専属ラウンドガールを決めるオーディションを開催する。応募者は書類選考、12月10日に都内で行われる最終選考へて合格が決定。レッスンを受けたのち大みそかのリングに登場する。応募要項は以下の通り。写真2枚を添付して下記の宛て先までメールで応募。
◇応募資格 経験不問、18歳以上の女性
◇記入事項 ①名前②住所③電話番号④メールアドレス⑤年齢⑥身長、体重、スリーサイズ⑦経歴⑧自己PR⑨写真2枚(上半身アップ+全身)
◇宛て先 entry@roundgirlbox.com トリプル世界戦ラウンドガールオーディション係

■12月6日(土)東京・後楽園ホールの「第532回ダイナミックグローブ/第39回ファイティング・スピリットシリーズ」で、ボクシング芸人やすおかだいごプレゼンツのレディースシートを発売。好評につき今回で5度目の企画。通常1万円の席が5000円で観戦でき、簡単ルールブック、選手のサイン色紙、だいごの解説などサービス付き。当日は世界ランカー荒川仁人vs日本王者加藤善孝、柴田明雄vs淵上誠のOPBF&日本ミドル級タイトル戦、小國以載vs石本康隆の日本S・バンタム級決定戦とメイン級が3試合。女性限定で観戦初心者大歓迎。チケットの購入申し込み、問い合わせは下記の宛て先まで。
◇宛て先 lovedrivedaigo@yahoo.co.jp


2014年10月17日金曜日

スリヤン公開練習、打倒山中慎介に虎視眈々

 22日東京・代々木第二体育館の「ワールドプレミアムボクシング20 The REAL」で、WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)に挑戦する指名挑戦者のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)が17日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。弟のWBCフライ級1位ナワポーン・ソールンビサイも来日した。

 スリヤンが日本で試合をするのは、佐藤洋太にWBC世界S・フライ級タイトルを奪われた12年3月以来のこと。王座陥落以後、2年半で17試合というハイペースで試合をこなした元世界王者は「今回は自信を持って日本に来た。山中の左さえもらわなければ勝つ自信はある」と2階級制覇に自信を見せた。

 これまで國重隆、名城信男、佐藤と3人の日本人と対戦し、2勝1敗の戦績を残しているスリヤンだが、サウスポーの強打者である山中はこれまでの3人とはまったくタイプが違う。確かに山中の左をもらわなければ勝てるかもしれないが、それは至難の技。それでもスリヤンは「私のほうが山中よりもスピードがある。スピードをいかして左をもわない。山中がKO宣言? 私が先に彼をKOしたい」と強気なところを見せた。

 公開練習は軽くミット打ちを3ラウンドこなしただけで終了。「別に隠したわけじゃない。いつもこんなもの」と笑ったスリヤンだが、記者会見での受け答えも終始慎重で、そうした姿が打倒山中にかける強い決意を表しているようだった。

 試合の模様は22日19時57分から日本テレビ系列で放送される。同局は今回の放送で現行のフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4Kカメラピンポイントスロー」を導入。スロー再生でポイントとなる部分を鮮明に拡大することができるという。


2014年10月16日木曜日

長崎国体あす決勝戦 田中亮明ら順当勝ち

 アマチュアの長崎国体ボクシング競技は4日目の16日、雲仙市吾妻体育館で少年・成年とも8階級の準決勝が行われた。4連覇を狙う成年フライ級の田中亮明(岐阜)らが順当に勝っている。開催県の長崎も、成年でウェルター級の佐藤龍士とL・ヘビー級の中村幸太朗の2人が残っている。この日勝った選手による明日の決勝カードは以下の通り――。

◇少年
P級 重岡優大(熊本)-松本流星(東京)
LF級 峯佑輔(大阪)-市川春希(新潟)
F級 重里侃太郎(大阪)-西田凌佑(奈良)
B級 畠山稜也(岩手)-森坂嵐(奈良)
L級 黒田虎之介(広島)-波田大和(埼玉)
LW級 村上真統(福島)-細野恭兵(北海道)
W級 長谷川俊(福井)-原田直樹(広島)
M級 田島共教(熊本)-梅村錬(岩手)
◇成年
LF級 谷口将隆(兵庫)-京口絋人(大阪)
F級 堤聖也(熊本)-田中亮明(岐阜)
B級 山内祐季(兵庫)-小林将也(新潟)
L級 佐川遼(青森)-木本盛宝(大分)
LW級 高橋拓磨(京都)-斉藤一貴(東京)
W級 山田大樹(岡山)-佐藤龍士(長崎)
M級 高橋諒(山形)-皆川直樹(新潟)
LH級 但馬ミツロ(愛知)-中村幸太朗(長崎)


2014年10月16日木曜日

ドネアとウォータースが火花、WBAフェザー級戦

 今週土曜日18日(日本時間19日)米ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで行われるWBA世界フェザー級タイトルマッチに出場する“スーパー”チャンピオンのノニト・ドネア(フィリピン)と“レギュラー”チャンピオンのニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が15日、公開練習に臨み、両者ともノックアウトを約束した。

ドネア「自信満々の選手は非常に危険な選手だと私は認識しています。でも試合前、私よりも強く、ハードパンチャーだと言った選手は、ことごとく私にノックアウトされました。ウォータースは強いチャンピオンですが、私がこれまでのキャリアで戦ってきたクオリティーの高い選手たちと比べてどうでしょう? 私たち2人はスピードがあり、パワーを持っていますから試合は激戦になるでしょう。試合はノックアウトで終わる。私はリングでベストを尽くして戦います」

ウォータース「ドネアはベリーグッドなチャンピオンです。私たちはスピードとパワーを兼ね備えています。(2人の)違いはクレバーさ。私は戦うために生まれてきた男で、試合がビッグなほどベターな出来を披露します。もしドネアが間違いを犯せば、彼は倒されるでしょう。おそらく5回かそれ以内に。それはともかく、ドネアはこのファイトに応じた。彼は同意すべきではなかったけど、私は彼をリスペクトし、リングで戦える喜びを感じる」

 試合の審判団がカリフォルニア州アスレチック・コミッションから発表された。レフェリーはラウル・カイース・ジュニア(米カリフォルニア州)。ジャッジはアデレード・バード(米ネバダ州)、スティーブ・モロー(米)、トム・テイラー(米)。スーパーバイザーはドン・フリオ・ジーメ(パナマ)。Photos/TopRank


2014年10月16日木曜日

内山高志、河野公平、田口良一 大みそか3世界戦

 テレビ東京の大みそかボクシング・スペシャル「THE BEST OF BEST」の記者会見が16日、テレビ東京で開かれた。4年目となる今年は内山高志、河野公平、田口良一のワタナベジム3選手が競演。内山と河野が防衛戦、田口が初挑戦となるWBAトリプル世界タイトルマッチとして開催されることになった。会場は東京・大田区総合体育館。

 S・フェザー級王者の内山は同級9位イスラエル・ペレス(アルゼンチン)を迎えて9度目の防衛戦。昨年大みそかの金子大樹(横浜光)戦以来の試合となるが「世間から忘れ去られたころに試合をするので、気持ちを引き締めたい。ただ、1年のブランクに不安はない。この間、フィジカルを鍛えてきたし、気持ちが落ちることはなかった」と待ち焦がれた防衛戦が決まり言葉に力を込めた。

 対戦相手のペレスは27勝16KO2敗1分の35歳。2003年以降負けがなく、21勝17KO1分無敗の内山は「ペレスはオリンピック(2000年シドニー大会)に出ているし、アマチュアの実績は自分より上。それなりに技術があると思う」と挑戦者に一定の評価を与えるが、負けが許される相手ではない。クラス最強を証明する団体間統一戦を成し遂げるまでは、勝ち続けるしかない、とその目が語っていた。

 河野はWBAから亀田興毅との対戦指令が出たものの、興毅が国内でライセンスを更新できず、この一戦はお流れに。すったもんだの末に決まった初防衛戦の相手は、同級5位ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)だ。

「(亀田戦の指令が出て)テンションが上がり、8月くらいに試合という話だったので、ビデオを毎日見てイメージしていた。海外で試合をするという話や、タイトルをはく奪されるという心配もあった。結局試合は流れて、この間はモチベーションが上がったり、下がったりを繰り返した。正直試合が決まってうれしい」

 いずれは興毅とやりたいかと問われ「そういう気持ちはない」と言い切った河野は、亀田の呪縛から解き放たれて、いまはヒメネス戦に集中している。

 20勝10KO8敗3分のヒメネスについては「1試合だけ見て、やりやすい相手ではないと思うけど、思い切り振ってくる選手なのでチャンスはある」と分析。最近KOが増えているチャンピオンは今回の試合も「KO? あるかもしれない」と自信を見せた。

 内山、河野の両チャンピオンに挟まれ、世界初挑戦チャンスをつかんだ田口は「昔から世界戦はあこがれの舞台なので、少し不思議な気持ちがする」と開口一番フレッシュな言葉を口にした。

 昨年日本タイトルを獲得し、初防衛戦で現WBC世界L・フライ級王者の井上尚弥(大橋)の挑戦を受けて、敗れはしたものの勇敢な戦いぶりで株が落ちることはなかった。今年7月に元IBFミニマム級王者フローレンテ・コンデス(フィリピン)にダウンを奪われながら判定勝ちし、今回のチャンスを手に入れた。

 田口が挑戦するWBA世界L・フライ級王者アルベルト・ロセル(ペルー)は同国初の世界王者。12年4月に暫定王座を獲得し、井岡一翔(井岡)のタイトル返上により正規王者に昇格した。32勝13KO8敗1無効試合のチャンピオンはキャリアで挑戦者を大きく上回るが、田口は「単調にならないように自分からアグレッシブに攻めていきたい」と持ち前の攻撃型ボクシングを前面に出してロセル攻略を成就させる意気込みだ。


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