2015年8月1日土曜日

WBOがS・ウェルター級王者アンドラーデの王座剥奪

 最近、米国の業界、メディアの間で話題となっていたデメトゥリアス・アンドラーデ(米=WBO世界S・ウェルター級王者)のタイトル問題にひとまず決着がついた。WBOは31日付でアンドラーデに王座はく奪を通達した。

 はく奪の理由は不活動。アンドラーデは昨年6月の初防衛戦以来リングに立っていない。WBOはアンドラーデの共同プロモーター、アルティ・ペルーロ(バンナー・プロモーションズ)とジョー・デグァルディア(スター・ボクシング)に対して防衛戦を締結するよう何回か警告していたが、アンソニー・マンディン(豪)戦など、いずれの試合も契約に至っていない。

 北京五輪米国代表からプロ入りしたアンドラーデは未来を嘱望されるホープで、13年11月、同じオリンピアンのバネス・マルティロスヤン(アテネ五輪代表)との決定戦に勝って戴冠。しかし昨年12月に組まれたジャーメル・チャーロ(米)とのV2戦をキャンセルしたのがケチのつきはじめ。55万ドルとキャリア最高の報酬が用意されていたが、ライバル・プロモーションのロック・ネーション・スポーツから同額で誘いがあり、それ以来試合から遠ざかっている。ベルト剥奪にあたり、前記の両プロモーターはロック・ネーション・スポーツに多額の損害賠償訴訟を起こしている。