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小島元JBC事務局長 死去していた

2011年9月20日 23時21分


 財団法人日本ボクシングコミッションの元事務局長、小島茂氏が先月(8月)26日に病死していたことが20日分かった。享年80歳。
 小島氏は神奈川県出身。法律家を志し、明治大学法学部を卒業すると、政治家片山哲(元首相)の秘書を10年勤めた後、1964年にJBC事務局入り。菊池弘泰事務局長(当時)のもとで堅実な実務家ぶりを発揮し、72年に第3代事務局長に就任。06年に健康上の都合により引退するまで4代のコミッショナーに仕え、ボクシングの健全運営に尽力した。80年には全プロボクサーにCTスキャンの義務付け、78年にはコミッションの財団法人化と大きな仕事を手がけた。またWBAの副会長を務めるなど、国際的にもWBA、WBCに強いパイプを築き、日本ボクシング界のステイタスを上げるのに大いに貢献。スーパーバイザーとして何度も世界タイトル戦に立ち会った。
 小島氏の死後、故人の意思で葬儀は近親者により滞りなくすませたことが関係者に報告されている。
 写真は1991年9月、WBCから贈られた功労賞を手にする小島氏(JBC事務局にて)

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