河村真吾が比国ランカーとの打撃戦を制す

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アマのホープ松本圭佑がNHK、井上&八重樫TV情報

■NHK総合で5月2日(月)19時30分から放送の人気番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』は&ld...
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ワシントンDCのダブルS・ミドル級戦会見

 30日土曜日(日本時間31日)米国の首都ワシントンDCのDCアーモリーで挙行される2つの世界S・ミ...
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マルティネスvsロマチェンコ、NYでプレゼン

 6月11日ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンのザ・シアターで挙行されるトップランク社主催の興行...
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河村真吾が比国ランカーとの打撃戦を制す
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ワシントンDCのダブルS・ミドル級戦会見
マルティネスvsロマチェンコ、NYでプレゼン

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2016年4月30日土曜日

河村真吾が比国ランカーとの打撃戦を制す

 堺東ミツキジム主催の第8回GOUKENミツキ杯は29日、大阪府堺市産業振興センターで開かれ、メインのS・フェザー級8回戦は2013年全日本フェザー級新人王の河村真吾(堺東ミツキ)が比国ランカーとの打撃戦を制して判定勝ち。セミのS・フライ級10回戦も川口勝太(堺東ミツキ)が比国ランカーを判定で下し、ロマンサ雅ジムからの移籍初戦を飾った。また、元OPBF女子L・フライ級王者の好川奈々(堺東ミツキ)がタイ国選手を2回TKOで破り、再度世界挑戦へ名乗りをあげた。

◇S・バンタム級8回戦
河村真吾(堺東ミツキ)[3-0(77-75、79-74×2)]アンドリュー・パラス(比)
 河村は今年1月、タイでIBFアジアS・バンタム級王座決定戦に敗れて以来の試合。アンドリューのワイルドなフックを警戒しながらジャブから左ストレートをボディ、顔面にヒットして試合を優位に進めた。しかし、比国S・バンタム級10位のアンドリューはタフで、打たれても前進を続け、中盤は河村が打ち疲れからフットワークが止まった。そこにアンドリューが挽回を図り、フックを浴びせ河村を後退させる場面も。最後まで両者の打ち合いが続いたが、手数で河村がポイント勝ち。河村としてはパンチのまとめ方に課題が残る戦いだった。河村は12勝6KO3敗1分。

◇S・フェザー級10回戦
川口勝太(堺東ミツキ)[3-0(97-95、98-94、97-93)]ジョナサン・フランシスコ(比国)
◇女子フライ級8回戦
好川奈々(堺東ミツキ)[TKO2回26秒]サオチャエングライ・シットクラパラチャイ(タイ)


2016年4月29日金曜日

アマのホープ松本圭佑がNHK、井上&八重樫TV情報

■NHK総合で5月2日(月)19時30分から放送の人気番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』は“日本の未来を切り拓(ひら)け 松岡修造×スーパー高校生スペシャル”と題し、73分の拡大版で若き天才たちの流儀に迫る。ボクシング界からは先の高校選抜で優勝した松本圭佑(みなと総合高=写真)が登場。父親の元OPBFフェザー級王者、松本好二トレーナーの育ての流儀も紹介。圭佑は5月1日にカザフスタンで開幕する2016アジア・ユース選手権大会に出場予定。

■フジテレビで4月30日(土)19時57分から放送のバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』にIBF世界L・フライ級王者の八重樫東(大橋)が出演。八重樫は5月8日、有明コロシアムで同級10位マルティン・テクアペトラ(メキシコ)を相手に初防衛戦を行う。

■フジテレビで5月2日(月)22時54分から放送の『しあわせが一番』にWBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)が登場。毎日の生活をちょっとハッピーにしてくれる“小さな幸せ”を紹介する5分番組。井上や八重樫とともに5月8日の有明コロシアムでダブル世界タイトルマッチに臨む。対戦相手は指名挑戦者ダビド・カルモナ(メキシコ)。


2016年4月29日金曜日

ワシントンDCのダブルS・ミドル級戦会見

 30日土曜日(日本時間31日)米国の首都ワシントンDCのDCアーモリーで挙行される2つの世界S・ミドル級タイトルマッチの記者会見が28日現地で行われ、4選手が意気込みを語った。WBC戦は王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)に以前IBF王座に5年間君臨したルシアン・ブーテ(カナダ)が挑む。

ジャック「私はジェームズ・デゲール(現IBF王者)と戦いたい。でも何が起きるかわからない。まずはルシアン・ブーテ戦をケアしなければならない。彼は本当にグッドファイターだ。ファンの一部は50-50の試合だと言う。私はそれを真剣に受け止めなければいけない」

ブーテ「バドゥはいい選手で、すばらしいアマチュアのバックグランドを持っている。今、彼は世界チャンピオンだけど、すべては平均点でスペシャルなものは持っていない。私は経験とスピードで勝り、サウスポーの利点がある。アドバンテージは私の側にある。これまでにないほどアグレッシブに戦い、ニューチャンピオンになる」

 IBF戦は王者ジェームズ・デゲール(英)に“ポーキー”ことロヘリオ・メディナ(メキシコ)が挑む。

デゲール「ポーキー・メディナはいいファイターだけど、プロのレベルでは私が上だ。ここ2試合、私は判定決着に終わっているけど、相手はエリートレベルの選手。今回ポーキーをリスペクトしていないわけではないが、試合は規定ラウンド以内に終了するだろう」

メディナ「このステージに上がっている選手の中で私が一番若い。同時に一番ハングリーだ。夢は世界チャンピオン。そのチャンスが今、目の前にやってきた。トレーニングでは彼にプレッシャーをかけ、激戦を想定する練習をこなしている。ノックアウトを狙う」

 主催はメイウェザー・プロモーションズ。イベントはショータイムが全米へ放映する。勝者同士が統一戦へ駒を進める設定。以前、同局が主催した「スーパーシックス」のミニ版の様相を呈する。Photos/BoxingScene.com


2016年4月29日金曜日

マルティネスvsロマチェンコ、NYでプレゼン

 6月11日ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンのザ・シアターで挙行されるトップランク社主催の興行のプレゼンテーションが28日(日本時間29日)同地で開催され、メインのWBO世界S・フェザー級タイトルマッチに出場する両者が抱負を語った。試合はWBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が同S・フェザー級王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)に挑戦する。2人はコメントは以下のとおり。

マルティネス「この試合は防衛ではなくビッグチャレンジだ。でも不可能ではない。私はハードワークをこなして、彼のレコードに2敗目を記したい。多くのファンは私をアンダードッグと見ている。でも私は今までたくさんの戦争を経験している。その経験をもとに私は世界チャンピオンに君臨し続けるだろう」

ロマチェンコ「これは私にとり初めてのメインイベント。まずそれがうれしい。相手のマルティネスはクレバーでストロングで経験豊富な選手。我々の共通の相手オルランド・サリドに私は負け、彼は勝った。それが私を奮い立たせる。6月11日はプエルトリコのホリデーですが、この試合後、ウクライナの人々がホリデー気分を味わうでしょう」

 プレゼンには同日出場するプエルトリコのホープ、フェリックス・ベルデホ(WBAライト級2位)も出席。初めて英語でスピーチした。ベルデホの相手は当初予定されたランカーのホセ・フェリックスJrr(メキシコ)からフアン・ホセ”ピケ“マルティネス(メキシコ)にスイッチされている。またオリンピック2大会金メダリストで、昨年の世界初挑戦に敗れ、再度頂点を目指すゾウ・シミン(中国)がフライ級10回戦を予定している。Photo/BoxingScene.com


2016年4月29日金曜日

モレノvsスリヤン、山中慎介への挑戦権かけ土曜対決

 WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介(帝拳)を争い、ランキング1位スリヤン・ソールンビサイ(タイ)と2位アンセルモ“チェミート”モレノ(パナマ)が今週土曜日30日(日本時間5月1日)パナマ市のロベルト・デュラン・アリーナで挑戦者決定戦に臨む。28日現地で記者会見が開催された。

 元王者同士。両者ともすでに山中に挑戦し敗れているが、スリヤンはその後も頻繁にリングに上がりランク1位をキープ。モレノも昨年、王者に苦戦を強いる内容で実力を誇示した。試合はWBA本部国で行われるWBC認定試合。会見はアルベルト・ゲラWBC副会長(パナマ)らが出席して執り行われた。

 モレノ(35勝12KO4敗1分)は「準備が完了し、とても自信がある。(試合当日は)歴代の王者たちがリングに上がる。アウェーのリングにタイ人はプレッシャーを感じるだろう」とコメント。対するスリヤンは不敵な面構えで闘志をみせた。

 セミ格では元王者アルベルト・モスケラ(パナマ)がブライアン・ナウアル・サルサ(アルゼンチン)を相手にWBAフェデラテン・S・ライト級王座の防衛戦を予定。内山高志を破ったジェスレル・コラレスの勝利で沸くパナマのリングが盛り上がっている。


2016年4月29日金曜日

三浦隆司下したバルガス薬物反応、GBPは王者弁護

 WBC世界S・フェザー級王者フランシスコ“バンディード”バルガス(メキシコ=写真)が初防衛戦(6月4日・米カリフォルニア州カーソン)に向けてトレーニング中に行った薬物検査で、違反物質が検出されたことが判明した。バルガスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が28日(日本時間29日)メディアに報告した。

 バルガスから検出された物質はクレンブテロール。問題となっているWBA世界ヘビー級レギュラー王者ルーカス・ブラウン(豪州)から発見されたものと同じ物。ブラウンのケースと同じくラスベガスに本部を置くVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)が先週、メキシコで2度にわたりバルガスに試験を実施した。バルガスは試験に対して好意的。オリンピック選手当時から厳格なテストをパスしており、挑戦者のオルランド・サリド(メキシコ)が06年、ロバート・ゲレロ(米)を下してIBF世界フェザー級王座を奪取した後、薬物検査でアウトになりベルトを剥奪された事実から、バルガス自身がテストをリクエストしたといわれる。

 当然ながらバルガスは潔白を主張。GBPは「陽性反応が出たのはフランシスコがメキシコで食べた肉にクレンブテロールが混入していた可能性が高い」と声明の中で記している。それによるとバルガスは先週20日と21日、肉を食べ、その後VADAの代表者にサンプルを渡したとされる。トラブルを避けるため、バルガスはメキシコ・キャンプを切り上げ、米国で調整を図る計画を明かしている。

 メキシコでは2011年から現在まで、20人のプロサッカー選手からクレンブテロールが発見され問題となっている。状況は予断を許さないものの、GBPはサリド戦は予定どおり挙行されると見ている。


2016年4月29日金曜日

サンタクルスvsフランプトン、7.30ニューヨーク決定

 今夏の注目カードが締結した。2月スコット・クイッグとの英国人対決でIBF&WBA世界S・バンタム級ダブル・クラウンに就いたカール・フランプトン(29)がWBA世界フェザー級“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に挑戦する。試合はPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)シリーズとして、7月30日ニューヨークのバークレイズ・センターで開始ゴングを聞く。28日(日本時間28日)フランプトンを擁する英国のサイクロン・プロモーションズがメディアに通達した。

 日本の和氣慎吾(古口)の標的フランプトンだが、2階級制覇を優先する。「この試合で私は100%、ベルトをベルファスト(北アイルランド)へ持ち帰る自信がある。あのベルトは私のマネジャー、バリー・マクギガンが30年前に保持したもの。サンタクルスはストロングでアグレッシブで無敗のチャンピオンだけど、私のスタイルとかみ合うタイプだ」とフランプトンはコメントを発している。

 対するサンタクルス(27)は「2人のうちでベストな者が試合当日、ベルトといっしょに会場を去れるでしょう」と発信している。米国リングはフランプトンにはアウェーになるが、ニューヨークには大きなアイルランド人コミュニティーがあり、「ホームと同じように戦える」(フランプトン)と気にしていない。同時に大西洋を越えてフランプトン・ファンが大挙して訪れそうだ。=画像はサイクロン・プロモーションズHPより=


2016年4月29日金曜日

ジョシュアvsブラゼール、チケット30分で完売

 IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)の初防衛戦、6月25日ロンドンのO2アリーナで予定される挑戦者ドミニク・ブラゼール(米)戦の一般向けチケットが27日、現地時間の午前10時に発売された。主催者側によると、わずか30分で売り切れたという。

 ジョシュアのエディ・ハーン・プロモーターは「現状で決まっている世界中の試合でもっとも人気があるカード」とPR。同じリングでジョージ・グローブスvsマーティン・マーレイの英国人対決が組まれていることも関心を呼んでいるようだ。ちなみにこのカードはWBA・S・ミドル級挑戦者決定戦として行われる。

 さて、予想不利は否定できないものの、戦績はジョシュアの16勝16KO無敗と比べて引けをとらないブラゼール(17勝15KO無敗)。先日、WBA&WBO世界ヘビー級王者タイソン・ヒューリー(英)から「ジョシュアはろくでなしの相手を選んだ」と罵倒されたことに「ひどく傷ついている」と英国メディアに発言。そして「リングに上がればボクサーは戦うだけ。トークは控えてほしい」と訴えた。続けてウラジミール・クリチコとの再戦が決定したヒューリーに「ジョシュアの方がお前より手ごわい。クリチコはお前をKOしてリベンジする」とカウンターを浴びせた。


2016年4月28日木曜日

有川稔男が日本W級新王者、新藤寛之を10回TKO

 日本ウェルター級タイトルマッチが28日、後楽園ホールの「DANGAN159」で行われ、挑戦者1位の有川稔男(川島)がチャンピオンの新藤寛之(宮田)に10回1分46秒TKO勝ち。新チャンピオンに輝いた。川島ジムから初めての日本王者となった。新藤は初防衛に失敗。

 1月の王座決定戦で大川泰弘(ワタナベ)に勝利して王座を獲得した新藤が、昨年の最強後楽園で元日本・OPBFウェルター級王者の渡部あきのり(野口)を下した有川稔男(川島)を迎えた。

 パワーのある有川が前に出て、長身サウスポーの新藤がこれをさばく予想通りの展開。新藤ペースでスタートしたかに見えた1分すぎ、密着状態からの離れ際、有川が左フックを振り下ろすと新藤がキャンバスに崩れ落ちた。新藤はこのあと2分弱をうまくしのぐも波乱の幕開け。新藤は2回から立て直しを図り、何度か左を決めたが、有川のボディブローで動きが止まるシーンも。有効打の数はそれほど変わらないものの、より相手にダメージを与えていたのは有川。5回を終わって48-46×2、49-45で挑戦者がリードした。

 新藤は後半に入ってピッチを上げ、軽打ながらもヒットを重ねた。一方で有川のパンチは重く、チャンピオンは右ボディストレートなどを浴びてダメージも蓄積していった。最終回、有川が攻勢に出てパンチを決めたところで、赤コーナーからタオルが投入された。

◇63.3キロ8回戦
青木クリスチャーノ(駿河)[TKO7回1分58秒]高見良祐(鴻巣茂野)
 体格に勝る日本S・ライト級5位の青木がOPBF・S・ライト級14位に先制攻撃。左フック、右ストレートで高見をダウン寸前まで追い込み、高見は早くも左目下を大きく腫らした。高見は3回に左ボディブローを決めに一気に勝負に出るが、以降は青木が圧力をかけて主導権を握る。高見の左目は徐々に悪化し、7回に青木が連打を繰り出したところでストップとなった。青木は11勝7KO4敗2分。高見は8勝7KO2敗。

◇S・フェザー級8回戦
東上剛司(ドリーム)[2-1(77-76、77-75、76-77)]山元浩嗣(ワタナベ)
 日本S・フェザー級7位の東上と11位の山元は2011年10月以来の再戦。第1戦で小差判定負けだった東上が積極的に仕掛け、サウスポーの山元がこれに応じる展開。東上は3回に右を決めてチャンスを作るが、その後は山元も前に出て試合は接戦のまま終盤へ。東上は7回に右アッパーを決めて攻勢をアピールし、小差判定勝ちを手にした。2013年9月以来の勝利となった東上は13勝2KO13敗5分。山元は19勝3KO12敗2分。

◇バンタム級6回戦
小山内幹(ワタナベ)[3-0(60-54×2、58-56)]クーキアット・ソーケーオカムシー(タイ)
 明大主将として活躍した小山内のB級デビュー戦。サウスポーの小山内はKOを狙い、初回から積極的に飛ばした。クーキアットが強気に打ち返して試合が打撃戦の様相を帯びると、小山内は足を使って距離のキープを心がけた。後半もスリリングなシーンはあったが、小山内が上下にパンチを散らしながら優勢に試合を進めた。クーキアットは8勝3KO6敗。


2016年4月28日木曜日

内山高志「悔しさがこみ上げている」去就は本人次第

 27日のWBA世界S・フェザー級スーパー王座の12度目の防衛戦でまさかの2回KO負けを喫し、6年3ヶ月守った王座を失った内山高志(ワタナベ)が28日、試合を中継したテレビ東京を通じて「今後については、あらためてきちんと話したい。1日たって悔しさはよりこみ上げている」とのコメントを発表した。

 内山とメールでやり取りをし「しばらく休みます」との報告を受けた渡辺均会長は、昨夜の試合を振り返り「会場の残念だという雰囲気、記者の人たちのしんみりした様子を見て、内山はスターだったとあらためて感じた。ああいう雰囲気を出せる選手はなかなかいない」と自らが育てたスーパー王者をねぎらった。今後については「これで辞めるというならそれでいいし、続けるというなら今まで通り力になる。100%本人次第」と去就は内山に一存する考えだ。

 渡辺会長は内山が復帰する場合の時期について「早くても大みそか。本当は1年くらい休んだほうがいいが、年齢(11月で37歳)の問題もある」と話し、復帰の時期にもよるが、ジェスレル・コラレス(パナマ)とのリベンジマッチを第一候補に考えるという。一方で、コラレスのオプション(興行権)はワタナベジムが持っているが、WBAがコラレスに対し、正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との指名戦をオーダーする可能性もあるようで、先行きは不透明だ。=写真提供:テレビ東京=


2016年4月28日木曜日

V3の河野公平&田口良一が会見、TV視聴率は7.8%

 ワタナベジムのWBA世界チャンピオン、S・フライ級の河野公平とL・ライト級の田口良一がともに3度目の防衛を成功させた試合から一夜明けた28日、都内のジムで記者会見を開いた。兄貴分の内山高志がまさかのKO負けを喫しただけに、2王者とも複雑な表情での記者会見となった。

 3度のダウンを奪い大差判定勝ちを収めた河野は「倒したときは練習でもやったことのないくらいラッシュをかけたけど、相手の世界を獲ろうという気持ちがすごかった。ゾンビかと思った」と挑戦者インタノン・シッチャモアン(タイ)の粘りに驚嘆しつつ「途中足を使って、いくときはいって、いつもと違う組み立てができた。まだ少し伸びていると思う」と35歳にして成長を実感した試合となった。

 今後は昨年入籍した芽衣さんとの結婚式を7月に予定しており「違う戦いが始まる」と報道陣を笑わせた河野。次戦は未定ながら、渡辺均会長は「夏と大みそかにできれば理想。大みそかにルイス・コンセプシオン(パナマ)との指名試合をやらせたい」との見通しを語った。

 古豪フアン・ランダエタ(カシミ=ベネズエラ)に11回終了TKO勝ちした田口は「防衛できてほっとしている。中盤から足を動かして自分のスタイルができたところ、ショートパンチを打てたところは良かったが、スタートで硬かったところが反省点」と試合を振り返った。

 田口のV4戦は未定ながら、複数の日本人選手が田口に関心を示している。前WBO世界ミニマム級王者でL・フライ級にクラスを上げた田中恒成(畑中)や、日本王者の拳四朗(BMB)、ランク2位には元世界王者の宮崎亮(井岡)も候補者の一人だ。田口は「この階級にはいい選手がたくさんいる。その中でボクシングで目だっていきたい」と今後の抱負を口にした。

 なおテレビ東京系列で27日放送された試合中継の視聴率は平均7.8%(関東地区)だった。瞬間最高の10.1%でこれは内山の試合。同局としては合格点の数字だという。


2016年4月28日木曜日

ヒューリーがやりたい放題、クリチコ戦発表会見

 英国マンチェスターのマンチェスター・アリーナで7月9日に開催される、WBAスーパー&WBO世界ヘビー級王者タイソン・ヒューリー(英)vs前統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の記者会見が27日、現地で行われた。

 これまでバットマンの衣装を着て記者会見に登場するなど傍若無人な振る舞いをしてきたヒューリーがこの日も飛ばしまくった。太っているという指摘を受けて、上半身裸になり、「お前はこの太った男に勝てない」と腹をさすりながら前統一王者を挑発。さらには「オレはボクシングが好きじゃないし、ボクサーらしい生活なんかしたくない。チョコレートを食べながら子どもとテレビを見ているほうがいい。ただ、ボクシングが得意で金が稼げるからやっているだけだ」と言い放った。

 数々の挑発を受けてもクリチコはいつも通りクールだったが、ヒューリーの女性と同性愛者を侮辱した過去の発言を厳しく批判。試合に関しては「前回は私のポテンシャルをすべて見せることができなかった。フィジカルは良かったが、メンタルがダメだった。ミスをしたことは認めよう。ただし7月9日は違う。リベンジできることを楽しみにしている」と言い切った。

 昨年11月にドイツで行われた第1戦は、大方の予想を覆して世界初挑戦のヒューリーがクリチコを判定で下すアップセットを完遂。12年近く負けていなかったクリチコがまさかの屈辱を味わった。40歳のクリチコにとって今回のダイレクトリマッチは名誉挽回の最初で最後のチャンス。ヒューリーの口を封じるには試合で勝つしかない。Photo/BoxingScene.com


2016年4月27日水曜日

内山高志まさかの2回KO負け、連続防衛11で途切れる

 WBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が27日、大田区総合体育館で行われたトリプル世界タイトルマッチのメインイベントに登場。挑戦者1位(暫定王者)のジェスレル・コラレス(パナマ)にまさかの2回KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。

 36歳の内山が12度目の防衛戦で落とし穴に落ちた。サウスポーのコラレスは公開練習で見せた通り、運動能力が高く、スピードがあった。初回から素早い左ストレート、左右のフックをラフに振り回し、内山はやりにくそうな印象だ。そして左フックが内山の顔面をとらえると、場内には嫌なムードが充満する。クライマックスは2回に早くも訪れた。

 攻めるコラレスの左がカウンターとなって内山の顔面にヒットし、V11王者がばったりとキャンバスに崩れ落ちた。ダメージは深刻で、このまま立ち上がれないかと思われるほどだったが、ここは何とか立ち上がった。しかし、試合が再開されると再び連打を食らい、これはもつれるようにしてダウン。WBAはスリーノックダウン制。内山は立ち上がったものの絶体絶命のピンチだ。

 ここから内山はクリンチをしたり、足を使ったりしていくらか回復したように見えたが、最後は再び左を食らってロープ際に崩れ落ちた。ただあ然とするしかない観客の前で、コラレス陣営が喜びを爆発させた。プロ初黒星を喫し、6年3か月に及んだ長期政権が崩壊した内山は24勝20KO1敗1分。「1ラウンドに受けに回って、取り返しにいこうと思ったとことでいいのをもらった。実力の世界だからしょうがない」とコメント。スーパー王者に勝利のコラレスは20勝8KO1敗1無効試合。


2016年4月27日水曜日

河野公平も3度目防衛、3度ダウン奪い大差判定

 トリプル世界戦の2戦目、WBA世界S・フライ級タイトルマッチは、王者の河野公平(ワタナベ)が挑戦者7位インタノン・シッチャモアン(タイ)に3-0判定勝ち。3度目の防衛に成功した。スコアは119-106×3。

 昨年10月、米シカゴで亀田興毅の挑戦を退けた河野が約1年4ヵ月ぶりの日本リングで世界初挑戦のインタノンを迎えた。小柄なサウスポー、インタノンに対し、河野がエンジンをふかしたのは2回。インタノンもこれに応じ、試合は序盤からヒートアップした。

 4回は河野が攻め、続いてインタノンが左右のフックを決め、王者はヒヤリとした。しかしラウンド終了間際、河野のワンツーがきれいに決まり、インタノンがキャンバスに尻もちをついた。

 勢いに乗る河野は5回にも右ボディアッパーでダウンを奪った。インタノンはヘッドバッティングを主張したが受け入れられない。さらに7回、河野が立て続けに右を決めると挑戦者がフララフになり、ワンツーの連打でこの試合3度目のダウンを喫した。

 河野は終盤も攻め続け、インタノンをロープに押し込んでは連打を浴びせた。35歳の河野は無類のスタミナで何度もラッシュを見せたが、ノックアウト勝利を飾ることはできなかった。「もっと練習して次はKOで勝ちたい」と話した河野は32勝13KO8敗1分。インタノンは43勝22KO12敗2分。


2016年4月27日水曜日

田口良一がV3、ランダエタに11回終了TKO勝ち

 27日大田区総合体育館で開催されるワタナベジムのトリプル世界戦のトップバッター、WBA世界L・フライ級王者の田口良一は挑戦者7位フアン・ランダエタ(カシミ=ベネズエラ)に11回終了TKO勝ち。3度目の防衛に成功した。

 37歳のランダエタは亀田興毅戦以来およそ10年ぶりとなる世界タイトルマッチ。00年から14年にかけて5年近いブランクも作っており、実力は未知数だったが、スタートから動きは悪くなかった。柔らかい上体の動きで的を絞らせず、非力ながら数多く手を出し、田口に思うようなプレスを許さなかった。

 しかし田口は2回、右フックをカウンターで決めていきなりチャンス。ラッシュをしかけて会場をわかせたが、百戦錬磨のランダエダはここをうまくしのいだ。3回以降、田口がアッパーやボディブローをまじえてコンビネーションを繰り出し、試合を優勢に進めるが、ランダエタのディフェンスがよく、なかなか決定打を打ち込めない。ランダエタは6回にいくらか反撃を見せたが、いかんせん攻撃には迫力がなかった。

 迎えた9回、田口の左ボディブローが火を噴くと、ついにランダエタがうずくまった。カウント9で立ち上がったベネズエラ人に田口が襲い掛かる。再びボディ打ちで2度目のダウンだ。田口はさらに畳み掛けたが、ランダエタが踏ん張る。田口は10回終了間際にもランダエタをロープに釘付けにして右でキャンバス送りに。さらに11回に2度ダウンを加えるが、ランダエタが意地で立ち上がり、場内から「オーッ」と驚きの声が上がったが、これが限界。12回が始まる前に青コーナーが棄権を申し出た。

 V3の田口は戦績を24勝11KO2敗1分とし「ここでKOできなかったらみんながっくりすると思ったので気持ちでいった」と終盤のシーンを振り返った。会場から大きな拍手を浴びたランダエタは27勝21KO8敗2分。

◇ヘビー級8回戦
藤本京太郎(角海老宝石)[3-0(80-73×2、80-72)]ネイサン・マッケイ(豪)
 マッケイは計量で121.4キロをマークした巨漢だが、スピードとテクニックで藤本(105.3キロ)が明らかに上。マッケイのパンチをバックステップやダッキングでかわし、ジャブや右ストレート、ボディブローを打ち込んでいった。マッケイは4回に突進を見せたものの、かれが不発に終わると、後半は藤本のワンサイド。何度かチャンスがあり、最終回もあと一歩まで追い込みながらKOを逃した。藤本は13勝7KO1敗。マッケイは6勝3KO3敗。

◇S・バンタム級8回戦
久我勇作(ワタナベ)[TKO5回1分42秒]スックカセーム・キャッヨンユット(タイ)
 昨年12月、日本王者の石本康隆(帝拳)に敗れた久我の再起戦。スックカーセムは3連敗中だが、元世界王者ビリー・ディブ(豪)、比国の無敗新鋭マーク・マグサヨ、のちに世界挑戦したイク・ヤン(中)といずれも骨のある相手に喫したもの。ゴングが鳴ると久我に襲い掛かり、右を決めるなど初回はスックカセームがリードした。面食らった久我だが3回からペースを取り戻し、持ち前の攻撃力で4回に左フックでタイ人をキャンバスへ。5回に連打で2度目のダウンを奪うと、立ち上がったスックカーセムに左フックを決めたところでストップとなった。久我は12勝8KO2敗1分。スックカセームは13勝8KO5敗。


2016年4月27日水曜日

元世界チャンピオンが熊本地震の募金活動

 トリプル世界タイトルマッチが開催された27日の大田区総合体育館で、今月14日に発生した熊本地震の被災者を支援する募金活動が行われた。主催は日本プロボクシング協会、世界チャンピオン会、ワタナベジム。日本プロボクシング協会の原田政彦終身名誉会長ら元世界王者がたくさん集まった。

 募金の冒頭で世界チャンピオン会のガッツ石松会長が「熊本地震で苦しんでいる人たちのために、少しでも役に立てたらと思い、募金活動をいたします」とあいさつ。元世界王者で神戸市出身の佐藤修さんは「阪神大震災で多くの方のお世話になった。今回はこちらが協力させていただく番」と述べた。

 ほかに参加した元世界王者は浜田剛史、渡嘉敷勝男、飯田覚士、竹原慎二、坂田健史、ワタナベジムから元日本王者の福原力也、柴田明雄、現日本王者の荒川仁人らが参加した(敬称略)。5月8日、有明コロシアムで行われる大橋ジム主催のダブル世界タイトルマッチでも同様の募金が行われる予定。


2016年4月27日水曜日

新藤寛之が有川稔男とV1戦、あす日本W級タイトル

 日本ウェルター級タイトルマッチの前日計量が27日、日本ボクシングコミッションで行われ、チャンピオンの新藤寛之(宮田)が66.4キロ、挑戦者1位の有川稔男(川島)が66.5キロでリミットの66.6キロをクリアした。試合はあす28日、後楽園ホールの「DANGAN159」でゴングとなる。

 1月の王座決定戦で大川泰弘(ワタナベ)を退けてチャンピオンになった長身サウスポーの新藤はこれが初防衛戦。有川について「パンチがあるという印象」と警戒しながらも「王座決定戦でチャンピオンになったので、しっかり勝って新藤は強い、というところを見せたい。最後まで足でさばくことはできないと思うので、打ち合いも覚悟している。日本タイトルが最終目標ではないので、KOでも、判定でも、明確に勝利したい」と意気込みを語った。

 タイトル初挑戦の有川は昨年の最強後楽園で、元日本・OPBF王者の渡部あきのり(野口)を6回TKOで下して今回のチャンピオンカーニバル出場権を手にした。ハードパンチを武器に前に出るボクシングが身上で、サウスポー選手とスパーリングを積み、懐の深いチャンピオンをつかまえる練習をしてきた。過去サウスポーと4試合して4KO勝ちの有川は「うまくさばかれないよう、いろいろな攻め方を練習してきた。半年前に比べて強くなったと実感している」と自信のコメントを発した。川島ジムとしては4度目の挑戦で初の日本王者誕生の期待がかかる。

 前座では日本S・ライト級5位の青木クリスチャーノ(駿河)がOPBF同級13位の高見良祐(18鴻巣)と対戦するほか、日本S・フェザー級7位の東上剛司(ドリーム)と同11位の山元浩嗣(ワタナベ)のランカー対決も組まれている。


2016年4月27日水曜日

ゴロフキン&ロマゴン、TV視聴件数は好成績

ゴロフキン陣営、セミでロマゴン出場を希望(ボクシングニュース) 23日に挙行されたWBAスーパー・IBF世界ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真右)とWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=写真左)のダブル世界タイトルマッチの視聴件数が判明。HBOで放映された試合は、ゴロフキンが平均で132万5000件、ゴンサレスが100万1000件をマークした。ニールセン・メディア・リサーチが明らかにした。

 挑戦者ドミニク・ウェイド(米)を2回KOで片づけたゴロフキンの数字は、2016年のHBOのボクシング番組でトップ。この1年間にケーブルTV局で放送されたボクシングの試合でも、昨年6月に行われたミゲール・コット(プエルトリコ)vsダニエル・ゲール(豪)の158万9000件に次ぐ好成績だ。23日はHBOの無料放送が実施された日で、無料で視聴した人はカウントされていないため、実際に視聴した人はさらに多いと考えられる。

 試合会場のザ・フォーラムが満員だったこともあり、ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズのトム・ルーファー・マネージング・ディレクターは「ニューヨークとロサンゼルスのアリーナを満員にできるボクサーはなかなかいない。ゴロフキンは有名企業とスポンサーシップも結んでおり、世界で最も稼げるボクサーの一人になっている」と自画自賛だ。

 マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)に大差判定勝ちを収めたゴンサレスの数字も、ゴロフキンとの共演となった昨年5月のエドガル・ソーサ(メキシコ)戦でマークした平均96万1000件を上回った。こちらも今年のHBOでは4位にランクされる数字で、同局関係者は喜んでいるという。今後もさらに期待できそうだ。


2016年4月26日火曜日

中川健太ランカー対決勝利、戸部洋平が南ア勝利報告

 第62回三迫一門会が26日、後楽園ホールで行われ、メインのS・フライ級8回戦は、日本同級2位の中川健太(レイスポーツ)が日本フライ級10位の濱田修士(REBOOT)に4回2分22秒TKO勝ちした。

 体格で勝るサウスポーの中川は、スタートこそ濱田の運動量と手数に距離感をつかめないように見えた。しかし3回から左ストレートの距離が合い始め、ボディ攻撃も加わった。調子の出てきた中川は4回、左をドンピシャで決めると濱田が背中からバッタリ。主審がノーカウントで試合を止めた。
 ランキング2位につけ「ベルトはもうすぐ近くにある」とリング上で語った中川は10勝7KO2敗1分。ここ10戦は9勝1分と好調。連敗の濱田は13勝2KO7敗4分。

◇57.0kg6回戦 相川学己(三迫)[2-1(58-57×2、57-58)]荒木貴裕(極東)
◇L・フライ級6回戦 富岡哲也(REBOOT)[TKO2回1分6秒]スターボール・トーシリトゥーム(タイ)

 興行では、22日に南アフリカで地元のルズコ・シヨを7回TKOで下し、WBAインターコンチネンタルS・フライ級王座を獲得した戸部洋平(三迫)がリング上から結果報告を行った。敵地で殊勲の勝利を挙げた戸部は「南アフリカでの調整が厳しく、心が折れそうになったが、みなさんに応援でがんばれた。まだ満足していない。さらに上のベルトを目指します」とさらなる飛躍を誓った。


2016年4月26日火曜日

内山高志V12戦、コラレス計量でヒヤリも好調宣言

 あす27日、大田区総合体育館でゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの記者会見と計量が26日、同体育館で行われた。12度目の防衛戦に臨むWBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)は58.8キロで一発パス。挑戦者1位(暫定王者)のジェスレス・コラレス(パナマ)は1回目の計量で400グラム・オーバーの59.3キロだったが、2時間後にリミットの58.9キロをマークした。

 コラレスが体重超過するのではないか─。具志堅用高氏の持つ世界タイトル13度防衛の記録更新が近づき、2013年12月にIBF世界S・フライ級王者だった亀田大毅と対戦したWBA同級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が体重超過してもめた一件も記憶に新しい。報道陣の動きが慌ただしくなり、関係者の間にピリピリとしたムードが漂った。もしコラレスが体重オーバーだった場合、試合はタイトルマッチとして行われ、内山が勝てば王座防衛、負けた場合も王座は保持─などの事項が確認され、あとは蒲田駅前のサウナに送り込まれた挑戦者の到着を待つだけとなった。

 2時間後の午後3時に会場に戻ってきたコラレスはマスクをかぶって自身を誇示しながら元気いっぱいに登場(写真右)。マスクとパンツを脱いでリミットちょうどをマークすると、報道陣に向かって勝ち誇った顔を見せた。マイクを向けられると「パナマでは普通4時に計量があるから、時間がたてば大丈夫だと思っていた。マスク? 私のニックネームはインビジブレ(見えない)。マスクをすれば顔が見えないだろ。いまはとても調子がいいし、私は落ち着いている!」とまくしたてた。

 一方の内山はすべてをお見通しだったのか、コラレスが400オーバーの時点で「落としてくれれば関係ない。たぶん大丈夫でしょう」と言い残し、会場をあとにした。

 また、当日は16時15分からプロボクシング世界チャンピオン会が大田区総合体育館で熊本地震の募金活動を行う。世界チャンピオンが多数参加予定。


2016年4月26日火曜日

河野公平はKO宣言、田口良一も一発クリア

 内山高志をメインとするワタナベジムのトリプル世界タイトルマッチの計量が26日、試合会場の大田区総合体育館で行われ、WBA世界S・フライ級王者の河野公平が52.1キロ、挑戦者7位インタノン・シッチャモアン(タイ)は51.9キロ、WBA世界L・フライ級王者の田口良一は48.8キロ、挑戦者7位フアン・ランダエタ(カシミ=ベネズエラ)は48.9キロであすの試合に進んだ。

 昨年10月に亀田興毅を米シカゴで下した河野はこれが3度目の防衛戦。この試合をきっかけにラッキーカラーを緑と認識し、今回特別に緑のグローブを要望。当初は間に合うか微妙な状況だったが、無事に到着し「リクエストした甲斐があった」と笑顔を見せた。

 計量直後には昨年結婚した妻芽衣さんの手作りシャケおにぎりをほおばり「みなぎってきました」とやる気十分。これまでは計量後に外食していたが、今回は家に帰って奥さんに生姜焼きを作ってもらうという。愛妻の全面バックアップを受ける河野は「久しぶりの日本の試合なのでスカッとKOしたい」と言い切った。

 昨年大みそかの防衛戦でコンディショニングに失敗した田口は「今回は順調にいった」と計量を終えて安堵の表情。挑戦者のランダエタはキャリア豊富なベテランだが「強くなって進化した姿を見せたい。チャンスがあればKOを狙うし、判定でもいい勝ち方をしたい」と完勝を誓った。

 アンダーカードに登場する日本ヘビー級王者の藤本京太郎(角海老宝石)とネイサン・マッケイ(オーストラリア)も計量会場に姿を見せた。しかし、持ち込んだ秤が100キロまでしか計測できない事実が判明し、急きょJBCに移動して計量するはめに。結果は藤本が105.3キロ、マッケイが121.4キロ。


2016年4月26日火曜日

カーン戦のカネロが公開練習「サプライズは起きない」

 5月7日ラスベガスのT-モバイル・アリーナでアミール・カーン(英)との対決を控えるWBC世界ミドル級王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が25日(日本時間26日)キャンプ地の米カリフォルニア州サンディエゴでメディアとファン向けにトレーニングを行った。

 マリアッチバンドが演奏する中、ジムに到着したカネロはシャドーボクシングなど軽めのメニューをこなして練習を終えた。カネロとプロモーターのオスカー・デラホーヤ氏(GBP会長兼CEO)コメントは以下のとおり。

カネロ「試合によって立てる作戦は違ってくるし、どの選手も攻略するのは難しい。アミールに対してはハンドスピードとカウンターの強化、そしてフットワーク対策を図っている。彼はフロイド・メイウェザーやエリスランディ・ララにスタイルが似ていると思う。だけどサプライズが起こらないように、あらゆることを予想して万全の準備を進めている。私は試合を売り込むだけの目的で大口を叩くのは好きじゃない。私が行うことはハードトレーニングとリングで答を出すこと。ファンが私が言うことではなく行うことをリスペクトしてくれればうれしい」

デラホーヤ氏「恒例となっている“シンコ・デ・マヨ”のイベントでカネロがファイトすることは素晴らしい。これはフリオ・セサール・チャベスが始まりだった。5月7日はグレートなボクシングイベントが待っている。なぜならカネロはエキサイティングなファイターだから。アクションファイトは保証済みだ」

 またヘッド・トレーナーのエディ・レイソソは「このキャンプで我々はハンドスピードの向上に集中し、素早いカウンターパンチの習得にも成果をあげている。アミールの強みはパンチの速さとフットワーク。彼に似たスパーリングパートナーを厳選してその辺のアジャストを実行している」。決戦まで2週間を切り、カネロと陣営も一段と気合いが入って来た。Photo/GBP


2016年4月26日火曜日

IBF王者ジョシュア、V1戦は五輪選手ブラゼールと

 6月25日ロンドンのO2アリーナで初防衛戦を予定するIBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英=写真)の挑戦者にドミニク・ブラゼール(米)が選ばれた。ジョシュアは4月9日、チャールズ・マーティン(米)を2ラウンドKOで破り王座を奪取。O2アリーナには今回で5試合連続登場になる。

 ブラゼール(30)はこれまでプロで17勝15KO無敗。IBFランキングは13位。WBC米大陸ヘビー級王座を保持する。ボクサーになったのは遅く、北コロラド大学時代はアメフトのクォーターバックとして活躍した。ロンドン・オリンピックに米国S・ヘビー級代表で出場したが初戦で敗退。同級金メダリストがジョシュアだった。身長2メートル、体重116キロの体格を誇り、1月の最新試合でサウスポーの元囚人アミール・マンソール(米)に5回終了TKO勝ち。しかし3回にダウンを喫し、スコアカードは劣勢だった。

 16勝16KO無敗で王者に就いたジョシュア(26)は同じイギリスのWBA&WBOヘビー級統一王者タイソン・ヒューリーや、WBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)とのビッグマッチが期待されており、今後のためにまたも印象的な勝利を飾りたいところ。ジョシュアに対戦を要求するコメントを発していたヒューリーは「AJ(ジョシュア)はろくでなしと戦う」とツイッターでこき下ろしている。


2016年4月25日月曜日

加藤善孝が再び世界ランカー戦、バァトvs中嶋孝文

■元日本・OPBFライト級王者の加藤善孝(角海老宝石=写真)が6月20日、後楽園ホールの角海老ボクシングでWBA世界同級10位ブランドン・オギルビエ(豪)と対戦。加藤(29勝9KO7敗1分)は2月、インドネシアで同国のWBO世界同級7位ダウド・ヨルダンと対戦して9回負傷判定負け。2試合連続の世界ランカー戦のチャンスを得た。オギルビエは15勝7KO1敗の22歳。WBAオセアニア・ライト級王者の肩書きを持つ。

■神戸市立中央体育館で5月16日に行われるOPBFバンタム級タイトルマッチで初防衛戦を行う久保隼(真正=9勝7KO無敗)の対戦相手が同級6位ベンジー・スガノブ(比)に決定。スガノブは10勝5KO4敗1分。昨年12月に来日して高野誠三(真正)に判定勝ち。同日は日本ミニマム級1位の山中竜也(真正)も出場し、トエドキャッド・ウィーラチョン(タイ)とミニマム級8回戦。

■後楽園ホールで6月13日に行われる女子ダブル世界タイトルマッチの前座で好カードが実現。日本S・バンタム級1位のジョナタン・バァト(カシミ)と日本フェザー級12位の中嶋孝文(竹原&畑山)がランカー対決を行う。中嶋は4月下旬に予定されていたWBCアジア防衛戦が中止になり、今回の一戦に臨む。同じ興行では、IBF世界S・ライト級7位の近藤明広(一力)が出場するほか、元日本S・バンタム級暫定王者の瀬藤幹人(協栄)が1年8ヵ月ぶりのリングで日本バンタム級14位の上林巨人(竹原&畑山)と拳を交える。


2016年4月25日月曜日

L・ヘビー級統一王者コバレフ、ロシアで凱旋防衛戦

 L・ヘビー級のWBO、WBAスーパー、IBF3冠統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア=33、写真)がチャンピオンとして初めて母国ロシアで防衛戦を行うことになった。期日は7月11日。ロシア・エカテリンブルクのDIVSスポーツパレスが会場に設定された。挑戦者はWBA3位アイザック・チレンバ(マラウイ)。コバレフのプロモーター、メインエベンツなどがメディアに通達した。

 コバレフ(29勝26KO1分無敗)は昨年ロシアでの防衛戦開催が有力だったが、実現しなかった。アンドレ・ウォード(米)とのビッグマッチが11月に予定されるだけに前哨戦の意味合いがある。「ホーム国ロシアで戦えることにエキサイトしている。マネジャーのエギス・クリマス、プロモーターのカティ・デュバ、ロシアのスポンサーに感謝したい。チレンバはタフで困難な相手だから、7月11日へ向け周到な準備をしなければならない」とコメント。

 一方“ゴールデンボーイ”の異名を持つチレンバ(24勝10KO3敗2分)はアフリカのマラウイ出身の28歳。隣国南アフリカのヨハネスブルクに居住している。昨年11月、エレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)とWBC王座挑戦権を争い0-2判定負け。以前、コバレフがベルト(WBO)を奪った相手ネイザン・クレバーリー(英)に挑んで判定負けしており、コバレフ有利は動かない。それでも「私はゴールに向かって諦めないし夢を見続けている。マネジャーから話を聞かされた時は月に上る気分だったよ」と興奮気味に話す。

 デュバ・プロモーターは「アンドレ・ウォード戦の準備に役立つ相手だと思う。勝利がウォードに勝つイメージを広げるでしょう」と期待を寄せる。


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