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ブルック2-0判定で新王者に、ビカは王座陥落

2014年8月17日 16時53分

 米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで16日(日本時間17日)、ゴールデンボーイ・プロモーションズ主催のトリプル世界戦が行われた。メインイベントのIBF世界ウェルター級タイトルマッチは挑戦者1位ケル・ブルック(英)が王者ショーン・ポーター(米)に2-0判定勝ち。無敗のまま世界タイトルを獲得した。スコアは117-111、116-112、114-114。
 

ブルック2-0判定でポーターを下す(ボクシングニュース)
ブルック(右)は無敗のままチャンピオンに

 序盤からよりアグレッシブに攻めたポーターは2回に偶然のバッティングで左目付近をカット。プレッシャーはかけているものの、攻撃の精度はいま一つでペースをつかむまでにはいたらない。一方のブルックも時折有効打を当てるものの単発で、試合は拮抗しながら進んだ。

 6回に右目をカットしたポーターは7回に右アッパーを食らうなど、後半に入るとやや印象的なパンチを食らうようになる。終盤は両者とも疲れが出来てきたのかクリンチの局面もしばしば。結局判定は英国人の手が上がった。これでブルックは33勝22KO無敗。初黒星を喫したポーターは24勝15KO1敗1分となった。

 ポーター戦の勝利で一気に米国での株を上げたブルックはビッグマッチを希望すると発言。キース・サーマン、フロイド・メイウェザー、アミール・カーンらの名前を挙げた。

 セミのWBC世界S・ミドル級タイトルマッチは、挑戦者6位アンソニー・ディレール(米)が王者サキオ・ビカ(豪州)に3-0判定勝ち。引き分けに終わった昨年12月の悔しさを晴らし、ダイレクトリマッチを制した。スコアは114-113、116-111、117-110。

 ディレールは27勝22KO1分で無敗のまま世界タイトルを手にした。ビカは2度目の防衛に失敗。Photo/SUMIO YAMADA

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