ベルトランが薬物検査で陽性、粟生戦は無効試合に?

 米国サイト、ボクシングシーン・ドットコムは29日(日本時間30日)、今月1日ラスベガスで粟生隆寛(...
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19歳の田中恒成、プロ5戦目で世界王者に

 WBO世界ミニマム級王座決定戦が30日、愛知・パークアリーナ小牧で行われ、同級2位の田中恒成(畑中...
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カーンがアルジェリに判定勝ち、メイ戦に名乗り

 29日(日本時間30日)米ニューヨークのバークレイズ・センターで行われたウェルター級12回戦は、ア...
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メンドサvsメリンド、あすIBF・L・フライ級戦

 明日30日(日本時間31日)メキシコ・バハカリフォルニア州エンセナダで開始ゴングを聞くIBF世界L...
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2015年5月30日土曜日

ベルトランが薬物検査で陽性、粟生戦は無効試合に?

 米国サイト、ボクシングシーン・ドットコムは29日(日本時間30日)、今月1日ラスベガスで粟生隆寛(帝拳)に2回TKO勝ちしたライト級ランカー、ライムンド・ベルトラン(メキシコ)が試合後ネバダ州コミッションが実施した薬物検査で陽性反応が検出されたと伝えた。ベルトランは試合前日の計量で体重オーバー。試合はWBO世界ライト級王座決定戦として行われ、ベルトランは勝ってもタイトル獲得の権利を失っていた。

 具体的にベルトランからどんな違反薬物が見つかったかはまだ発表されていない。この報道が真実なら、粟生戦はノーコンテスト(無効試合)に変更される見込み。ベルトランは6月27日予定されるティモシー・ブラッドリー(米)vsジェシー・バルガス(米)のリングで元王者ウンベルト・ソト(メキシコ)との一戦が組まれているが、今回の件でソトは別の相手と対戦することになりそうだ。Photo/SUMIO YAMADA


2015年5月30日土曜日

19歳の田中恒成、プロ5戦目で世界王者に

 WBO世界ミニマム級王座決定戦が30日、愛知・パークアリーナ小牧で行われ、同級2位の田中恒成(畑中)は同1位フリアン・イェドラス(メキシコ)に3-0判定勝ち。プロ5戦目で世界タイトル獲得は、井上尚弥(大橋)が昨年打ち立てたプロ6戦目を上回る世界タイトル獲得の日本最速記録となった。スコアは115-113、117-111×2。

 田中のスピードが初回から機能した。鋭いジャブから右ストレート、左フックにつなげ、距離を取りながら積極的に手数を出していった。イェドラスはガードをしっかり固め、ジリジリと前に出るスタイル。ラウンド中盤に右ロスを決め、田中も右アッパーでお返しした。

 2回には田中が右ストレートでイェドラスのガードの間を打ち抜き、イェドラスは脚をばたつかせながらロープに後退。ここはメキシカンがしのいだが、田中は3回にアッパーと左ボディブロー、5回に左ボディ攻撃でイェドラスを追い込む。前半は完全に田中ペースで試合が進んだ。

 ところがイェドラスが6回に反撃すると、雲行きが怪しくなる。メキシカンが左右のしつこいボディ攻撃から、顔面への連打につなぐと、田中はこれを被弾。7回に田中は再び足を使って立て直しを図るが、タフなイェドラスはグイグイと前に出て田中に襲い掛かり、試合の行方がわからなくなった。

 しかし田中はここから崩れなかった。8回以降、イェドラスは攻勢をアピールし続けたが、田中も要所でコンビネーションをまとめ、試合の流れをあけわたすことがない。タフなイェドラスは最後までプレスをかけてくるので気を抜けなかったが、田中は足を使ったり、巧みに打ち合ってボディを効かせたり、有効打で上回った印象。ピンチはあったものの、文句なしの判定でタイトルを手にした。19歳の田中は5勝2KO無敗。27歳のイェドラスは24勝13KO2敗となった。

◇バンタム級8回戦
田中裕士(畑中)[2-0(77-74×2、76-76)]松山真虎(ワタナベ)

◇58.0キロ8回戦
林翔太(畑中)[2-0(77-76、77-75、77-77)]太田垣泰幸(VADY)


2015年5月30日土曜日

カーンがアルジェリに判定勝ち、メイ戦に名乗り

 29日(日本時間30日)米ニューヨークのバークレイズ・センターで行われたウェルター級12回戦は、アミール・カーン(英)がクリス・アルジェリ(米)に3-0判定勝ち。9月にラストマッチを公言しているフロイド・メイウェザー(米)の対戦相手に名乗りを上げた。

 元世界S・ライト級王者同士の一戦は、体格で勝るアルジェリが、スピードで上回るカーンを追いかける展開となった。カーンは動きながらジャブで距離を取り、軽打ながら要所でコンビネーションを決めてポイントを稼いだ。アルジェリは初回に右をかぶせてカーンをたじろがせるなど、時折右をヒットさせるるが、カーンをつかまえられずミスブローが目立った。

 カーンは10回にアッパーや左ボディブローを決めるなど終盤に攻勢をアピール。アルジェリはカーンにうまくいなされ、終盤はややスタミナ切れ。最後までエキサイティングなシーンはなかったものの、スコアは115-113、117-111×2で、カーンが無難に勝利を収めた印象。リング上でカーンは「アミール・カーンはフロイド・メイウェザーと戦いたい。次の試合だ。私はWBCのナンバーワン(指名)挑戦者だ」とあらためてメイウェザー戦をアピールした。

 セミで行われたWBA世界S・フェザー級王座決定戦はハビエル・フォルトゥーナ(ドミニカ共和国)が元暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)に3-0判定勝ち。スコアは117-111×2、116-112。決定戦の開催は内山高志(ワタナベ)のスーパー王者昇格によるもの。


2015年5月30日土曜日

メンドサvsメリンド、あすIBF・L・フライ級戦

 明日30日(日本時間31日)メキシコ・バハカリフォルニア州エンセナダで開始ゴングを聞くIBF世界L・フライ級タイトルマッチの計量が29日行われ、王者ハビエル“コブラ”メンドサ(メキシコ)、挑戦者1位ミラン・メリンド(フィリピン)とも107.2ポンド(48.62キロ)を計測。リミット108ポンドをクリアした。

 初防衛戦が指名試合となるメンドサ(23勝19KO2敗1分)は難敵相手にノックアウトを予告。チャンピオンに就いたことが幸運でなかったことを証明したいと意気込んでいる。対するメリンド(32勝12KO1敗)は統一フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に挑んだ一戦が唯一の黒星。メンドサの強打とアグレッシブさを警戒しながらも、スキルとスピードの勝負に持ち込みたいと抱負を口にする。

 オフィシャル陣はすべて米国人。レフェリーはジェラルド・ホワイト、ジャッジはクリストファー・ウィルソン、ウィリアム・ラーチ、リカルド・オカシオ。スーパーバイザーはアーロン・カイザー。Photo/Zanfer Promotion


2015年5月30日土曜日

リナレスあすロンドンで初防衛戦、賭け率はイーブン

 明日30日(日本時間31日)ロンドンのO2アリーナで挙行される複数世界タイトルマッチの計量が29日行われ、初防衛戦に臨むWBC世界ライト級王者ホルへ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)は1回目、リミット1/4ポンド超の135ポンド1/4を計測したが、約10分後、再度ハカリに乗り、134.1ポンド(60.83キロ)で無事クリアした。相手の挑戦者1位ケビン・ミッチェル(英国)は134ポンド1/4(60.89キロ)だった。

 計量は名リングアナ、マイケル・バッファーの進行で行われ、先にハカリに乗ったミッチェルがパスすると、ファンは大歓声。リナレスが最初オーバーすると、ざわめきが起こった。前日の時点でオフィシャル陣は発表されていない。米国のブックメーカーが出す賭け率は29日現在ほぼイーブンとなっている。

 メインで行われるIBF世界ウェルター級タイトルマッチは、王者ケル・ブルック(英国)が146ポンド1/4(66.34キロ)、挑戦者フランキー・ギャビン(英国)は146ポンド3/4(66.56キロ)でリミット147ポンドをクリア。賭け率は13-1と大きくブルック有利と出ている。

 またIBF世界フェザー級タイトルマッチは王者エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)がリミットの126ポンド(57.15キロ)、挑戦者1位リー・セルビー(英国)が125ポンド1/4(56.81キロ)。賭け率は8-3でセルビー有利。一方ロンドン五輪金メダリストのヘビー級アンソニー・ジョシュア(英国)は248ポンド(112.49キロ)、相手のケビン・ジョンソン(米)は225ポンド(102.06キロ)だった。Photos/BoxingScene.com


2015年5月29日金曜日

大竹秀典が再起戦に勝利、金子ジム創立50周年試合

 前日本S・バンタム級王者で現WBA同級12位の大竹秀典(金子)が29日、東京・後楽園ホール「ゴールデンチャイルドボクシングvol.114」のメインに登場。56.0キロ契約8回戦でピサヌテープ・ギャットチャイヨン(タイ)に3回1分30秒KO勝ちした。この日の興行は1965年4月に設立された金子ジムの50周年記念試合として開催された。

 大竹は昨年11月、英リバプールでWBA同級正規王者スコット・クイッグ(英)に敗れてからの再起戦。手数を出してくる小柄なピサヌテープに対し、大竹はブロッキング冷静に対処するが、初回に鼻から出血。しかし地力の差は明らかで、2回にボディでダウンを奪うと、3回にボディブロー、右で2度のダウンを追加し、最後は連打でフィニッシュした。

 戦績を23勝10KO2敗3分とした大竹は「S・バンタム級は強いチャンピオンが多いが、精いっぱい努力してたどり着きたい」と世界再挑戦をアピールした。ピサヌテープは14勝7KO17敗1分。なお、金子ジムはこれまでに世界王者1人、OPBF王者4人を輩出。大竹はジム9人目の日本王者。

◇フライ級8回戦
大保龍斗(横浜さくら)[3-0(78-76×2、78-75)]藤井貴博(金子)
 スタートから積極的に仕掛けた2013年全日本フライ級新人王の大保に対し、初回はサウスポー藤井の左カウンターが有効。しかし大保のプレスが強く、試合は2回から打撃戦に突入した。大保が右を打ち込んで好機を作れば、藤井が左をヒットさせて反撃に転じるなど、試合は一進一退。大保は5回に右ストレートで、7回にボディ攻撃で藤井の動きを一瞬止めたのが印象的だった。大保は7勝2kO2敗1分。藤井は7勝2KO4敗1分。

◇54.5キロ8回戦
上岡泰(元気)[TKO1回1分31秒]岡本ナオヤ(東拳)
 サウスポーの上岡はスタートから前に出てくる岡本に右を合わせた。右フックを効かせて岡本がグラつくと連打を見舞い、最後は左ストレートで豪快に岡本をキャンバスに送った。主審はノーカウントでストップ。上岡は9勝5KO3敗2分。岡本は8勝4KO5敗。


2015年5月29日金曜日

シーサケットが挑戦権、フランプトンはヘイモン傘下

■28日タイで行われたWBC・S・フライ級挑戦者決定戦で、1位シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が2位ホセ・サルガド(メキシコ)に4回TKO勝ち。王者カルロス・クアドラス(メキシコ)との再戦へ生き残った。シーサケット(34勝31KO4敗1分)は昨年5月にクアドラスに王座を明け渡したあと7連勝(6KO)と好調だ。

■IBF世界S・バンタム級王者カール・フランプトン(英)が米国の代理人アル・ヘイモンと契約した。今後米国での防衛戦、統一戦を視野に入れる。WBA&WBO統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)も候補に。マネジャーは元王者バリー・マクギガンが引き続き務める。

■アル・ヘイモン率いるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のシリーズで挙行されるエイドリアン・ブローナーvsショーン・ポーターの元ウェルター級王者対決のリング(6月20日ラスベガスMGMグランド)で、BJ・フローレス(米)vsベイブ・シュメノフ(カザフスタン)によるWBAクルーザー級暫定王者決定戦が組まれた。正規王者はデニス・レベデフ(ロシア)。

■PBCは翌日6月21日にもMGMグランドで興行を開催。メインカードはランセス・バルテレミー(キューバ)vsアントニオ・デマルコ(メキシコ)の元王者対決。同じくサミー・バスケス(米)vsウェール・オモトソ(豪州)のウェルター級サバイバル戦が予定される。


2015年5月29日金曜日

あすカーンvsアルジェリ、WBA・S・フェザー級戦も

 29日(日本時間30日)米ニューヨークのバークレイズセンターで挙行される元世界王者同士の注目カードの計量が28日現地で行われ、アミール・カーン(英)が146.4ポンド(66.40キロ)、クリス・アルジェリ(米)が146.2(66.31キロ)ポンドを計測した。

 試合はWBCシルバー・ウェルター級タイトルがかけられる。フロイド・メイウェザー(米)が9月12日の試合を最後に引退すると公言しており、この試合の勝者がメイウェザーの最後の相手の有力候補になるのではないかと注目を集めている。

 カーン(30勝19KO3敗)は11年から12年にかけてラモント・ピーターソン(米)、ダニー・ガルシア(米)に連敗して以降は4連勝。アルジェリ(20勝8KO1敗)は昨年11月マカオでマニー・パッキャオ(フィリピン)に敗れて以来のリングとなる。

 同じリングではブライアン・バスケス(コスタリカ)とハビエル・フォルトゥーナ(ドミニカ共和国)がWBA世界S・フェザー級正規王座決定戦を行う。同王座は内山高志(ワタナベ)のスーパー王者昇格に伴い“空位”となっている。Photo/BoxingScene.com


2015年5月29日金曜日

田中恒成、イェドラスあす対決 WBOミニマム級戦

 あす30日、愛知・パークアリーナ小牧でゴングとなるWBO世界ミニマム級王座決定戦の計量が29日、名古屋市内のCBC放送で行われ、同級1位フリアン・イェドラス(メキシコ)と同2位田中恒成(畑中)ともにアンダーの47.5キロで一発合格。あとは明日のゴングを待つばかりだ。
 
 
 計量に先立つ会見では、互いに万全の仕上がりを強調した。プロ5戦目で初の世界タイトルマッチに臨む田中は「やるべきことをすべてやりました。試合に向けての気持ちもできています。最高の試合をしたい」と前を力強く見た。対するイェドラスも「体重、メンタル面がいい」と語ったとおり、懸念されたウェイト調整をきっちりとこなしたようだ。
 
 また勝利のキーを問われた両選手は「気持ちの面でもどれだけ自分を貫けるか、これに尽きると思います」(田中)、「自分の持っているものを出すことだ。あとは頭を使うことだ」(イェドラス)ときっぱり。ともに静かに闘志を燃やしていた。
 

2015年5月29日金曜日

メキシコ興行に黒田雅之が参戦

 6月5日メキシコシティでゴングとなる「ボクシング・ルネサンス6」の記者会見が28日、同地ポランコの日本大使館・別館で行われ、元日本L・フライ級王者で現日本フライ級4位の黒田雅之(川崎新田)、対戦相手のマリオ・アンドラーデ(メキシコ)、日系人の加藤ヨキオの3選手が出席した。司会は大使館の太田代身生・一等書記官が務めた。

 WBC21位にランクされるアンドラーデ陣営は、フライ級としては長身(167センチ)の部類に入る黒田の体格とパンチ力を警戒している様子。海外で初試合となる黒田だが、2度目の世界挑戦に近づくためにアウェーであっても負けられない一戦となる。

 ボクシング・ルネサンスはメキシコでプロモーター兼トレーナーとして活躍する古川久俊氏の主催興行で今回が6回目。試合当日は在メキシコ日本大使館の山田彰大使が観戦に訪れる予定。


2015年5月28日木曜日

JPBAがネパール大使に義援金、河野公平は福祉に一役

■日本プロボクシング協会の大橋秀行会長、新田渉世事務局長、フラッシュ赤羽ジムの川島勝会長らが28日、都内のネパール大使館を訪れ、マダン・クマール・バッタライ大使に義援金100万円を贈った。ネパールでは4月25日に大地震が発生し、死者が8000人を超えたほか、歴史的建造物が倒壊するなど大きな被害が出ている。大橋会長は「東日本大震災のときは世界中の人たちに日本は助けてもらった。困ったときには助けあうのが当然。今回の義援金で支援の輪が広がってほしい」とあいさつした。

 バッタライ大使が深く感謝の意を表したあと、参加者たちの話題はボクシングに。大使がネパールで人気スポーツはサッカー、クリケットで、ボクシングとキックボクシングがその次に人気があると説明すると、大橋会長はかつてヨネクラジムに所属したネパール人ボクサー、プラカシクルーンの話を披露。大使も「名前は知っている」と盛り上がり、JPBAからの「世界タイトルマッチに招待したい」との申し出に「ぜひ観戦したい」と笑顔で応じた。

■ワタナベジムの後援会を務める株式会社大貴は28日、埼玉新聞社会福祉事業団が企画運営する福祉事業「さいたま希望の翼」に、WBA世界S・フライ級チャンピオン河野公平(ワタナベ)を通じて金一封を寄贈。「希望の翼」は身体の不自由な人に快適な海外旅行を提供する事業。


2015年5月28日木曜日

大森将平&徳永幸大、9.16京都ダブル日本タイトル戦

 京都のウォズジムの2王者、大森将平と徳永幸大が、9月16日に地元の島津アリーナ京都でそろって日本タイトル初防衛戦のリングに立つことが決まった。

 4月13日に益田健太郎(新日本木村)を3回TKOに下してバンタム級王座を奪取した大森は、同級6位の向井寛史(六島)を迎える。サウスポー同士の試合となるが、大森と向井には南京都(現京都廣学館)高校ボクシング部の後輩・先輩という共通点もある。

 2009年にプロデビューした向井はここまで11勝1KO3敗2分の戦績。スピードに秀でたサウスポーで、世界2度を含めた計3度のタイトル挑戦には成功していない。大森に勝って先輩の意地を見せられるか。大森の戦績は14勝9KO無敗。

 また4月30日の決定戦で杉崎由夜(角海老宝石)を8回TKOで破り、ライト級新王者となった徳永はルールにより今回は指名挑戦者との防衛戦。こちらは最新の日本ランキングで1位に上がった鈴木悠平(真正)と対戦する。

 鈴木は元全日本新人王。13、14年と連続してチャンピオン・カーニバルで当時の王者加藤善孝(角海老宝石)に挑んだが、いずれも敗れた。徳永戦で「3度目の正直」を狙う。徳永の戦績は15勝10KO2敗、鈴木は16勝12KO4敗。


2015年5月28日木曜日

メンドサvsメリンド IBF・L・フライ級指名戦

 IBF世界L・フライ級王者ハビエル“ラ・コブラ”メンドサ(メキシコ)vs挑戦者1位ミラン・メリンド(フィリピン)のタイトル戦が今週土曜日30日(日本時間31日)メキシコ・バハカリフォルニア州エンセナダで行われる。両者は明日、現地入りする予定。記者会見を前に主催のサンフェル・プロモーションが2人の近況、コメントを伝えた。

メンドサvsメリンド、IBFライトフライ級戦(ボクシングニュース)

 メンドサ(23勝19KO2敗1分)は1月に防衛戦を予定したがノンタイトル戦となり(マウリシオ・フエンテスに2回TKO勝ち)今回が初防衛戦。試合に備え、メキシコシティの高地キャンプ地オトミ・センターで2ヵ月トレーニングを積み、体調は万全。「挑戦者は経験、パワー、スピードにスキルがあって手ごわい。でも十分に相手を学習したので自信がある。すべてのフィリピン人選手は勇敢だけど、こちらも全力を傾けてタイトルを防衛する」

 メリンド(32勝12KO1敗)はロサンゼルスのワイルドカードジムなどで最終調整。L・フライ級のカルロス・リコナ(メキシコ)、日本人バンタム級の木原涼太(グリーンツダ)とのスパーリングで鍛えた。唯一の敗北は2年前、統一フライ級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に挑み、判定負けしたもの。「エストラーダ戦の私は自信過剰だった。でもそれがいい教訓となった。メンドサが逃げ回っても向かって来ても私は対応できる」

 明日28日、記者会見、29日にエンセナダのリビエラ・ホテルで公式計量のスケジュールとなっている。


2015年5月27日水曜日

内山高志が左ヒジ手術成功「もっと強くなりたい」

 WBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が27日、左ヒジの遊離軟骨除去手術を受けた。手術は3時間に及んだが無事に成功。ブランクを作ることなく試合に臨めるという。

 内山は数年前から左ヒジに痛みを抱えていたが、5月6日の試合は、挑戦者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)に圧巻の2回KO勝ち。10度目の防衛を成功させた。しかし、左ヒジの痛みから、左ガードがしっかり上がらず、シャドーボクシングをしても痛みがあったことから、今回の手術に踏み切った。

 内山はジムを通じて「手術前に聞いていた通り、ブランクを作ることなく試合が出来ると聞いてホッとしています。今後は不安な箇所もなくなりますので、もっと強くなりたいと思っています」などとコメントを発表。来週にはロードワークを始め、ジムワークも近く再開する予定だという。


2015年5月27日水曜日

チャベスJrがR・ガルシアとタッグ、7.18再起戦

 4月、アンドゼイ・フォンファラ(ポーランド)とのL・ヘビー級戦で9回終了TKO負けした元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が7月18日に再起戦を予定。汚名挽回をはかり、新トレーナーにロバート・ガルシアを指名した。チャベス(29)はフォンファラ戦ではジョー・グーセン・トレーナーに主従していたが、惨敗を喫したことで新しいコーチを探していた。ガルシアはマルコス・マイダナ(アルゼンチン)らトップ選手を数多く手かげる敏腕トレーナー。

 チャベスは以前、セルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)に判定負けした後、ガルシア・トレーナーとコンビを組む話があったが、この時は見送りになっていた(非公式には指導を受けたともいわれる)。再起戦の相手はマルコス・レイジェス(メキシコ=WBCミドル級16位)が濃厚。会場は米国テキサス州の都市になるという。


2015年5月27日水曜日

田中恒成vsイェドラス、WBOミニマム予備検診結果

 愛知・パークアリーナ小牧で30日ゴングとなるWBO世界ミニマム級王座決定戦の予備検診が27日、試合の模様を生中継する名古屋市内のCBC(中部日本放送)で行われ、日本最短記録となるプロ5戦目での世界奪取を狙う同級2位の田中恒成(畑中)と同1位フリアン・イェドラス(メキシコ)が出席した。検診の主な結果は以下の通り。

 試合当日は名鉄小牧線の小牧駅から会場まで無料シャトルバスが運行される。小牧駅東側発パークアリーナ小牧行きは午前11時10分から30分~1時間おきに15時10分まで。帰りは17時から6本が運行される。詳しくは会場ホームページまで。http://www.komaki-taikyo.or.jp/2015.5.30basu.pdf

   イェドラス  田中
身長  161.5cm 163.5cm
首周り 35cm   34.5cm
胸囲  84cm   77cm
胸厚  19.2cm  19cm
リーチ 154cm  159cm


2015年5月27日水曜日

ドネア 7.18マカオで無冠戦、標的はWBAクイッグ?

 世界4階級制覇のノニト・ドネア(フィリピン)が7月18日、中国マカオでアントニー・セトゥル(フランス)とノンタイトル10回戦を行うことになった。昨年10月、WBA世界フェザー級“スーパー”王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に敗れたドネアはこれが再起2戦目。

 ドネアの次戦に関しては、WBCがウーゴ・ルイス(メキシコ)とのS・バンタム級挑戦者決定戦を勧告。この一戦は入札にかけられ、ルイス側のプエブロ・プロモーションが53万7000ドル(約6600万円)で落札したが、ドネアはWBC決定戦への出場を見送り、マカオでの試合を選択した。元世界ランカーながら無名のセトゥルは20勝8KO3敗。フランス王座などのタイトルを獲得している。

 米メディアによると、ドネアのターゲットはWBA・S・バンタム級正規王者スコット・クイッグ(英)とのこと。クイッグは昨年11月、大竹秀典(金子)を退けて5度目の防衛に成功。ドネアと同じ7月18日、英マンチェスターで元IBF同級王者キコ・マルチネス(スペイン)との防衛戦が予定されている。


2015年5月27日水曜日

カーンvsアルジェリ、メイウェザー戦アピールなるか

 29日(日本時間30日)米ニューヨークのバークレイズセンターで対戦する元WBA・IBF世界S・ライト級王者のアミール・カーン(英)と元WBO世界同級王者クリス・アルジェリ(米)が26日、同地ブルックリンでプレゼンテーション用の写真撮影を行った。

 9月に開催と言われるフロイド・メイウェザー(米)のラストファイトに名乗りを上げているカーン。アルジェリ戦に向けて「みんなメイウェザーのことを言うけど、今はアルジェリとの一戦に集中している。私は2度とミスを犯すつもりはない。メガファイトは手の届くところまで来ていると思う。アルジェリとの試合が待ちきれない」と現地メディアにコメント。スペクタクルな勝利で、熱望するメイウェザー戦をアピールしようと必死だ。

 一方、昨年11月にマニー・パッキャオ(フィリピン)に敗れて以来のリングとなるアルジェリは「充実したキャンプを送り、金曜日には新しい私をお見せすることができると思う。アミールはタフなファイターだが、私は自分の能力にも戦略にも自信を持っている」と必勝を宣言した。

 カーンは30勝19KO3敗。アルジェリは20勝8KO1敗。試合はプレミアム・ボクシング・チャンピオンズのメインイベントとして行われる。同じリングでは、内山高志(ワタナベ)がスーパー王者に君臨するWBA・S・フェザー級で、ブライアン・バスケス(コスタリカ)とハビエル・フォルトゥーナ(ドミニカ共和国)が“空位”の正規王座決定戦を行う。Photo/BoxingScene.com


2015年5月26日火曜日

DANGAN-B級トーナメント決勝、カーニバル表彰式

「DANGAN」B級トーナメント決勝が26日、東京・後楽園ホールで行われ、7階級で優勝者が決まった。また、2014年チャンピオンカーニバルの表彰式も行われ、最優秀選手に選ばれた大森将平(ウォズ=バンタム級)、技能賞の内藤律樹(E&Jカシアス=S・フェザー級)、敢闘賞の岡田博喜(角海老宝石=S・ライト級)が表彰された。トーナメントの結果は以下の通り。

◇L・フライ級5回戦 木村翔(青木)[3-0(48-47、49-46×2)]金子智之(国際)
 互いによく手を出した試合だったが、木村が右ストレートや左フックを的確にヒットしてポイントを奪った。パワーで上回る金子は中盤からグイグイと前に出たが被弾が多かった。木村は6勝1敗2分。金子は7勝4KO5敗1分。

◇フライ級5回戦 佐々木健介(帝拳)[TKO5回2分32秒]角本達治(ワタナベ)
 角本は頭を下げてサウスポー佐々木に懐に飛び込んでいったが、スピードとパンチ力で上回る佐々木は距離をキープしながら強打を叩き込んで対処。3回に角本の右カウンターでダウンを喫したがダメージはなく、逆にボディ攻撃、左ストレートで角本にダメージを与え、5回に連打を見舞ったところでタオル投入。佐々木は4勝3KO1敗。角本は5勝1KO6敗。

◇S・バンタム級5回戦 小池信伍(角海老宝石)[TKO1回49秒]横山一喜(古口)
 小池のワンツーが初回から機能し、ワンツーの連打で横山がダウン。続く場面でラッシュしてストップとなった。小池は8勝4KO2敗。大振りのパンチが空を切った横山は7勝5KO3敗。

◇S・フェザー級5回戦 頴川裕(RK蒲田)[KO2回33秒]永楽彰一(帝拳)
 両者とも初回から打撃戦を選択。永楽がいい右をヒットするが、ラウンド終盤にはサウスポー頴川の左で永楽がグラリ。2回に頴川は左を効かせ、右をフォローすると永楽がダウン。立ち上がったが、カウント途中でタオルが投入された。頴川は7勝4KO3敗1分。永楽は6勝5KO5敗。

◇フェザー級5回戦 篠原武大(全日本パブリック)[KO5回2分11秒]渡部大介(ワタナベ)
 渡部がテンポのいいボクシングで主導権を掌握。左フックで篠原の右目が早くも大きく腫れた。篠原は時折抵抗を見せたが、試合はワンサイドといえる内容。しかし最終回、篠原の左フックがカウンターで炸裂して渡部が尻からダウン。立ち上がったがカウントアウトとなった。大逆転の篠原は7勝7KO4敗2分。プロ初黒星の渡部は2勝2KO1敗。

◇ライト級5回戦 高見良祐(18鴻巣)[TKO2回2分40秒]本間愛登(帝拳)
 右を狙う本間に対し、高見はよく動いて手を出していった。2回に高見の右が決まって本間がダウン。試合再開後すぐにタオルが投入された。高見は7勝6KO1敗。本間は8勝4KO4敗。

◇ウェルター級5回戦 佐藤矩彰(新日本木村)[2-1(48-47、47-48、50-46)]川崎真琴(RK蒲田)
 積極的に仕掛けたサウスポー佐藤に、川崎も右ストレート、左フックを合わせて対抗。試合は接戦となった。中盤以降は接近してボディを打ち合うシーンが増えたが、最後まで互いに譲らずゴング。アグレッシブに攻めた佐藤に軍配が上がった。佐藤は2勝1敗。川崎は6勝1KO3敗1分。


2015年5月26日火曜日

大森将平、徳永幸大に京都市プロスポーツ特別賞

 京都に24年ぶりのタイトルをもたらしたウォズジムの日本バンタム級王者、大森将平(23)、日本ライト級王者、徳永幸大(25)が京都市プロスポーツ特別賞を受賞。26日午後、京都市役所で門川大作市長から表彰状を受けた。

 2人の王者は職員たちの拍手に迎えられて、大森昌治・ウォズジム会長とともに第一応接室に到着。門川市長から「京都では24年ぶりのチャンピオン誕生で、2人も同時に王者が生まれたのは史上初の快挙です。王座を防衛するのはもちろんですが、これから世界を目指して活躍してください」と激励を受けた。京都市太秦出身の大森は「世界王者になるよう頑張ります」と決意を述べ、宇治市出身の徳永も「表彰していただき感謝しています。もっと強くなります」と力強く語った。

 2人はサイン入りの白いグローブを門川市長、津田大三・市議会議長に贈呈。門川市長、津田議長はグローブを付け、チャンピオンベルトを巻いてファイティングポーズ。「ベルトは重みがあるなあ。スパーリングしようか」などと笑顔で話し、表彰式はなごやかな雰囲気。

 大森、徳永は9月16日に京都府立体育館(島津アリーナ)で初防衛戦を行う予定で「しっかり練習していい試合をします」と声をそろえた。


2015年5月26日火曜日

柴田直子&高山勝成がIBF総会で表彰

■IBF女子世界L・フライ級王者の柴田直子(ワールドS)とIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)が先ごろカナダのモントリオールで開かれたIBF総会で表彰された。柴田は日本人として初の女子MVPに選ばれ、高山は昨年8月のフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)とのIBF・WBO統一戦が、敗れながらも年間最高試合に輝いた。柴田は英語で受賞スピーチをして喝采を浴びた。

■龍谷大出身の竹迫司登がワールドスポーツジムからプロデビュー。7月14日に東京・後楽園ホールで開催の「DANGAN」B級トーナメントに出場する。竹迫は国体で2度準優勝、関西学生リーグMVPなどの実績を持つ。また、2012年にはロンドン五輪金メダリスト村田諒太(帝拳)と対戦。これが村田のアマチュア最後の試合となり、注目を集めた。

■5月31日(日)京都タワーホテルで開かれる南京都高(現京都廣学館高)ボクシング部OB会主催「男前集団まつり~武元前川先生を偲ぶ会~」で、同校出身の世界チャンピオン山中慎介、ミドル級世界ランカーの村田諒太(ともに帝拳)が、ワールドスポーツジムの藤原俊志トレーナー&本郷陽一諭スポ編集長とトークショー「緩くて深いボクシング・アフタヌーン」を開催。また、9月16日に日本バンタム級タイトルマッチでの対戦が決まった同校OB、王者・大森将平(ウォズ)と挑戦者・向井寛史(六島)のフェイスオフも!? このイベントには一般ファンも参加できる(一般1万円、中高生8000円、小学生5000円)。詳細はOB会長の近藤太郎氏まで。taro@th-d.co.jp


2015年5月25日月曜日

「必ず勝ちます」 田中恒成公開練習で宣言

 30日のWBO世界ミニマム級王座決定戦(愛知・パークアリーナ小牧)で、最速プロ5戦目で世界奪取を目指す同級2位の田中恒成(畑中・19歳)が25日午後、名古屋市内の畑中ジムで練習を公開した。対戦する同級1位のフリアン・イェドラス(メキシコ)も昨日名古屋入りし、5日後に控える本番に向け、試合の緊張が高まっている。

 この日、畑中ジムは、季節外れのストーブがたかれ熱気ムンムン。減量用のウェアをまとった田中が平然として練習する中、偵察に訪れたイェドラス一行はジムの外からこれを見守った。120Rに上る本格的スパーリングをすでに打ち上げている田中。この日は畑中ジム所属のアマ選手室田桂秀を相手に軽く1ラウンドの“顔見せスパー”を披露した。

 公開練習に先立って行われた会見で田中は「超緊張しています。早く(試合の日が)くればいい」と、5日後に迫った試合にはやる気持ちを隠さず、「必ず勝ちます、そして世界チャンピオンになります」と宣言した。それでも、試合が近づくにつれ、周囲の大きな期待をヒシヒシと感じているといい、「リング内外でいかにプレッシャーに耐えられるか」を勝負のカギに上げていた。

 なお畑中ジム畑中清詞会長によると、試合の前売券はほぼ売り切れとなり、後は試合当日5000円の自由席券550枚を残すだけという。


2015年5月25日月曜日

長谷川穂積がフェザー級1位 最新日本ランキング

 JBC(日本ボクシングコミッション)は25日、都内でランキング会を開き、最新5月度の日本ランキングを作成した。

 今月は新たにライト級で徳永幸大(ウォズ)が王座に就いた。またS・バンタム級小國以載、ヘビー級藤本京太郎(ともに角海老宝石)が防衛回数を更新した。

 9日に約1年ぶりの復帰戦を行い、無敗の世界9位オラシオ・ガルシア(メキシコ)に判定勝ちした元2階級王者の長谷川穂積(真正)は、フェザー級1位にランク。長谷川は前戦から試合間隔が開いていたためランキングから外れていた。

 ほかランキング入りしたのはL・フライ級板垣幸司(広島三栄)、フライ級ユキヤ・ハナブサ(カシミ)、S・フライ級木村隼人(ワタナベ)、S・フェザー級高畑里望(ドリーム)、正野晃(アポロ)、ライト級斉藤正樹(TEAM10COUNT)、スパイス松下(セレス)、S・ウェルター級松永宏信(横浜光)ら。これとは逆に、フェザー級上野則之(RK蒲田)、S・フェザー級さくら淳(横浜さくら)らが外れた。


2015年5月25日月曜日

訃報 ベテランジャッジの桑田和昌さん逝く

 56年前にライセンスを取得し、海外の世界戦でも数多くジャッジを務めた桑田和昌さんが13日亡くなった。77歳だった。葬儀は故人の遺志により家族のみで執り行った。

 桑田さんは8年前に前立腺がんを患ってから闘病生活を続けていた。以降も体調のいいときには山口県周南市の自宅から試合会場にかけつけ、ジャッジを務めることがあった。近年では、2012年8月に沖縄で行われたOPBF・S・フェザー級タイトルマッチ、王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)と挑戦者中真光石(沖縄ワールドリング)のジャッジを務めた。

 日本ボクシングコミッション西部事務局によると、桑田さんは5月上旬「5月10日から夫婦でソウルに旅行するので、帰ってきたらまた試合に行く」という連絡があったそうだが、その後は連絡が取れず、帰らぬ人となった。


2015年5月25日月曜日

天笠尚が公開練習、ターゲットはIBFフェザー級

 昨年大みそかに無敵の世界S・バンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に敗れた前OPBFフェザー級王者の天笠尚(山上)が25日、都内の協栄ジムで公開練習を行った。フェザー級で再び世界を目指す天笠について、プロモーターの金平桂一郎・協栄ジム会長はIBFタイトルを第一候補に世界戦交渉を進めていく考えを明らかにした。

 天笠は6月10日、東京・後楽園ホールの「第372回ガッツファイティング」でパトムシット・パトムポン(タイ)と再起戦。約半年ぶりの試合は“世界前哨戦”と銘打たれた。金平会長によると、世界挑戦の第一候補はIBFフェザー級王者エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)で、グラドビッチが5月30日、英国ロンドンでリー・セルビー(英)の挑戦を受けることから、この試合の勝者に挑戦を持ちかける予定だという。

 試合間隔があいて心身ともにリフレッシュしたという天笠だが、リゴンドウ戦が終わってからの半年間、ただのんびりしていたわけではない。練習は2月中旬に再開。特にフィジカルトレーンングに力を入れ、軸がぶれない強い体作りに励んだ。内田洋二トレーナーによれば、今回の試合に向けてはワンツーを課題にした。基礎に立ち返り、軸がぶれないワンツーに磨きをかけているという。

 すべてはフェザー級で世界を獲ることを見据えてだが、まずは6月10日の試合に勝たなければ話にならない。天笠は「再起するにあたり進化した姿を見せなければ意味がないと思う。周りから『もう一度世界』と言ってもらえるような内容で、最後はノックアウトで勝利したい」と抱負を語った。


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