2014年4月10日木曜日

村中が黒田を10回TKO、初防衛成功

 日本フライ級タイトルマッチが10日、後楽園ホールで行われ、王者の村中優(フラッシュ赤羽)が同級1位の黒田雅之(川崎新田)を10回TKOに下し、初防衛に成功した。タイムは1分32秒。黒田はL・フライ級に続く2階級制覇に失敗した。

村中が黒田を10回TKO、初防衛成功(ボクシングニュース)

村中は再三クリーンヒットを決めた

 初回は黒田がよかった。長身から繰り出すジャブが好調で、背の低い村中の侵入を許さない。しかし黒田のジャブが機能したのは最初だけ。3回からはともに手数がよく出る攻防となった。

 1発1発が強い黒田に対し、村中はスピードのあるダブルやトリプルでまとめるのがうまい。5回には左フックでダウン寸前となった黒田にラッシュを敢行。試合のペースを完全に掌握した。

 黒田は後半に入り逆転を狙って前に出続けたが、逆に村中の連打を被弾するシーンが増えていく。タフネスで踏ん張る黒田だったが、10回にダウンを喫し、続く村中の右が決まってストップとなった。世界4団体でランク入りしている村中はこれで20勝6KO2敗1分。2年半白星に見放されている黒田は21勝13KO4敗3分。試合の模様は4月13日午後7時55分からテレビ神奈川で放送される。

シャムガルは初回KO勝ち

◇S・ライト級8回戦
シャムガル興一(三迫)[KO1回1分4秒]稲垣孝(フラッシュ赤羽)
 日本S・ライト級5位のシャムガルと日本ライト級10位の稲垣が対戦。ロープ際で稲垣が右を放とうとした瞬間、シャムガルの右がカウンターで炸裂。グシャリと崩れた稲垣は立ち上がったが、足元が定まらなかった。

◇54.8kg8回戦
古橋大輔(川崎新田)[3-0(77-75×2、79-74)]中野敬太(KG大和)
 日本S・バンタム級7位の古橋は2回まで中野にうまくいなされカウンターも食らった。3回からネジを巻きなおしてプレッシャーをかけまくり、中野を何度かダウン寸前に追い込み勝利した。

◇女子バンタム級8回戦
三好喜美佳(川崎新田)[TKO3回37秒TKO]タンティップ・シットサイトーン(タイ)
 元東洋太平洋王者の三好は序盤から安定感のあるボクシングを披露。タンティップは最初こそ元気がよかったものの、三好のボディ攻撃を浴びてたちまち失速。3回右ストレートがきれいに決まったところでストップとなった。