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2014年4月14日月曜日

戸部が江藤を下し新王者に、日本S・フライ級戦

 日本S・フライ級王座決定戦が14日、後楽園ホールで行われ、同級1位の戸部洋平(三迫)が同級2位の江藤大喜(白井・具志堅S)を9回TKOで下し新チャンピオンに輝いた。王座決定戦は前王者帝里木下(千里馬神戸)のタイトル返上によるもの。

戸部が江藤を下して日本S・フライ級王者に(ボクシングニュース)

江藤に右を決める戸部(右)

 先制したのは戸部。ジャブを軸に攻撃的なボクシングを展開し、江藤を受けに回らせた。ボクシングがまとまらない江藤に対し、戸部はリズムよく攻撃を仕掛けた。ジャブから右ストレート、左フックとつなげ江藤をのけぞらせる。4回には右が決まり、江藤はダウン寸前に追い込まれた。5回を終わっての採点は3者ともにフルマークで戸部だった。

 いいところのなかった江藤は8回に右ストレートを決め、戸部の動きを鈍らせたが、これが唯一の見せ場だった。9回、戸部の右クロスで江藤がダウンすると、レフェリーは即試合をストップした。試合を通して江藤のパンチがヒットするシーンもあったが、江藤は足が動かず、パンチを被弾しすぎた。

 戸部は12年に赤穂亮(横浜光)のOPBFタイトル挑戦して敗れて以来2度目のタイトルアタックでベルトを手にした。戦績は8勝5KO1敗1分。同じく12年アーサー・ビラヌエバ(比)とのOPBF王座決定戦に惜敗し、今回のチャンスにかけていた江藤は12勝9KO3敗となった。

右カウンターで試合を決めた伊藤

◇S・フェザー級8回戦
伊藤雅雪(伴流)[KO7回2分12秒]中野和也(花形)
 日本同級12位の伊藤と強打のサウスポー中野の対戦。両者ともに牽制し合う静かな立ち上がりの中、伊藤が2回に右カウンターで中野に尻もちをつかせ静寂を破った。その後もスピードとリーチのある伊藤は距離を取ってカウンターを狙うボクシングを継続。しかし4回、今度は中野の左フックで伊藤がキャンバスに転がった。後半に入っても試合は静かだった。しかし7回、中野が強引に前に出たところで再び伊藤の右カウンターが炸裂。この回、伊藤が計3度のダウンを奪って試合を終わらせた。伊藤は14勝6KO1分と無敗レコードを伸ばした。中野は7勝6KO3敗。

◇131P契約8回戦
江藤伸悟(白井・具志堅S)[6回2分28秒負傷判定3-0(59-56、59-55×2)]ライアン・セルモナ(比)
 WBC・S・フェザー級12位、OPB同級F1位につける強豪に江藤がチャレンジした。背の低いサウスポーのセルモナに対し、江藤はジャブとショートの右を打ちながらサイドに動いた。セルモナは追い足がなく、大振りする左は江藤に届かない。江藤は2回からボディブローも決め、理想的に試合を運んだ。セルモナは3、5回にプレスを強めたが、いずれも江藤がタイミングのいい右とフットワークで比人の前進を食い止めた。セルモナが5、6回に負った頭部の傷が原因で試合終了。完勝の江藤は13勝8KO2敗1分。セルモナは16勝9KO5敗。

◇60kg契約8回戦
小山拓見(草加有沢)[TKO5回1分8秒]増田靖之(石神井S)