2014年7月7日月曜日

女王・藤岡が判定で初防衛、川西奮闘及ばず

 WBA女子世界S・フライ級タイトルマッチが7日、後楽園ホールで行われ、チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山)がOPBF王者にして同級4位の川西友子(大阪帝拳)を3-0判定で下し、初防衛に成功した。スコアは3者ともに97-93だった。

 女子のタイトルマッチとしてはかなりハイレベルだったという印象。立役者は大学卒業後にバスケットボールからボクシングに転向した挑戦者の川西だ。170センチの長身から繰り出すジャブと右ストレートは非常に鋭く、スピードとバランスの良さも目を引いた。初回はチャンピオンにまったく距離を詰めさせず、本人が「全然いけると思った」という好スタートを切った。

 158センチと身長でハンディを背負う藤岡は2回から本領を発揮。持ち前の踏み込みの鋭さで川西に迫り、左右のフックを打ち込んでいく。川西も負けてはいない。カウンターでボディブローを何度も打ち込み、前半は世界2階級制覇王者と互角に渡り合った。

 しかし後半に入ると女王藤岡がキャリアとパワーで流れを引き寄せていく。迫力のある連打で川西に迫り、徐々にクリーンヒットを増やした。1発当てた瞬間に畳みかけるあたりはさすが。川西の疲労も手伝い、8回以降は藤岡のラウンドに。チャンピオンが最後に突き放して勝利した。試合後「中間距離は分が悪いと思い距離を詰めていった」と語った藤岡は12勝6KOで無敗をキープ。敗れながらその実力でホールを沸かせた川西は9勝4KO2敗。

◇ライト級8回戦
相馬一哉(一力)[TKO2回2分3秒]ファーサンハン・ポーラースア(タイ)

◇54kg契約8回戦
和氣年邦(M.T)[3-0(77-76、77-75、78-75)]若松竜太(勝又)