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徳永幸大が8回TKO勝ち、日本ライト級新王者に

2015年4月30日 20時36分

 30日東京・後楽園ホールの日本ライト級王座決定戦は、同級1位の徳永幸大(ウォズ)が同級2位の杉崎由夜(角海老宝石)を8回2分24秒TKOで下し、新チャンピオンに輝いた。タイトルは前王者の加藤善孝(角海老宝石)が返上し、空位となっていた。

徳永幸大が日本ライト級王者に(ボクシングニュース)
長身の徳永(右)はアッパーも有効に使った

 長身の徳永がジャブと右ストレートでプレッシャーをかけ、杉崎がガードを固めながらカウンター、飛びこんでの左フックなどで応戦する滑り出し。2回に徳永の右、杉崎の左がヒット。互いに打たれ強くないだけに、緊張感のある立ち上がりとなった。意外に当たっていたのが杉崎のジャブ。5回終了時の採点は48-47×2で杉崎、48-47で徳永と割れた。

 前半をリードした杉崎だが、6回に入るとガクンとペースが落ちる。徳永がこれを見逃すはずはなく、右ストレートを打ち下ろして杉崎を追い込んでいく。7回も徳永が攻勢。攻め立てられて鼻血も流れる杉崎はかなり苦しそうだ。8回に入ると杉崎の失速はより明らかに。徳永が杉崎をコーナーに追い込んで連打を見舞うと、主審がダウンを宣告。続く場面でさらにラッシュするとフラフラの杉崎を主審が救った。

 同門の日本バンタム級王者、大森将平に続き後楽園ホールでタイトル奪取の徳永は15勝10KO2敗。リング上から同級5位の鈴木悠平(真正)に対戦を呼びかけた。プロ31戦目でタイトル初挑戦に失敗した杉崎は20勝6KO10敗1分。

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