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2014年9月22日月曜日

元日本ミドル級王者、江口啓二が引退式

 21日兵庫県神崎郡福崎町の福崎町エルデホールで開かれた姫路木下ジム主催の「ビッグファイトボクシング」で、同ジムに所属した元日本ミドル級王者、江口啓二(33)の引退式が行われた。メーンの58.5キロ契約8回戦は宮崎隆司(姫路木下)が太田垣泰幸(VADY)に判定勝ちした。

 江口は大分・宇佐産業科学高校時代は相撲部、インターハイでベスト8になるなど活躍。姫路木下ジムに入門、約40キロ減量してミドル級選手で03年2月デビュー。06年12月、板垣俊彦(木更津グリーンベイ)に判定勝ちして第52代日本ミドル級王座に就き、5度の防衛を成功させた。戦績は22戦18勝(12KO)4敗。09年8月の試合からリングを離れ、建設業を営むかたわら、姫路木下ジムでキッズボクサー約20人の指導を続けている。

 引退式で、江口はかつてのスパーリング相手でもあった、元東洋太平洋ウェルター級王者の丸元大成・大成ジム会長と3分2ラウンドのスパーリング。現在は105キロもあるという体を弾ませた。このあと、キッズボクサーや、娘さん2人から花束を受け、惜別のテンカウントを聞いた。

 江口は「何度も九州に帰ろうと思ったことか。でも、あきらめてはだめだと強い気持ちで練習を続け、日本王者になることができた。これからは、強い気持ちを持つことの大切さを、ジムのキッズボクサーや後輩たちに伝えていきたい」と感激の面持ちであいさつした。

◇58.5kg8回戦
宮崎隆司(姫路木下)[3-0(77-76×2、77-75)]太田垣泰幸(VADY)
 ジャブを突いて前進する宮崎に対し、太田垣は右を合わせるが、踏み込み不足。宮崎は距離をつかむとワンツーを的確にヒット。太田垣も左ボディーフックから右ストレートで反撃に転じるも決定打を放つことができない。ともに決め手を欠きながらの一進一退の攻防が最後まで続いたが、手数で勝った宮崎の右手が上がった。宮崎は13勝(4KO)7敗3分。太田垣は5勝(1KO)2敗3分。