2015年4月19日日曜日

野中悠樹ドロー防衛、再戦約束 日本SW級戦

 日本S・ウエルター級タイトルマッチ、チャンピオン野中悠樹(渥美)と前王者で同級1位細川貴之(六島)の一戦が19日、大阪市住吉区民センターで行われ、後半に連打で追い上げた野中が3者3様のドローに持ち込み、2度目の防衛を果たした。アンダーカードのランカー対決8回戦は向井寛史(六島)と細川バレンタイン(宮田)がともに判定勝ちした。

◇日本S・ウエルター級タイトルマッチ
野中悠樹(渥美)[引き分け1-1(96-95、95-96、96-96)]細川貴之(六島)
 初回、野中がラッシュをかけた。右フック、左ストレートで細川を後退させた。これまで軽いフットワークでジャブを突いてくるのが野中の戦法だったため、細川は面食らった格好だったが、すぐに自分のボクシングを取り戻した。3回からは踏み込んで右ジャブを突き上げ、ボディへのフック攻撃で、野中を守勢に追い込んだ。ヒットされながらも野中はクリンチワークが巧み。細川の右ジャブに合わせて左クロスカウンターを狙い、細川の前進を阻み、細かいパンチで8回からポイントを積み上げ、粘ってドローに持ち込んだ。細川は試合を支配しかけていただけに、終盤の攻めが後手に回ってしまい、王座奪還を果たせなかった。試合後、2人は再戦を約束した。

◇55キロ8回戦
向井寛史(六島)[3-0(79-75、78-75、79-73]冨山浩之介(ワタナベ)
 ランカー対決を向井が制した。向井は元OPBF・S・フライ級王者の冨山を相手に常に先手を取った。ジャブからのワンツーにスピードがあり、間合いを詰めようとする冨山の顔面を再三とらえた。打たれながらも冨山は強引にパンチを出したが、向井の動きが速く、空を切るのが目立った。向井は手数が最後まで衰えず、終始試合を支配して、完勝と言える内容。09年に名城信男(六島)が持つWBA世界S・フライ級王座に挑戦したことがある冨山だったが、余裕を持ちすぎたのか、動きが後手に回り、的確なパンチを当てることができなかった。向井は11勝1KO3敗2分、冨山は21勝8KO8敗1分。

◇S・ライト級8回戦
細川バレンタイン(宮田)[3-0(77-76、79-74、78-74)]ジャンボおだ信長本屋ペタジーニ(六島)