2014年12月29日月曜日

仲村正男はラバオに2回TKO負け

 住吉区民センターのセミファイナル、ライト級8回戦は、IBF・S・フェザー級15位の仲村正男(渥美)が、OPBFライト級1位のレイ・ラバオ(フィリピン)に2回1分18秒TKO負けを喫した。


 7月に伊藤雅雪(伴流)に無念の判定負けを喫した仲村が、再起戦で実力者のラバオを迎えた。強打が売りの仲村は立ち上がりから得意の右で攻め込むが、サウスポーのラバオも積極的に打ち返して打撃戦の様相。終盤ラバオの左がヒットすると、仲村がキャンバスに沈んだ。ダメージは深く、クリンチでなんとかしのいだが、2回にラバオのスピードあふれた連打を浴び前のめりにダウン。続行不可能とみて、主審が試合を止めた。仲村は気負いからか早々と打ち合いに持ち込んだが、結果は凶と出た。連敗の仲村は18勝18KO3敗。

◇56キロ8回戦
菊池永大(真正)[78-75、78-74、79-74]高田小次郎(六島)

◇S・バンタム級8回戦
丹羽賢史(グリーンツダ)[76-77、77-75、78-75]ストロング小林佑樹(六島)

 また、この日は大阪市立大4年生の坂本真宏(六島)が51.5キロ4回戦でプロデビュー。平沼勇介(フュチュール)に苦しみながら判定勝ちした。

 坂本は工学部機械工学の学生で、アマ通算24勝11KO6敗。「勉強のかたわら好きなボクシングに打ち込み、来年は全日本新人王と大学院進学」を目指して、六島ジムに入門した。

 試合は1戦1勝の平沼に対して「硬くなったし、倒しにいこうとパンチが大振りになってしまった」そうで、ジャブが出ず、攻撃リズムがつかめないまま終了ゴングが鳴った。39-37×2、39-38の3-0で坂本がコールされたが「相手がカウンターを狙っていたので、踏み込めなかったし、ストレートが打てなかった。アマ時代の悪い試合の展開になってしまった」と反省しきり。

 卒論テーマは、酸化チタン光触媒の「ナノチューブの形成メカニズム」。今年中に論文の前半を提出しないといけないそうで、「帰ってすぐにパソコンに向かいます」と勝利の喜びにひたる余裕はなかった。