バルデスが王座決定戦昇格の可能性、WBOフェザー級

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水道橋ボクシングバー『GLOVE』18日に閉店

  東京・水道橋のボクシングバー『GLOVE』が閉店することになった――。6月18日(土)...
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バルガスvsサリド視察の三浦隆司「寝られないかも!」

  前WBC世界S・フェザー級チャンピオンの三浦隆司(帝拳)が6月4日(日本時間5日)に米...
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Gツダの川口裕&真道ゴーがタイトル奪取に意欲

  来月タイトルに挑戦するグリーンツダジムの日本バンタム級1位、川口裕と元WBC女子世界フ...
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バルデスが王座決定戦昇格の可能性、WBOフェザー級
水道橋ボクシングバー『GLOVE』18日に閉店
バルガスvsサリド視察の三浦隆司「寝られないかも!」
Gツダの川口裕&真道ゴーがタイトル奪取に意欲

2016年6月1日水曜日

バルデスが王座決定戦昇格の可能性、WBOフェザー級

  トップランク社は31日(日本時間1日)、7月23日ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行うWBO・WBC世界S・ライト級統一戦のPPVアンダーカードの記者会見を開き、WBO世界S・ミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)、無敗のスター候補オスカル・バルデス(メキシコ)らが出席した。

 メインイベントはWBO世界S・ライト級王者テレンス・クロフォード(米)とWBC同級王者ビクトル・ポストル(ウクライナ)による統一戦。ラミレスは世界初挑戦の14位ドミニク・ブリッチ(ドイツ)とV1戦を行い、WBOフェザー級1位のバルデス(19勝17KO)はこちらも無敗の同2位マティアス・ルエダ(亜=26勝23KO)と対戦する。

 WBOフェザー級は王者のワシル・ロマチェンコが6月11日、WBO世界S・フェザー級王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)に挑戦する。トップランクのボブ・アラム氏によると、ロマチェンコが勝ち、フェザー級王座を返上すると、バルデスとルエダの一戦が王座決定戦になる可能性があるとのこと。また、勝敗にかかわらずロマチェンコがフェザー級にとどまれば、バルデスvsルエダは指名挑戦者決定戦として行われる模様。

 PPVファイトは24勝16KO無敗のホープ、ホセ・ベナビデス(米)とフランシスコ・サンタナ(米)のウェルター級戦でスタート。さらに前座ではミドル級世界ランカーのの村田諒太(帝拳)がジョージ・タドーニッパー(米)と対戦する。Photo/TopRank


2016年6月1日水曜日

水道橋ボクシングバー『GLOVE』18日に閉店

  東京・水道橋のボクシングバー『GLOVE』が閉店することになった――。6月18日(土)が最終営業日となる。

 GLOVEは元帝拳ジムのプロボクサー道端孝幸さん(43歳)が2007年8月にオープン。ボクシングの聖地後楽園ホールにほど近い土地柄もあって多くのボクシングファン、関係者が集う名物店となった。来店した数々の世界チャンピオンたちのサインを集めた壁面には、日本のみならずマルコ・アントニオ・バレラ、ノニト・ドネアはじめ海外の有名王者たちのものも。またビッグマッチ関連のグッズなども多く展示されていた。

 クローズにあたり道端さんは「これまで来店して下さる方のおかげで、楽しく営業することができました。本当にありがとうございます」と感謝を述べつつ、「最終日まで全力で頑張ります。ボクシングファンの皆様、ぜひご来店ください」と語っている。GLOVEの住所は、東京都千代田区三崎町2-21-11-B1F 電話03-3511-9766


2016年6月1日水曜日

バルガスvsサリド視察の三浦隆司「寝られないかも!」

  前WBC世界S・フェザー級チャンピオンの三浦隆司(帝拳)が6月4日(日本時間5日)に米国カーソンで挙行されるWBC同級タイトルマッチ、フランシスコ・バルガス(メキシコ)対オルランド・サリド(メキシコ)の一戦を現地で視察することになった。出発を前にした三浦は「次は自分が戦うんだという目線で見てきたい」と意欲に燃えている。

 スタブハブ・センターの屋外会場で行われる試合は、王者バルガスと元WBO王者サリドの両メキシカンが激突する好戦的なカード。仇敵のバルガスに勝ってもらって自らがリベンジする――これが三浦の理想とするストーリーだが、あらためて予想を尋ねると「打ち合いになるかと思いますが、接近戦もうまいバルガスが倒すのでは」と前チャンプ。

 三浦は今月7日にジミー・ボルボン(比)を初回ワンパンチKOで下し、昨年11月ラスベガスのバルガス戦からのカムバックに成功したばかり。ボルボン戦については「相手のレベルもありますが、今回は本当に『練習の成果を出そう』、それだけを考えてリングに上がりました。結果、調子はよかった」と収穫を語っている。

 試合後は1週間休息してすでに始動しており、王座奪回に向けて相変わらずの“トレーニング狂”ぶりだ。バルガス-サリド戦を生で観戦すれば大いにうずくにちがいない。「刺激になると思います。じっくりと見てきたい」という三浦は6月3日に日本を出発し、6日帰国の予定。「(試合を見た)その夜は寝られないかも」と笑顔で言っていた。


2016年5月31日火曜日

Gツダの川口裕&真道ゴーがタイトル奪取に意欲

  来月タイトルに挑戦するグリーンツダジムの日本バンタム級1位、川口裕と元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴーが31日、ジムで公開練習を行い、意気込みを語った。また、8月7日、エディオンアリーナ大阪第二競技場で開催されるジム主催興行でデビューする現役女子高校生ボクサーら期待の若手3選手も紹介された。

 川口は6月9日、後楽園ホールで日本バンタム級王者に返り咲いた益田健太郎(新日本木村)に挑戦する。OPBFバンタム級王座を山本隆寛(井岡)に明け渡した川口は日本タイトルに照準を合わせて、100ラウンド近くのスパーリングを積んできた。益田には2年前の王座決定戦で10回負傷判定で敗れている。益田はその後、大森将平(ウォズ)にタイトルを奪われたが、粘り強く王座に復帰、今回が初防衛戦だ。

 川口は「2年前とは違って経験を積み、大人になった。かっかしないで、冷静に戦いたい。益田選手の突進をうまくさばいて、パンチをまとめていきます」と語った。

 真道は6月13日、後楽園ホールで3階級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)が持つWBO世界女子バンタム級のベルトを狙う。8月で41歳になる藤岡は日本の女子ボクサーでは最強だが、真道も2階級制覇に燃え、男子選手と100ラウンドを超えるスパーリングで、調整は万全という。「藤岡選手はパワーがあり、バンバンくると思いますが、勝つことだけを考えて練習を重ねてきました。対策はできていますし、日本最強の称号をレジェンドから奪い取ります」と気合十分。

 8月7日の興行には本石会長が4年がかりで育てて世界を狙わせようとしている興国高―竜谷大出身のOPBFバンタム級8位、田中一樹が日本同級8位、坂本英生(フジタ)とS・バンタム級8回戦を戦う。5勝4KOと順調にキャリアを積んでいる田中にとって日本ランカー入りもかかる一戦。「ボクシングがうまい相手と警戒はしているが、来年中に日本かOPBFのタイトルを取るためには絶対に倒して勝ちます」と田中はKO宣言。また、8連勝、5連続KOで「浪速のターミネーター」として売り出し中の日本ウエルター級3位、矢田良太も登場する。

 さらに大阪府立門真西高2年生の小村楓香(18)が48キロ4回戦で長井香織(明石)とデビュー戦を戦う。小村は沖縄空手出身で中学2年からボクシングを始め、今年3月にプロテスト合格。高校2年生を2回留年している小村は「初めてのプロの試合で緊張していますが、2回でKO勝ちしたい」。本石会長は「2回も留年したら、学校をやめる子が多いと思うが、小村は女子高校生プロボクサーとしてがんばると言ってます。試合当日は制服で会場に来た女子高校生50人を無料で入場していただく」と女子高校生応援シート設置することを明らかにした。


2016年5月31日火曜日

DANGAN-B級トーナメント、MVPは児玉堅

 DANGAN-B級トーナメントが31日、後楽園ホールで行われ、3月の準決勝を勝ち上がった5階級10人が決勝を争った。大会最優秀選手にはバンタム級の児玉堅(竹原&畑山=写真)が選ばれた。児玉には腕時計が贈られた。試合の結果は以下の通り(試合はすべて5回戦)。

◇L・フライ級 塚田直之(セレス)[3-0(48-47×3)]金子智之(国際)
 スタートから互いによく手を出し、序盤は金子の右が効果的だった。塚田は3回に打ち合いに持ち込み、右を決めて金子をキャンバスへ。金子の後半の追い上げをしのいで塚田が勝利した。塚田は6勝2KO3敗3分。金子は8勝4KO7敗1分。

◇S・フライ級 米永章吾(宮田)[TKO5回15秒]山本大智(KTT)
   米永がプレスをかけ、フットワークを使う山本を下がらせる展開。劣勢の山本はワンツーを繰り出して反撃を試みたが、5回早々、米永の右カウンターを食らってダウン。ノーカウントでストップとなった。米永は8勝4KO3敗。山本は5勝3KO5敗1分。

◇バンタム級 児玉堅(竹原&畑山)[2-0(49-48、48-47、48-48)]中村誠康(TEAM10COUNT)
 強打の中村がスタートから攻め、児玉は足を使おうとした。2回に中村が右で児玉をグラつかせてラッシュ。これをしのいだ児玉が今度は中村にダメージを与えて会場をわかせた。激しい打撃戦が最後まで続き、コンビネーションのスピードで児玉がわずかに上回った印象。児玉は6勝1KO2敗1分。中村は6勝6KO3敗1分。

◇S・バンタム級 三浦仁(三迫)[負傷判定4回29秒3-0(39-36、40-36×2)]大久保康司(横浜さくら)
   運動量で上回る三浦が出入りのボクシングを機能させ、2回には右カウンターでダウンを奪った。しかし3回に偶然のバッティングで三浦が左目上部から出血し、試合は4回にストップ。三浦は8勝1KO1敗。大久保は5勝2敗2分。

◇ライト級 上村優(ドリーム)[2-0(48-47、48-46、47-47)]櫻井孝樹(SRS)
 スタートから互いに近い距離でボディを打ち合うファイター同士らしい立ち上がり。2回に上村が右を決めて櫻井からダウンを奪った。ここから打ち合いが続き、櫻井が追い上げたが、上村が何とか逃げ切った。上村は7勝3KO3敗1分。櫻井は7勝3KO6敗1分。


2016年5月31日火曜日

小原佳太と竹中良がロサンゼルス合宿に出発

■三迫ジム所属のIBF世界S・ライト級3位の小原佳太とOPBFフェザー級王者の竹中良が31日、トレーニング先のロサンゼルスに向け成田空港から出発。スパーリング中心の練習を約2週間積み14日に帰国する。IBFの指名挑戦権を持つ小原は今夏にも王者エドゥアルト・トロヤノスキー(ロシア)に挑戦する見込み。=写真提供:三迫ジム=

■元世界2階級制覇の長谷川穂積(真正)が6月26日、和歌山ビッグウエーブで開催される第22回「紀の国KOボクシング」にゲストとして参加する予定。メインイベントで長谷川の同門、日本バンタム級6位の菊地永太が深蔵和希(平和)と54.5キロ8回戦を行う。

■横浜光ジムが7月19日「ダイナマイトパンチ101」を開催。メインでは元日本ミドル級王者で現1位の胡朋宏(横浜光)が日本同級5位の秋山泰幸(ヨネクラ)とミドル級8回戦。セミでは日本S・バンタム級14位のベテラン臼井欽士郎(横浜光)が元アマ全日本王者の丸亀光(竹原&畑山)と対戦する。丸亀は3月のプロ初黒星からの再起戦。


2016年5月31日火曜日

ニエテスが階級アップ希望、どうなるL・フライ級戦線

ニエテスがV5(ボクシングニュース)  WBO世界L・フライ級で長期政権を築く王者ドニー・ニエテス(フィリピン=写真)がクラスを上げ、WBAスーパー&WBO世界フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に挑戦する可能性が出てきた。28日に9度目の防衛戦を終えたばかりのニエテスの動向を海外メディアが伝えている。

 ニエテスの次戦はV9戦が行われる前からほじられ、9月24日に米カーソンのスタブハブ・センターで指名挑戦者モイセス・フエンテス(メキシコ)と対戦するとされてきた。しかし、かねてフライ級転向を希望していたニエテスが、28日の試合後にエストラーダの名前を挙げてあらためて挑戦をアピール。ニエテスをプロモートするマイケル・アルテゲール氏も「ドニー(34歳)はいつまでも若くはいられない」とビッグマッチを用意する準備がある旨メディアに語っている。

 元WBOミニマム級王者の1位フエンテスはこれまでニエテスに2度挑戦して1敗1分。3度目の正直を実現させたい気持ちはあるだろうが、ニエテスが王座返上となれば王座決定戦に最優先で出場できるため、ニエテスをエストラーダに譲っても決して悪い話ではない。ちなみにエストラーダとフエンテスをプロモートするのは同じサンフェル・プロモーションだ。

 決定戦の出場権を得られるのは2位にランクされる前WBOフライ級チャンピオン田中恒成(畑中)も同じ。年内に世界2階級制覇を実現させたい田中にとってもニエテスがL・フライ級にとどまるのか、フライ級にクラスを上げるのか、大いに気になるところだ。


2016年5月31日火曜日

バルガスvsサリド、三浦隆司とロマチェンコが熱視線

 WBC世界S・フェザー級タイトルマッチが6月4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。昨年11月、三浦隆司(帝拳=写真左)との激闘で年間最高試合賞を受賞した王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)が元世界王者オルランド・サリド(メキシコ)を迎える初防衛戦に、2人のトップボクサーが熱い視線を注ぐ。

 その一人はもちろん前チャンピオンの三浦だ。昨年の試合は三浦のラスベガス進出第一戦で、米メディアの選ぶ年間最高試合賞を総ナメしたが、どんなに評価されても王座陥落の事実は重かった。三浦は5月7日、世界王者返り咲きを見据え、チューンアップファイトを済ませている。世界戦の相手はだれでも構わないとはいえ、バルガスにリベンジしてベルトを取り戻せれば最も理想的だ。心の中でライバルの勝利を願いながら、注目の一戦を見守ることになる。

 一方「サリドを応援する」と公言しているのが前WBO世界フェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=写真右)だ。五輪2大会連続金メダリストの鳴り物入りでプロデビューしたロマチェンコは2014年3月、プロ2戦目でWBO世界フェザー級王者だったサリドに挑戦して屈辱の敗北を喫した。

 6月11日ニューヨークでWBO世界S・フェザー級王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)に挑戦するロマチェンコは「私はサリドを応援する。彼が勝てば私がリベンジできるからだ。それが大きなモチベーションになっている」とコメント。互いに世界王者となり、リベンジマッチの舞台を統一戦にするのがウクライナ人の描く青写真だ。


2016年5月30日月曜日

最新日本ランキング、松山真虎ら6選手ランク入り

 JBC(日本ボクシングコミッション)は30日、都内でランキング会議を開き、最新5月度の日本ランキングを作成した。今月チャンピオンの座に変動があったのはウェルター級のみで、有川稔男(川島=写真)が新王者となり、一方敗れた前王者新藤寛之(宮田)は減量苦のためS・ウェルター級に転級した。

 新たにランキング入りしたのはフライ級で松山真虎(ワタナベ)と森崎正人(アポロ)、S・バンタム級相馬圭吾(三迫)、S・ライト級岡本和泰(奈良)、前田絃希(グリーンツダ)、S・ウェルター級大石豊(井岡弘樹)の面々。またL・フライ級の小野心(ワタナベ)がミニマム級にウェイトを下げた。

「日本タイトル保留選手リスト」へは、WBA世界S・フェザー級スーパー王座を失った内山高志(ワタナベ)が入った。また先ごろOPBFミニマム級暫定王座を奪取した加納陸(大成)も、早くも同王座を返上して「保留選手リスト」入り。加納は次戦でのWBO王座戦出場が決まっている。

 ほか、ランキング会では女子2冠チャンピオンの小関桃(青木)が昨年10月、宮尾綾香(大橋)を下して吸収したWBA・L・ミニマム級王座を5月2日付で返上したことも確認された。小関はWBCアトム級王座を16連続防衛中。


2016年5月30日月曜日

小原佳太が今夏世界挑戦に向けアメリカ合宿へ

■今夏にも世界初挑戦が期待されるIBF世界S・ライト級3位の小原佳太(三迫=写真左)があす31日、アメリカ合宿に出発。ロサンゼルスで約2週間にわたってスパーリング中心に腕を磨き、世界挑戦に備える。同ジムによると、王者エドゥアルト・トロヤノフスキー(ロシア)とは交渉は継続中とのこと。

■元日本S・バンタム級チャンピオンの大竹秀典(金子=写真右)が6月24日、後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシングvol.117」でパナマ・フェザー級2位のエルナン・コルテス(9勝2KO8敗3分)と対戦。大竹は2014年の世界挑戦失敗以降これが4戦目となる。

■28日名古屋国際会議場で行われた前WBO世界ミニマム級王者・田中恒成(畑中)とレネ・パティラノ(比)の世界ランカー対決が6月13日(月)22時10分からCS放送のTBSチャンネル2で放送される。2階級制覇を目指す田中の“世界前哨戦”。

■“モデルボクサーの”高野人母美(協栄)が6月6日、後楽園ホールの「第375回ガッツファイティング」で元世界王者の天海ツナミ(アルファ)とエキシビションマッチを行う。高野は当初、世界挑戦敗退からの再起戦を行う予定だったが、のちに撤回した突然の引退表明の責任をとる形で試合は中止となった。この日のメインはWBC女子世界ミニ・フライ級王者・黒木優子(YuKOフィットネス)のV4戦。


2016年5月30日月曜日

海外試合結果 ベリューがWBCクルーザー級王座獲得

■英リバプールで29日行われたWBC世界クルーザー級王座決定戦は、地元の6位トニー・ベリュー(英)が1位イルンガ・マカブ(コンゴ)に3回1分20秒TKO勝ちで新王者に。ベリューは初回にダウンを喫しながら、3回に倒し返して逆転勝ち。2度目の世界戦でベルトを巻いたベリューは27勝17KO2敗1分。マカブは19勝18KO2敗。前王者グレゴリー・ドロズド(ロシア)が左拳を負傷して3月に予定されていたマカブとの防衛戦をキャンセル。今回の決定戦にいたった。

■米テキサス州のリングでは28日、元IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(メキシコ)が登場。エリック・ボーン(エクアドル)に3-0判定勝ち。前WBA世界S・ライト級王者エイドリアン・ブローナー(米)との対戦をアピールした。ボーンはショーン・ポーター(米)、クリス・アルジェリ(米)、バスケスと3戦連続で元世界王者と拳を交えて3連敗。

■WBC世界ミニマム級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)は27日、母国リングでノンタイトル戦を行いエド・アンゴロ(インドネシア)に4回KO勝ち。ワンヘンは3月に大平剛(花形)を5回TKOで退け4度目の防衛に成功して以来の試合だった。戦績を42勝17KOに伸ばし無敗をキープ。また、日本でもお馴染みの元WBA世界S・フライ級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)は26日の試合でジュニア・バジャワ(インドネシア)に6回終了TKO勝ち。12年大みそかに河野公平(ワタナベ)にWBA王座を奪われて以降14連勝をマーク。


2016年5月29日日曜日

モズリーがアバネスヤンに判定負け、息子は勝利

  米アリゾナ州グレンデールで行われたWBAウェルター級暫定王座戦は、暫定王者(同級1位)デビッド・アバネスヤン(ロシア)が元3階級制覇王者のビッグネーム、挑戦者3位シェーン・モズリー(米)に3-0判定勝ち。スコアは117-110×2、114-113だった。

 アメリカvsロシアと銘打たれた一戦は、アバネスヤンが徐々にピッチを上げる展開。手数と有効打で上回るアバネスヤンに対し、44歳のモズリーは打開策が見つからず、10回には低打で減点1。ジャッジ1人が1ポイント差ながら、2人が6ポイント差でロシア人を支持した。

 昨年11月にモナコでチャーリー・ナバーロ(ベネズエラ)に勝って暫定王座を獲得したアバネスヤン(22勝11KO1敗1分)は暫定王座の初防衛に成功。6月25日にニューヨークで行われる正規王者キース・サーマン(米)vs挑戦者ショーン・ポーター(米)の勝者との対戦をWBAより義務付けられている。モズリーは49勝41KO10敗1分。

 アンダーカードにはモズリーの息子、シェーン・モズリーJr(米)がS・ミドル級6回戦に登場。ロバート・ヤングに2-0判定勝ち(58-56、59-55、57-57)で戦績を7勝5KO1敗とした。Photo/SUMIO YAMADA


2016年5月29日日曜日

バーンズ3階級制覇、WBA・S・ライト級王座決定戦

 英国のグラスゴーで28日(日本時間29日)行われたWBA世界S・ライト級王座決定戦は、元WBO世界S・フェザー級、同ライト級王者リッキー・バーンズ(英)がランク1位で元欧州王者のミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア)に8回1分57秒KO勝ち。エイドリアン・ブローナー(米)が体重超過のため失ったベルトを受け継いだ。

 バーンズが8000人の地元ファンの声援を背に受け、左ジャブを駆使してディ・ロッコの前進を食い止め、同時に後退させた。3回、連打をまとめた後、バーンズは右強打でダウンを奪う。そして8回、またも右を痛打して試合を終わらせた。

 14年のテレンス・クロフォード戦以来3勝3敗のバーンズだったが、この試合では世界レベルと欧州レベルの差を見せつけたとの評価を得ている。これで40勝14KO5敗1分。英国ではボブ・フィッツシモンズ、デューク・マッケンジーに次ぐ3階級制覇と報じられる。9年間負け知らずだったディ・ロッコは40勝18KO2敗1分。Photo/BoxingScene.com


2016年5月29日日曜日

最終戦で決着、日大が拓大を5-4でかわす

  アマチュアの第69回関東大学ボクシングリーグ戦は28日後楽園ホールで第2週を迎え、1部2部それぞれ3試合ずつが行われた。1部は開幕戦で白星発進した上位3校がいずれも2勝目を飾ったものの、内容は意外な展開も。3連覇を狙う日本大学は拓殖大学と大接戦を演じ、4-4で迎えた最終ミドル級で高倉(日大)が拓大期待の新人、梅村を2-1判定に破り、日大が勝利を決めた。

 同じく昨年2位の東京農業大学も、駒澤大学に5-4ときわどい勝利。東洋大学は法政大学を7-2の大差で退けた。

 2部リーグ3試合は1部とは好対照ですべてワンサイド。中央大学は明治大学に7-0、日本体育大学は専修大学に7-0、平成国際大学は慶応大学に7-0の勝ちだった。


2016年5月29日日曜日

ニエテスが5回終了TKO勝ち、WBO・LF級V9

  田口良一(ワタナベ=WBA)と八重樫東(大橋=IBF)が世界王者に君臨するL・フライ級で、28日フィリピンで挙行されたWBO世界タイトルマッチは、王者ドニー・ニエテス(比)が挑戦者ラウル・ガルシア(メキシコ)に5回終了TKO勝ち、9度目の防衛に成功した。

 ニエテスは初回から格の違いを見せつけ、3回にガルシアから2度のダウンを奪うと、その後も試合はワンサイド。元IBF、WBO世界ミニマム級王者のガルシアは6回開始のゴングに応じられれずTKO負けとなった。

 ニエテスは38勝22KO1敗4分。既にV10戦が9月24日、米カリフォルニア州のスタブハブ・センターにセットされていると報じられる。ニエテスが2011年に王座を奪ったラモン・ガルシア・イラレスの双子の兄ガルシアは弟の敵討ちならず。戦績は38勝23KO4敗1分。Photo/BoxingScene.com


2016年5月28日土曜日

田中恒成が公約通りの6回KO勝ち、2階級制覇に前進

 28日、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で行われた世界ランカー対決、50.0kg契約の10回戦は、前WBO世界ミニマム級チャンピオンで現在はL・フライ級でWBO2位、WBC12位にランクされる田中恒成(畑中)が、IBF同級10位レネ・パティラノ(比)を相手に年内2階級制覇へ向けた“世界前哨戦”を行い、6回2分23秒KO勝ちを収めた。

 また前座では前戦に敗れた中部のホープ2人が登場。田中裕士(畑中=日本バンタム級5位)と山口祥吾(唯心=日本S・ライト級13位)は明暗を分ける結果となった。

◇50.0kキロ10回戦
田中恒成(畑中)[KO6回2分23秒]レネ・パティラノ(比)
 恒成の世界前哨戦は前日の宣言通りノックアウトで幕を閉じた。立ち上がりは無駄に動かずドッシリとした構えの恒成。しかし放たれるパンチはどれも力強い。左、そして繋がれる右には重量感が感じられる。

 恒成の動きばかりに目を奪われるが、パティラノもよく前に出て手を出していた。5回以降、接近戦の場面が多くなってきたが恒成のヒットでパティラノは右目上をカット。6回には右の強打でパティラノを下がらせると、連打から最後も右を打ち落としてダウンを奪い、テンカウントを聞かせた。

 試合後のリングインタビューでは、L・フライ級2人の日本人王者の名前を出し、特にWBA王座を持つ田口良一(ワタナベ)に対戦を呼び掛けた。

◇54.8キロ8回戦
田中裕士(畑中)[TKO6回2分4秒]佐々木優太(ダッシュ東保)
 3月の日本王座決定戦で益田健太郎(新日本木村)に完敗。それから2ヶ月という短いインターバルで再起のリングに立った裕士は、セコンドの声もよく聞こえて落ち着いているように見えた。左を上下に打ち分け、特にボディジャブが力強く決まる。6回、独特の被せる様な右を決め、後退する佐々木をさらに攻めた。ここで佐々木の左顔面の腫れが酷くなり、ドクターチェックをへて、裕士の有効なヒットによるテクニカルノックアウトが宣せられた。

◇ライト級8回戦
前田絃希(グリーンツダ)[2-0(77-75、77-76、76-76]山口祥吾(唯心)
 山口は前戦で世界ランカーの近藤明広(一力)に敗れたものの善戦したが、同じく再起戦の前田に苦杯を喫する結果となった。山口は2回から圧力をかけ始め、対する前田はよく動いてペースを渡さなかった。5回以降、強引に左フックを振る山口だが、前田も引かずに応戦し、山口の左目の下が青く腫れあがる。セコンドからの「攻撃的アウトボクシング」の指示によく応えた前田がポイント差以上の完勝で、敵地での金星をつかみ取った。


2016年5月28日土曜日

高山樹延と岡田博喜が7.25ダブルタイトルマッチ

 OPBFウェルター級暫定王者の高山樹延(角海老宝石=写真左)と日本S・ライト級王者の岡田博喜(同=写真右)が7月25日、後楽園ホールの「角海老ボクシング」でダブルタイトルマッチを行うことが決まった。

 高山(24勝8KO1敗)は昨年、6度防衛した日本王座を返上してOPBFにステップアップ。2月の暫定王座決定戦でジョエル・デラクルーズ(比)に6回KO勝ちして暫定王座を獲得した。今回は正規王者ジャック・ブルベイカー(オーストラリア=10勝5KO1敗1分)との対戦が実現。高山は初来日の豪人を倒し、暫定の肩書きを外すつもりだ。

 2014年3月に王座を獲得し、ここまで12勝10KO無敗の岡田は5位の青木クリスチャーノ(駿河)を迎えて5度目の防衛戦を行う。現在3連続防衛中の岡田は世界ランキングもWBO同級7位にランクされており、力の差を見せつけたい一戦だ。

 タイトル初挑戦の青木はここまで11勝7KO4敗2分と苦労しながらキャリアを進めてきた。直近4月の試合でOPBFランカーの高見良祐(鴻巣茂野)にTKO勝ちしており、勢いに乗って岡田の牙城に挑む。  アンダーカードでは、角海老ジムのランカー選手、日本ミドル級2位の福本祥馬が元日本ランカーの和田直樹(花形)と、日本フェザー級9位の緒方勇希が荒木貴裕(極東)と対戦が決まっている。


2016年5月28日土曜日

バーンズvsディ・ロッコ、あすWBA・SL級王座決定戦

■英国グラスゴーで28日(日本時間29日)行われるWBA世界S・ライト級王座決定戦の前日計量は、世界3階級制覇を目指す現WBA7位リッキー・バーンズ(英)が139.125ポンド(63.10キロ)、1位ミケーレ・ディ・ロッコ(イタリア)が139.25ポンド(63.16キロ)でリミットの140ポンドをクリア。決定戦は前王者エイドリアン・ブローナー(米)が計量失格で王座をはく奪されたことによるもの。

■28日(日本時間29日)米アリゾナ州ではWBAウェルター級暫定タイトル戦。前日計量は同級1位(暫定王者)のデビッド・アバネスヤン(ロシア)が146.7ポンド(66.54キロ)、44歳の元世界3階級王者シェーン・モズリー(米=3位)が146ポンド(66.22キロ)で明日の試合に進んだ。WBAはこの試合の勝者と、6月25日にニューヨークで行われる正規王者キース・サーマン(米)vs元IBF王者ショーン・ポーター(米)の勝者と対戦を義務付けている。

■フィリピンでは今日28日、WBO世界L・フライ級で長期政権を築くドニー・ニエテス(比)が6位ラウル・ガルシア(メキシコ)と9度目の防衛戦。両者ともリミットの108ポンドで前日計量を無事クリアしている。


2016年5月27日金曜日

あす世界ランカー対決の田中恒成「KOしか狙わない」

  あす名古屋国際会議場で行われる「ソウルファイティング」の計量が27日、名古屋市内のホテルで行われ、メインに出場する田中恒成(畑中)と対戦相手のレネ・パティラノ(比)ともに合格。試合は50.0キロ(フライ級)契約10回戦で、田中はリミットちょうど、パティラノは49.1キロだった。

 田中は4月に減量苦でWBOミニマム級王座を返上し、7戦目の今回から階級をアップ。L・フライ級で年内の2階級制覇をファンに約束している。最新のランキングでWBO2位、WBC12位につけた田中に対し、相手のパティラノはIBF10位。L・フライ級の世界ランカー対決に勝利して王座挑戦を猛アピールするつもりだ。

 計量をパスした田中は「減量は順調でした」というからまずは第一関門を無事クリアといったところ。調子もいいそうで「あすはKOしか狙いません」と豪語した。15勝7KO1敗2分の好レコードを持つパティラノとどんな試合を見せてくれるか、楽しみだ。試合の模様はCBCで16時30分から生中継される(名古屋地区)。


2016年5月27日金曜日

ワールドSジムにIBF女子最優秀プロモーション賞

  中国・北京で開催中の第33回IBF年次総会で、ワールドスポーツジム(齊田竜也会長)が女子興行の最優秀プロモーションに選ばれた。また同ジム所属のIBF女子L・フライ級チャンピオン柴田直子も女子の最多防衛王者として表彰を受けた。

 ワールドスポーツジムは柴田を擁し、コンスタントに防衛戦を開催。昨年も2月そして11月に後楽園ホールで世界タイトルマッチを挙行している。柴田はここまで4度の防衛に成功しており、今年になってからは4月にノンタイトル戦に快勝している。

 北京のIBF総会には齊田会長が出席し、ダリル・ピープルズIBF会長から表彰をうけた。チャンピオン柴田本人は出席していないが、記念の「IBFチャンピオン・リング」が齊田会長に手渡された。なお柴田は2014年に女子MVP賞を獲得している。


2016年5月27日金曜日

ブーテも薬物違反、世界戦後の検査で陽性反応

  4月30日に米ワシントンD.C.でWBC世界S・ミドル級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)に挑戦してドローに終わった元世界王者ルシアン・ブーテ(ルーマニア=カナダ)が試合後の薬物検査で陽性反応─。WBCが26日明らかにした。

 陽性反応が出たのは世界アンチドーピング機構が2008年に禁止薬物に指定したオスタリンという物質。スタミナや体力の回復に効果があるとされる。ブーテは「私はいかなる違反薬物も使用していない」と身の潔白を主張。B検体による再検査を求めている。

 WBCは今後の状況を見た上で対応をする方針。再検査でも“クロ”となれば、ジャック戦は無効試合となり、ブーテにサスペンド処分が科せられる可能性が高い。

 今年に入り、WBA世界ヘビー級王座を獲得したルーカス・ブラウン(豪)、WBCヘビー級王座に挑戦する予定だったアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が薬物検査で陽性反応。ブラウンは試合が無効となり、ポベトキンは世界挑戦が中止に近いとも言える“延期”となった。

 WBC世界S・フェザー級王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)も同じく陽性反応が出たが、通常の食事で摂取したものの中に少量の違反物質が含まれており、カリフォルニア州のコミッションは悪質性はないと判断。同州カーソンで6月4日に行われるオルランド・サリド(メキシコ)との防衛戦は予定通り行われる。Photo/SUMIO YAMADA


2016年5月26日木曜日

東日本新人王予選、チャンピオンカーニバル表彰式

  第73回東日本新人王予選が26日、後楽園ホールで行われた。2試合が中止となり、6階級9試合で勝利した選手が次戦への進出を決めた。

 またこの日は、2015年チャンピオンカーニバルの表彰式が行われ、最優秀選手賞に選ばれたミドル級の西田光(川崎新田)、技能賞のL・フライ級・拳四朗(BMB)、敢闘賞のライト級・荒川仁人(ワタナベ)、殊勲賞のウェルター級・有川稔男(川島)が出席した。東日本協会の月間賞の表彰も同時に行われた。4月の月間MVPは有川、日本S・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)が敢闘賞だった。

 MVPの西田は「次の防衛戦にしっかり勝って来年のチャンピオンカーニバルもチャンピオンとして出場したい」とあいさつした。西田は6月7日、後楽園ホールで指名挑戦者ドゥワイト・リッチー(豪)とOPBF王座の初防衛戦を行うことが決まっている。

◇東日本新人王26日結果(試合はすべて4回戦)
フライ級 村松崇(協栄山神)[3-0(39-37、40-37×2)]金田賢(宇都宮)
フライ級 川崎元(京浜川崎)[3-0(40-36×3)]林周(レパード玉熊)
S・フライ級 小野力也(E&Jカシアス)[3-0(39-37、40-37×2)]堤アキラ(帝拳)
S・バンタム級 山崎真儀(協栄)[3-0(40-37、40-36×2)]熊谷聖也(新日本仙台)
S・バンタム級 林大誠(白井・具志堅S)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]山本大剛(大橋)
※優勢点により林が次戦に進出

S・フェザー級 栗田祐之(KG大和)[TKO1回2分55秒]須賀原直雄(REBOOT)
ライト級 石井龍輝(船橋ドラゴン)[3-0(40-36×3)]木村崇志(帝拳)
S・ライト級 渡辺大地(金子)[3-0(38-36×2、39-35)]岩舘陵(船橋ドラゴン)
S・ライト級 小林孝彦(TEAM10COUNT)[TKO1回2分7秒]佐藤賢治(熊谷コサカ)

S・フライ級 沼澤拓也(ファイティング原田)[中止]伊藤真也(ワタナベ)=棄権
S・ライト級 亀山磊輝(協栄)[中止]為田真生(輪島功一S)=棄権
※規定により、沼澤と亀山は次戦進出。


2016年5月26日木曜日

拳四朗が大内淳雅とV2戦、8.7エディオンアリーナ

 デビューから7連勝のホープ、日本L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB=写真)が8月7日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)で同級7位の大内淳雅(姫路木下)を迎えて2度目の防衛戦を行うことになった。拳四朗が26日、後楽園ホールで開かれたチャンピオンカーニバルの表彰式で明らかにした。

 アマで国体王者などの実績を持つ拳四朗は昨年12月、プロ6戦目で日本王座を獲得。4月の初防衛戦で角谷淳志(金沢)に初回KOで快勝し、チャンピオンカーニバルの技能賞を獲得した。元日本ミドル級&OPBF・L・ヘビー級王者の寺地永会長を父に持ち、世界タイトル獲得を目指す24歳の拳四朗(7勝4KO無敗)は「しっかり勝って世界につなげたい」とファンの前で宣言した。

 挑戦者の大内は20勝6KO8敗3分とキャリア豊富なベテラン。日本タイトルは2012年、当時のベルトホルダー黒田雅之(川崎新田)に挑戦し、引き分けに終わって王座奪取はならなかった。4年ぶりの挑戦で悲願の日本タイトル獲得を目指す。

 また、現在OPBFランキングで拳四朗が1位、大内が2位にランクされ、王者のジョナサン・タコニング(比)は世界挑戦する方向で動いている。こうした事情により、拳四朗と大内の試合がOPBF・L・フライ級の王座決定戦を兼ねる可能性もあるという。


2016年5月26日木曜日

ワイルダー選択試合許可、モンティエル現役続行

■WBCはヘビー級指名挑戦者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)の薬物違反発覚により、21日にロシアで予定していた指名試合が“延期”となった王者デオンタイ・ワイルダー(米=写真左)に対し、次戦で選択試合を行うことを認める決定を下した。ポベトキン戦はとりあえず延期ということになっているが、ワイルダーはこの件についての早期決着を希望している。WBCはポベトキンの再検査の行方を見守り、最終的な結論を下す見込み。

■WBCのマウリシオ・スライマン会長が、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)の王座返上で正規王者に昇格したWBA・IBF・WBC世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)について「指名挑戦者を決めるトーナメントを開催してはどうか。この件についてWBAとIBFと話し合いたい」と発言。ミドル級をめぐる情勢が落ち着くまでに時間がかかりそうだ。

■4月30日に新鋭ホルヘ・ララ(メキシコ)に敗れた元3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ=写真右)が現役続行を表明。ESPNデポルテスのインタビューに答えた。36歳のモンティエルは昨年10月、IBF世界フェザー級王者リー・セルビー(英)に敗れ、ララにはいいところなく初回KO負け。現役続行は厳しいとの見方が強まっているが、本人は「時間をかけてゆっくり再起する」。年内の再起を目指す。


2016年5月26日木曜日

アムナット王座陥落、カシメロが4回KO勝ち

  中国・北京で行われたIBF世界フライ級タイトルマッチは、元IBF世界L・フライ級王者で指名挑戦者のジョンリル・カシメロ(フィリピン)が王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に4回2分10秒KO勝ち、新チャンピオンに輝いた。アムナットは6度目の防衛に失敗。

 試合は序盤、アムナットがペースをつかみかけたかに見えたが、4回にカシメロの強打が爆発。左フックを効かせて最初のダウンを奪うと、立ち上がった王者をさらに攻め、最後はレバーに左を叩き込んでフィニッシュした。昨年6月、アムナットのダーティーファイトに屈したカシメロは因縁の再戦を制しての2階級制覇達成。戦績は22勝14KO3敗。

 2014年1月に王座に就いたアムナットは初防衛戦で井岡一翔(井岡=現WBA同級正規チャンピオン)の3階級制覇を阻み、V3戦では五輪2大会連続金メダリスト、中国期待のゾウ・シミンの夢を打ち砕くなど曲者王者として存在感を示してきたが、ついに王座陥落。戦績は17勝5KO1敗。

 同じリングで行われたIBFミニマム級挑戦者決定戦は、5位ホセ・ヒメネス(コロンビア)が元WBC同級王者でIBF3位の熊朝忠(中)に12回判定勝ち。スコアは114-113×2でヒメネス、残りが116-111で熊だった。王者は高山勝成(仲里)からベルトを奪ったホセ・アルグメド(メキシコ)。Photo/SUMIO YAMADA


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